お知らせ : ページ 2

似てるけど、違います

三重県のお客様の輸入住宅で、様々なメンテナンスについてご相談頂いております。

そのうちの一つが、輸入ダブルハングサッシのバランサー交換。

バランサーは古くなると、窓の開け閉めが固くなったり、窓を開けてもすぐに下がってきたりしますから、15年程度で交換が必要です。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のインテグリティ(Integrity)というシリーズのファイバークラッド木製上げ下げ窓。写真は、その窓の側枠(サイドジャム)部分に入っているバランサーです。

上窓用と下窓用の2種類のバランサーが内蔵されていますが、当然長さもそれぞれ違います。バランサー表面の色は、内側の下窓用がベージュで、外側の上窓用が亜鉛メッキされた色になっていますが、現在入手出来るものは全て亜鉛メッキのタイプになっています。

どんな輸入の上げ下げ窓でも、必ずバランサーは装着されていますが、同じマーヴィンのダブルハングでも古いアルミクラッドのマーヴィンと比較的新しいマーヴィンのものではバランサーの形状は近いですが違います。

また、今回のインテグリティのバランサーも、上記2種類のアルミクラッドサッシのバランサーとも異なっています。

ですから、バランサーを調達する際は、どのメーカーのどのシリーズのものか、製造時期はいつかをはっきりさせないとトンチンカンな部材を注文してしまうことにもなりかねません。

また、バランサーには長さやバネ強度、製品等を表す刻印が付いています。サッシの大きさや重さ、上窓か下窓かによってこの刻印も変わってきますから、交換部材を調達する際は、必ずチェックすることが必要です。

メーカーも何も分からないという場合は、私共のような専門家に依頼して詳細をチェックしてもらってから、注文手配をして下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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フレームはそのまま使えそうです

名古屋市のお客様が、私共の事務所に壊れた網戸を持ってやってきました。

輸入サッシはマーヴィン(Marvin)製のようですが、詳細はよく分かりません。

写真は、その際お持ち頂いた壊れた網戸です。

対角線上の2つのコーナー部品が、破損又は欠損した状態になっています。グラスファイバーの網も白化が進んできているという状態ですから、今回の修理の際に張替えをすることとなります。

網戸部品の全てはアメリカから輸入することが必要ですが、周囲のアルミフレームや補強の為のセンターフレームはそのまま流用することが出来そうです。

輸入材は3フィート(90cm)までの長さであれば、送料等の輸入経費も比較的安価なんですが、この網戸の長いフレームのように長さが1.2mもあるものは倍以上の費用が掛かってしまいます。

ですから、この網戸を1から全部作り直すとなると費用は何万と掛かるのですが、グラスファイバーの網や樹脂製のコーナー部品、網戸固定ピンなどの交換だけでしたら、費用を抑えることが可能です。

フレームも長く使い続けられて古くなっているでしょうから、多少歪みがあるかも知れませんが、その程度であればある程度修正すれば実用に問題ないくらい真っ直ぐにすることが出来るはずです。

これ以外にも網の張替えをしたい窓の網戸がいくつかあるようですし、網戸以外にも見て欲しいという箇所もあるようですから、一度現地調査に伺って修理計画を立ててみたいと思います。

全てではありませんが、輸入網戸はある程度汎用部材が使われています。ですから、窓メーカーが不明でも、部品の形状や大きさが分かれば作り直したり、部分的に補修して直したりすることは可能です。

もし網戸が壊れて窓も開けられないと困っていらっしゃるようなら、一度私共にご連絡をして下さい。

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梅雨の晴れ間の防水作業

今日は愛知県でも殺人的な暑さに見舞われていますが、数日前は雨が降ったり止んだりの不安定な天気でした。

この写真は、そんな天気の合間を縫って、交換用の新しい建具のガラス防水を行っている様子です

輸入窓は、アンダーセン(Andersen)の木製ダブルハングサッシ。

上げ下げ窓の上窓建具が雨漏れで腐ってしまって、まとめて交換する為に新しい建具を輸入しました。建具の木の腐りは、基本的に屋外側のガラスと枠との境い目から雨水が建具の中に浸入した為に起こります。

