フレームはそのまま使えそうです

フレームはそのまま使えそうです

名古屋市のお客様が、私共の事務所に壊れた網戸を持ってやってきました。

輸入サッシはマーヴィン(Marvin)製のようですが、詳細はよく分かりません。

写真は、その際お持ち頂いた壊れた網戸です。

対角線上の2つのコーナー部品が、破損又は欠損した状態になっています。グラスファイバーの網も白化が進んできているという状態ですから、今回の修理の際に張替えをすることとなります。

網戸部品の全てはアメリカから輸入することが必要ですが、周囲のアルミフレームや補強の為のセンターフレームはそのまま流用することが出来そうです。

輸入材は3フィート(90cm)までの長さであれば、送料等の輸入経費も比較的安価なんですが、この網戸の長いフレームのように長さが1.2mもあるものは倍以上の費用が掛かってしまいます。

ですから、この網戸を1から全部作り直すとなると費用は何万と掛かるのですが、グラスファイバーの網や樹脂製のコーナー部品、網戸固定ピンなどの交換だけでしたら、費用を抑えることが可能です。

フレームも長く使い続けられて古くなっているでしょうから、多少歪みがあるかも知れませんが、その程度であればある程度修正すれば実用に問題ないくらい真っ直ぐにすることが出来るはずです。

これ以外にも網の張替えをしたい窓の網戸がいくつかあるようですし、網戸以外にも見て欲しいという箇所もあるようですから、一度現地調査に伺って修理計画を立ててみたいと思います。

全てではありませんが、輸入網戸はある程度汎用部材が使われています。ですから、窓メーカーが不明でも、部品の形状や大きさが分かれば作り直したり、部分的に補修して直したりすることは可能です。

もし網戸が壊れて窓も開けられないと困っていらっしゃるようなら、一度私共にご連絡をして下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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