お知らせ

無事に修理を完了しました

本日、みよし市の輸入住宅にお伺いして、形状がおかしかった洗面水栓のハンドルアダプタを交換してきました。

輸入水栓は、モエン(Moen)製のモンティセロ(Monticello)。

ハンドルアダプタは、開閉するハンドルレバーと止水パッキン材のカートリッジバルブとをつなげる役目を果たす部品ですが、これの形状が変でメーカーに正しい交換部品を再度送ってもらうようにお願いしておりました。

取り替え自体は然程時間が掛かりませんので、すぐに作業に取り掛かりものの15分程度で修理は完了。写真のように、お湯・水共に問題なく吐水し、レバーを回せばちゃんと止水することも出来ました。

施工後20年近い洗面水栓ですが、デザインも古さを感じさせませんし、こうして今でも交換部品を手に入れられるということは本当に素晴らしいことだと思います。

また、20年くらい経ったらメンテナンスのタイミングになるでしょうが、その時も交換部品が調達出来ると更に素敵ですよね。

<関連記事>: 同じシリーズでもこんなに違います (2024年4月6日)

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春になったら、網戸の張替え

先日、輸入サッシ用の網戸の網(スクリーン)がアメリカから届きました。

輸入サッシの網戸は、アンダーセン(Andersen)のものは金属の網が張られていますが、それ以外のメーカーのものはグラスファイバー製。

ホームセンターでも売られている国産のプラスチックの網だと5年くらいで破れてきますが、グラスファイバーのものは15年経っても大丈夫。

その分価格は高いですが、それでも張替えをする手間(頻度)が3分の1ともなれば、反ってコストは掛からないかも知れません。

また、グラスファイバーの網は、タバコの火を押し付けても破れませんから、ベランダでのタバコや蚊取り線香についてもリスクはほぼありません。

私たちは、お客様にもこれを販売していますが、お客様から網戸の張替えをご依頼頂くこともありますので、一定程度ストックを持っています。

写真のロールは、1巻で30mの長さ、90cmの幅があります。ですから、このロールが1本あれば、ほぼおうち1軒分の窓の網戸を張り替えすることが可能です。

ただ、おうちによっては、幅が2.4mもある掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)を設置している場合もあるので、そういう場合は1.2m幅のスクリーンロールを用意したり、必要分に切った網をお分けすることもしています。

(普通のサッシでは、それ程幅の広い網を使うことがないので、1.2m幅のものを1巻お送りしても、余分が多く出るだけでもったいないかも知れません)

そろそろ初夏の陽気になってきましたので、輸入サッシの破れた網戸を張り直ししてみては如何でしょうか。トライされる方には、網や網押さえのゴム等を必要分お分けしますよ。

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隠れたシロアリが見付かります

写真は、私の家の裏に植えてあるツツジが花を咲かせた様子です。

ゴールデンウイーク前から至る処で、サツキやツツジが満開になっていますね。

毎年、この時期にはシロアリが羽アリとして巣立っていくという記事を書かせて頂いておりますが、今年も同様に書かせて頂こうと思います。

サツキやツツジがシロアリの繁殖と関係している訳ではないのですが、花が咲くこの時期に重なって羽アリが出てくる為、いつも思い出すのです。

多くのシロアリは土の中にコロニーと呼ばれる巣を作って、そこから蟻道を徐々に延ばしていって活動範囲を広げていきます。

ただ、そのコロニーにもキャパシティーのようなものがあるようで、繁殖範囲を広げる為には一部のシロアリが羽アリとして別の場所にコロニーを建設する為に巣立っていかなければなりません。

ただ、その羽アリの数は半端ないくらいすごい量が出てきます。勿論、その殆どはすぐに死んでしまうのですが、僅かな羽アリだけが生き残ってコロニーを形成するのが、この時期です。

ですから、家のどこかから羽アリが大量発生すれば、住んでいる皆さんにはすぐに大変なことが起きていると分かります。これは、シロアリが自分たちの住み家を教えてくれているようなものですから、そこを叩けばコロニーごとやっつけることが可能です。

ただ、庭や近くの空き地にいるシロアリは、腐った木を土に返してくれている生態系循環の機能を果たしているに過ぎませんから、それまで駆除することは人間にとってもよくないことです。

家の中やその周囲で羽アリを大量に見付けた場合は、専門家に相談して局所的に対処することをして下さいね。

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型紙を取るなんて、このままでは不可能?

