お知らせ

雨漏れしましたが、問題はあまりなさそうです

ベルックス トップライト付近の熱分布

先日、ベルックス(Velux)のトップライトの防水メンテナンスを行ったという記事を書きましたが、その際室内からサーモカメラを使って撮影したのが、こちら。

全館空調の吹き出し口が見えますが、この吹き抜けリビングは空間全体が冷えているようです。

天窓のすぐ上側が、天井で一番高い場所になりますが、そこの部分以外は比較的安定して冷えている感じがします。

写真の上側に写っているトップライトが、以前雨漏れを起こした窓ですが、最近強い風雨に曝されていなかったせいか、今は雨漏れもしていなかったとのことで、温度分布からもそれが窺い知れます。

ただ、この熱分布写真には写っていませんが、天窓と天窓との間の天井に一直線の割れが入っていました。恐らく以前雨漏れした際に水が回ってしまい、石膏ボードのつなぎ目が割れてしまったのではないかと思いますので、今後そういう事態が起こるようなことがあれば、注意をして欲しいところです。

(雨漏れは窓枠と建具との隙間から起きていたようで、そこは今回のメンテナンスで新しいウェザーストリップや防水剤を入れましたから、近い将来の雨漏れリスクは殆どないと思います)

それにしても、多少温度の高い屋根の垂木(たるき)材が格子状に入っているのがサーモカメラで分かるというのは、すごいですねぇ。今後もこれを使って、雨漏れや配管からの水漏れなどをチェックしていきますよ。

<関連記事>: 天窓の防水安全点検・補修 (2018年7月14日)

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小さな被害でも壊される日本の住宅

熊本地震後の益城町木造住宅残存割合

2年前に起こった熊本県の大地震。その後の復興も道半ばという報道もあります。

そんな中、複数の大学が被害の大きかった益城町に入って、建物の状況調査を行ったそうです。

その速報値を「日経xTECH」がまとめたものがこちらです。

大きく損壊したという判断の「崩壊」や「倒壊」、「大破」で、殆どの住宅が解体された状況が分かります。ただ、殆ど壊れなかったという判断の「小破」や「軽微」でも、30%~50%を超える家屋が解体されたという状況です。

破損が少ないということから判断すると、建物は比較的新しく耐震性も確保された家であったろうことが窺えます。そういう状況でも解体されたということは、住む人がいなくなった空き家であったり、今後の地震を恐れて他の土地に移ってしまったりした人もいたのだろうと思います。

そこには、日本が抱える高齢化の問題や地方の過疎化の問題が垣間見えます。ただ、それだけで済まされるものではないとも思います。

耐震性があっても家そのものの価値がない、貴重な街の財産という建物になっていない陳腐な住宅だとも言えるのではないでしょうか。

デザインや素材が素敵な建物であれば、直して住みたいという人もいるでしょうし、中古住宅として市場に流通することも可能なはずです。

今や耐震性があるというのは、当たり前の日本です。今、行政や住宅業界が一体となって推進しようとしているのが、長期優良住宅や住宅の性能アップです。

でも、そんな住宅でも魅力がなければ、今回のようにすぐに壊されるのが日本の現状です。欧米のように、普遍的なデザインや高品位な素材で家づくりをすることをもっと考えるべき時代ではないでしょうか。

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外壁の雨漏れだけじゃないかも?

外壁の雨漏れ

滋賀県のお客様から外壁の雨漏れがしたので、施工した工務店さんに修理をお願いしようと考えていますというメールを頂きました。

こうした雨漏れのトラブルについて、いくつかの案件を記事に書かせて頂いているのをご覧頂き、補修前に意見を聞きたいということでした。

外壁の仕上げ材は、ジョリパット。構造用合板の上に防水紙を張って、そこにラス網をタッカーで留めてから下地のモルタルを2回塗ったそうです。

ですから、外壁の中には通気層を取っていません。そんな施工手順で外壁が出来ているのですが、築16年を迎えて何気に外壁を触ってみた処、窓の下の壁が僅かに膨らみ、強く押すと凹むことに気付いたそうです。

新築した工務店さんに連絡して、内側の石膏ボードやグラスウールの断熱材をめくってみた処、2x4のスタッド(柱)や構造用合板が腐っていました。

その工務店さんが出した補修の見積書の内容を確認しましたが、腐った部分を撤去して単純に同じ材料を使って施工するというものでした。つまり、腐ったから取り換えるというだけで、腐った原因は何なのかを確認もしないし、そうしたことが今後起こらないようにする対策も打っていないのです。

