お知らせ : ページ 124

メーカーで廃番でしたが、調達出来ました

仙台市のお客様からハード(Hurd)社の輸入サッシの網戸を直したいというご相談が年末にありました。

網戸の固定ピンが劣化してしまっていたのと、アルミフレームのコーナー部品が劣化して破損しているとのことでした。

網戸の固定ピンは、私共で在庫していましたから問題はないのですが、樹脂製のコーナー材は窓メーカーからの調達となります。

そこで、ハード社に相談した処、網戸の仕様・形状が変わってこのタイプのコーナー材は販売していないとの回答でした。サッシ部品のメーカーに確認しても、全く同じ形状の部品はないとのことで、どうしたものかと考えておりました。

そこで、網戸のフレームの形状や大きさ、コーナー部品の形状・大きさをお客様に確認して頂き、これに合致するもので探してみました。そこで調達した新しいコーナー部品が、写真のもの。

フレームの色はゴールド系でしたから、それに一番近いグレーベージュのコーナー材をお客様にお送りして取り付けて頂きました。コーナー材の形状は、フレームにバッチリ適合していますし、色合いもまずまずな気がします。(因みに、コーナー材はブラウン色もあります)

窓メーカーに取扱いがなくても、蛇の道はヘビで何とかなるもんですねぇ。家1軒分の部品が欲しいということで、今回網戸ピンとコーナー材をそれぞれ40個ずつ発送しましたが、今後の為の予備も欲しいところです。

それにしても、部品探しの目は、国内で私に並ぶものはいないかも知れませんねぇ(笑)

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ヒサシ(屋根)がないと腐ります

昨日、岡崎市にある輸入住宅で、勝手口用の輸入ドアの修理に伺ってきました。

外部用にも拘らず、ドアには木製の枠材が使われており、雨が当たって枠の下端から徐々に腐ってきたということでした。

お客様自身でも何度か塗装やコーキングを入れて直そうと試みたようですが、どうしてもダメで私たちにご依頼を頂くこととなりました。

写真は、ドア本体を一旦撤去して、周囲のドア枠や飾りの外部モールディング、室内側の木製ケーシングを外した様子です。幸い外壁からの雨漏れはなかったようで、ドア枠やモールディングの下端以外はご覧のようにきれいな状態となっていました。

この後、樹脂製の枠材等を装着して、ブチルで出来た防水テープを周囲に張り、隙間等の弱点となりそうな部分にはコーキングを入れて納めました。ドアヒンジの位置出しやドアラッチ等のストライクの取付けといったことをやりつつ既存のドアを再び吊り込んで完了。

しかしながら、実はこれで終わりという訳ではありません。このドアの最大の弱点は、屋根がないことなんです。つまり、外壁に当たった雨水が下へ落ちてきて、ドア枠やドアに全て伝ってきます。そういうことが原因で、ドアやドア枠が錆びたり腐ったりしてくるのです。

このおうちは、ドアのすぐ横まで屋根の返しが来ていましたが、ドア上までを覆うほどではありませんでした。そこで、幅1.1m x 奥行き0.6mのヒサシを後付けで取り付けました。

これで、横殴りの雨以外は、勝手口ドアに雨が当たることはなくなるはずですから、傷む心配も少なくなるはずです。ただ、ドアの塗装や防水については、定期的にメンテナンスすることを忘れないで下さいね。

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完全に破損する前に交換しよう

サミット(Summit)社の掃出しサッシの鍵が掛けづらくなってきたという相談を頂きました。

鍵を掛ける為のロックレバーを上げ下げしても、ロックが掛かったり掛からなかったりという状況らしい。

レバーを操作すると、ロックラッチが出たり入ったりするのですが、それをアクションさせるバネが飛んでしまったり、千切れてしまったりすると鍵がうまく掛からないという症状が出ます。

バネはロック金物の中に入っていますし、金物は分解修理することが出来ませんから、バネを交換して直すということは不可能です。多くのお客様は、まだ何とか動くから暫く使ってから交換しようと考えるのですが、実はそれは危険かも知れません。

まだラッチが動くうちはいいのですが、最悪の状況になるとラッチがロックの受け金物にガッチリ噛んだまま動かなくなり、鍵が解除出来ないということになったり、逆にラッチが受け金物に引っ掛からなくなり鍵を掛けられないということにもなります。