先日、福井県の輸入住宅で掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の強化ペアガラスを交換してきたという記事を書かせて頂きましたが、その際にお客様から別のガラスの不具合も相談されました。

そのサッシは、ガラスを交換した掃出しサッシの上に付いているカマボコを少し押し潰したような形の楕円形のハメ殺し窓。

こうしたサッシを、エリプティカル ウィンドウ(Elliptical Window)と呼ぶのですが、高級志向の輸入住宅では結構多く施工されています。

その窓のペアガラスの周囲に回してあるゴム状の気密スペーサーが、今回見える部分のガラスにまで飛び出してきていました。

掃出しサッシの上に付いている楕円の窓は、全部で5ヶ所あるのですが、そのうちの4ヶ所で同様のトラブルが発生しています。

国内ではローウェン(Loewen)の直接の代理店は存在せず、ローウェン本体に直接問い合わせするか、実際のガラスに型紙を当てて実寸法を絵として転写するか、その2つの方法しかありません。

でも、写真のように、サッシの枠に奥行があることから、ここに型紙を当てて正確にサイズや形状を測ることは至難の業だと思います。

であれば、一旦木製の押縁を外してから、ペアガラスそのものも窓から外して、床等に寝かせた状態でガラスの採寸を行うという方法が最も現実的な気もします。

取り敢えず、メーカーに寸法図の提供を問い合わせている処ですが、既に生産中止の製品の為、詳細図が存在しない可能性もあります。

その場合は、再度現場にお邪魔して、ガラスの詳細を採寸することとなりますが、現地調査の経費もご了承頂けるかどうかが問題です。

掃出しサッシのガラス交換に伺う前に、そういう不具合を連絡頂けていれば、採寸の道具や材料も一緒に持っていけたでしょうが、そうして頂けなかったことが残念です。何れにしても、もう少し状況がしっかりした処で、どう対処するかを検討したいと思います。

<関連記事>: 相当苦労しました (2024年4月21日)

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きれいに直りました

本日、岐阜県の輸入住宅にお伺いして、先日ブログ記事に書かせて頂いた水栓金具のカートリッジバルブを交換してきました。

吐水口からポタポタ水やお湯が漏れるという不具合でしたから、止水バルブを交換してやれば、元通りに出来るだろうということで行ってきました。

いざ現場に伺うと、水漏れしているだけでなく、中央の吐水口の台座もグラグラしていて、固定が甘くなってきていました。取り敢えず、お湯と水の両方のカートリッジバルブを外して、新しいものを装着しました。

次に、洗面キャビネットの下に潜り込んで、吐水口の固定ナットを回して何とかぐらつきをなくしました。でも、その部分は水道の配管類が一杯ある場所でしたから、レンチも使えず固定するのに苦労しました。

写真は、全ての作業を完了して、お湯・水の両方がちゃんと作動することを確認し終わった時の様子です。左横にあるのが古いバルブ類ですが、錆びて劣化が進んでいるようです。

輸入水栓は、止水バルブがセラミックバルブで出来ていますから、ゴムパッキンのようにすぐに劣化することはありませんが、それでも寿命というものがありますから、その際は交換が必要です。

皆さんのおうちの水栓金具も不具合があるようでしたら、専門家に相談して修理をお願いして下さいね。

<関連記事>: 交換用の止水バルブです (2024年4月17日)

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相当苦労しました

昨日、福井県の輸入住宅にお邪魔して、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のガラス交換を行ってきました。

輸入木製サッシは、アルミクラッドのカナダ ローウェン(Loewen)社製。

カナダでは高級サッシとして有名ですが、こちらのおうちを設計した建築士さんもこれでなきゃと拘っていたそうです。

ただ、新築から19年の間、殆どサッシのメンテナンスを建築業者さんにもして頂いていなかったようで、至る処修理や調整が必要になっています。

今回のガラス交換は、掃出しサッシのハメ殺し側のドア。

ガラスの周囲から雨水が長年入っていたようで、それが基でペアガラスの中が結露してしまい、せっかくの強化ガラスを交換せざるを得なくなりました。

ただ、ローウェンのこのタイプのサッシは、既に製造が中止されていてメーカーからは部材の供給もして頂けないといった状況になっていました。

インチサイズで作られたペアガラス自体は、ローウェンでなくても何とか作ってもらえるのですが、ガラスを固定する為の木製の押縁(ガラス押え)は交換時に破損させたら、もう替えはありません。