ですから、屋外側のペアガラスの周囲を防水処理してやるのですが、アンダーセンの建具はガラス押え(押縁)の取付け精度があまりよくありません。

ですから、ガラスの周囲だけでなく、押縁のつなぎ目や取付けラインの隙間なども一緒に防水してやらないと、雨漏れリスクを完全になくすことは出来ません。そういう処理が必要な箇所は、建具一つひとつで異なりますから、状況に応じてそれを判断し施工してやる必要があります。

勿論、それと同時に室内側の無塗装の木枠もティンバーケアで防水塗装を施しますから、雨漏れ対策は万全です。

サッシに建具を取り付ける前に、ここまで追加作業を行う業者さんは滅多にいないでしょうが、ここまでやらないといくら建具を交換してもまた同じトラブルに見舞われてしまうと思います。

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この状態ではドアが腐ります

長野県のお客様から、輸入のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のガラス押え(押縁材)が外れて困っているというご相談を頂きました。

輸入窓はメーカー不明ですが、形状からするとマーヴィン(Marvin)製のような気もします。

写真がその押縁の様子ですが、四方に回してあるうちの縦方向のものが1本端から外れ掛かっています。

ペアガラスを固定するだけであれば、四方のうちの1本が少し外れているだけなら問題はありませんが、窓上にヒサシがない場所やサッシへの雨当たりが強い場所だと、ここから雨水が木製ドアの内部に入り込んで、ドア内部から木を腐らせたりペアガラスを曇らせたりします。

勿論、そうなるまでにはある程度の時間が掛かりますが、そうなったら木部の修復やペア強化ガラスの交換などで多額の修理費が必要です。

外れたのだから元に戻せばいいと考える人も多いと思いますが、もしこの掃出しサッシがマーヴィンのものであった場合、このアルミ製の押縁材を固定する為に内部に装着された固定用の部材に異常があるかも知れません。

もしその部材に破損や劣化があった場合は、その部材を交換しなければ押縁材を留めることは出来ないのですが、マーヴィン本体や部品メーカーから手に入れることは出来ない状況です。

このお客さんが近くの大工さんに相談したそうですが、その人は押縁材を完全に取ってしまって、そこにコーキングを詰めて修理をするという方法を提案されたそうです。

でも、それではガラス押えが一部なくなってしまいますから、重い強化ガラスがちゃんと固定出来るかという心配がありますし、一時的なコーキングが切れたら雨水がドア内部に入ってくる可能性もあります。

また、ペアガラスがトラブルで将来交換が必要となった際に、コーキングが邪魔をして、ガラスの取外しが困難になることも予想されます。

サッシの構造や使用部材には理由がありますから、そういうことを無視して適当に修理をすることは、反って問題を引き起こすかも知れないということを想像する必要があります。

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受け金物がないものもあります

長野県のお客様から、輸入サッシのロック金物が欲しいというご相談を頂きました。

お客様曰く輸入窓はミルガード(Milgard)とのことですが、サッシにはインペリアル(Imperial)の表記があることから、これが窓のメーカー名かも知れません。

写真は、引き違いサッシ(スライダー)に付いていた不具合があるロック金物と正常な金物です。

鍵を掛ける為のラッチフックが、折れてなくなっているのが分かります。このロック金物は、もう一方の建具側に空いているスリット(溝)にラッチフックを引っ掛けることで、鍵が掛かり窓が開かなくなるようです。

勿論、受け金物(ストライク)にこのラッチを引っ掛けてロックするタイプもあるのですが、わざわざ受け金物を付けなくても鍵が掛かるという点ではシンプルでいいかも知れません。

ただ、そういう場合、窓に歪みや変形が生じて鍵が掛かりづらくなった時、それを調整して直すという解決策が限られてくる恐れもあります。

今回、ラッチフックが破損して交換を余儀なくされている訳ですが、恐らく原因は鍵が掛かりづらく固くなったことだろうと思いますから、単純にロック金物を交換するだけでは問題解決とはなりません。

