お知らせ : ページ 117

このロック金物は、種類が多い

こちらは、ミルガード(Milgard)製引き違いサッシ用のロック・クレセント。

引き違いだけでなく、上げ下げ窓(シングルハングやダブルハング)にも使われたりしますね。

このタイプのロック金物は、多くの輸入サッシで採用されていますが、似たような形でも微妙に違うというものがたくさん存在します。

ですから、形だけでなく、全体の大きさや取付け穴の位置や間隔、ストッパーの有無などといったことをチェックしないと、調達したはいいが取付けが出来なかったなんてこともあります。

今回のお客様にも既存のものの写真を送って頂いて、それと同じ形状・同じ大きさのものを調達しました。

このロック金物は、鋳物で出来ていますから結構丈夫なんですが、建具同士の噛み合わせが固かったりすると、回転する爪が削れたり、レバーが抜けてきたりします。

ロックがスムースに行かないようなら、長く気持ちよく使い続ける為に、取付け調整をしておきたいものですね。

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キッチンシンクをきれいにしよう!

昨日、北名古屋市のお客様から、コーラー(Kohler)のキッチンシンクの細かな傷やボヤっとした汚れをどうやってきれいにしたらいいかというご相談を頂きました。

コーラーやアメリカンスタンダード(American Standard)といった輸入住設メーカーのキッチンシンクや洗面ボウルは、国内の輸入住宅で広く使われています。

エナメルのホーローで出来た大きなワン・シンクのベーカーズフィールドなどは、輸入住宅好きの皆さんにとっては憧れの商品だったと思います。

ただ、そんなシンクも使い続けていると、細かな傷(スクラッチ)が付いたり、そこに油汚れが入り込んでせっかくのツヤが失われてしまうなんてことがよくあります。

そこで、メーカーの国内代理店に傷の取り方やメンテナンス方法について問い合わせをしたのですが、これと言ってメンテナンスをする方法がないという返事しか返ってきませんでした。

そこで、製造しているアメリカ本土でどうしているか調べた処、ちゃんとシンクやボウルの傷や汚れに対処出来るクリーナーがあることが分かりました。写真は作業の前後を撮ったものらしいのですが、本当にこれくらいきれいになれば嬉しいですよね。

勿論、こういったクリーナーを使う前に、ある程度の油分や汚れを取り除く必要があると思いますが、クリーナーを併用することで更に美しく蘇るのではないでしょうか。こういったメンテナンス用の材料なんかも輸入出来ますので、ご希望の方はご相談下さいね。

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また今年もやってきました

今朝は、用事を済ませる為に、近くのコンビニに歩いて出掛けました。

その途中、ご近所さんの花壇に咲いているツツジを発見。

赤い花はまだツボミでしたが、白いものは今が盛りというくらいきれいに咲いていました。まだ4月の半ばだというのに、ちょっと今年は早いですねぇ。

さて、そんなツツジやサツキが咲く時期に気になるのは、毎年の如く「シロアリ」の旅立ち。

無数の羽アリたちが、小さな巣穴から一斉に飛び立つのです。

その数は尋常ではありませんから、数匹見付けただけなら、それは羽アリの残骸(行き場が見付からず、死ぬ寸前の虫)かも知れません。何れにしても、羽アリが出るシーズンはこの時期しかありませんから、巣を見付けて駆除する絶好のチャンスなんです。

勿論、建物から遠い庭や近所の林なんかに巣があっても、気にすることはありません。家のすぐ際などに巣があったり、家のどこかから羽アリが飛び出してきたりしたら、この機会に駆除すべきです。

シロアリに対してあまり神経質になる必要はありませんが、放置するのはいいことではありません。この記事をお読みになった皆さんは、是非週に1度は家の周囲を歩いてシロアリの蟻道が家の中へとつながっていないか、チェックしてみるといいかも知れません。