ですから、押縁を壊さないように外さないといけないのですが、押縁もガラスも接着剤や防水材が嫌というくらいビッチリと付けられています。

押縁を壊さないように、こうした材料を外さなければならないので、通常の輸入掃出しサッシよりも大幅に時間が掛かってしまいます。

また、どうしても押縁も外す際に傷が付いてしまいますから、着色や補修をしないと取り付けることが出来ません。

写真は、そういう苦労を乗り越えて、新しいペアガラスを装着した様子です。

隙間がないくらいピッタリしたサイズの新しいペア強化ガラスでしたから入れるにも苦労をしたのですが、ご覧の通り見事に交換することが出来ました。

多分、この作業が出来る住宅メーカーさんやリフォーム業者さんは、この日本ではあまりいらっしゃらないかも知れません。

特に押縁をそのまま再利用出来るように外すなんて、経験と道具がなければ不可能だと思います。

尚、作業完了後に木製の飾り格子をガラスの室内側に装着し、屋外側はガラスの周囲等に防水処理を行って、最後にドアの開閉調整や鍵の調整も実施しましたよ。

皆さんのおうちもこうならないように、15年くらいしたら全てのペアガラスサッシを防水処理して下さいね。

<関連記事>: ローウェンのメンテナンスも大変になるかも (2023年9月15日)
<関連記事>: 型紙を取るなんて、このままでは不可能? (2024年4月23日)

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周囲のゴムが飛び出してきています

お近くの輸入住宅で輸入サッシのメンテナンスをご依頼頂きました。

窓は、メーカー不明の樹脂製サッシ。

3連のトリプルウィンドウの上にハーフサークルウィンドウが飾りで付いているのですが、そこに付いているペアガラスに不具合が発生しました。

こちらの窓は2階の東面に面したサッシですから、雨や風当たりが強く、窓の押縁(ガラス押え)の周囲から雨水がサッシに浸入したものと思われます。

こうなるとペアガラスの中で内部結露が発生したり、曇ってしまったりするのですが、今回はそうしたこと以外にガラスの周囲に接着してあるゴム状の気密スペーサーが飛び出してきたようです。

雨水の浸入によって、スペーサーの接着が劣化したことが原因ですが、接着をしていなければ当然気密は保てませんから、水分や湿気がペアガラスの中に入り込みますし、断熱性能も落ちてしまいます。

全体の接着がなくなってしまえば、最悪ペアガラス自体を保持出来なくなりますから、ガラスが動いたりしてくる恐れもあります。

ただ、こうしたペアガラスを交換する場合、屋外側にある押縁を外してペアガラスの採寸調査や交換作業を行う必要がありますから、高い足場がなければ仕事は出来ません。

ここだけの部分足場を設置することも可能ですが、それだけではどうしても設置費は割高になってしまいますから、こういう場合私共では家全体に足場を組んで、全てのサッシのガラス防水の仕事をすることをお勧めします。

勿論、ここだけの部分足場を設置して、半円窓のガラス交換やこの周囲の窓のペアガラスの防水処理だけを行うことも可能です。

尚、輸入のハーフサークルウィンドウのペアガラスは、真円ではなく楕円ですし、厚みを含めた寸法はインチ単位で出来ていますから、普通のガラス屋さんやサッシ屋さんでは対応出来ないかも知れません。

そういう場合は、信頼のおける輸入住宅の専門家にご相談頂くと、適切な施工をして頂けると思いますよ。

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交換用の止水バルブです

先日ブログ記事に書かせて頂きました洗面水栓のメンテナンス用の部品が届きました。

輸入の洗面水栓は、ヤスダプロモーション製のゴールドの水栓金具。

蛇口から水がポタポタ落ちるということで、レバーハンドル内に内蔵されているカートリッジバルブを交換することになり、それが弊社に届きました。

レバーハンドルが比較的高い位置にある関係から、バルブの頭部のスピンドルと呼ばれる部分もそれに合わせて長くなっています。

バルブのお尻の赤い方がお湯用、青い方が水用となっています。今回、同じ水栓金具が2ヶ所あるということで、このお湯用・水用のセットを2セット用意しています。

週明けに岐阜県まで取り替えに伺ってきますから、また交換後に状況をお知らせしたいと思います。

<関連記事>: 比較的新しいタイプの水栓です (2024年4月11日)
<関連記事>: きれいに直りました (2024年4月22日)

