お知らせ : ページ 139

古いタイプですが、まだ手に入ります

ちらは、岡山のお客様のバイフォールドドア(折れ戸)を修理する為に取り寄せたドアストッパーです。

折れ戸の上に付いている開閉金具の突起をバネとバネとの間に入れて、開閉時に突起に掛かる力を分散させて、折れ戸が静かに閉まるようにする部品です。

こちらは左右引き分けの4枚折れ戸に使う為、左右それぞれにこのストッパーを用います。

このパーツを使ったバイフォールドドアは、20年近く前によく使われていたのですが、最近日本の輸入住宅では見なくなりました。ですから、この部品を含めて、これを使った折れ戸の金物を国内で調達することは難しいのですが、北米では普通に使われています。

欧米の製品は本当に息が長いものが多いのですが、これもそのうちの一つです。ただ、国内流通がないものですから、古い輸入住宅にお住まいの方はメンテナンスで相当苦労されているかも知れません。

私たちは、国内で昔流通していた輸入部材を今でも手に入れるルートがありますから、余程のものでない限り調達することが可能です。

勿論、デザインが少し変わってしまったというものもあるかも知れませんが、既存のものに適合する形状やサイズのものもありますから、その点でも安心出来るかも知れません。

但し、部品を交換してもドアの調整を一緒にしないと開閉はスムースになりませんから、専門家に調整を含めてお願いするのが一番です。

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開けた窓の下からバランサーが・・・

東京都の住宅会社さんから、お客様の家の浴室の輸入窓が破損して開けなくなったので修理して欲しいというご相談を頂きました。

当該サッシは樹脂製の上げ下げ窓で、開けた建具の下から切れた吊りヒモやチャネルバランサーの下端が顔を出しています。

浴室に取り付けられた樹脂製のシングルハングは、窓そのものは温度や湿度・水分に対して強い素材ですが、そこに付属している開閉金物やロック金物、網戸といった類のものは、劣化が進みやすい傾向にあります。

それは鉄などの金属が使用されている為ですから、日頃から雑巾で水分を拭き取ったり、ゴミや汚れを除去したりすることが大切です。

当初、このサッシのメーカーがどこかは不明でしたが、窓に付いていたマークなどからミルガード(Milgard)の製品であることが分かりました。バランサーのサイズやデザイン、製品に付いている刻印などを確認して、交換部品の特定が完了しました。

あとは、お客様からのオーダーを待って、部材の調達及び取替・取付けを行うといったプロセスになりますが、最近の修理依頼は遠くからが多いですねぇ。

まあ、それだけ私の仕事が広く皆さんに認知されてきているということでしょうし、丁寧な仕事をしてくれるという期待感があるのでしょうね。そういった意味では、その期待に応えなくてはいけませんし、出来ればそれ以上の仕事を目指すという使命があると思っています。

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上げ下げ窓や引き違い窓のロックも壊れます

週末、埼玉県桶川市のお客様のおうちに伺って、ハード(Hurd)のサッシを修理・メンテナンスしてきました。

掃出しサッシのロックについては、一昨日お伝えした通り、部品の違いで取付けを断念したのですが、ダブルハングについては無事交換を終えることが出来ました。

単なるロック金物(クレセント)の交換なら、お客様自身でも出来るとお考えの人もいらっしゃると思いますが、破損するからには原因というものがあります。

その原因を解決しない限り、すぐにまた同じトラブルで部品交換をしなければならなくなります。そうなると防犯上も心配ですよね。写真をご覧頂くと分かりますが、鍵を掛ける回転ラッチの上端とそれを受ける側の台座部分に金属の削れが発生しています。

この両者は多少当たることはあっても、力を入れなければ鍵が掛けられない程動作が固いということはありません。

こういう場合は、建具自体に歪みがあって、噛み合わせの位置がずれているというケースと、これらのロック金物の取付け施工が悪く、ずれた位置にそれぞれを装着してしまったというケースの2つが考えられます。

