お知らせ : ページ 2

イレギュラーな対応は、当たり前です

静岡県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシのバランサー交換を行ってきました。

輸入窓は、ピーチツリー(PeachTree)製のアルミと木の複合サッシ。

建具自体はアルミで出来ているのですが、室内側に木製のカバーが装着されている為、部屋からの見た目としては木製サッシに見える美しいデザインです。

30年以上前に新築してから、何らメンテナンスらしいことをしてこなかったというおうちですから、全てのダブルハングは開けられない状態になっています。

今回、その問題を解消する為、それぞれのサッシの大きさに合ったバランサーを調達して、交換するという作業を行いました。

ダブルハングの数は、11ヶ所。取付けネジが錆びたり、部品が固着したりしていますから、分解して古いバランサーに到達するだけでも相当な時間が掛かってしまいます。

また、古いバランサーと新品のバランサーとでは若干デザインが異なっている為、既存の取付けビスをそのまま使うことが出来ず、運よく手元にあった手持ちのビスを流用してバランサーを固定するなどといったイレギュラーな作業もいくつか発生しました。

当然開けられなかった窓ですから、窓周辺の砂やゴミ、汚れも非常に多くそれらを丁寧に掃除しながらきれいにしていく時間もそれなりに掛かります。それから、屋外側のガラスには防水処理も実施しましたから、それにも余分な手間が掛かってしまいます。

予定していた時間では半分程度しか作業が出来ませんでしたが、それでも軽ろやかに窓を開けられるようになりましたから、お客様は何十年かぶりに窓を開けて外気を入れられるようになったと喜んで頂きました。

修理やメンテナンスの仕事は、常に標準通りの施工は出来ませんから、常にイレギュラーな問題に対して如何に対処出来るかが、専門家の専門家たる所以です。

<関連記事>: 交換パーツはないものもあります (2024年6月16日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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オペレーターだけではない気がします

福岡県のお客様から、浴室に取り付けられた輸入サッシの部品が欲しいというご相談を頂きました。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)の樹脂製サッシということでしたが、マーヴィンでは樹脂サッシは製造していないので、窓メーカーは分かりません。

写真は、不具合があるというサッシのオペレーターですが、アームなどに随分と錆びが付いています。

お客様の情報では、この錆びたオペレーターに不具合があるということですが、ウィンドウヒンジも相当に錆び付いているばかりか、外れてしまって正しい位置に付いていないようにも見受けられます。

お客様からの情報やご希望が部分的な為、これ以上のことは分からないのですが、浴室の湿気や水分などに長い間曝され続けてきたことを考えると、サッシの金物類は全て交換が必要な気がします。

また、部品類の交換と同時に、建具(障子)の建て付け調整やガラスの防水処理を行わないと、ちゃんとした修理メンテナンスとはならないかも知れません。

お客様自身が輸入サッシに精通していればいいのですが、メーカーも分からないという感じですから、お客様側だけで直すというのは大変でしょうね。

遠い場所の現場ですから、私たち ホームメイドに頼むことに躊躇があるかも知れませんが、反って時間も費用も掛かる可能性がありますので、地元の専門業者に依頼頂くこともお考え頂きたいと思います。

また、お風呂の後は雑巾で水分を拭き取ったり、窓を開けて乾燥させたりして、ケアしてあげないと、錆びやペアガラスの内部結露が発生しますので、日頃の注意をして欲しいものです。

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何度か上げたか?

愛知県のお客様から、スウェーデンのスウェドア(Swedoor)のメンテナンスについてご相談を頂きました。

当初は、標準装備のリョービ(Ryobi)製ドアクローザーから油が漏れているということで、交換をして欲しいというご希望でした。

スウェドアの既存のドアクローザーは、既に廃番になっていますが、何度か代替になる製品を取り付けていますから、色などの違いを気にしなければ、交換自体に問題はありません。

そして、他に何も問題がないかをお尋ねした処、ドアに傾き等があるとのお答えを頂きました。ドア下も敷居に擦っているようで、ドアの開閉が少ししづらいということも分かり、ドアヒンジの蝶番調整を含めたドアの建て起こしを修正する必要がありそうです。

写真は、このドアのヒンジですが、蝶番と蝶番との間に少し隙間が空いています。通常はこうした隙間は空いていないので、もしかしたら過去にヒンジ調整をしてドアの上側蝶番を上に上げているのかも知れません。

こうした調整は、古いスウェドアでは標準的な調整方法ですが、調整するにも回数に限度があるとも思います。

まだその限度回数には達していないかも知れませんが、そうしたことをお客様にもお伝えした上で、一度調整を試みてみたいと思います。

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見た目はともかく、効果はあります

愛知県のお客様の輸入住宅には、レンガ外壁の窓上に自作のヒサシが取り付けてありました。

輸入サッシは、木製ファイバーグラスクラッドサッシのインテグリティ(Integrity)です。

窓の周囲のレンガは厚みがありますから、真上から降る雨の時はサッシに雨があまり付かないようになっていますが、お客様はそうした天気の日でも窓を少し開けておきたいと考え、奥行20cm程度の簡易なヒサシを自作されたようです。

