お知らせ

破損すると網戸が付かない

先日もこちらのブログ記事でご紹介をさせて頂いた輸入サッシの網戸を固定する為のバタフライ・クリップについて、またお問い合わせを頂きました。

先日と全く同じ形状・大きさのものですが、今回の写真はサッシに取付けた状態になっています。

羽根を広げた感じというよりは、手を広げたようなひょうきんな見た目をしていますよね。でも、このひょうきんな形状こそが網戸を固定する為に必要なので、他のものでは代替は利きません。

ただ、常に風雨に曝され、太陽の紫外線によってプラスチックが傷んできますから、15年くらいで定期的に交換した方がいいかも知れません。でないと、網戸がうまく窓に付かなくなりますから、小さな虫なんかが入ってくるかも知れません。

バタフライ・クリップは、北米で製造された輸入サッシでしか使われない特殊な部材ですから、国内で購入することはまず不可能です。

調達する為には輸入経費も掛かりますから、購入の際は予備も含めて出来るだけ多めに注文して、その分経費の割合を抑えるようにしたいものです。

<関連記事>: 両手を広げた網戸固定部品 (2023年8月25日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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部材の特定はお客様にてお願いします

滋賀県のお客様から輸入のケースメントサッシに使われているオペレーターを交換したいというご相談を頂きました。

この窓は、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッド木製サッシですが、交換部材の取り寄せをして欲しいというだけで、具体的な不具合内容はお知らせ頂いておりません。

ですから、オペレーターを交換することで不具合が解消するかどうかもよく分からないといった状況です。

取り敢えず、代表的なオペレーターの形状寸法図をお客様にお送りして同じものかどうかを確認頂くようにお願いしました。

その後暫く経って、お客様から私共がお送りした寸法図とは違う場所を計測したものが送られてきて、部材の特定と見積をしてくれというメールを頂きました。

お客様から頂いた寸法情報で分かればいいのですが、判断の決め手となる部位の寸法計測でないと、私共では適合するものかどうかは判断出来ません。

不具合のあったオペレーターの現物が手元にあれば、適合する部材がどれかを判断出来ますが、メールでのやりとりだけの場合はお客様側で適合するかどうかの最終判断を頂く以外方法がありません。

私たちは、私たちから提示させて頂いたものに基づいて材料の輸入をすることには責任を負えますが、現物確認しない状況で推測に基づいて調達するという無責任な仕事は出来ません。

輸入住宅に使われている部材を供給して欲しいという場合は、まずお客様から形状や寸法、品名・品番・メーカー名といった情報を提供頂き、それと同じか近いと思われるものを私共からご案内させて頂いた後に、欲しい部材かどうかをお客様ご自身で判断頂かないと資材の調達は出来ませんから、お気を付け下さい。

勿論、私共が現地調査を行って部材の特定まで行う場合は、部材の適否に関しても私共が責任を以って調達を行いますし、交換作業まで全てご依頼頂く場合も同様です。

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細かな所まで丁寧に

こちらは、千葉県の輸入住宅に取り付ける予定の輸入ケースメントサッシの交換用建具(障子)です。

ハード(Hurd)製ボウウィンドウのケースメントサッシが5枚あるのですが、そのうちの1枚のペアガラスが突然割れてしまったということで、メーカーから取り寄せました。

メーカーから入荷した時点では、室内側の木部は無塗装ですし、屋外側のガラスの周囲も何となく防水が不安な感じです。

ですから、現場に取付けする前に、社内の倉庫でこうして防水工事を行って、それから実際の現場で取付け作業を行うのです。

写真に写っている方は、建具の室内側。こちらには、パラペイントの木部用防水塗料 ティンバーケアで木部塗装を行います。

ガラスの周囲にはマスキングテープを張って、塗料が付かないように養生をしてから塗装をします。勿論、塗装の下準備として、木の表面を細かなサンドペーパーを使って毛羽立ちや汚れをきれいにします。

また、こうやって作業台の上に載せて仕事をしますから、細工がしてある凸凹した部分や現場では塗りにくい部分もきれいに塗装することが可能です。

当然、塗料も十分に乾かして2度塗りをする時間もありますから、現場塗装とは精度も手間も格段に違うと思います。

単純に交換をするだけなら簡単ですが、こうやって丁寧に仕上げることで耐久性も美しさも変わってきますから、金額以上の価値があるはずです。

<関連記事>: 突然割れたようです (2023年2月8日)

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イカのような変な部品

福島県のお客様から、輸入のケースメントサッシに付いているマルチポイントロックの部品についてお問い合わせを頂きました。

こちらの部品は、サーティンティード(CertainTeed)の製品をOEMで製造していたクレトイシの窓に取り付けられたロックバーのガイドです。

何やらイカっぽい形をしていますが、この部品はタイバーガイドと呼ばれています。

長いロックバーを真っ直ぐ上下させる為に、このガイド部品がバーをしっかり保持します。ただ、この部品もプラスチックで出来ていますから、太陽の紫外線によって徐々に経年劣化して割れてしまいます。

