古いデザインのドアラッチ

古いデザインのドアラッチ

お客様から、ドアレバー用のラッチの爪がうまく出入りしないという問い合わせを頂きました。

ラッチに内蔵されたバネが弱くなると、そういう不具合が起るのですが、それが酷くなるとドアを開けられなくなり閉じ込められたりします。

それはいきなりそうなるのではなく、通常は徐々に酷くなるという感じですから、少し調子が悪いなと感じた時点で対処すれば、大事に至ることはありません。

写真は、問題のあるラッチですが、取付け穴の部分が丸いタイプのドライブイン・ラッチと呼ばれるものが付いています。表題に古いデザインと書きましたが、アメリカでは決して古いタイプではなく、今でも一般的に使われているものです。

でも、日本の輸入住宅では、何故か20年以上前に施工した家しかこのタイプのラッチは使われておりません。どうしてそうなのかは私共でも分かりませんが、輸入・国産を問わず頭にフェースプレート(板状の金属部品)が付いたものが国内では一般的になっています。

とは言え、フェースプレートのないドライブイン・ラッチをお使いのお客様はたくさんいらっしゃいますから、私共はこうした部材の供給をしていくことを継続していかなければならないと思っています。

今回、お客様からは予備を含めて4本のドライブイン・ラッチが欲しいというご依頼を頂きましたから、丁度4本あった在庫の全てを出荷しようと思います。

普段から大量に在庫することはありませんから、万一ご希望の数量を満たせないという場合は、アメリカから輸入するまでお待ち頂くかも知れませんが、ちゃんと調達しますのでお待ち下さいね。

尚、輸入のラッチには、キーでロックするドアノブ用に防犯対策しているものと、空錠及びプライベート・ロック用ものの2種類がありますので、ご注文頂く際はご注意下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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