素人仕事ですから、あまり見た目はよくありませんが、雨が窓に直接掛からないという点では、サッシやドアの雨漏れ対策という意味で非常にいいアイデアだと思います。

勿論、こういうものを付ける前に、サッシのガラスの周囲を防水処理することが大切ですが、お客様はそういう知識がない状況でヒサシを付けたということは評価出来ます。

今回お客様からヒサシをもう少しちゃんとしたものにしたいという要望を頂きましたので、デザイン的にも納まり的にもよくなるようなものを提案させて頂きます。

お客様のご判断は年明け後になるとは思いますが、ご注文を頂けましたらいくつかの窓にきれいなヒサシを取り付けて差し上げたいと思います。

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どうするんでしょうねぇ?

愛知県のお客様から、輸入サッシのガラスが割れたので修理がしたいというご相談を頂きました。

輸入窓は、メーカー不明の樹脂製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)。

お客様は私共の過去のブログ記事を見て、ミルガード(Milgard)のサッシだと勘違いされたようですが、ハンドルなどの形状からしてミルガードの製品ではありませんでした。

写真は、そのサッシのガラスが破損した様子です。ペアの強化ガラスのうちの外側のガラス1枚が、粉々に割れています。

飛び石など鋭利な先のものが当たったのか、空き巣などが強化ガラスと知らずに割ってしまったのか、原因ははっきり分かりませんが、この状態で長く暮らすことは難しそうです。

インチ寸法で作られているペアガラスですし、ガラス押えの押縁の外し方も分からないということで私共に相談があったのですが、採寸調査やLOW-E断熱タイプの強化ペアガラスの製作費、交換工事や防水処理費といった費用を見積した処、値段が高いということでお断りの連絡がありました。

そりゃ、オーダーで輸入サッシの大きなペア強化ガラスを交換するのですから、それなりにお金が掛かることは目に見えていると思うのですが、昔の安い単板ガラスと同程度と思っていたのでしょうか。

断られたのですから、これ以上私共が何かするということはないのですが、普通のサッシ屋さんではお客様が逆に断られるだけのことと思いますから、どうするんでしょうね。

年末年始は、物騒な話の多い季節です。ガラスが割れた状態でこのまま過ごすとなると、結構不安なことかも知れません。

安くは出来ないかも知れませんが、私共ではなくてもしっかりした施工をして頂ける輸入サッシの専門家に相談して、早めにペアガラスの交換をしてもらうようにして頂きたいと思います。

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ペアガラスの採寸調査

愛知県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの割れたペアガラスの採寸調査を行ってきました。

輸入窓は、木製アルミクラッドのカナダ キャラドン(Caradon、CWD)製ケースメントサッシです。

写真は、そのサッシのガラス押え(押縁)材を外して、ガラス全体を露出させた様子です。

メーカーや製品によって、ペアガラスを固定する方法は様々ですから、一様にこうすればガラス押えが外せるというものではなく、無理に外そうとすると押縁を破損させたりガラスを割ってしまったりするので、慎重な作業が要求されます。

今回のサッシも丁寧に周囲のガラス押えを外し、ガラスを露出させた処で幅や高さ、厚みを正確に計測することが出来ました。

ただ、ガラス押えの固定がいまいち悪く、新しいペアガラスを装着する際は何らかの補助材を使うなどしてしっかりガラス押えを固定出来るようにする必要があります。

また、ガラスの周囲からの雨の浸入を防ぐ対策も必要ですから、防水処理の施工も併せて行うようにしなければなりません。

キャラドンのサッシは、もう会社もなく製造もされていませんから、オリジナルを大切に扱い、今後も長くお使い頂けるようにメンテナンスをしていきたいと思います。

<関連記事>: 保険会社もナーバスなのか? (2024年12月18日)

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新年は気持ちよく

愛知県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの雨漏り対策を行いました。

マーヴィン(Marvin)製インテグリティ(Integrity)のダブル・ケースメントサッシなんですが、窓の上部が丸い形をした異形サッシとなっています。

なかなか見掛けないお洒落なデザインのサッシですが、20年以上殆どメンテナンスをしてこなかった為、ペアガラスの中に雨水が入り込んでその汚れが付着した状態です。

こうなるとペアガラスそのものを交換する以外には直す方法はないのですが、入り込んだ雨水の量はそれ程でもなく、建具の木も幸い腐ってきてもいないということで、まずはガラスの外部を防水処理するだけの対処で凌ぐことになりました。