それを是正する為に、建具の開閉状況を確認したり、ロック金物の状況を確認したりして、その原因を探ります。今回は、ロック金物の噛み合わせ位置が1mm程度ずれていたことが問題でしたから、それを修正して修理完了。

見違える程スムースにロック出来るようになりましたが、ビス穴の位置を1mm以下で変えるのって素人の皆さんでは難しいかも知れませんね。

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メーカーも間違えます

今日、埼玉県のお客様のおうちにお伺いして、ハード(Hurd)社の掃出しサッシのロック金物の交換作業を行いました。

順調に作業は進み、最後に作動チェックをする段になったのですが、ロック・ラッチが完全に引っ込まず、正常な動きをしてくれません。

これは何か取付け方を誤ったかと思い、再度ハンドルやロックのシステムを分解し、やり直すこととしました。

そこで撮った写真が、こちらです。ロック・ラッチが出た状態で、不具合のある既存のロックケースと新しいロックケースを比べてみました。

ほぼ同じように見えますが、ロックレバーのバーが差さる鍵穴の角度が違っています。その違いは、45度。本来、90度の角度の中でロックの開閉をする仕組みですが、そのうちの45度分が自由に動かないという状態でした。

実は、モーティスロックのこのタイプは、水平から垂直へ動くものと上斜め45度から下斜め45度の間で動くものの2種類があります。

サッシ・メーカーから届いたものは、このうちの斜め45度に明いた穴のタイプでした。ハードには、施工時期とハンドル形状を確認出来る写真を送っていましたが、それでも既存のロックケースがどういったものか分からなかったみたいです。

まあ、水平から垂直へ動くタイプものは、比較的採用数が少ないとは言え、メーカーがそれを間違えるというのは、ちょっとどうかと思います。

だって、私はこれを取り付ける為に、わざわざ名古屋から埼玉まで車を走らせて来ている訳ですから、その分のコストが無駄になってしまいます。

まあ、私にとっては、ハンドル構造や修理の手順を勉強するいい経験になりましたけどね。また、リベンジに伺いますよ!

<関連記事>: 垂直穴のモーティスロック (2020年10月27日)
<関連記事>: 無事、リベンジ出来ました (2020年12月23日)

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大変な仕事は、勉強になります

今日、福井県のお客様の処に伺ってミルガード(Milgard)社製の掃出しサッシのガラス交換をしてきました。

以前お伺いした際に、ペアガラスの採寸をさせて頂いておりましたので、今回は交換するだけと思っていましたが、そうは問屋が卸してくれません。

最初の難関は、可動側ドアの取外し。採寸調査の際も外せなかったので今回再挑戦したのですが、サッシのマグサが下がっていて開口部の高さが十分ではありません。

その為、やはりドアをサッシ枠から外すことが叶わず、可動ドアをサッシに嵌めたままでFIX側のペアガラスを外さなければなりません。

FIXドアと可動ドアとは重ねの部分がある為、ガラス押えが半分可動ドアに隠れています。そんな状態ではガラス押えは外すことが出来ませんから、そこを外さないで割れたペアガラスのみを外すという作業をしなければなりません。

苦労をして何とかガラスを外すことが出来ましたが、今度は新しいペアガラスを入れる際に可動ドアが邪魔になります。

召し合わせ部分の隙間を埋めるパイル・ウェザーストリップも、古いものは外れ掛かっていますから、そのままペアガラスを装着することは出来ません。

そういうハードルを全てクリアして、ようやくペアガラスを装着出来てもガラス押えを全て装着するのは至難の業。そして、最後にガラスの周囲を防水処理して、掃出しサッシがスムースに開閉するように調整して完了です。

