お知らせ : ページ 2

外せないから、いろいろ準備します

奈良県のお客様から、玄関の靴箱として利用している輸入の収納折れ戸(バイフォールドドア)の調子が悪いというご相談を頂きました。

ドアは、ハローコア・ドアと呼ばれる中が中空になった比較的安価なものをお使いのようです。

2枚折れ戸を2つ観音開きのように開いて使う4枚折れ戸のタイプですが、両側の2枚折れ戸を閉じる際に、ドア同士が強く当たらないようにする為のドアストッパーが破損して外れてしまっているようです。

更に、ドアが傾いたり、高さが左右で違っていたりしているようで、その他の取り付け金物にも何らかの不具合があるようです。

どんな不具合なのかをメールで確認してもらうようにお願いしましたが、ドアの取り外し方法やどんな個々の部品が付いているのかをお客様自身が分からないということで、送って頂いた写真だけでおおよそ判断して欲しいというご希望でした。

確かにバイフォールドドアって結構取付け調整が難しく、一旦外してしまうとお客様では元に戻すことが簡単ではないかも知れません。

バイフォールドドアの取り付け金物は、寸法・形状が違うものがいくつか存在しますから、本来であれば事前に全て確認して部材を準備していかなければ、ちゃんとした調整・修理は難しいと思います。

ただ、遠方で直接事前調査が出来ない状況ですので、ある程度目星を付けた上で、複数の部品を用意してお邪魔する以外にはありません。不要となる部品もあるとは思いますが、それを覚悟でお客様にもご負担をお願いした処で、修理メンテナンスに伺いたいと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、定期的又はスポット的な現状調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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交換部品の特定が出来ました

愛知県のお客様から、30年前の輸入の洗面水栓から水漏れするので、修理出来ないかというご相談を頂きました。

水栓金具は、コーラー(Kohler)製のゴールド色のワンレバー水栓。

施工した住宅メーカーはトヨタ系の会社でしたが、既に輸入住宅から撤退し、直すなら水栓金具ごと交換するしかないということのようです。

また、商品の品番・品名なども図面などの記録には残っておらず、恐らくこれだろうという程度で、全くの手探りといった状態でした。

コーラーの海外サイト等で調べてみた処、それらしいものを発見出来たのですが、水漏れの不具合を起こす止水バルブ(カートリッジバルブ)には2種類あるようで、実際にどのタイプの仕様のものかは水栓を分解して現物を確認する以外に方法はありませんでした。

勿論、その前にアメリカのコーラーのサイトから英語で問い合わせを行いましたが、メーカーからは何の返事もなく、日本の小さなビルダーからの質問にはいちいち答えてくれないという対応でした。

そこで、先日お客様のおうちにお邪魔して、水栓を分解してみた様子がこちらです。実は、ここまでに分解するのには結構な時間と労力が必要でした。

不具合のあるバルブに到達するまで、様々なパーツを外さないといけないのですが、ことごとく錆び付いていて外すにはいろいろな水道工具やインチ対応の道具を駆使しなければなりませんでした。

錆び付いた部品を無理に外そうとすれば、部品そのものが壊れてしまいますし、下手に壊してしまえばそれこそ水栓金具自体を交換するしかなくなります。でも、写真の状態にまで分解出来ましたから、どんな仕様の止水バルブが使われているのか特定することが出来ました。

適合する新しいカートリッジバルブをアメリカから調達して、入手次第交換手配にお伺いする予定ですが、水栓本体の錆びの具合によってはバルブを交換しても変な隙間が空いてしまい、最悪水漏れが止まらないというリスクがあることを承知の上でご依頼頂きました。

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15年くらいしたら、交換しましょう

昨日に引き続き、三重県のお客様の輸入ダブルハングのメンテナンスについて書かせて頂きます。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)製インテグリティ(Integrity)のファイバークラッド木製サッシ。