ちゃんと直すことは私たちの使命ではありますが、これ以上酷い状態にならない感じであれば、お客様の事情に合わせて柔軟に対応することも必要かも知れません。

ペアガラスの防水処理をする際、ケースメントサッシの場合は一旦建具(障子)を窓枠から外して作業を行わないといけませんから、お部屋の中に敷物を敷いて建具を寝かせています。

ガラスとアルミの建具枠との隙間は、比較的多く空いていましたが、幸い北側の壁に設置された窓であった為、あまり雨が当たらなかったのかも知れません。

ガラスをきれいな濡れ雑巾で拭いた後、ガラスの防水処理をしてから建具を元の窓枠に戻して完了ですが、ケースメントサッシの脱着は取り回しが結構大変なので手助けなしには仕事が出来ません。

それでも、年末ギリギリですが作業を完了することが出来て、これでお客様も安心して年始を迎えられると思います。

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強化ペアガラスを入れました

雪が少し心配ですが、週末に長野県のお客様のおうちに取り付ける為に、最後の追い込みをしている輸入サッシ(ドア)の修復工事。

輸入窓は、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)製フレンチドアですが、通常マーヴィンのものはガラス交換不可で、ドアごと交換することが必要です。

でも、メーカーが日本市場から撤退し、交換部材の供給をしてくれなくなった今となっては、何としてもガラス交換をする以外に方法はなくなりました。

また、ドアの下枠の木も腐っていたので、それも修復する以外にはありませんでした。でも、昨日のブログ記事でも書かせて頂いた通り、きれいに木部を修復することが出来ました。

あとは、新しく作った強化ペアガラスをドアに入れ込むだけとなった訳ですが、ご覧のように厚みも大きさも1mmの狂いもなくピッタリと納めることが出来ました。

(尚、業者さんによっては、強化ガラスを使わずに普通のガラスを入れたり、ペアガラスのどちらか1枚しか強化ガラスにしないということもあるようですが、防犯や割れのリスクを低減する為に、私共はオリジナルと同じペア強化ガラスにしています)

マーヴィンのサッシは、ガラス押え(押縁)を外せるようには出来ていない為、それを破損させずに如何に上手に脱着するかが大きな課題でした。

でも、どうでしょう?ガラスの周囲のアルミの押縁も、全く元通りに付いているのがお分かりでしょうか。あとは、現地に伺って両開きのドアを2枚吊り込んだら、ほぼ完了です。

勿論、ガラスの周囲から雨が入らないように、しっかり防水処理を行うことも忘れてはいませんよ。輸入サッシを美しく元通りの状態に修復するのは至難の業ですが、ここまで出来ればお金を掛けた甲斐があるというものです。

雨漏れでサッシが腐ってしまったり、ペアガラスが曇ってしまったりしているお客様は、諦めずにどうぞホームメイドに連絡をして下さい。

<関連記事>: あとは、ガラスを入れるだけ (2024年12月23日)

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あとは、ガラスを入れるだけ

長野県のお客様からお預かりした両開きのフレンチドアを修復していますが、修復した無塗装の建具枠に着色塗装を行った様子をご覧に入れましょう。

輸入サッシは、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)製。

先回記事で紹介した写真は、修復した木部やその周囲が無塗装の状態で真っ白でしたが、このようにきれいに防水塗装をすることが出来ました。

使用したのは、パラペイントの木部専用防水塗料 ティンバーケア

木肌によって塗料の吸い込み度合いが違う為、修復した下枠と両サイドの側枠とでは色の乗りに違いがありますが、修復の際に側枠の塗装が剥げてしまった部分と既存の塗装がそのままだった部分とではほぼ見分けが付かないくらいに新しい塗装が馴染んでいるのが分かります。

また、強化ペアガラスが入る開口部の周囲の飾り縁も、きれいに再現されていると思いませんか。

マーヴィンが日本からサービスを撤退させてから、サッシの建具交換が難しくなった現状では手間や時間が余分に掛かりますが、こうして建具を修復するしか方法がなくなりました。

ただ、アルミクラッドのサッシでは、建具の木部を修復するだけでなくその上からアルミのカバーや付属品を装着しなければなりません。

勿論、やっつけ仕事ではなく、耐久性と美しさを出来る限り再現しなければ意味はありませんから、その難易度は相当高いと思います。費用は掛かりますが、ホームメイドならここまでの仕事でお応えします。

また、これらのドアの仕上げ状況を随時お知らせしたいと思います。

<関連記事>: ペアガラス交換と木部修復 (2024年9月4日)
<関連記事>: 塗装前だと、修復状況がよく分かります (2024年12月15日)
<関連記事>: 強化ペアガラスを入れました (2024年12月24日)

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年末年始休暇のお知らせ

12月30日(月)~2025年1月5日(日)の間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは冬季休暇を頂きます。

休暇前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせリンクよりご連絡下さい。再開後にお返事させて頂きます)

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