勿論、帰る前には片付けや掃除、割れたガラスの引上げもしましたよ。この記事で何を言っているか分からなかった人は、やってみるとその大変さが分かるかも知れません。

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ドライブインラッチの不具合

三重県のお客様から輸入玄関ドアのハンドルに付いているドアラッチに不具合があるので、何とかならないかという相談を頂きました。

写真を見る限りでは、標準的なフェースプレート付きのラッチではなく、丸い頭のドライブインラッチのようです。

ドアノブ・メーカーによって、使われているラッチの形状・仕様が異なりますから、まずはどこのメーカーのものかを確認する必要があります。

次に、そのメーカーのものでドライブインラッチがあるかどうかを調べなければなりません。国内で販売されている輸入のドアラッチは、フェースプレート付きのものしかないですから、当然北米から輸入をする必要があります。

ただ、ドアを閉めるとラッチがストライクの中に入ったままになって引っ込まないとのことですから、現状ドアが閉められないようです。

まずは、一旦ラッチを外してドアを開放状態にしてやる必要がありますが、出来るだけ早めに新しいラッチを用意して交換してあげたいものです。

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ハンドルを交換しても直りません

本日、ローウェン(Loewen)社製ケースメントサッシのハンドルが破損したので、購入出来るかという問い合わせを頂きました。

どのタイプのハンドルかを写真でご案内頂きたい旨ご連絡した処、この写真を送って頂きました。

この写真を見てみると、ハンドルに破損があるというのは少々考えにくいという印象をまず受けました。

それは、開閉金物のオペレーター本体にある不具合を見付けたからです。ハンドルは、オペレーター中央にある回転軸に差して使用するのですが、その回転軸の根元の方にネジ切りされた部分が写っています。

実は、このネジ切り部分は、本来奥の方に隠れているはずで、これが露出しているということは、軸が外れて飛び出してきているということに他なりません。

でも、この軸は本体と連結している部品で、回転軸が途中で折れて窓が開閉出来なくなっているというのが、この不具合の本質のように思います。こういう場合、ハンドルを交換しても本体側の軸に問題があるのですから、不具合が直ることはありません。

つまり、オペレーターそのものを交換するということが必要となります。ただ、ご覧のようにオペレーターの周囲には窓の木枠が存在していますから、これを破損させないようにオペレーターを外すには適切な道具と慎重な作業が要求されます。

それは、この木枠が如何にも華奢で薄く出来ているからです。オペレーターの交換は、まずは専門家に作業をお願いして、それを見て覚えることが大切です。そうすれば、次はDIYで交換出来るかも知れません。

器用な人はマニュアルを見ずにいきなり作業を始めるなんてことをしますから、間違った施工や失敗をすることも多いのです。

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木枠の一部入れ替えしか方法はありません

豊田市のお客様からクレストライン(Crestline)製の輸入サッシが腐ってしまったので、直せないかという相談を頂きました。

外装をアルミカバーで覆っているアルミクラッドの木製ケースメントサッシの建具なんですが、ご覧の通り下枠の木部が腐って半分なくなっています。

こんな状態ですから、建具の下端に付いていたウェザーストリップ(気密パッキン材)も外れて、アルミカバーも浮いています。

こうなってしまうと、窓の開閉はまず出来ませんから、開かずの窓となってしまうのが普通です。この原因は、窓ガラスとアルミカバーとの接点から雨が入り込んで、カバーの下の木枠部分を腐らせてしまったというものです。

ガラスやアルミカバーの防水処理を定期的にやっていれば、こんなことにはならないのですが、そういうアドバイスをしている住宅メーカーは、まず存在しないというのが日本の現状です。

アルミクラッドのサッシメーカーでは、一般的に建具ごと交換するというのが修理方法なんですが、クレストラインの場合は国内にはアフターサービスをしてくれる代理店もありません。

ですから、新しい建具を調達するのではなく、木が腐った部分だけを切り取って、新しい木枠を加工して装着するという方法以外に修理は出来ません。(最後は、窓枠ごと全交換という方法もありますが・・・)