根本的な原因を確認した上で、将来同じ問題が起こらないように修理することが求められています。

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ローウェンもきれいに直せます

岐阜県のお客様の輸入サッシの修理をしています。

サッシの建具が2枚ありますが、こちらはどちらもローウェン(Loewen)のケースメントサッシのものです。

建具の外装のアルミカバーの隙間から雨が入り込んで、建具の木枠が中から腐ってしまいました。

通常であれば、ローウェンの建具は修理するのではなく、新しいものに交換するというのが常道ですが、ローウェンは日本から撤退し販売代理店も国内にはありませんから、新しい建具を製作してもらう道はありません。

そこで、私たちは建具の腐った木枠を部分的に加工・修復するというやり方で修理を行うというサービスを始めました。

修理をより正確に行う為に建具からペアガラスも外してしまい、建具屋の仕事をしやすくします。

ペアガラスを外す手間やまたそれを元に戻す手間、ガラスを固定している押縁材を壊さないように脱着する手間など、余分な工程が発生する分費用も掛かってしまいますが、修復の完成度は格段に上がります。

勿論、木部を修復するだけでなく、ガラスの周囲から再び雨水が浸入しないように防水処理を行ったり、木部をティンバーケアで防水塗装したり、雨漏れ対策も万全です。

写真は建具屋から木部修復を終えて戻ってきた様子ですが、腐っていた木枠は真新しい木で元通りになっているのが分かります。当然。屋外側のアルミ枠も何もなかったかのように仕上がっています。

<関連記事>: 普通の人は外せないだろうなぁ (2025年4月11日)
<関連記事>: 残すは、特殊な木部塗装 (2025年6月21日)

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似た感じでもこれだけ違う

先日、神奈川県の輸入住宅で外してきた古いロックケースがどんな形状をしているか確認する為に、違うメーカーのものと比較してみました。

古いロックケースの輸入窓は、ペラウィンドウ(Pella)製のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)に取り付けられていたもの(写真右)です。

そして、私共が新品で持っているマーヴィン(Marvin)のインテグリティというシリーズのスライディング・パティオドア用のもの(写真左)を隣に置いてみました。(フェースプレート付き)

両者共大きさ的には同じくらいですし、ビス留めする為の取付け穴の位置は全く同じでした。それを考えると互換性があるように思えますが、ロックラッチの形状や大きさに違いがありますから、鍵を掛ける為には位置調整をしなければなりません。

また、ロックレバーを差し込む為の穴の位置が微妙にずれていますから、ドアに明けられた取付け穴の位置も若干変わってしまいます。

そして、一番の違いはロックレバーの穴の角度です。両者共45度の角度で差し込み穴が明いていますが、その傾き方向が右と左で違います。こうなると、ロックレバーの操作も逆の動きになってしまいますから、使い勝手が変わってしまいます。

一見似ているから使えそうな気がしますが、いざ比べてみると一概に同じとはならないことがお分かり頂けると思いますので、輸入サッシの部品はサイズや仕様が同じものを調達するようにしたいものです。

因みに、ロックケースの耐用年数(交換時期)は約15年ですから、調子が悪くなる(鍵が壊れる)前に交換しましょう。

<関連記事>: ペラの古いスライディング・パティオドア (2025年6月6日)

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前よりきれいになりました

名古屋市のお客様の輸入住宅で、修復した窓の建具を取付けてきました。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のアルミクラッド木製ボウウィンドウ。

ボウウィンドウの4枚ある建具のうちの1枚について、下枠の木が雨漏れで腐ってしまった為修復・メンテナンスしました。

以前のブログ記事を見て頂くと分かりますが、建具下に取り付けられたウィンドウヒンジが脱落し、オペレーターのトラックレールも外れ掛かっているといった状態でした。

また、建具を分解している途中で、ガラスの端に欠けのようなものを見付けましたので、ペアガラスもLOW-Eの新しいものに交換しました。

写真は、修復したケースメントの建具をボウウィンドウに取り付けた様子です。ガラスがきれいになった感じがしますが、どこをどう直したのか分からないくらい元通りの形に復旧出来たと思います。