タイバーガイドは、窓の大きさによって2~3つ程度付けられていますが、そのうちの1つでも破損すると、窓に鍵が掛けられなくなり防犯上問題が生じるかも知れません。

また、逆に鍵が掛かったまま外れなくなることもありますから、そうなると窓が開けられず、こちらも問題です。

1つの部品の破損が、他の部品の破損につながったり、連携して1つの機能を果たすことが出来なくなったりしますから、早めに部品交換や修理を行うことが大切です。

<関連記事>: 割れたら、動きが悪くなる (2020年5月6日)

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バランサー交換に必要です

ミルガード(Milgard)のシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のバランサーを交換したいというご相談を大分県のお客様から頂きました。

写真はサッシの側枠部分ですが、穴が明いた所にチャネルバランサーのヒモ付きフックが引っ掛けられているのですが、そのフックがありません。

つまり、バランサーが外れた状態になっているようです。これでは窓を開け閉めすることが出来ませんから、新しいバランサーを取り付ける必要があります。

穴が明いた場所の上に、金属の細い板状のものが見えますが、これはテイクアウト・クリップと呼ばれるバランサー交換用の部品です。

バランサーを交換する時以外に使う機会がありませんから、お客様の中には新築以来何に使うのか分からずに過ごしてきたという人もいらっしゃるでしょう。

テイクアウト・クリップは、板状の部分を軽く持ち上げて使います。その状態で下窓建具(障子)を上に持ち上げると、テイクアウト・クリップにバランサーの先が引っ掛かって、建具とバランサーが分離し外れます。

ということは、テイクアウト・クリップがない状態ではバランサーを窓から外すことは出来ないのです。

バランサーを交換する時以外には必要のない部品ですが、錆びたり欠損したりして使えなくなっていると、バランサーの交換は不可能ですから、日頃からちゃんとメンテナンスをしておきたいですね。

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差し込み穴が削れたか?

千葉県のお客様から、メーカー不明のアルミクラッド木製サッシに付いているクランクハンドルを調達したいというご相談を頂きました。

クランクハンドルは、クルクル回して窓を開閉させるのに使うのですが、開閉が固くなってきているとのことでした。

こういう場合、建具(障子)の水平・垂直が取れていないか、オペレーターやウィンドウヒンジの調整不足が原因ではないかと考えていますが、お客様としてはまずはハンドルを交換して様子を見たいということでした。

ハンドルの不具合としては、オペレーターの回転軸に差さる穴にギザギザが付けてあるのですが、無理に回し過ぎてギザギザが削れてしまったということが考えられます。

ハンドルの穴の中は、比較的柔らかな樹脂で成形されていますから、オペレーターが固くて動かないのにハンドルを強く回し過ぎると、穴が摩耗してギザギザした感じがなくなってしまいます。

このクランクハンドルは、どこの輸入サッシ・メーカーでも採用している汎用性の高い部材ですから、部品メーカーから比較的簡単に調達することが可能です。

ただ、ハンドルだけを替えたとしても、不具合の根本原因が他にあってそれを解決しないまま使い続ければ、すぐにまた交換しなければならなくなりますから、その点は一度専門家にも見てもらって適正なメンテナンスをするようにして欲しいものです。

因みに、このハンドルは可倒式で、使わない時は畳んでおくことが可能ですから、比較的場所を取らない部材です。

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輸入網戸の張り替えやってます

20枚以上の網戸をお預かりして、会社で網の張り替えを行っています。

網戸は、ペラウィンドウ(Pella)のダブルハングサッシ用のものがメインです。

幅が80cm、高さが1m程度ありますから、結構な大きさです。

グラスファイバーの網は、指で押せば破れるくらいボロボロになっていますが、網押さえのゴムは比較的いい状態でした。通常、こうしたゴムは網戸を2回張り替える時に1回交換するという交換頻度ですから、まだまだ使えます。

でも、網戸の取付け・取り外しの際に持つ樹脂製の取っ手は、経年劣化で使いものになりませんから、こちらは私共の手元にあるもので交換します。

写真は、張り替えを終えた網戸ですが、元々の取っ手はフレームの中央に1個だけ付いていたのですが、それだと取付け・取り外しの際フレームの真ん中に力が集中的に掛かり、曲がってしまいます。