修理前は写真のように側枠(サイドジャム)に装着されているはずのウェザーストリップ(気密パッキン材)が熱で曲がって反り返っている状態でした。

また、建具(障子)を吊っているバランサーのバネが弱ってきていて、窓(建具)が重くて持ち上げられないといった感じでした。

そこで私たちは、インテグリティ用のウェザーストリップと上下の建具に適合するそれぞれのバランサーをアメリカから調達して、現場で交換作業を行いました。

通常交換部材をお客様にチェック頂いて、メール等で詳細をお知らせ頂いてから手配に入るのですが、建具を外したりしたことがないというお客様もいらっしゃるので、こちらのお客様については調査費を頂いて詳細調査を事前に実施しました。

勿論、お金は掛かってしまいますが、お客様の労力や時間は掛かりませんし、計測を間違えるという心配もありません。ですから、現場の距離が遠くても、出来るだけ現地で調査をさせて頂く方がお客様とも直接お話も出来て信頼関係も築けます。

そして、こちらの写真が交換・メンテナンス後の写真です。

上窓用バランサーと下窓用バランサーの間にあるウェザーストリップが、上から下まで一直線に装着されています。また、上窓用と下窓用でそれぞれ長さの違うバランサーも、側枠の溝の中にきれいに納まっているのが分かります。

そしてこうした部材を装着する際は、周囲の掃除も行いますし、窓の開閉をよくする為に潤滑剤の塗布も念入りに行います。ですから、サッシの枠も非常に美しくピシッとした感じがしませんか?

その後、上下の建具を窓に装着し、最後に網戸を取り付ければ完了です。こうした作業を11ヶ所程度行いましたので、延べ3日掛かりました。

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何を直したのか、分かりますか?

週末三重県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシのメンテナンスをいろいろとしてきました。

サッシは、マーヴィン(Marvin)製のインテグリティ(Integrity)というシリーズのグラスファイバーを樹脂で固めた強化プラスチックでカバーされた木製窓です。

こちらの建具(障子)は、組み立てを強固な接着剤のみで行っている為非常に分解が難しく、無理に行うと木枠や外装のカバーを壊してしまうというリスクがあります。

私たちは独自のノウハウを使い、慎重且つ丁寧にこれを分解し、割れたLOW-Eペアガラスを新しいものに交換し、その後きれいに組み立てました。

勿論、雨漏れによる不具合が発生しないように、ガラスの外周りには防水処理を施し、室内側の木部もパラペイントのティンバーケアで防水塗装を行いました。

それを今回元のサッシへと戻す作業を行うと共に、両サイドの側枠に装着されていた気密パッキン材(ウェザーストリップ)とバランサーも一緒に交換してきました。

古いパッキン材は途中で千切れて、窓からヒゲのようにぶら下がった状態でしたし、バランサーのバネも劣化して伸縮しない状況でしたから、開け閉めが非常に重い感じでした。

こうした一連の作業を終えた状態が、こちらの写真です。正常だった昔のサッシがきれいに元通りになりましたので、不具合を知らない人が見ても何が悪かったのか全く分からないと思います。

また、作業の邪魔だった防犯用の面格子も作業の前後で脱着しましたが、こちらも丁寧に取付けを行っています。

インテグリティは製造時期によって使われている部材が全く違うこともあり、交換部材の調達が困難な場合もありますが、ここまで修復出来る専門家は国内でも数少ないかも知れません。

<関連記事>: 美しく蘇りました (2026年3月21日)

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タイル土間でも水は上がります

東京都のお客様から、玄関内側のタイル土間と接している木製のドア枠が腐ってきているというご相談を頂きました。

玄関ドアそのものは国産のもののようですが、ドアを納める為の木製枠やケーシングと呼ばれる飾り枠の下端に腐りが生じているようです。

写真を見ると、これらの枠材はタイル土間よりも下の方まで埋められているようで、土間下にある水分や湿気を吸って枠材が腐っているという状況です。

今でも同じことをやっている住宅メーカーや工務店は多いのですが、玄関ポーチや玄関内のたたく部分にタイルを張る場合、その空間を土で埋め戻して、その上にモルタルでベースを作ってからタイルを張るというやり方をするケースが多々あります。

モルタルやコンクリートを使って全部埋め戻しをしてしまうと、それだけでも費用が嵩んでしまうことから、埋め戻しの大部分を土で賄ってから、その上にタイル下地を載せるというやり方です。