どちらの場合も、生活する上では相当なストレスとなるでしょうから、すぐにでも修理したいということになります。ただ、こうした金物の多くは北米から調達しなければなりませんので、入荷するまで何日も掛かるのが普通です。

昨年の春頃は、世界中が新型コロナウィルス蔓延で製造がストップしたり、物流が滞ったりしましたから、そんなことがあると更に入荷が遅れます。

ロック関連の場所は、家のセキュリティにも係る問題になりますから、変な感じがしたら躊躇せずに交換・修理を考えることが大切です。

勿論、日頃掃出しサッシをメンテナンスしていれば、そうした部材の寿命を延ばすことも出来ますが、そういうお客様は少ないはずです。そういう場合は10~15年程度が寿命ですから、定期的に交換しましょう。

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全てオーダー品です

アメリカの部品メーカーから、大量のチャネルバランサーが入荷しました。

下窓だけが開閉するシングルハングサッシに用いるバランサーで、ミルガード(Milgard)やインシュレート(Insulate)などといたサッシに交換パーツとして取り付ける為に調達したものです。

同じサイズ・同じバネ強度のものもいくつかありますが、サッシのサイズに合わせて、全てオーダーで取り寄せました。

本当であれば、大量に注文して在庫しておくのが一番でしょうが、先に申し上げた通り、サッシのサイズや重さによって使うバランサーも違ってきます。

また、バランサーに取り付けられている部品も微妙に違う種類があって、そういったものを様々在庫しようとすると、膨大な数を用意しなければならなくなります。そういった意味で、お客様から注文を頂いた時点で、適切なものを手配するということが現実的なのです。

勿論、何かの為に少量の在庫は持ってはいますが、それらが常にお客様の要望する種類や数であるとは限りません。送料や配送時間は掛かってしまいますが、既存のバランサーと同じものを調達する為に、どうぞご容赦頂きたいと思います。

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コロナ下だって、やることはやる

こちらは、当社の事務所兼倉庫内でマーヴィン(Marvin)社製オーニングサッシの建具に各種防水処理をやっている様子です。

通称「馬」と呼ばれる簡易の台の上に、無塗装状態で入荷した新しい建具を置いています。

こういう作業台だと、どこでも場所を選ばずに仕事が出来ますから、私たちが作業するには大変重宝します。

この状態で、室内側の木部にパラペイントのティンバーケアを使って防水塗装を施しました。勿論、作業を始める前には汚れや毛羽立ちをサンドペーパー等で落としておくことも忘れませんよ。

また、入荷した建具には、ロックの受け金物やウィンドウヒンジ、オペレーター・トラックや召し合わせ金物等の金具が装着されていますから、塗装前にはそれらも一旦外して、通常隠れてしまう部分まで塗装します。

普通は窓に取り付けた後で建具を現場塗装するというやり方ですので、こんな細かいことまで気を遣って塗装するなんてことはやりません。

塗装を2度塗りしたら、その日は次の作業を行いません。それは塗装が十分に乾くのを待つ必要があるからです。その後、建具を裏返して、屋外側のガラスの周囲やアルミ枠のつなぎ目といった部分を防水処理します。

当然こちらも作業前には掃除用のハケ等を使って、表面をきれいにしておきます。マスキングテープを丁寧に張った上で、防水剤を塗布する訳ですが、最後にしっかり指で防水剤を押さえて、材料が隙間の中まで十分入るように施工します。

よくコーキングガンで打つだけとか、ヘラで押さえるだけとかいう職人もいるようですが、それではちゃんと施工出来たかを確認出来ません。ベトベトするので本当は嫌ですが、指先の感覚こそが最後の頼りです。

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このベトベトしたものは、厄介です

昨日、イーグル(Eagle)社の輸入サッシの不具合を現地調査してきたという記事に書かせて頂きましたが、その詳細の一つをお知らせします。

写真は、イーグルのダブルハングサッシの下窓なんですが、ガラスの際から変なグレー色のものがはみ出してきているのが分かりますか。

これは、ペアガラスを建具枠に固定しながら、防水の役割も担うコーキングなんですが、20年も経っているのに未だにベトベトした状態なんです。

普通は、硬化してしまうものなんですが、変成シリコン系のものの中には、ずっと柔らかい状態を維持し続けるものも存在します。

防水性という意味では、硬化して縮んでしまう材料よりは、効果が高いとは言えますが、こうやって枠の中からどんどんはみ出してくるとなるとデメリットの方が大きくなります。

