お知らせ : ページ 2

久しぶりの問い合わせです

ヴァイスロイのパティオドア・ロックレバー

こちらの部品は、ヴァイスロイ(Viceroy)社製スライディングパティオドア用ロックレバーです。

赤と緑のマークが付いていて、ロックが開いているのかどうかが分かるようになっています。

この部品に心棒が差さっていて、それでロックケースに明いている穴の方向をコントロールしてロックの開閉を行います。

この心棒が経年劣化で折れてしまい、ロックレバーで鍵の開閉が出来なくなったという状態です。恐らく何かの原因で鍵の掛かりが悪くなり、無理にロックレバーを回して鍵の開閉をしようとした処、心棒が折れてしまったのだと思います。

心棒は鉄で出来ているので柔軟性があるのですが、その根元部分は鋳物で出来ている為、そこが割れたか抜けたかしたのでしょう。

ヴァイスロイは、既に会社がなくなっていますから、交換部品をサッシ・メーカーから手に入れることは出来ません。

また、カナダのメーカーであるヴァイスロイは、独特の部品を使ってサッシを作っていることが多く、一般的なサッシ部品で対応出来ないケースが多くあります。

このロックレバーもそうしたスペシャル・パーツの一つなんですが、恐らく私たちの調達ルートで手に入れることは可能だと思います。

掃出しサッシは、出入りをよくする窓ですから、防犯上も出来るだけ不具合を直しておきたいと思うのは当然です。輸入サッシの調子が少しおかしいと感じたら、無理に操作することをしないで、専門家に調整・修理をしてもらうようにして下さいね。

<関連記事>: これもなかなか手に入らない (2019年2月26日)

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これから塗装と防水です

入荷したマーヴィン社ダブルハング用建具

こちらの写真は、先日アメリカから入荷してきたマーヴィン(Marvin)社の交換用建具(障子)です。(大きな建具ですが、ケースメント用ではありません)

雨漏れでダブルハングの木部が腐ってきましたので今回取り寄せたのですが、このように室内側は無塗装で入荷してきます。

ペアガラスの周囲に見える紫色のテープは、マスキングテープ。木部専用の防水塗料、ティンバーケアを塗る前に、ガラスに塗料が付かないように養生をしたところです。

木部もプレーナーで削ったままの状態ですから、粒子が細かなサンドペーパーで表面を擦って滑らかになるように仕上げます。こうしたちょっとした気遣いが、仕上がりの完成度を上げるのですから、手間は少し掛かりますがちゃんと手を抜かずに作業したいものです。

こちら面と反対側の外装アルミの部分は、防水処理を行って雨がサッシの中に侵入してこないように施工します。メーカーが工場で製作した時にも防水処理をやってはいますが、仕事が甘い部分もありますから、やはり自分たちでもやっておく方が安心出来ます。

メーカーを信用していない訳ではありませんが、古い輸入サッシが雨漏れしているのを間近で見ている私としては、何もせずにそのまま窓枠に取り付ける訳にはいきません。安くメンテナンスをしてくれる業者さんもいるでしょうが、私たちとはそうした意識や手間が違います。

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ミルガード製ケースメントサッシ用マルチポイント・ロック

ミルガード製ケースメントサッシ用マルチポイント・ロック

こちらの写真は、ミルガード(Milgard)社のケースメントサッシに取り付けられていたロック金物です。

マルチポイント・ロックと言って、レバーを操作することによって2~4ヶ所のロックが一度に掛かるという仕組みのもので、安全性や気密性が高くなるように作られています。

当然標準的なロック金物よりは仕組みが複雑ですから、サッシのグレードも少し高めになっていたはずですが、こうしたロックは多くの輸入サッシ・メーカーで採用されていました。

今回は、札幌のお客様からのお問い合わせでしたが、仕組みが複雑である為に、動きが悪くなったり、付属部品に不具合があったりもしますから、定期的なメンテナンスを行うといいですね。

このロック・レバーも大きさや種類がたくさんありますから、手に入れる際は寸法や形状を出来るだけ確認した上で、適切な部品を調達するようにしたいものです。

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今日も一日防水三昧

ペアガラスサッシの防水処理

現在、津島市で外装リフォーム中の輸入住宅で、今日は窓の防水処理を行いました。

一部既に施工済みのサッシがあるのですが、外壁の塗り直しが終わるのを待って、その他全ての輸入サッシの防水処理を一気にやりました。

サッシは、クレストライン(Crestline)社のアルミクラッドと一部輸入の樹脂サッシもありました。

20年近く一度もガラスの周囲の防水処理をしたことがないという状況でしたから、これ以上放置すればサッシの木の部分が腐ってくる可能性がありました。屋外用のガラス用コーキングを使うのですが、室内用のものよりも耐久性や防カビ性が高いものを用意しました。

