ラッチフックが出なくなった?

ラッチフックが出なくなった?

以前部材を購入頂いた愛知県の方から、再度同じものが欲しいというご相談を頂きました。

欲しい部材は、コルビー&コルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)社製のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)用ロック金物。

写真はドアから外したロック金物ですが、本来斜め45度になっているはずのロックレバーを差し込む穴が水平になっています。

お客様曰く、本当は45度だそうですが、内部構造が破損して穴が水平になってしまっているそうです。(尚、穴が水平になったタイプのロック金物もありますので、ご注意を!)

通常は、この穴にロックレバーを差し込んで回すと、ラッチフックが飛び出してロックが掛かるのですが、どうやらラッチが出て来ない感じです。こうなると掃出しサッシの鍵が掛かりませんから、防犯上早く交換をしたいといった状況でしょう。

ただ、ラッチフックがロック受けに引っ掛かったまま、外れなくなったというのに比べれば、鍵の解除の手間が必要ない分よかったかも知れません。

こうしたロック金物は毎日何度も操作しますから、そのストレスは蓄積されます。ですから、何も手入れをしてこなかったとしたら、不具合を起こす前に15年程度で交換してやることが大切です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。