早急に修理が必要です

早急に修理が必要です

和歌山県のお客様から輸入のダブルハングサッシの不具合について問い合わせを頂きました。

輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン木製サッシ。

不具合がある窓は6ヶ所あるとのことですが、建具(障子)を吊っているバランサーのヒモが、ことごとく切れてしまっているようです。

辛うじて片側のバランサーだけが機能していて、建具の落下だけは防げているというものもありますが、両サイド共切れてしまい上窓建具が下へ落ちたというものもあったようです。

その際、落下によってペアガラスが割れるということは避けられたようですが、ガラスを周囲で固定している樹脂製のガラス押え(押縁)の一部が割れてしまったり欠損してしまったりしたものがあるようです。

この押縁は、ガラスと木製建具との間の隙間を塞ぎ、雨水が建具の枠の木を腐らせないようにする機能も果たしますから、欠損したりすると木の腐食やペアガラスの内部結露を発生させるリスクも生じます。

新築したのが1985年ということなので、40年の間メンテナンスもなしで使い続けてきたというのは驚きでもありますが、これは異常事態と言っても過言ではありません。

これからメーカーと相談して修理計画を立てたいと思いますが、早急にこれらを復旧させないと、そのうち全ての上窓建具が突然落下してガラスが割れるという状況にもなりかねませんから、注意が必要です。

これをお金がないからと先延ばしにしたり、部分的に修理したりという余裕はないかも知れません。

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