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ペアガラスが曇っても交換可能

こちらは、ミルガード(Milgard)社の両開きの2連ケースメントサッシ。

ガラス内に飾り格子も入っていて美しい上に、格子がガラス掃除の邪魔にもならず窓拭きもしやすいと思います。

ただ、この輸入サッシはペアガラスが曇ってしまっています。これは、屋外側から雨が入り込んだいわゆる内部結露という不具合です。

こうなると、ペアガラスを交換するしか直す方法はありませんが、一般的にアルミクラッドの木製サッシではガラスだけでなく建具(障子)ごと交換になってしまいます。

しかし、こうした樹脂サッシの場合は、割れやすい樹脂製のガラス押えさえ破損させないように外すことが出来れば、ペアガラスのみの交換は可能です。

勿論、正確なガラスの大きさを確認して、それに合わせてペアガラスを新しく作らなければなりません。ですから、ガラス押えは、寸法計測時とガラス交換時の2回取外し・取付けの両方を行います。

何度もガラス押えを触りますし、交換時のガラスの位置出しや交換後の防水処理も適切に行う必要がありますから、結構気を遣う仕事です。でも、ちゃんと以前の美しいデザインを取り戻した時は、気持ちいいですよね。

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ここを直せば、バネの交換は不要です

ハード(Hurd)社のダブルハングサッシは、スプリング式のバランサーによって建具の開閉をサポートしています。

写真の部品は、スプリングと建具とを接続する場所に使われていますが、プラスチックで出来ているので、経年劣化で割れてしまうことがあります。

そうなると、バランサーで建具を引っ張り上げることが出来なくなりますから、窓の開閉が出来ない状況になるのです。

多くの場合、このクラッチシューを新しいものに交換してやれば、元通りに直りますから、バランサーのバネの交換は要りません。(勿論、スプリングも一生持つ訳ではありませんが・・・)

ハードも輸入住宅ブームの際はよく採用されたサッシですので、こうした部品もそろそろ交換時期に来ています。メンテナンスを疎かにせず、常にスムースに使えるようにしておきたいものですよね。

<関連記事>: 古いハードは、バネが見えます (2021年4月22日)

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鍵が解除出来なくなったローウェン製テラスドア

家の勝手口ドアとしてもよく使われた、ローウェン(Loewen)社のテラスドア。

数年に一度くらいあるのですが、ロックが掛かったままになってドアが開かないというトラブルがあります。

こういう場合、ロックセット自体が壊れていることもあるかも知れませんし、ハンドルやロックのサムターンといった周辺部材の破損、ヒンジの劣化等によるドアの下がりなどが原因のこともあるでしょう。

本来なら現場にお邪魔して状況を確認の上、ロックを何とかして解除してから不具合部品の調達を考えるべきでしょうが、交換部品が到着するまでの間は鍵が開いたままになってしまうかも知れません。

それだと防犯上不安でもありますから、ある程度想定される不具合に対して交換部材を用意した上で、鍵の解除及び交換修理を行うことがベターだと思います。

ただ、その際は不具合のない部材も調達してしまうということを承知して頂いて手配を進めなければなりませんし、また想定していない場所に不具合があることもない訳ではありませんから、そのリスクも覚悟頂く必要があります。勿論、その為に経験を積んでいるのですから、そのリスクは相当低いとは思います。

それよりも何よりも、まずは鍵の解除が出来るかどうかが問題ですね。(最悪ロックバーを切断するとなると、時間も手間も結構大変です)それでも、最終的にはちゃんと以前のようにスムースに開閉出来るようになりますから、ご安心を。

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窓メーカー不明のロックハンドル

神戸のお客様から、ヴァイスロイ(Viceroy)社のものと思われる輸入サッシのロックレバーが壊れたので、交換部品を調達出来ないかという相談がありました。

半分写っていない状態の写真ですが、こちらをお客様から頂きました。

写真の部品は正常なものを撮ったようですが、破損したものはレバーと台座とが分離してしまった状態でした。

こちらのロック金物は、最近殆ど見掛けない部品で、恐らくサッシ・メーカーもヴァイスロイではないような気もします。このロックレバーは、マルチロックと呼ばれる防犯性や窓の気密性を高くするシステムの部品で、1ヶ所のレバーの操作で、数ヶ所の鍵が一度に掛かるというスグレモノ。

逆に言えば、数ヶ所の負担が1つのレバーに掛かる訳ですから、ちゃんとメンテナンスをしないと金物を傷めてしまう恐れがあります。私たちなら潤滑剤を定期的に塗布するのですが、お客様はそうしたことをやらない人もいますから、そのうち無理な力で割れてしまうかも知れません。

