お知らせ : ページ 2

輸入サッシの防水処理をやりましょう

先日より大阪府にあるお客様の輸入住宅での修理・メンテナンス作業について記事を書かせて頂いておりますが、今回は木製建具の交換です。

輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン・ダブルハング木製サッシ。

以前にも建具の木が腐ってしまったということで、建具の交換を実施しているのですが、また他のダブルハングが腐ってしまったということで新しい建具を持って伺いました。

ご覧のように、下窓建具の下枠と側枠の木が真っ黒に黒ずんで腐ってきている様子が分かります。

同じようなトラブルが度々起こっている状況ですので、家全体の外部足場を組んで、全ての窓の防水処理を行った方がいいですよとお勧めしておりましたが、なかなか踏ん切りが付かなかったようで、ズルズルとここまで来てしまいました。

今回、ティンバーケアで防水塗装をした新しい下窓建具(ガラス防水処理済)を用意して交換作業に伺ったのですが、当然のようにきれいになりスムースに開閉も出来るようになりました。

アンダーセンのダブルハングは、基本的に外部のガラス押え付近から雨が中に浸入しやすく、建具の外装に隙間も見受けられることから、ペアガラスの周囲等を防水処理してやることが大切です。

今回の木製サッシだけでなく、腐らない樹脂サッシでも雨水によってペアガラスが内部結露を起こし、ガラスの中が曇ってしまいます。

特に10年近く経って外壁の塗り替えが必要となったタイミングで、足場を利用して全てのサッシを防水処理してやると、大金を掛けて窓の修理をすることもありません。

家は放置すればどんどん悪くなるばかりですから、お金が比較的掛からない早い段階でメンテナンスをしてやることで、費用も心配も少なくて済むのです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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これだけきれいになりました

昨日サッシの修理の記事を書かせて頂きましたが、そのおうちで木製の玄関ドアの雨染み補修及び塗装を行いました。

メーカーは不明ですが、ハーフサークルウィンドウが付いたオーソドックスなデザインの木製ドアです。

修理前の様子は、随分長く雨ざらしになっていた為か、ヒサシがある上部以外の部分は表面の木がボソボソにささくれ立っていたり、雨染みで黒く変色したりしていました。

近くの塗装業者さんにも相談をされたそうですが、ここまでいくとドアを交換する以外に方法はないと言われたらしいです。

私たち ホームメイドは、丁寧な作業を行う為に2日間掛けて補修工事を行いました。

まずは、木の表面に付いた汚れや雨染みを取り除いたり、表面の木をフラットな状態にする為に、番数が異なるサンドペーパーを使いきれいな状態になるまで擦っていきました。

勿論、仕事は全て手作業ですから、時間も手間も想像以上に掛かりました。これを機械を使って行う方法もありますが、細かな凹凸部分は拾えないですし、削り過ぎると変な下地の木が見えてきてしまいます。

サンドペーパーで下地を作ったら、ハンドル部分等の金物や床に塗料が付かないように養生を行い、着色用の水性塗料で木の質感をアップします。

その後、パラペイントの木部専用防水塗料 ティンバーケアを全体に塗布して、雨や太陽の紫外線からドアを保護する作業を行いました。

最後に、床からの雨の跳ね返り対策として、アルミ製のキックプレートを装着して、その周囲から水や湿気が入らないように周りを防水処理して作業は完了です。作業の前後の写真を見比べて、その違いがお分かりでしょうか?