勿論、既存の木製格子も新しい建具にピッタリ嵌まっていますでしょ。手間・暇だけでなく、気遣いのこもった作業をすれば、これだけ美しく仕上がってくれますし、いくつもの雨漏れ対策を実施していますので、今後同様のトラブルになるリスクは極端に少なくなっているはずです。

<関連記事>: ガラスを入れて修復完了! (2025年5月27日)

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今のは緊急時バッテリーを内蔵している

名古屋市のお客様の輸入住宅にお伺いして、ガレージドアの電動オープナーのメンテナンスをしてきました。

ガレージ・オープナーは、リフトマスター(LiftMaster)製。

2020年に設置したものですが、オープナーからピーピー音がするということで、内蔵バッテリーの交換をしました。不具合は壁付けスイッチの液晶画面にも表示されますから、お客様でもすぐに何が悪いのかが分かります。

このオープナーは、スイッチや車載リモコンで操作が出来ますが、それ以外にWifiを使ってスマホからも操作が出来るというスグレモノ。

また、内蔵バッテリーは停電などで電気が使えなくなった際に使うもので、電源が落ちた状態でもガレージドアを開け閉めすることを可能にします。ただ、このバッテリーも車のバッテリーと同様に寿命というものが存在しますから、4~5年程度で交換が必要になります。

最近のガレージドアの電動オープナーは、至れり尽くせりの機能が満載ではありますが、その分定期的に交換メンテナンスをする要素も増えます。

停電したらガレージドアを開け閉めしない、手動で開閉するというお客様は、バッテリーの電線を外しておけばバッテリー交換もしなくて済みますが、それでは何かと不便というお客様は、こういったオープナーに交換してもいいかも知れません。

あと、バッテリーはあくまで非常用ですから、何度でもドアを開閉出来る訳ではありません。停電時に開閉させるにしても、バッテリーの充電が切れてしまったら作動しないことを忘れないようにして下さい。

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互換性のある新しいものなら調達出来ます

昨日、三重県のお客様の輸入住宅に伺って、修理調査をしてきました。

調査に伺った際には、不具合箇所以外にもいくつかご相談されるケースが殆どですが、そのうちの1つをご紹介しましょう。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)製インテグリティ(Integrity)シリーズの4枚ボウウィンドウのうちの1枚のケースメントサッシ。

写真は、不具合があるというケースメントの窓を開いた状況ですが、窓を閉め切った後でもクランクハンドルがクルクル回って止まらないという状態でした。

こういう場合、ハンドルに接続されたオペレーターのギアが正常な位置から外れて、勝手に回っている状態だと思われます。

勿論、窓を開ける方向にハンドルを回すとそのギアが定位置に戻って、ギア同士が噛み合った状況となり窓が開いていきますから、現状使用では問題はありませんが、将来ギアが完全に外れてしまう可能性がない訳ではありませんから、今のうちに新しいオペレーターに交換しておいた方がいいように思われます。

ただ、このデザインのハンドルカバー(オペレーターカバー)は、既に廃番となっていて、新しいタイプしか手に入らなくなっています。

部品の構造や寸法が同じものは辛うじて入手出来ますが、ボウウィンドウの4つある窓の1つだけがちょっとデザインが違ってくるということに、目を瞑って頂かなければなりません。

でも、20年以上前に製造されたサッシのパーツが今でも交換出来るということですから、それはそれで素晴らしいことでもあります。

他社の輸入サッシでも同じようなトラブルを抱えているというお客様は、是非部材が手に入るうちに交換しておいて頂けるといいかも知れません。

ただ、新築時よりもアメリカの物価は桁違いに上がっていますし、為替も倍近くドル高になっています。また、国内には販売代理店がないという窓メーカーも多く、個別に輸入する手間や輸送費が掛かりますから、昔の感覚で値段を考えて頂くとビックリするかも知れません。

その点だけは、予めご容赦頂きたいと思います。

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