埼玉県のお客様から、輸入アルミサッシの部品が欲しいというご相談を頂きました。
輸入窓は、ミルガード(Milgard)のケースメントサッシ(竪辷り窓)。
写真がその部品ですが、窓が開かないようにする為の押えのストッパー部分が樹脂製になっているので、ここの部分が劣化して割れてしまいます。
写真でもその部品が少し黄色く変色してきていますから、ボチボチ交換が必要になっているように思います。
ミルガードのアルミサッシは、30年以上前に施工されていたものが多く、こうしたロックレバーハンドルの入手に不安を感じているお客様もいらっしゃるかも知れません。でも、ご安心下さい。このロックハンドルは、今でも部材メーカーから調達することは可能なのです。
ただ、この小さなロック金物を1本だけ調達しても送料や通関費の方が高く付いてしまいます。また、複数本調達しても送料や通関費は1本輸入するのと同じくらいですから、いくつか購入して費用を分散させた方が得になります。
それにしても、30年以上経っても消耗部品が手に入るというのは、やはり家に対する考え方が日本と北米とでは大きく違うと感じます。輸入住宅のメンテナンスは大変とお考えの方がいらっしゃいますが、調達先さえちゃんとしておけば、実は長く維持管理出来る建物なんです。
ただ、何もケアしなくて放りっぱなしということは論外ですから、専門家に相談しながら適宜お金を掛けて手入れをしていくことを忘れないで頂きたいと思います。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
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