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以前発見した不具合を直しました

大阪府のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの修理をさせて頂きました。

輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン・ダブルハング木製サッシ。

以前にもお伺いして、上げ下げ窓の腐った木製建具を交換したのですが、建具を吊り上げているバランサーが機能しないのを交換の際に発見しました。今回別のサッシの建具を交換する機会があり、これを利用して不具合のあるバランサーを交換しました。

ナローラインのバランサーは、サッシの上枠の中に装着されている為、普段は隠れて目に付きません。写真のように上枠のカバーを外すと、弁当箱のようなブリキ製のバランサーが顔を出します。

このバランサーは上枠の両サイドにそれぞれ1つずつ装着されているのですが、それぞれのバランサーに上窓を吊る為の吊りヒモと下窓を吊る為の吊りヒモが強力なバネで巻き上げられています。

このバネの力を利用して重い建具を上下させるのですが、バネが錆びて破断してしまったり、ヒモが切れて建具を吊れなくなったりすると最悪建具が落下してガラスが割れるという危険があります。

経年劣化は15~20年程度を目安に起こりますから、出来ればその前に両サイド共交換しておきたいものです。それは、例え片側のバランサーだけが不具合を起こしていても、もう一方のバランサーもバネが弱り既に寿命を迎えているという理由からです。

バランサー交換の際は、サッシ周りの汚れの清掃や窓の開閉調整なども行いますから、新築の時のように窓の動きがよくなりますよ。

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これが壊れると、ロックバーを固定出来ない

長崎県のお客様から、カナダのメーカー不明のケースメントサッシに付いている部品を取り寄せ出来ないかとの問い合わせを頂きました。

輸入サッシは、セルコホームのフランチャイズの住宅会社が施工した樹脂サッシ。

こちらのサッシには、マルチポイントロックと言う鍵金物が付いていて、1つのロックレバーで複数箇所のロックが掛かるようになっています。

同時に複数箇所の鍵が掛かるようにする為に、長いロックバーが付いていて、そこに何箇所かロックが引っ掛かる為の小さなローラーが装着されています。

ロックバーは常に定位置にあって垂直に上下するようになっていないと、複数箇所でロックするということが出来ないので、ロックバーの位置を動かなくする為にタイバーガイドと呼ばれる固定部品が複数必要です。

ただ、このタイバーガイドはプラスチックで出来ていますから、そのうち一部が割れてロックバーを固定することが出来なくなります。

その寿命は、やはり10~15年くらいかも知れません。幸いこのタイバーガイドは汎用部品ですから、海外の部品メーカーから調達することは可能です。

経年劣化による破損は致し方ないと思いますが、こういった部材の周辺を掃除したり、潤滑剤を塗布したりすることで、ある程度寿命を延ばすことも出来ますから、日頃のメンテナンスを心掛けて頂きたいと思います。

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早急に修理が必要です

和歌山県のお客様から輸入のダブルハングサッシの不具合について問い合わせを頂きました。

輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン木製サッシ。

不具合がある窓は6ヶ所あるとのことですが、建具(障子)を吊っているバランサーのヒモが、ことごとく切れてしまっているようです。

辛うじて片側のバランサーだけが機能していて、建具の落下だけは防げているというものもありますが、両サイド共切れてしまい上窓建具が下へ落ちたというものもあったようです。

その際、落下によってペアガラスが割れるということは避けられたようですが、ガラスを周囲で固定している樹脂製のガラス押え(押縁)の一部が割れてしまったり欠損してしまったりしたものがあるようです。

この押縁は、ガラスと木製建具との間の隙間を塞ぎ、雨水が建具の枠の木を腐らせないようにする機能も果たしますから、欠損したりすると木の腐食やペアガラスの内部結露を発生させるリスクも生じます。

新築したのが1985年ということなので、40年の間メンテナンスもなしで使い続けてきたというのは驚きでもありますが、これは異常事態と言っても過言ではありません。

これからメーカーと相談して修理計画を立てたいと思いますが、早急にこれらを復旧させないと、そのうち全ての上窓建具が突然落下してガラスが割れるという状況にもなりかねませんから、注意が必要です。