勿論、私たちが今出来る最善の施工をするとなると、外壁全体を剥がして全てやり直すということになりますから、相当の費用が掛かります。ですから、費用やその効果についてお客様と協議をしながら、どこまでのことをやるかを計画しなければなりません。

私は、伸縮性があまりないジョリパットから伸縮性のある塗り壁材に変更することや、サッシ周りの防水処理の仕方を見直すこと、サッシ自体の漏水チェックを行うこと、ここ以外の外壁も検査することは最低限やるべきことのような気がします。

<関連記事>: 外壁(外装)材の直貼りは、リスクが高い (1) (2013年8月31日)
<関連記事>: ジョリパット外壁のクラック (2016年7月31日)

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グッド・タイミングでした

エアコンの取り換え

外装リフォームを終えた天白区の輸入住宅ですが、リビングにある大きなエアコンも交換しました。

LDKが一つの空間になっていて、そこに吹き抜けもあれば階段もあるという間取りの為、一番大きな20畳用を用意しました。

それでも、最近のエアコンは少しですが小さくコンパクトになってきているのでしょうね。

古いエアコンが付いていて見えなかった壁が少しですが露出してしまいました。性能はアップして、サイズは小さくなる。こういうことが進歩なのかも知れません。

因みに最近のエアコンは、別売のアダプタを装着すれば、Wifiに接続してスマホ等から操作が可能となるみたいです。外出時にエアコンの状態を見たり、室温を確認したり、そろそろ帰宅するという頃にエアコンのスイッチを入れたりと、便利になりましたねぇ。

まあ、そこまで至れり尽くせりにしなくても、昭和生まれの私には全然十分な機械だと思いますが・・・。今日は気温38度。ほんといいタイミングで取付け出来ましたから、お客様もお部屋で快適でしょうね。

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盛夏を前にリフォーム完了!

外装リフォームが完了

名古屋市天白区の輸入住宅で行っていました外装リフォームが、ほぼ完了しました。

昨日は、朝から足場を解体して、エアコンを2台設置しました。

1台は、2階の部屋に設置するというものでしたから、足場屋さんより少し早めに作業を始めて頂いて、うまく足場を利用することも出来ました。

以前の外壁も緑色だったのですが、今回は少し緑の濃いピュアアクリルのパラペイントを塗装しました。

また、輸入サッシの周囲にも白い幅広のモール材を取り付けて、窓の印象を強くしたデザインとなりました。

外装リフォーム前の外観

それから、以前は屋根の軒裏部分も外壁と同じ緑で塗られていたので、少し輪郭がはっきりしないぼやけた感じであったのですが、今回は破風や鼻隠しと同じ白で塗りましたから、メリハリが効いた印象です。

こうしたデザインは、ラップサイディングが使われるアメリカのコロニアル・スタイルと呼ばれるものですが、カジュアルで爽やかなイメージを好まれるお客様には最適です。

家を長く愛していきたいという方には、単に塗り直しをするだけでなく、このように家のデザインを改善することをお勧めします。

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天窓の防水安全点検・補修

天窓の防水安全点検補修

台風が接近するシーズンを前に、三重県四日市市の輸入住宅で、雨漏りしたベルックス(Velux)製トップライトのメンテナンスを行いました。

回転する建具の周囲には、気密パッキン材のウェザーストリップが付いていますが、どうしても10年くらいで劣化してきます。

また、アルミカバーの内側に施してある防水処理やガラスの周囲も劣化して雨水が入りやすくなるのです。

建物で最も環境的に厳しい屋根にあるトップライトですから、屋根や外壁の塗り替えの際には補修作業をしてあげたいものです。このおうちは、築17年ということで10年毎の安心点検からは、随分時間が経っていますが、これをやっておくのとやらないのとでは、将来の寿命に大きく影響するはずです。

写真は、屋外のアルミカバーを外して、防水・気密用のブチル・テープを張っている様子です。ベルックスの天窓は、古いタイプのものが順次生産中止になってきていますから、サッシが腐ってきたからと言って新しい建具に交換するということが出来なくなってきています。

だからこそ、古いベルックスについては、定期的な外装メンテナンスを行うことが、窓の寿命に於いて重要になってきているのです。

関連資料: 天窓安心点検工事のご案内【PDF】
<関連記事>: 雨漏れしましたが、問題はあまりなさそうです (2018年7月19日)

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国産の網戸は、10年持たない?

