お知らせ : ページ 118

カチカチ言うなら、修理は可能?

昨日、春日井市のお客様の処に伺って、久々にロジェール(ROSIÈRES)製コンロを修理してきました。

国内に交換用部品の在庫もなく、ほぼ修理は不可能な状況になりつつありますが、何とか直したいという要望を頂き、詳しい状況を聞きました。

キッチンコンロは、TDS-64という型番のもので、ガスオーブンは付いていないが、ゴトクの上の耐熱ガラスのフタが付いたおしゃれなレンジです。

通常は点火プラグの上でスパークしてガスに火が着くのですが、写真のようにプラグの下の場所でミスファイアしてしまい、ガスに火が着かないという不具合でした。

この場合、スイッチを操作すれば、電気が来るということですから、点火に関する大まかなシステムは機能していると考えて宜しいでしょう。あとは、どうして変な処でスパークしてしまうのかという問題です。

お客様にはダメ元で調査を行って、原因を確認の上部品交換をしないで直せるということなら修理をしますというお話をしました。

勿論、修理不可となる確率が高く、安易に期待を持たせることはよくないですから、修理が出来ようが出来まいが出張調査の費用は掛かりますので、その点を了解頂けますかと相談させて頂きました。そして、考え得る限りの道具と材料を準備して、お客様の元にお伺いしました。

まずはスパークの状態を確認しないといけませんから、コンロを分解して電気配線やガス配管を露出させました。そのうえで、ミスファイアする場所や原因を考えて、そういったことを順番に解決していった結果、見事全ての口で点火が正常にされることを確認しました。

部品交換なしで無事に修理出来たのは、点火の際の「カチカチ」というスパーク音が鳴ったということが大きかったと思います。

点火プラグの部品はありませんが、プラグまで電気が来ているだろうと推測出来る状況だったから、出張点検を決意しました。

全ての修理案件でうまく修理が出来る訳ではありませんが、構造が比較的簡単なロジェール製コンロですから、皆さんのおうちのものも、もしかしたら直せるかも知れませんよ。但し、淡い期待は禁物ですから、その点はご注意を!

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ドアクローザーの下地がない

こちらは、輸入玄関ドアに装着されたドアクローザー(ドアチェック)。

恐らく表面素材はスチールかグラスファイバーではないかと思われますが、ドアクローザーをビス留めした箇所から割れが入っています。

長年いろいろな輸入住宅をメンテナンスさせて頂いておりますが、こうしたトラブルは初めてではありません。と言うか、結構多いと言っても過言ではないと思います。

これは、ドアを海外のドアメーカーに注文する際に、下地を入れるようにちゃんと依頼しなかった為に起こります。ドアクローザーを装着する場合、そこに大きな力が加わりますから、ドアの吊元上部に木の下地材を入れてくれるように注文する必要があります。

でも、そういった事情に慣れていない住宅メーカーが作った輸入住宅では、下地なしでドアクローザーを取り付けてしまうケースが多く見られます。

新築当初は、表面材の強度で何とか作動していても、毎日のドアの開け閉めに耐えられず、そのうちビス留めした部分からドアクローザーが引っ張られてドアにクラックが入り始めるという感じです。

ドアの中に後から下地を入れるのは、なかなか困難なことですから、こういう場合はドアクローザーを撤去した方がいいかも知れません。たまに、ビスではなくボルトを屋外側まで貫通させてナットで留めてるドアもありますが、それも一時しのぎでしかありませんから、デザイン的にもお勧め出来ませんね。

もしこういう不具合が起こってきたら、早めにドアクローザーを取り外して、その部分を塗装などできれいに修復するといいですよ。最悪はドアを交換すればドアクローザーも取付け出来ますが、サイズや位置合わせを計算して取り付けるのは、結構面倒かも知れません。

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ペアガラス内の錆

こちらは、ミルガード(Milgard)製の開き窓、ケースメントサッシの様子です。

古くなってきているだけで、特に問題はなさそうに見えますが、建具(障子)のガラスをよく見ると、ペアガラスの中にいく筋もの茶色い錆が出ています。

これは、ペアガラスの内部結露が原因で起こった不具合ですが、元々は雨がサッシの中に入り込んで、それがガラスの中へと徐々に侵入したものです。

ペアガラスの中は、周囲にあるスペーサーによって気密が保たれているのですが、経年劣化でスペーサーにも僅かな隙間が生じることがしばしばあります。そこに建具枠へ外から入り込んだ雨が侵入すると、ペアガラスの中で気化したり水滴となったりを繰り返し、金属のスペーサーを錆びさせます。

こうなったガラスは元には戻せませんから、ペアガラスを交換する以外に直す方法はありません。幸い輸入の樹脂サッシは、ガラスの交換が可能ですから、ちゃんと直すことは可能ですが、ガラスを露出させて全体の寸法を計測しないとオーダーすることは出来ません。