幸いこの部品を供給してくれる部品メーカーは見付けましたが、珍しいせいか価格は通常のロックレバーと比べても相当高いようです。1個だけ欲しいというご希望ですが、そこは海外送料も結構する部品屋さんですので、ものの割には価格が高いことを覚悟してもらわないといけません。

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アメリカのひとつのトレンド

こちらは、北米でインテリア全般を提案し、商品を販売しているポテリーバーンというブランドのインテリアです。

最近は、輸入住宅の修理やメンテナンスの記事ばかりで、楽しさに欠けるというご意見を頂きましたので、今日はトレンドの一つをご紹介します。

アメリカに限らず世界的にオーガニックなものや自然を取り入れた生き方・住まい方が流行となっていますが、こちらのブランドもナチュラルでありながら洗練されたデザインを訴求しているようです。

写真のインテリアのテーマは、「海」。片田舎にある白い砂浜。そこに建つ小さな家から遠くの青い海を眺めているといったイメージでしょうか。

強い青ではなく、少しグレーが入ったような青をカラー・トーンを変えて散りばめていますね。勿論、基調色は白なんですが、それでも真っ白にはせず、やはりトーンを変えて配置しています。

お分かりかも知れませんが、色として認識されない白や黒以外は、青とベージュ(茶)の2色しか色を使っておりません。たくさんの色を使わず、要らないものを削いでシンプルに仕上げるデザインは、人を落ち着かせてくれますし、美しさも飛び切りです。

勿論、こうしたデザインを気に入ったという人には、クッションから壁の絵までポテリーバーンが全て提供してくれますよ。

人の往来が出来なくても、モノの往来は自由ですから、家具やインテリアをアメリカから調達することは可能です。是非日本とは違うインテリアにしてみては如何でしょうか?

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3ヶ所修理すると結構時間も掛かります

今朝、ヴァイスロイ(Viceroy)社の掃出しサッシの修理・調整作業を行ってきました。

鍵が破損して動かないというのは、1ヶ所だけだったんですが、他に2ヶ所動きが悪いものもあるので、一緒に交換・調整をして欲しいというご依頼でした。

写真は、その際交換してきた古いロック部品です。

完全に破損していたのはロックレバー1個ですが、ロックケースも動きが渋くなってきていましたので、今回の交換はいいタイミングかも知れません。

スライディング・パティオドアの動きに関しては、ドアの建て起こしの問題というより、窓上に掛かる建物の荷重や戸車の問題(ローラーの歪みやゴミ等の付着・錆)が大きいような気がしました。

取り敢えず、建て起こしを調整して、動きがよくなるように出来る範囲でサッシ枠やドアの掃除を行いました。作業には意外と時間が掛かりましたが、ヴァイスロイの掃出しサッシの特性などを改めてチェック出来ましたから、次回はもう少し手際よく作業が出来ると思います。

今回の修理は、中古物件の入居前のメンテナンスでしたが、随分スムースに開閉出来るようになったと思いますから、きっとお客様も驚かれるような気がします。

<関連記事>: そのままでは取付け出来ません (2021年3月12日)

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ダブルのロックラッチの窓金物

こちらは、ミルガード(Milgard)社の掃出しサッシのハンドル周囲。

今回は、ハンドルに付いているロックレバーが、下まで完全に下がらず途中までしか動かないという不具合です。

レバーを動かしてみると、2つある鍵爪フック(ロックラッチ)も中途半端にしか動かず、これでは受け金物のストライクには引っ掛かってくれません。

単純に動きが悪くなっただけかと考え、潤滑剤を塗布しても特に状況は変わりませんでした。こうなると、ドアの中に隠れているロック金物(モーティスロック)自体に何らかの不具合があるということになります。

ハンドルやドアを分解して、内蔵されたロック金物を取り出してみた処、やはり金物内部の部品が割れて、それがラッチの動きを邪魔しているという感じでした。取り敢えず、応急処置としてロックが掛かるようにはしましたが、破損している為に一部ロック金物の機能が働きません。

その為、破損しているロック金物を交換して、ドアの建て起こし調整も行うことで、元通りスムースに開閉・ロックが出来るようになるはずです。20年近く経った建物でも、こうしたメンテナンスで元通りに出来るなんて、輸入住宅は素敵だと思いませんか?

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