国産のスクリーン

こちらの写真は、とある輸入住宅のサッシに取り付けられている網戸です。

今回、お客様から全てのサッシの網戸の張替えについて、ご相談を頂きました。

通常輸入の網戸には、耐久性の高いグラスファイバー製のスクリーンが使われるのですが、どうやらこちらは国産のプラスチック製のものが張ってあるようです。

プラスチックの網は、安価ですが10年もしないうちに所々破れてきてしまい、早々に張替えが必要となります。猫や犬などのペットがいたり、家族に小さな子供さんがいる場合は、その寿命はもっと短くなってしまうと思います。

そういう点で耐候性・耐衝撃性が高い輸入のグラスファイバーの網は、価格以上のものがあるかも知れません。だって、網自体よりも張り替える手間や時間の方が、何度も張り替えるのであれば、余程高く付くでしょうからね。

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夏を迎えて、ガレージドアの相談が増えてます

開閉の調子が悪いガレージドア

ここ最近、ビルトイン・ガレージドアのメンテナンスの問い合わせが、何件もありました。

遠く兵庫県や伊豆半島、近くは三重県のお客様。

写真のガレージドアは、ドアを開くことは可能だが、閉まらないという不具合です。その他の相談は、電動オープナーが壊れてしまったということでした。

ここの処、ガレージを施工出来る全国の職人さんたちの数が減ってきて、関東圏や関西圏でちゃんとやれる人がいなくなっています。勿論、そういう人材を私が知らないというだけかも知れませんが、以前お願い出来ていた人が仕事を止めてしまったという状況は増えているようです。

まあ、最悪私がお伺いすれば何とかなるのでしょうが、距離や時間でお客様にご負担頂く部分が増えることが心苦しいですね。輸入住宅をメンテナンス出来る工務店や職人も少なくなっている昨今ですが、ガレージドアの修理も東海地方だけしか対応出来ないなんてことにならないように、今後人材の育成をする必要があります。

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塗装が剥げた玄関コラム

塗装が剥げた玄関コラム

輸入住宅の玄関ポーチに立てられた飾り柱のフルーティッド・コラム(柱の周囲にリブが彫られたタイプの円柱)

ギリシャ・ローマ時代のデザインは、いつの時代も美しさの原点ですよね。

でも、5年前に塗り直しされた柱が、こんな感じになってしまったので、何とかしたいという相談を頂きました。

通常のコラムは、強度を出す為に芯に塩化ビニールの太い管を入れて作った硬質ウレタン製のものなんですが、こちらは珍しく木製のもののようです。

ただ、塗り直しに使った塗料は、どうやら油性の塗料だったようで、木の呼吸作用を全く無視していました。だから、木が呼吸をしようとして表面の塗膜を押し破ろうとして、蛇のうろこのように塗装が剥がれてきてしまったのです。

日本の塗装業者の知識や技術は、何と低いのでしょうか。こういう場合は、表面の塗装を一旦除去しなければなりません。その上で、木の呼吸を阻害しないで防水性を発揮する、ピュアアクリルの木部専用水性ペイント、パラ ティンバーケアで塗り直しをします。

塗料の文化は、やっぱり欧米の方が上ですね。

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窓周りのモールディング

サッシモールの防水処理

名古屋市天白区の外装リフォームの現場で、輸入サッシの周囲に幅10cm程度のモールディング(トリム)を取り付けたという記事を以前書かせて頂きましたが、その部分の塗装や防水処理の様子をご覧下さい。

モールディングは、耐久性が非常に高いピュアアクリル素材で出来たセミグロスの屋外用パラペイントで白く塗装。

写真で分かるように、枠材にツヤあり塗料を塗ると高級感が出るのです。また、ツヤがある塗料は雨や汚れに強く寿命も長くなるのです。

そして、モール材の側面は、しっかりと塗装専用の防水コーキングが打たれているのが分かりますね。鎧張りのラップ・サイディングの場合、外壁面が平らではありませんからコーキングを打つのが結構難しいのですが、美しく施工してあります。

次にモール材の下端ですが、こちらには防水コーキングは全く入っておりません。これでは施工不良だと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、実はそうではありません。

このモール下端は、万一モールの内側やサッシの枠付近に雨水が侵入した際に、水を逃がす水抜き穴の役割を果たすのです。家というものは、何でもかんでも水が入らないようにすればいいというものではありません。逆に、雨漏れを助長する原因にもなります。

何か問題が起こりそうな場所には、予め適切な対策を打っておくことこそ、長く維持していける住まいになるのです。手抜き工事はいけませんが、同様に過度に手を入れる工事も施工不良となることを忘れてはいけませんよ。

<関連記事>: 窓モールを取り付ける (2018年6月29日)

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