宮城県のお客様からのご依頼で、輸入サッシの網戸を一から作り直しています。
輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)製のケースメントサッシ。
それも、幅70cm x 高さ1.2m程度の大きなものを4枚作るというものです。
マーヴィンの網戸部品は特殊な為、同じものを入手するのは困難ですが、ほぼ同じ寸法のものを流用して製作することは可能です。
ただ、マーヴィンの網戸はコーナー材が特殊な為、網戸用のアルミフレームを斜め45度にカットしないと取付けが出来ないばかりか、コーナー部分が少し飛び出していて、そういう部分も再現しないといけません。
そういう形状をしたコーナー材はあるのですが、網戸全体の寸法取りをするのが結構面倒なんですよね。
写真は、アメリカから入荷した網戸用のアルミフレームですが、長いものは2.4mもあります。これを金属用のカッターで切って、長さを整えた上で組み上げます。
組み上げる前に、フレームの白い塗装が僅かに剥げた部分を塗装し直して、網戸を固定する為のスクリーンピンを装着する穴も明けないといけません。これも位置が予め指定されていますから、穴を明け間違えたら大変です。
輸入の網戸なんて簡単に安く出来るとお考えの方も多いかも知れませんが、一からオーダーで作るとなると、下手をすればサッシを購入するくらいの費用が掛かるかも知れませんよ。
まあ、お金を心配するより、オーダーメイドで作ってくれる専門家を探す方が大変だと思いますけどね。
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