これをお金がないからと先延ばしにしたり、部分的に修理したりという余裕はないかも知れません。

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斜めにカットして寸法を合わせるのが難しい

宮城県のお客様からご依頼を頂いた輸入サッシの網戸を製作しています。

輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)社製のダブルハングサッシ。

マーヴィンは既に日本での事業から撤退していますので、メーカーに依頼しても作ってはくれません。

ですから、お客様から網戸の寸法や部材の詳細をお知らせ頂いて、それとピッタリ同じになるように私たちが一から作り直すという仕事です。ただ、マーヴィンの網戸は、部材が結構特殊で厄介なんですよね。

網戸のコーナー材は、斜め45度にカットされたフレームにしか差し込むことが出来ない構造なんですが、コーナー材の一部が露出して、その両サイドにフレームが来るという形になっています。

ですから、コーナー材の一部も網戸寸法に組み入れて考えなければなりませんが、差し込み具合によって微妙に全体の長さが変わってきてしまいます。

つまり45度丁度にカット出来ればいいのですが、切る角度が数度変わってしまうと、差し込み具合も変化してしまうということです。

電動の切断機も考えたのですが、回転が早すぎてフレームのアルミが焼けてしまったり、金属バリが酷く残ってしまったりして、切り口があまりきれいではありません。

その為、特殊なゲージを使って手作業で切断作業をせざるを得ない状況ですから、時間や労力が何倍も必要です。

お客様にはお待たせして申し訳ありませんが、ちゃんとした網戸を作りたいと考えておりますので、今暫くお時間を頂きたいと思います。多分、こんなことをやれるのはうちくらいだろうなぁ~。

<関連記事>: 新しく作り直します (2025年9月28日)

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鍵が固かったみたいです

大阪府のお客様から輸入の掃出しサッシの鍵が固くて、ロックレバーも半分くらいしか下がらないとの相談を頂きました。

輸入サッシは、ローウェン(Loewen)製スライディング・パティオドア。

写真はそのロックケース(ロック金物)ですが、こちらの方もロックラッチの出入りがよくない状況のようです。

こういう場合、調子が悪いロックケースだけを交換しても、ロックレバーが十分に下げられないという問題は解決しません。また、ロックケースが不具合を起こすようになった原因も残ったままです。

こうしたトラブルの原因は、重い掃出しサッシのドアを長い間開け閉めしているうちに、ドア自体が重みによって下がってきてしまっていることと、ドアが左右のどちらかに傾いていることが考えられます。

また、ロックケースのロックラッチ(鍵爪)の出が狂ってきて、フックがロック受けにうまく引っ掛からなくなってきていることも考えられます。

こうした複数の問題は全て連動していますから、その何れか1つを直したとしてもうまく作動するようにはなりません。

まずは全体のドアの状況を確認して、どの辺りに一番の弱点があるかを見定めて、そこを中心に調整しながらそれぞれの箇所もバランスよくメンテナンスしていくことで、鍵が楽に掛かるようになり、ドアの開閉もスムースに出来るようになるのです。

ただ、素人が闇雲に触ってしまうと、どこをどれだけ調整したかが分からなくなってしまい、調整どころか元の状態にも戻せなくなりますから、最初は専門家の指導を受けることをお勧めします。

尚、ドアの戸車が変形して不具合を起こすケースもありますが、それは相当重症のケースで、30年以上戸車にストレスが掛かった状況に限ります。

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ガラスが3枚あるベイウィンドウ

月末くらいに豊橋市のお客様の輸入住宅にお邪魔して、ベイウィンドウの全ての建具(障子)を交換してきます。

輸入サッシは、ペラウィンドウ(Pella)社製のアルミクラッド木製サッシ。

昔輸入住宅ブームの際に流行ったベイウィンドウとは、台形の形で張り出した出窓のことを言います。

両サイドに横開き窓のケースメントサッシが付いていて、中央には大きなペアガラスのハメ殺し(FIX)窓が入った三面鏡のようなデザインをしています。(たまに両サイドがケースメントではなく、上げ下げ窓の場合もあります)