ここで適当な寸法でガラスを注文すると、また隙間が生じたり、カラスが建具に入らなかったりしますから、インチで計測することが大切です。ただ、調査・計測を適切な工具や施工で行わないと、ガラスの押し縁を破損させてしまったりして、押し縁も注文しなければならなくなるハメになりますよ。

それから、こちらは網戸もそろそろ寿命が来ているようです。この際、新しいグラスファイバーの網と網押さえを一緒に交換して、気持ちいい状態にしておきたいものですね。

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剥げた塗装もこの通り

クラウドファンディングで募金頂いたお金を使わせて頂き、私の母校 昭和高校のクラブハウスの塗り直しを実施しました。

こちらは、昭和高校創立80周年に何か出来ないかということで、同窓会が計画した事業の一つです。

写真左の陽のよく当たる妻壁は、雨にも多く晒されていましたから、塗装も剥げて木の板で出来た壁も結構傷んでおりました。

この建物は、10年前の70周年の際に大規模リフォームを行い、蘇ったのですが、今回の塗り直しでまた新築したようになりました。

使用したペンキは、カナダの高級塗料パラペイント。防水性や耐久性は抜群なのに、木の呼吸作用も止めないという素晴らしい塗料です。

屋根以外全て木で出来たクラブハウスですから、こうした塗装を定期的に行えば、100年くらいは平気だと思います。そうそう、この建物ですが、基本構造は60年前の木造のまま。

30年で建て替えるのが普通の日本の建物ですが、この建物はサスティナブルだと思いませんか?今後も長く生徒さんたちに使い続けて欲しいものです。

因みに、この塗り直しは同窓会OB・OGだけでなく、ここを卒業した昭和高校の現役先生の皆さん、現役生徒さん、PTAの皆さんがボランティアでやってくれました。有難うございました。

<関連記事>: お世話になった高校で恩返し (2021年3月27日)

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これでは、ドアが開けられないでしょ

マーヴィン(Marvin)社のスライディング・パティオドアの修理調査を行ってきました。

掃出しサッシと呼ばれる窓ですが、可動する側のドアの下枠が腐って大きな穴が明いています。

穴の中には、普段はお目に掛かれない戸車の部品が覗いていますね。

恐らく相当前に屋外側からドア内に侵入した雨が、木枠を中から腐らせてそれが室内側の表面に出てきていたと思います。

ここまでになるまでお客様は放置していたということですが、これでは木を補修するというだけでは直せないと思います。

マーヴィンの場合、雨漏れによる木の腐りについては、建具(ドア)を交換する形で修理メンテナンスを行うというのが一般的です。重くて大きなドアをアメリカで製作してもらって、それを船便で日本まで運んでこなければなりませんから、費用も時間も掛かります。

対処を疎かにするとその分余分な心配も増えますから、家についても早期発見・早期治療を心掛けるようにしたいものです。

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下がったまま放置してはいけません

輸入住宅の玄関や勝手口に使われる輸入ドアは、国産のアルミドアに比べて非常に重いですよね。

重厚感もあるし、そう簡単には壊せないだろうという安心感もあり、輸入ドアへの愛着はひとしおかも知れません。

ただ、重量があるということは、それを支えるドアヒンジ(蝶番)には常に大きな負担が掛かっているということでもあります。

それも毎日人の出入りが頻繁にありますから、開閉の度に蝶番同士が擦れ合って徐々に摩耗していくのです。勿論、そうした消耗に耐えられるように、輸入のドアヒンジは分厚いステンレスなどで作られているのですが、それでも必ず経年劣化は起こります。

写真は、それが起こった時にどうなるかを表しているのですが、ドアの敷居(ボトムシル)にドアの下端が当たってくると、敷居に傷が付き始めます。多少ならばいいと考えて、殆どの人は見て見ぬふりをするのですが、それが一番よくありません。

敷居の傷は徐々に大きくなり、ドアも開け閉めしづらくなります。そのうち、ドアのデッドロックのバー(カンヌキ)やドアラッチ(鍵爪)も受け側の穴に入りづらくなったりしてきますから、今度はドアノブや鍵が破損する恐れも出てきます。(最悪は、ドア本体も壊れます)

ドアの敷居に傷が付いてきたら、ヒンジを新しいものに交換して、ドアの高さ調整や水平バランスを取ってやるメンテのサインです。いつまでも気持ちよく輸入住宅に住み続けたいのであれば、そうした日頃の点検修理を怠らないようにして下さい。

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早めに対処出来ていたらよかったのに・・・

こちらは、犬山市のお客様からご相談頂いたアンダーセン(Andersen)社のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)。

ハメ殺しのFIXドアの方が、ご覧のように木が腐ってきています。

ここまでなるには相当雨が入り込んだはずですが、途中お客様も気付かれたのか、建具の木枠にコーキングを打って何とか防水しようとした感じがあります。

ただ、素人ということもあって、コーキングの施工の仕方があまり上手ではないようですし、施工した場所も一部でしかなく雨が入り込むのを止められなかったようです。

このシリーズの古い掃出しサッシは、あまり防水性能がよくなかったようで、私も何度かドアの交換・メンテナンスを行っています。このお客様も私が交換をしたという記事をご覧になってご相談頂いたようですが、私に相談頂く前に他社に見積を依頼された処、随分と高い金額を提示されたそうです。