ですから、今回は取っ手を2つ取り付けて、力の掛かりを分散させました。そうした方が、フレームの歪みも少なくなり、隙間から虫が入ることも少なく出来ます。

こういうちょっとした気遣いが、家のメンテナンスには大切なんですね。勿論、汚れたフレームは、張り替え前に雑巾できれいに拭いてあげます。

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劣化したローウェンのバランサー

北海道のお客様からカナダのローウェン(Loewen)製ダブルハングサッシのバランサーの調子が悪いので、交換したいという相談を頂きました。

ローウェンのバランサーは、マーヴィン(Marvin)の古いタイプのものに近いものが使われています。

写真の黒い樹脂パーツが、建具のピボットバーの下になるような位置に来るのですが、バランサーのバネがこの樹脂パーツと連動して重い建具を吊り上げるという構造になります。

バランサーはおおよそ15年程度で交換すべき消耗部材ですが、多くのおうちではそれ以上長くお使い頂いているようで、1ヶ所悪くなると立て続けに他のサッシも不具合を起こす傾向にあります。

今回どんな不具合が発生しているのかは分かりませんが、劣化したバネは伸び縮みの強度が落ちて来たりして戻らないケースがよくあります。また、黒い樹脂部品が脱落して、バランサーと建具とが連動しなくなるなんてこともしばしばあります。

こういう場合、バランサー部品を部分的に交換すれば直ると思っていらっしゃるかも知れませんが、バランサーは15年もすると各部位全てで経年劣化が進んでいると考えるべきです。

そういった意味で、バランサーの具合が悪い場合は、バランサーごと交換しないとすぐにまた不具合が出る可能性がありますから、注意が必要です。

もったいないという精神は日本人の美徳でありますが、こういう場合はケチらずにバランサーを交換することの方が反っていいかも知れません。

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オープナーへのストレスが大きかったのか?

徳島県のお客様から、ビルトイン・ガレージドアに装着されている電動のガレージ・オープナーを交換したいというご相談を頂きました。

オープナーは、チェーンドライブ式のリフトマスター(LiftMaster)製。

既に10年以上お使いになっているようで、その間メンテナンスらしいことはしてこなかったようです。

それは、設置した業者が既にいらっしゃらないということらしいのですが、お近くにもガレージを触れる会社が見当たらないようです。

症状としては、ドアを閉める際にオープナーを作動させると、ドアは30cmくらい動くのですが、その後すぐにモーターが逆回転してドアが全開した状態に戻ってしまうようです。

それを何回か繰り返しているうちに、オープナーの内部配線がショートしたのか、「パン」という音と光が出たようで、慌ててコンセントを外したとのこと。

こういう場合、元々オープナー自体に問題があったということも考えられなくはないですが、やはりドア側に問題があったと考えるべきのように思います。

動き出してすぐに止まってしまうというのは、スムースにドアが正しく下がっていない状態で、どこかでドアが引っ掛かって動力にも無理な力が掛かってしまったのではないかと思います。

つまり、ドアが水平・垂直に開閉せず、傾いてバランスが崩れた状態になっていると、どちらかのレールにブレーキが掛かってしまう状況だと思います。

破損したオープナーの交換は必要ですが、ドラムワイヤーの交換・調整やガイドレールの状態確認、トーションスプリングの劣化具合の確認なども行わないと、部分的・一時的な修理に終わってしまい、すぐに別のトラブルが発生する可能性が高いと思われます。

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無理に回すと壊れます

香川県のお客様からボウウィンドウに付いているケースメントサッシの開閉オペレーターが破損したというご相談がありました。

ボウウィンドウは、マーヴィン(Marvin)製で4つのケースメントサッシが弓なりの形状で並んでいます。

窓を開け閉めする際、クランクハンドルをクルクル回すのですが、ハンドルを回しても空回りしてしまい、窓が開け閉め出来なくなるという状態です。

クランクハンドルを装着する回転軸があるのですが、それが途中で折れてしまうと開閉用のギアが動かず、窓が開けられないという状況になります。

こういう場合、回転軸のみの交換は出来ませんから、オペレーター本体を交換してやる必要があります。ただ、このオペレーターは、写真のように窓の木枠で囲われている為、ビスを外すだけでそのまま取り外し出来るというものではありません。

つまり木枠を一旦撤去しなければオペレーターは外せないということなんですが、薄い木で出来た木枠は非常に繊細で弱い作りになっています。ですから、一連の作業では工具や経験、慎重な仕事が求められるのです。

こうしたオペレーターは、マーヴィンだけでなく、ローウェン(Loewen)やペラウィンドウ(Pella)、アンダーセン(Andersen)などの輸入サッシにも使われています。

メーカーによって形状や大きさは様々ですが、適正な部材を調達して破損の原因となった建具の歪み調整やホコリの除去、位置調整などを同時に行うことで新築時のようにスムースに動くようになります。

長く美しい輸入サッシを使っていきたいということであれば、輸入住宅の専門家に相談して不具合を出来るだけ早く修正することが大切です。

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