それを全て交換することになった原因は、ガラスの周囲から雨水が建具内に浸入して、建具下枠の木部を腐らせてしまったことです。

ただ、それだけでなく、ベイウィンドウそのもののカウンター材なども黒ずんできているようで、これらは一度建具を外して見てみないと修復については何とも判断出来ません。

今回、交換用の新しい建具をメーカーに作ってもらいましたので、取付け前に屋外側のガラスの防水処理を行い、室内側の木部もカナダのパラペイントで防水塗装を実施しております。

輸入住宅を新築した工務店や住宅メーカーは、室内側の木部を防水性のないニスで塗るだけで、屋外側は何も追加の防水対策を行わないのが普通でした。

その為、30年前の輸入住宅ブームに新築したおうちの殆どは、雨漏れに拠る木枠の腐食やペアガラスの曇りに悩まされているというのが現状です。

特に、ベイウィンドウやボウウィンドウのように外壁よりも外側に張り出しているようなサッシは、雨水が大量に当たりますから、こうしたトラブルが発生するリスクが高くなります。

これから秋の台風シーズンに入りますから、今からでも雨漏れ対策を実施されることをお勧めします。

<関連記事>: 来週取り替えに伺います (2025年10月25日)

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インチの給水接続をミリに変える

会社の近くのお客様から今まで使ってきた輸入の洗濯機が壊れたので、国産のものに取り換えたとの連絡を頂きました。

輸入の洗濯機は、北米のフリッジデール(Frigidaire)社製。

私たちがお客様のおうちを新築させて頂いた時に、家の資材と一緒に輸入したものでした。ですから、20年近く壊れずに使って頂いていたことになりますね。

今回その洗濯機が破損したということで、輸入に掛かる時間や費用を考えて国産のドラム式に交換されたのだと思います。

ただ、輸入のものだと洗濯機への給水管の接続がインチの配管にしなければならず、それを今回国産のミリ配管に変えるという工事を行わなければ国産の洗濯機は使えません。

お客様は既に国産の洗濯機を購入されたようで、取り敢えず洗面の給水配管から水道を分岐させて、それを洗濯機の方まで持ってきている状況のようです。

でも、このまま使い続けるには少し不細工ですから、元のインチ配管をサイズ変換させて、繋ぎ直すということをやる予定です。

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メンテナンスする家、しない家

名古屋市のお客様からビルトインガレージの輸入オーバースライダーのバネが切れたとの問い合わせを頂きました。

写真がその状況ですが、ドアの上にあるトーションスプリングと呼ばれる大きなバネが途中で破断しているのが分かります。

巻き上げていたバネが戻った際に、ドアにバネの力を伝えていたドラムワイヤーがドラムから外れてしまいました。

トーションスプリングがドラムワイヤーを通じてこの重いガレージドアを持ち上げていた為、当然ドアは電動オープナーだけの力では持ち上がりません。

勿論、ファイバーグラスで出来た軽いドアでしたら、非力なオープナーの力だけで何とか持ち上がるということはありますが、それを繰り返していると、そのうちオープナーも無理な動作で破損します。

お客様曰く、このガレージは車を入れる為に使っておらず、ものを置くスペースだけだからこの状況でも然程困らないとのことでした。

ですから、費用的な問題で今回修理することはしないというご判断をされたようですが、家というものはきっちり正常な状態で維持されてこそ長く愛着を持って暮らしていけると思っています。

お客様のおうちを見ると、ちゃんと掃除や手入れをしている家とサッシに砂やゴミが溜まり床にものが散乱している家とでは家の傷み方が全然違います。当然、壊れたまま放置されたものがある家は、あちらこちらが壊れてきます。

自分たちでも掃除をしつつ、少しずつお金を掛けて一つひとつ直していくのであれば、費用の負担も比較的少なくて済みますが、いくつも直す必要があるおうちは、その費用も大きくなってそのうち直せなくなっていきます。

さて、皆さんのおうちはどちらの感じでしょうか?もし後者であれば、今からでも考え方を正しい方向に持っていくことをお勧めします。

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