写真は、ガラスの周囲に紫色のマスキングテープを張って、そこに透明色のコーキングを打ち、それを指で押し込んだ様子ですが、クリア色ですから殆どやっているかどうか分からないですね。

そう透明色は施工してもあまり目立たなく出来ますから、窓の周囲が汚く見えることもありません。また、シリコンが主成分ですから、雨を弾きアルミクラッドのサッシを腐らなくしてくれるのです。

いちいち全てのガラスにマスキングテープを張るのは、なかなか面倒で大変ですが、そうすることで窓周りを今までと変わらない美しさに保てるのですから、ちゃんと張って施工したいものですね。

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古いですが、新しいメンテナンスカーです

新しい作業車

7月くらいに材料の運搬兼作業車として使っていたワンボックスのバンが、オーバーヒートして廃車になってしまいました。

トラックが1台あったものの、雨の時に材料や道具を載せて現場へ行くことが出来なかった為、昔親父が乗っていたライトバンを使っておりました。

燃費もよくて使い勝手もよかったのですが、掃出しサッシのドアのように長さが2mを超えるものを積載するには少々無理があったので、今までいい中古車がないかとずっと思っておりました。(新車で買えれば越したことはないのですが、そんな余裕もありません)

そんな時、オークションで近場の方が、このバンを出しているのを見てなかなかいいなと思い入札をしましたら、私共の処に来ることになりました。

実は、この型のバンは、以前廃車になったものと同一車種なんですが、道具や材料を荷台の下に整理する為の床下収納スペースを作る仕切り材を古いバンに設置してあったんです。

それを再度利用する為には、同じ型の車が必要ということで、まさに渡りに船といった状況でした。人ともそうですが、やはり物にもご縁というものがあるんですねぇ。

ETCやナビも付いていますし、取り外しが可能な後部座席もあります。また、冬用のスタッドレスタイヤもありますから、山奥のおうちや雪国、そして峠道でも修理メンテナンスにお伺いすることが可能です。

今度は壊さないように十分気を付けて、長く乗りたいと思います。(名義変更の手続きがありますから、実戦投入は少し先ですが・・・)

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割れたら、交換

ケースメントサッシ用クランクハンドルカバー

こちらの写真は、サミット(Summit)社製ケースメントサッシに取り付ける為に調達したクランクハンドルのカバーです。

このハンドルカバーは、20年近く前のケースメントサッシでよく使われた古いタイプのものですが、サミットだけでなく様々な窓メーカーで同じものが使われていました。

こちらは新品ですからきれいな状態ですが、薄いプラスチックで作られていますから、サッシを長く使っていると何某かの拍子でこれを割ってしまうこともしばしばあります。

割れたからと言って、窓を開閉出来なくなる訳ではありませんが、やはり見栄えがよくありません。ただ、こうした古いタイプのカバーは、一般のお客様が国内で手に入れることがなかなか難しいのが現状です。

色は白やブラウンといったものが標準的ではありますが、中にはゴールドのものなどが取り付けられているサッシがあったりして、そうした特別色であれば尚更探すのが厄介です。

私たちは、こうしたデザインのサッシ部品も手に入れられるように、調達ルートを確保していますから、長く困っていらした方は予備を含めていくつか手配をご依頼頂きたいと思います。

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塗装が剥げたグラスファイバー製サーマツルー玄関ドア

塗装が剥げたグラスファイバー製サーマツルー玄関ドア

こちらの写真は、サーマツルー(Therma-Tru)社の古いファイバグラス製輸入玄関ドア。

あまり定着がよくない塗料を使ったのか、塗装がべロベロ剥がれてきて、ベージュ色の無塗装の下地が見えています。

この表面には、型押しされた木目の模様が付けられていたと思いますが、そういった模様が薄っすらとしか見えませんから、もしかしたら以前塗装した時に、サンドペーパー等で表面を削ってしまっているかも知れません。

確かに塗装をする前には、古い塗料を落としてから新しい塗装を塗りますから、ある程度そうした作業は容認されるのですが、まずは塗料剥がしの液体を使って古い塗料が剥がれるかどうか、それが下地を傷めないかどうかをチェックする必要があります。

何れにしても、既に削れているようなら、それはそれで仕方ありません。木目を出すのが薄くなるかも知れませんが、グラスファイバー専用の塗料を使って丁寧に塗装をすれば、ある程度元には戻ってくれるような気がします。(木製の雰囲気が不要なら、真っ白な塗料等で塗り潰してしまえば簡単です)

ただ、こうした作業は慣れ(経験)が必要ですし、塗り方にもセンスが必要です。ですから、お客様自身で塗装する場合には、倍以上の時間と手間が掛かることを忘れてはいけません。

ただ、誰しも最初は素人です。根気や絵的なセンスのある人は、一度挑戦してみるのもいいかも知れません。もしうまく出来なければ、私たちのような専門家にやり直してもらえばいいのですから・・・。