ただ、クレストラインの場合、構造的に雨仕舞がよくないという欠点がありますが、修理をしてもそういった欠点まで直せる訳ではないのです。そういう点では、多少のリスクをご諒解頂いて、今後雨漏れが起きないか定期的にお客様にチェックしていってもらうしかありません。

これを機会に、家のメンテナンスについて考え方を改めて頂いて、常に手入れをすると共に注意深く家を見守っていってもらいたいと思います。こういう時は、ほんと台風が心配ですね。

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まだまだこれからですが・・・

週末、とあるお客様が来社された。

昔北欧系輸入住宅では有名処だったノルディスカヒュースという住宅会社が建てた建物を、リノベーションしたいというお話でした。

既にこの会社は15年以上前になくなってしまい、修理が出来るビルダーも限られているといった状況です。

私共 ホームメイドも何軒かノルディスカヒュースのおうちを触らせて頂いたことがあるので、その記事をご覧頂いてお問い合わせを頂きました。

何でも娘さん夫婦が、お母様と同居することを考えていらっしゃるようで、それに合わせて家をリノベーションしたいということでした。

それって、今の世の中からすれば、本当に幸せなことですよね。勿論、同居すれば何かとぶつかることもあるかも知れませんが、意外とマスオさん的な家族関係ってうまくいくことが多いような気がします。

現在の間取りもなかなか上手に考えられたプランですから、それを大きく変えることなく、皆さんが将来に亘って楽しく使えるようにして差し上げられたらいいなぁなんて思っています。

でも、今私自身仕事が立て込んでいて、こんなに仕事が増えてしまっていいのだろうかと心配しています。修理やメンテナンスのご相談は全国から頂きますし、新築のご相談もボチボチお願いされています。

更にある程度の規模で改修して欲しいというお客様もいらっしゃいますから、こうした仕事をうまく振り分けてやっていくにはセンスと技量が必要です。まあ、若い頃は航空機の機材輸入で何件もの案件を同時にこなしていましたから、何とかなるとは思いますが・・・。

いや~、こんなご時世で、本当に有難いと思って仕事をしないといけませんね。まあ、この案件が実際にスタートするには、まだまだ時間が掛かりますけどね・・・。

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床下が水溜まりのようになっていました

20年前に建てさせて頂いた輸入住宅で、床下のコンクリートのベタ基礎に薄っすら水が溜まっているということで、メンテナンスに伺いました。

今回水道屋さんを連れて伺った訳ですが、その前にも私がこちらへお邪魔した際は上水も下水も全く配管からは漏水がありませんでした。

当然、量水計のメーターも回っていないですし、漏れた水も無臭でした。

薄っすらですが、床下一面に広がっていましたから、これだけの量であればお風呂の湯か洗濯の水しかないだろうと、水を溜めて流してみても全く床下の配管には漏れる気配がありませんでした。

当然、今日伺った時も水道屋さんがいくら水を流してみても全く漏れる感じはないですし、メーターにも異常はありませんでした。

当初水道屋さんはキッチンの排水管にゴミや油が詰まって、水が逆流したのではないかという推測をしていたのですが、水栓から水を流してみてもやはり逆流したり漏れたりする様子はありません。

悩んだ末に、キッチンのシンクに水を溜めて、一気に水を流したらどうなるだろうかということでテストをしました。そうしたら案の定、キッチンのジャバラのホースが差してある排水管の立上りから、水が溢れてくるではないですか。

つまり、通常キッチンで使う水くらいでは漏れないけれど、水を溜めて食器を洗ったりすると大量の水が一気に流れますから、オーバーフローを起してしまうというのが原因でした。

今までそういった使い方をしてこなかったけれど、新型コロナでご主人が在宅勤務になって、いろいろ家事を手伝ってくれるようになってから、シンクに水を溜める機会が増えたそうです。

キッチンの配管は、知らず知らずのうちに油等が排水管内にこびりつきます。長くお使いのおうちでは、たまには水道屋さんにお願いして、詰まり抜きのメンテナンスをしてあげることをお勧めします。

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