実は埋め戻しした部分の土は、敷地の土とつながっていることが多く、敷地に降った雨水が湿気として土間の方に上がってくるという問題が発生します。

また、タイルの玄関ポーチでも、タイル目地は水を通してしまう性質がありますので、それが染みて室内の土間にも浸透してくるということがあるようです。

水や湿気に誘われて、敷地内のシロアリたちも土間の方に上がってくるということもありますので、こういう施工は注意が必要かも知れません。

ただ、実際問題玄関ポーチや室内の土間を撤去してやり直すということは費用も時間も多大に掛かりますので、なかなかそこまでのことは難しいように思います。

こういう場合、私たちは腐っている埋められた枠材を撤去して、そこに空いた穴をモルタル等で埋めた上で、土間と離す形で枠材を浮かせて施工するという作業を行います。

勿論、腐らない樹脂を練り込んだ枠材があれば、そういうものも採用しながら複合的な対策をするのがベターだと思います。それでも、隠れた部分の建物の構造材などは対応が出来ませんから、何かおかしい感じがあれば、壁などをめくって確認することが大切です。

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リモコンが壊れた?

名古屋市のお客様から、輸入のガレージドアに使われている電動オープナーの車載リモコンが壊れたので調達したいというご相談を頂きました。

ガレージ・オープナーは、ジニー(Genie)製。

壁リモコンは使えるのだけれど、車載リモコンが使えないということで新しいものに交換したいということでした。

どこがどう壊れたのかは不明ですが、新しいリモコンは調達可能ですから、問題なく交換出来ます。オープナーとリモコンとの紐付けもお客様からやって欲しい旨依頼されましたので、現場に持ち込む際に作業を行う予定です。

あと別件で、ガレージドアの両サイドに設置してある障害物センサーが赤い点滅をしていて、通常の緑の点灯をしていないというご相談もありました。

こちらについては、センサー異常ですから、そのままではガレージドアが降りて来ないという不具合が発生しますので、一緒に調整作業もしてこようと思っています。でも、その状態でどうやって今までガレージドアを使っていたんでしょうねぇ?

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大きなガラスは取り寄せだけでも大変

愛知県のお客様から、輸入のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のペアガラスが割れたというご相談を頂きました。

サッシは、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッド木製サッシで、全体の幅が2.4m、高さが2mもある大きなものです。

掃出しサッシに装着されている格子入りのペアガラスは、強化ガラスで尚且つ網入り。

昔は金属で出来た針金のような細い網がガラスに入っているだけで、防火サッシとして認められていたのですが、網が熱で膨張して熱割れを起こすトラブルが発生する為、現在では防火認定も取れない網入りガラスを強化ペアガラスに使うことはなくなりました。

今回の不具合の原因が熱割れなのか、それとも石や鳥などが当たって割れてしまったのかは分かりませんが、強化ガラスは写真のように全面が粉々に細かく割れてしまう為、いつガラスが脱落してくるか心配だと思います。

ただ、強化ペアガラスを調達するにしても、ドア1枚のガラスが幅1m以上、高さ2mもあるような大きなペアガラスで、それも強化ガラスとなると、相当な重量になりますし、輸送途中で歪みが生じると割れてしまうリスクがあります。

ですから、こちらのガラスを私共が調達するにも、それなりのリスクを加味した金額でお客様に提示をしないと、リスクが大きな仕事になります。

恐らくお客様自身は単純に国産のガラス交換程度でしか考えていないでしょうから、ガラスそのものの金額や調達リスク分の追加費用、輸入送料等の費用、アルミクラッド木製ドアからの脱着費用、調達前の採寸作業の費用、割れたガラスの産業廃棄物処分費、交換費用といったものを全て合わせると結構な見積になると思います。

また、割れていない方のドアは格子内蔵の網入りガラスで、交換する方のガラスはクリアな格子入りガラスになりますから、左右2枚共交換しないとデザイン的な釣り合いが取れません。