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ハードのダブルハングを修理してきました

ハード製ダブルハングのバランサー・シュー

こちらの写真は、ハード(Hurd)製ダブルハングに取付けられていたバランサー・シューです。

窓の両袖に内蔵されているバランサーのバネをこの部品に引っ掛けて、建具(障子)に付けられたピボット・バーをこの部品の穴に差し込んで建具とバランサーを連結します。

つまり、これがなければ、バランサー・スプリングの力で建具を吊り上げることが出来ないという大切なパーツです。

ただ、この部品はご覧の通り、樹脂で出来ています。非常に丈夫に作られてはいますが、それでも15年も経つと厚みが薄い部分が劣化して割れるということがあります。

そうした不具合が、窓の両袖の片側であったとしても、片方のバネだけでは重い建具を持ち上げるような力はありません。

ですから、そこのサッシは開かずの窓と化してしまう訳ですが、通常不具合があるのはこのバランサー・シューだけで、バネに問題がないのが殆どです。(バネについては、既に窓メーカーからの供給がありませんから、代替えパーツを探しています)

今回も窓の両袖に付いている樹脂製のサイド・ジャムを取り外した後、そこに内蔵されたバランサーを引っ張り出してバランサー・シューを交換しました。(でも、この交換作業が結構大変なんですが・・・)

勿論、これで元通り窓の開閉がスムースに出来るようになりました。

ハードのダブルハングをお使いの皆さん、サッシが開けられなくなったとお困りでしたら、ちゃんと直りますから一度ご相談下さい。(他社のダブルハングでも基本的な構造は同じですから、不具合部品さえ交換すれば直せると思いますよ)

<関連記事>: 木製サッシにもバランサーは存在する (2019年6月24日)

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雨漏れでなく、屋根裏結露かも知れませんよ

下屋の換気

こちらの写真は、下屋の部分の屋根の一番高い場所です。

下屋とは、家の一部が平屋(1階建て)になっている屋根の部分を指します。

ここの下はキッチン空間になっていますが、随分前に雨が降った時、天井から水がポタポタ落ちてきたそうです。

それが数年前のことで、それ以来漏れるようなことは起きていないそうですが、今回屋根や外壁を塗り直しする際に家に不具合がないかチェックすることになりました。

雨漏れということなら、屋根に取り付けられたトップライト(天窓)や屋根材の割れや欠け、鈑金材の隙間といった場所から起きるものですが、屋根に上ってみた限りそういう不具合はないようです。

こういう場合考えられるのは、キッチンで炊事をした際に出る熱い水蒸気が屋根裏まで上がってそこで結露する状況です。

屋根は、冬場の夜には外気によって冷やされます。そこに温められた水蒸気が接すれば、そこで水に変化して天井の上に落ちてきます。

特にこちらは北側にある屋根ですから、強い風雨で雨が吹き上がってくるということはあまり考えられません。20年前の住宅の多くは、換気口を設けて屋根裏を換気(通気)させるということを考えていない施工がされています。

そういったおうちでは、天井が黒くなったり、照明の縁から水が落ちてきたりということが起きますから、雨漏れを疑うこととなります。

でも、よくチェックするとそれは小屋裏の結露の問題であることが多いですから、すぐに屋根の改修を検討することは必要ないかも知れませんよ。

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冬の北海道は、寒さが厳しい!

内部結露したミルガード社製樹脂サッシ

北海道のお客様からミルガード(Milgard)社製樹脂サッシについていくつかご相談を頂きました。

その一つが、ペアガラスの中に水分が入り込んで結露を起してしまっているということでした。

23年前に新築されたおうちですが、いくつかの輸入サッシでこうした現象が起きているようで、冬場に内外の温度差が大きくなると
それが顕著に現れます。

(本州でも冬場の内部結露は発生しますが、夏場にクーラーを使う時でも逆の方向で温度差が出ますので、同様の結露が起きるのです)

温度差がない状況になると結露がなくなるのですが、結露した際にカビや細菌、藻類が発生するとガラスが曇ってしまい、結露をしない状況になってもそれが取れることはありません。

こうした現象は、気密が完璧に維持されるように作られたペアガラスというものの構造的な宿命ですから、国産のサッシであってもそれを解決することは出来ません。

ペアガラスの中に空気を密閉して、それで断熱性を上げようという考え方を変えない限り、その不具合は起きてしまうのです。

勿論、それに代わるベターな方法は、現在考え出されていませんから、如何に雨が侵入しないように手入れをしていくかで対処する以外にはありません。

アルミクラッドの木製サッシは木枠が腐るから、腐らない素材の樹脂やアルミのサッシを使うという人が多いですが、ペアガラスのトラブルはどんなサッシでも起るのです。

普通サッシは何もしなくても大丈夫なんて考えている皆さん、今のサッシは定期的に防水メンテナンスを実施しないとダメだということを忘れないで下さいね。

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