でも、アンダーセンの掃出しサッシは、金額的には高い部類に入りますから、私にご依頼頂く場合にはもっと高い金額になるかも知れません。(私たちはドアを交換するだけですが、他社の見積はドア交換なのか、それとも窓枠ごと外壁から外して交換なのかは分かりません)

私たちは、単純にドアを交換するだけでなく、製品が到着したら屋外側の防水処理を社内で行い、室内側の木部も専用の防水塗料を施工します。そうすることで、今後同様のトラブルが起こる確率が極端に減ると、私たちは考えています。

他の業者さんが行わない余分な作業を実施してからの交換ですし、動きの調整などといったこともやりますから、その分の費用は自ずと掛かります。一時しのぎの安さを取るか、仕事の丁寧さや長期的な安心感を取るかは、皆さん次第ですね。

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お世話になった高校で恩返し

昨日から、私が40年前に通った昭和高校のクラブハウスの塗り替え工事を行っています。

同窓会が、クラウドファンディングで集めた募金を基に、10年前に大規模改修を行った建物の塗り直しを行おうというものです。

構造は昭和39年に建てた時のものをそのまま使い、補強や外装のやり直しをしたのがこの建物。だから、構造そのものは60年近く経っているということです。

10年前の改修時には、多くの現役生徒さんに手伝ってもらい、真っ白に塗装をしましたが、風雨に晒され外装の木も傷んできました。このままではまたボロボロのクラブハウスに戻ってしまいますから、高校創立80周年のこの機会に塗り直しを敢行することになりました。

塗料や簡単な道具は、募金のお金を使わせて頂いて購入してもらいましたが、作業は全てボランティア。昨日は、今日の本塗りに備えて、木の腐りを補修したり、木のヤニが浮いてこないようにパラペイントの専用プライマーで下塗りをしました。

少人数で作業を行いましたから、結構大変ではありましたが、何とか無事に作業を終了出来、本日の上塗り作業に備えることが出来ました。今日は、またたくさんの現役生徒さんにお手伝いを頂いて、上塗り1回目を行いたいと思います。

<関連記事>: 剥げた塗装もこの通り (2021年3月31日)

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外れ掛かっているガラス押え

アライド(Allied)社のシングルハングサッシのメンテナンスについて広島のお客様からご相談を頂きました。

この輸入サッシ・メーカーは、国内での販売代理店はありませんから、メーカーからの交換部材等の調達はほぼ不可能な状況です。

そこで、お客様はNETで検索して私たち ホームメイドを見付けて連絡を頂いたということのようです。

写真は、ペアガラスを外側から押さえている樹脂製のガラス押えと呼ばれる部材が外れたり脱落したりしている様子です。こうなると、最悪ガラスが建具枠から外れて落ちてきてしまいます。

勿論、台風でも雨漏れするかも知れませんし、防犯上もあまりいい状況とは言えませんね。通常、このガラス押えは建具にある溝に差さって固定されていますから、外れることはありません。

製造段階からしっかりガラス押えがはまっていなかったのか、それとも何らかの原因で新築時に外してしまい、うまく取付けられなかったのか、何れにしても変な状況です。

形状や寸法が分かれば、新しいものを調達して取り付けることも可能な気もしますが、同じものが見付かるかどうかが問題です。また、もし同じものを調達出来たとしても、広島の業者さんがちゃんと取付け出来るかどうかも心配です。

取付けを間違ったり防水処理を怠ったりすれば、ペアガラス内に雨が入ってガラス交換をしなければいけないなんて事態にもなりますからね。

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腐るのは、木製サッシだけじゃない

お客様から木製ガレージドアの交換・修理のご相談を頂きました。

2台横並びで入る大きなガレージドアなんですが、その下端の木枠が脱落してきているようです。

写真を見ると、劣化したボトムラバーが付いた部分だけが垂れ下がっています。

こうなると、ドアを吊っているトーションスプリングの力がガレージドアに伝わりませんから、非力なオープナーの力だけで動かすか、手動で持ち上げるかしか出来なくなります。但し、電動オープナーに異常な負荷を掛けることになりますから、オープナーがすぐに破損してしまう恐れもあります。

現在、すぐにガレージドアの交換部材の手配が可能かどうか確認していますが、こういう場合ドアの重さに応じた適切なトーションスプリングを使用しなければなりませんから、ドアだけの交換では済みません。

アルミクラッドの木製サッシでも同様ですが、屋外に接している木は雨で腐るリスクがありますから、屋外用の木部防水塗料のティンバーケアなどを使って、定期的に防水塗装を行う必要があります。

車でも家でも定期的な点検・整備が、長持ちをさせる秘訣ですから、ガレージドアも5年毎くらいでメンテナンスをして下さい。

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