そういったことまで考えると、こちらのサッシのガラス交換は結構なお値段になってしまうように思います。

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塗装前の下地処理が悪かった

群馬県のお客様から、輸入の玄関ドアの木目調塗装をどのようにしたらいいのか分からないというご相談を頂きました。

玄関ドアは、木目が表現されたキャップストーン(Capstone)製のファイバーグラスドア。

写真を見ると、所々表面の木目調塗装が剥がれてきている感じです。全体的にはきれいに塗装がされていると思いますが、このドアは以前一度塗り直しをしたということでした。

まずこうした木目を再現するには、専用の木目塗料が必要なことや木目を表現する塗装はそれなりの経験や技術を要するということをご案内しました。

そして、表面の塗装が部分的に剥がれている原因は、以前塗り直しを行った際に、既存の塗装や下地に付いていた油や汚れを十分に取らないまま、その上から新しい木目塗装を行った為、塗装が定着せず浮いてきてしまったということをお伝えしました。

お客様の方で経験がない塗装を行うのか、それとも私共のような専門家に塗装を依頼するのかはお客様次第ですが、何れにしても下地を直してからでないと、また同じようなことが起きてしまうと思います。

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鍵の開け閉めが出来なくなりました

愛知県のお客様から、輸入のダブル玄関ドアの鍵の調子が悪いというご相談を頂きました。

メーカー不明のグラスファイバー製ドアに付けられたタイタン(現クイックセットTitan)のアーリントン(Arlington)というハンドルセットに付属しているデッドボルトですが、キーを回そうとしても回りませんし、室内側のサムターンもビクともしません。

写真は、デッドボルトを分解してデッドボルト・ラッチを露出させた状態ですが、このラッチの一部が破損していて鍵をしたり解除したり出来なくなっていました。

取り敢えず、私たちがお邪魔する前は鍵が掛かった状態でしたので、防犯上は問題がなかったのですが、玄関からお客様を迎え入れることが出来ず、勝手口からの出入りが必要でしたので、少し不便だったかも知れません。

デッドボルトだけでなく、ハンドルセットの調子も悪く、屋外側の表面の劣化も進んでいましたので、今回はハンドルセット全部を交換することになりました。

アーリントンのシリーズは、メーカーでも廃盤寸前といった状況で、調達出来るかどうか分かりませんでしたが、ダミーハンドルを含めて全て調達可能でした。

また、古いデッドボルト・ラッチやドアラッチは、全て頭が丸いドライブイン・タイプでしたから、現行のフェースプレート付きのものと違っていましたので、その点も気を付けて手配を進めました。

そうそう、新しいハンドルセットは、ライフタイム仕上げと呼ばれる高耐久な金メッキですし、キーシリンダー自体もセキュリティ性能の高いスマートキー機能を搭載していますから、長く安心してお使い頂けるものとなりました。

やはり、こういうものも定期的に入れ替えると様々よくなるものですねぇ。

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近くで見ると、よりきれいなのが分かります

先回のブログ記事でご紹介したスウェドアの補修及び防水塗装のメンテナンスですが、細かい感じが分かるようにもう少し近くから撮影してみました。

メンテナンス前はドアの表面ががさついているのも分かりますが、表面の化粧板にあるたくさんの割れや浮き、ドア下に多く見られた剥がれや反りも難題でした。

まずは木のがさつきをなくす為に、細かな目のサンドペーパーを全面に当てて、表面を滑らかな状態にしました。

その後、割れや浮きがある部分に特殊な接着剤を入れて、それを上から押さえて暫く放置することで、浮きや剥がれが殆どない状態にまで持っていき、最後に割れが開いて隙間が生じた部分に接着剤や木の粉を混ぜたパテを作って、そこに埋めていきました。

そうすると、殆ど割れがどこにあったのか分からないような状態になりましたので、上から着色塗料を塗った後、艶のあるティンバーケアで防水塗装を施しました。

勿論、ティンバーケアは外部用の塗料ですから、防水性のない内装用のニスのように、すぐに劣化して剥がれることはありません。

20年以上経った木製の玄関ドアをここまできれいに直せるのは、日本でもなかなかいないかも知れません。

<関連記事>: レベルがアップしてきています (2026年5月17日)

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