確かに雨によってペアガラスが内部結露するよりはいいようにも思いますが、家の美観が損なわれたのでは意味はありません。このはみ出した防水剤を取り除いて、新しく別のコーキングを打ち直すと直せると思う方もいるかも知れませんが、それはそう簡単ではありません。

この防水剤は、シンナーやアルコールのようなものではなかなか溶けず、また油を含んだ除去剤では次に打つコーキング剤の接着が緩くなります。

当然、アルミを白く塗装した部分にそういった材料が付いてしまえば、劣化してきている塗装も剥げてしまいますから、そうした部分の養生も必修です。

これをきれいに除去するとなると、建具1枚で少なくとも数時間は掛かるように思いますから、粗い作業で適当にやる業者はいるかも知れませんね。

こういう面倒で手間が掛かり、道具や手も汚れてしまう作業は正直やりたくないのが本音ですが、家のほぼ全てのサッシで同様のトラブルを抱えている状況から、何とかしてあげなきゃいけないという気持ちもあります。

イーグルのサッシは、アメリカのホームセンターでも見掛ける窓ですが、安いものには訳があるということかも知れませんね。

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お手入れは、道具がないと始まらない

本日、名古屋市のお客様のおうちへ伺って、イーグル(Eagle)社の輸入サッシのメンテナンス調査をしてきました。

長く専門家によるメンテナンスが行われてこなかったようで、いろいろと修理・メンテナンスすべき場所が見付かり、部材の調達を含めて検討していこうと思います。

調査の最中、窓を開けて開閉金物やロック金物の様子を確認する訳ですが、窓を開けて窓枠等を掃除するという習慣が、日本のお客様には根付いておりません。

このおうちは、比較的きれいな状態ではありましたが、日頃から細かな部分まで掃除をするというのは、なかなか難しいものです。

ただ、サッシの周囲は凸凹していたり、掃除機の先が入りにくかったりする狭い部分も多いですから、お客様ばかりを責める訳にはいきません。

でも、武器を何も持たない丸腰で、敵と戦っても全く勝ち目はないのが現実です。掃除やメンテナンスも同じで、適切な道具と正しいやり方を知っていなければ、掃除をする気にもなりません。

そこで、サッシやドアだけでなく床や内装の細かな部分まで掃除する時に使う掃除専用のハケをご紹介します。普通の安いハケは、化学繊維の毛なんですが、それだと掃除面に押し当てて使っていると、歯ブラシのように毛先が丸く反ってきます。

毛の腹の部分で掃除をしても、きれいに掃除をすることは出来ません。私たちが使う専用ハケは豚毛なんですが、豚毛は毛が固くしっかりしていますから、毛先が掃除面に垂直に当たります。

また、天然の毛なので、毛が反ってくる前に毛先が千切れて短くはなりますが、常に真っ直ぐな毛の状態を維持してくれるスグレモノ。

それから、掃除の際に力がちゃんと伝わるように、柄の部分を持つのではなく本体を包むように全体で持って下さい。そうすると、ハケの毛先まで自分の力が伝わるようになります。

私たちは新しいハケを常に車に積んでいますから、こうしたハケが欲しいというお客様にお分けさせて頂きますので、その際はご相談下さいね。

<関連記事>: ドアが重いのは、調整不足だけではありません (2021年2月7日)

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在庫が一気に減りました

ここ1ヶ月くらいの間に、マーヴィン(Marvin)やハード(Hurd)といった輸入サッシに使う網戸の固定ピンのお問い合わせが、週に2件くらいのペースでやってくるようになりました。

今までは月に1度くらいでしたから、ちょっと異常な状況かも知れません。

網戸を固定する網戸ピン(スクリーンピン)は、棒状の部分が金属で出来ているものと、樹脂で出来ているものがありますが、取付け・取外しの際につまむ頭の部分は、プラスチックで出来ています。

棒状のシャフトは、ご覧のように網戸のフレーム内に隠れてしまい、紫外線による劣化の被害は受けませんが、露出したつまみの部分は15年程度で割れたり欠損したりしてしまいます。

