建具の下枠は、ほぼなくなっていました

建具の下枠は、ほぼなくなっていました

昨日、マーヴィン(Marvin)のダブルハングを修理する為に、静岡県で建具(障子)の取外しとその開口部の封鎖養生を行ってきました。

サッシは比較的新しいアルティメット(Ultimate)シリーズのものなんですが、外した際上・下の建具の下枠がほぼ脱落してなくなっているという状態でした。

ですから、下枠の外装に張られているアルミカバーも、一緒に外れてしまうといった危機的な状況です。

先に上・下の建具と書かせて頂きましたが、実は建具が腐ったダブルハングは2ヶ所あって、1つは下窓建具、もう1つは上窓建具が不具合を起こしているという状況でした。

それでまだましな2ヶ所のそれぞれの上・下建具をそのうちの1ヶ所にまとめ、もう1ヶ所の窓開口だけを養生材で封鎖するという感じにして、養生材や施工箇所の費用をコストダウンしました。

これらの他に、大きなケースメントサッシも建具の下枠が腐ってきているという状況でしたので、こちらも外して会社に持ち帰りました。

写真は封鎖養生をした後ですが、窓開口にピッタリの大きさで養生しているのが分かりますね。2階の窓ですから、泥棒や空き巣に狙われることはありませんが、南向きの為台風などの強い雨風が吹き付けることが予想されます。

木の節などがたくさんあるので合板から雨漏りしないか心配される人もいらっしゃいますが、耐水性能のある構造用合板ですから、周囲からの若干の雨水の浸入があっても部屋の中まで雨が入ってくることはありません。

大幅な木枠の腐りがある建具の修復は、それなりに時間や手間が掛かりますが、何とか元通りに修理したいと思います。

それにしても、この猛暑の中屋外で大きな合板をカットしたり、養生材の準備をしたりするのはほんと大変でした。真夏の暑さの中、1日でこうした作業が出来るのは、窓3ヶ所が限界です。

<関連記事>: ここは雨当たりが強いのかも (2025年5月2日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。