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これだけ木目も蘇ります

今日、豊田市の輸入住宅にお伺いして、輸入の玄関ドアの塗り直しを行いました。

輸入ドアは、ファイバーグラス製のダブルサイドライト付き3枚ドア。

美しい楕円のステンドグラスも、ドアを引き立たせています。

7年前にドアの塗装やメンテナンスを行ったのですが、ドアが南面に面していることから、太陽の紫外線や熱さ、台風等の風雨、中国の黄砂にも曝され、塗装が酷く剥げてしまいました。

通常のファイバーグラス製ドアの塗装であれば、表面に塗ったトップコート(クリアの表面保護塗料)のみが傷むのですが、下地の着色塗料も剥げてきている状況でした。ですから、今回の塗装メンテナンスは下地作りから行わなければなりません。

(着色塗装が無事であれば、トップコートのみの塗り増しでOKなんですが、そうではありませんから、劣化した塗装の除去を行った上で、着色塗装1回、トップコート塗装2回の合計3回の作業が必要です)

木目調ファイバーグラス製ドア専用の塗料とは言え、厚塗りしたんでは油性塗料をベタ塗りしたように木目が消えてしまいますから、塗料を塗ってはそれを少し擦り取るという作業を繰り返し、木目の濃淡が浮き出るように仕上げていきます。

そうして着色した下地が出来上がっただけでは、ドアにツヤもなく古びた寂しいドアにしか見えません。

そして、トップコートの塗装を2度塗って完成した様子が、2枚目の写真です。木目も表面のツヤも見事に再現されて、新築した当時のドアの趣きが蘇りました。

技術とセンス、適切な道具と材料さえあれば、このように高級感のある玄関ドアになるのですから、10年以上経ったファイバーグラスの玄関ドアは、是非塗り直しを行ってみては如何でしょうか。

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時期的には全箇所交換です

大分県のお客様から、輸入ドアノブ(ドアレバー)のドアラッチの調子が悪いので、交換部材が欲しいという相談を頂きました。

ドアノブは、旧タイタン(Titan)製の空錠タイプ。

空錠タイプとは、キーで施錠する機能が付いたタイプ以外のものとお考え頂くといいかも知れません。

古いタイタンのドアノブに付いていたドアラッチは、写真のようにフェースプレートが付いていないものが多く、頭の部分が丸いままになっています。

これをドライブイン・ラッチと呼ぶのですが、取付け穴にラッチを差し込むだけでラッチが固定出来るという施工が簡単な部材です。

フェースプレート付きのラッチは、国産のドアノブにも付いているタイプで、戸先に露出したフェースプレートをビスで固定することで、ラッチが動かなくなります。

ですから、ドライブイン・ラッチよりは、取付けに少しだけ手間が掛かるのですが、このフェースプレート付きのラッチの方が普及しているのです。

勿論、北米でもフェースプレート付きのラッチの方が一般的になってきていますが、まだまだドライブイン・ラッチも多く使われているようです。

今回私共が供給可能なドライブイン・ラッチは、改良版で少しデザインが異なりますが、施工方法やドアノブへの納まりは全く変わらないものとなりますから、安心してお使い頂けます。

今回お客様からは交換用ラッチを2個欲しいというご依頼でしたが、20年以上経っているようならラッチ自体の耐用年数は過ぎています。

恐らくおうちの開きドアは8ヶ所以上あるでしょうから、2つと言わず全てのドアラッチを定期交換する時期が来ているように思います。

日本ではなかなか手に入らないドライブイン・ラッチですが、北米では普通に調達出来ますから、何十年経っても大丈夫です。

但し、ラッチを数回交換したらドアノブの方が悪くなってくるでしょうから、その際はドアノブを含めて新しいものに交換するようにお願いします。

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