ガラスを入れて修復完了!

ガラスを入れて修復完了!

愛知県のお客様の処からお預かりしていたケースメントサッシの建具(障子)の修復が完了しました。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のアルミクラッド木製サッシ。

以前建具の木枠の修理が完了した様子はお見せしましたが、木枠で見えなくなるガラスの端の部分に僅かに欠けがあるのを発見し、既存のガラスを急遽取り外して新しいペアガラスに入れ替えることとしました。

古いペアガラスを外すのは、マーヴィンの場合推奨されない作業ですが、私たち ホームメイドではガラスを外す方法を自前で確立し、ようやくここまで漕ぎ着けました。

ペアガラスは遮熱型のLOW-E断熱ガラスになっていますから、少し青っぽい色をしていますが、非常に美しく仕上がりました。

また、パラペイントのティンバーケアによる木部の防水塗装を実施し、外装のアルミカバーのつなぎ目も防水処理を施してありますから、雨対策も万全です。今回建具を修復する原因が、サッシの雨漏れによる木部の腐りでしたから、そういうことには人一倍気を遣って修理をしました。

それにしても、下枠の木が真っ黒に腐って穴が明いている程だったのが、全くの元通り以上の仕上がりになったことは素晴らしいことだと思いませんか。

マーヴィンの建具修理は非常に困難で、どんなにお金を貰ってもどこの修理業者もやりたがらない仕事だとは思いますが、それに挑戦するのが私たち ホームメイドです。

<関連記事>: 木部塗装前ですが、いい出来です (2025年4月28日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。