新築から15年以上経った輸入住宅では、こうしたピンの劣化が全ての窓で起こりますから、全部交換しようとすると40本以上調達しなければなりません。ですから、1件お問い合わせ頂くと、予備を含めて50本近くを発送する形になりますので、一気に在庫が減っていきます。

それに私たちの網戸固定ピンは、頭のつまみが装着しやすい樹脂製のシャフトを在庫していますから、固くて入れづらいアルミのシャフトよりも作業が簡単という点も利点です。

(勿論、一旦装着したら、頭の部分を強く引っ張っても抜ける心配は全くありませんから、安心して長く使えるという点で他社製よりも優れています)

最近は、コロナの影響からかアメリカからの入荷も遅れがちになってきていますから、在庫がなくなる前に早めに手配をしないといけませんね。

冬場お使いにならない間に、お客様も輸入の網戸のメンテナンスに関心を持って頂いているということは、家づくりという点で素晴らしいことだと思いますので、是非そういう気持ちを持ち続けて頂きたいです。

<関連記事>: 網戸の固定ピン、劣化していませんか? (2010年9月28日)

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古いデザインのドアラッチ

お客様から、ドアレバー用のラッチの爪がうまく出入りしないという問い合わせを頂きました。

ラッチに内蔵されたバネが弱くなると、そういう不具合が起るのですが、それが酷くなるとドアを開けられなくなり閉じ込められたりします。

それはいきなりそうなるのではなく、通常は徐々に酷くなるという感じですから、少し調子が悪いなと感じた時点で対処すれば、大事に至ることはありません。

写真は、問題のあるラッチですが、取付け穴の部分が丸いタイプのドライブイン・ラッチと呼ばれるものが付いています。表題に古いデザインと書きましたが、アメリカでは決して古いタイプではなく、今でも一般的に使われているものです。

でも、日本の輸入住宅では、何故か20年以上前に施工した家しかこのタイプのラッチは使われておりません。どうしてそうなのかは私共でも分かりませんが、輸入・国産を問わず頭にフェースプレート(板状の金属部品)が付いたものが国内では一般的になっています。

とは言え、フェースプレートのないドライブイン・ラッチをお使いのお客様はたくさんいらっしゃいますから、私共はこうした部材の供給をしていくことを継続していかなければならないと思っています。

今回、お客様からは予備を含めて4本のドライブイン・ラッチが欲しいというご依頼を頂きましたから、丁度4本あった在庫の全てを出荷しようと思います。

普段から大量に在庫することはありませんから、万一ご希望の数量を満たせないという場合は、アメリカから輸入するまでお待ち頂くかも知れませんが、ちゃんと調達しますのでお待ち下さいね。

尚、輸入のラッチには、キーでロックするドアノブ用に防犯対策しているものと、空錠及びプライベート・ロック用ものの2種類がありますので、ご注文頂く際はご注意下さい。

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突然、来社されました

お近くにお住まいというお客様が、輸入サッシのメンテナンスの相談に突然いらっしゃいました。

お近くの方は、NETで私共のことをお知りになって、そのまま車で会社まで相談にお出でになられるというケースが結構あります。

その方は、ペラウィンドウ(Pella)社製の樹脂サッシをお使いだそうですが、掃出しサッシのドアハンドルが破損して、網戸の戸車等も調子が悪いということでした。

今日は、そのうちのドアハンドルについて書かせて頂こうと思いますが、そのハンドルの写真がこちらです。ハンドルを固定するビスが2本あるのですが、そのうちの1本がなくなっています。また、中央にあるはずのロックレバーもありません。

これでは掃出しサッシの鍵が掛けられず、防犯上は少々心配ですし、庭に出入りする時ハンドルがもげてしまったら、それこそ大変です。

このハンドルは、台座にハンドル部分がビスで固定してあったと思うのですが、長年使っているとそのビスが緩んでくることがあります。すぐにビスを締めればいいのですが、メンテナンスを怠るとドアの開閉時に無理な力が加わって、台座部分が割れたり変形したりすることがしばしばです。

状況は少し違うかも知れませんが、こちらのハンドルもちょっとした不具合がどんどん大きな不具合へと加速した結果かも知れません。交換用のドアハンドルを手配すると共に、モーティシーロックの金物もそろそろ寿命でしょうから、一緒に交換した方がよさそうですね。

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