お知らせ

何とか手に入れました

愛知県のお客様の輸入サッシを修理する為に、特殊なバランサーを調達しました。

輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)のインテグリティ(Integrity)製ダブルハングサッシ(上げ下げ窓)。

バランサーは、重い建具(障子)を軽く開閉出来るように、建具の両脇に取り付ける吊り金物なんですが、バランサー・シューと呼ばれる写真の部品で建具とバランサーを接続します。

ただ、インテグリティのダブルハングに使われているバランサーは、汎用性があまりない部品構成になっており、入手ルートも非常に限られています。

このバランサー・シューも然りで、他社の上げ下げ窓に使われているものとは全く違う形状をしています。ですから、マーヴィンが日本市場から撤退してしまった今、これを調達出来る輸入住宅ビルダーは殆どいないかも知れません。

それでも、現行タイプのものであれば手に入るかも知れませんが、左の古い初期型のバランサー・シューは、ほぼ入手不可能といった状況でした。

勿論、新旧のバランサー・シューには互換性がありませんから、古い形式のサッシ枠に新しいタイプのバランサーを装着することは出来ませんので、初期型のインテグリティを採用されている輸入住宅は今後バランサーの交換に困る可能性が高かったと言えます。

でも、今回私たち ホームメイドは、古いタイプのバランサー・シューをいくらか調達することに成功しました。これを新しいバランサーに付け替えて、古いサッシ枠に対応出来るように加工すれば、初期型のインテグリティでもメンテナンスをすることが可能です。

でも、バランサーって非常に強力なバネが付いていますから、注意しないと怪我をしますので、十分な道具と経験、適切な手順を準備して作業をすることが求められます。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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出なくなった鍵爪

大阪府のお客様からドアレバー(ドアノブ)のラッチ(鍵爪)が引っ込んだまま出なくなったというご相談を頂きました。

ドアレバーは、タイタン(Titan、現クイックセット)製。

通常のものは、鍵爪の周囲にフェースプレートという金属板が付いていますが、こちらのものはフェースプレートが付かないドライブインラッチと呼ばれるタイプです。

30年近く前のドアによく装着されていましたが、今では国内でドライブインラッチが付いているドアノブは見受けられなくなりました。勿論、アメリカではまだまだ多くのお宅で使われていますので、ドライブインラッチを調達することは可能です。

ただ、ドライブインラッチは、メーカーによって形状が変わりますし、キーで開け閉め出来るドアノブ用は空錠や内鍵付きのドアノブ用と種類が異なります。ですから、用途や詳細を確認した上でないと、適切なラッチをご提供することは出来ません。

今回のドライブインラッチは、古いタイプのものですから、改良された現タイプのものをご提案させて頂きますが、取付け自体や機能は全く変わりません。ドアラッチは長年の使用で激しく消耗する部品ですから、20年くらいしたら定期的に取り替えたい交換部材です。

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直る部分も直らない部分も

愛知県のお客様から輸入のキッチン・コンロが直せないかというご相談を頂きました。

ガスコンロは、フランスのロジェール(Rosieres)製。

スイッチもコンロ面に付いていて、耐熱ガラスのフタがあるのもお洒落です。

ですから、ロジェールのファンは日本にたくさんいらっしゃるのですが、消防法の関係から自動消火装置のない輸入コンロは、10年近く前に販売出来ないようになりました。

以来、販売先からの修理部品の調達も出来なくなり、現在は部品交換を伴わない修理・メンテナンスのみを行うしかなくなりました。

今回のお客様のコンロは、スイッチを回してもカチカチ音がしないという箇所があるのと、カチカチ音がしてもスパークしないという箇所があるという状況でした。

音がしないという箇所については、点火プラグ又はレギュレーターの不具合か、その両方の不具合が考えられますので、修理が出来ない可能性があると思います。

また、カチカチ音がしてもスパークしないという箇所については、配線の不良の可能性がありますので、もしかしたら直せるかも知れません。ただ、そのどちらも現場をチェックさせて頂いて、実際に製品の状況を確認しなければ、修理の可否を判断することが出来ません。

勿論、修理不可というリスクがない訳ではありませんから、作業に係る費用が無駄になるかも知れません。やってみる価値があるかないかは、お客様次第ということになります。

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古いタイプでなければ、修理は出来ます

愛知県のお客様から輸入水栓金具の修理をしたいというご相談を頂きました。

水栓金具は、ゴールドのヤスダプロモーション製キッチン水栓。

2つの可愛らしいクロスハンドルと長い鶴首のスポウトという組み合わせが、クラシカルな感じを醸し出しています。

こういう美しい水栓金具は長く使いたいという気持ちにさせてくれると思いますが、止水バルブであるカートリッジバルブの不具合はどうしても避けられません。

半永久的に使えると言われていますが、水道の中の細かな砂などが噛んでしまったりすれば、水漏れを起こす可能性が生じます。

こちらの水栓金具は15年ほど使っていらっしゃるようですが、吐水口からポタポタ水漏れをしている状況だそうですから、バルブ交換すればまた元通りにお使い頂けるようになるはずです。

ただ、ヤスダプロモーションの水栓金具に使われているバルブには新旧が存在し、古いタイプのものは現在入手不可となっている為、その場合は水栓金具自体を交換する必要があります。

今回の水栓については現在メーカーに確認していますので、止水バルブを調達出来るようであれば、すぐにメンテナンスするつもりです。

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全交換されるそうです

神奈川県のお客様から輸入サッシの網戸を固定するピンを交換したいというご相談を頂きました。

輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)製。

古いおうちだそうで、全ての窓の網戸に付いているスクリーンピンのツマミ部分が劣化しており、その大部分に欠損が見られるということで全てのピンを交換しておきたいとのことでした。

お送り頂いた写真を見ると、ツマミだけでなくシャフト部分も透明なプラスチックで出来ているようです。現在、プラスチックのシャフトのものは手に入りませんが、アルミのシャフトのものは供給可能です。

現在のものはツマミ部分の材質も変わり、従来のものに比べて耐久性も少々上がっているように見受けられますが、何れにしても15年程度で交換した方が心配は少ないような気がします。

網戸を固定するスクリーンピンの多くは、アルミクラッド木製サッシの網戸に使われていますが、輸入住宅ブームの際に新築されたおうちでは既に寿命が来ているものと思います。

大雨や台風が少なく蚊などの虫がいないこの時期に網戸の修理をしておくと、来年の夏は快適に窓を開けることが出来るはずです。

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これで引っ込んだ状態です

愛知県のお客様の輸入住宅で、輸入のスライディング・パティオドア(片引きの掃出しサッシ)の鍵のチェックを行いました。

輸入窓は、メーカー不明の樹脂サッシ。

ロックレバーを上げ下げすると、ロックケースから鍵爪(ロックラッチ)が出たり入ったりして鍵の開閉を行います。

写真は、ロックレバーを上げて鍵爪が中に引っ込むようにした状態ですが、鍵爪が十分穴の中に引っ込まず少し飛び出したままになっています。

ロックケースの中には小さなバネが入っていて、鍵爪を勢いよく飛び出させたり中に引っ込めたりするという機能を果たしています。そのバネが経年劣化するとバネの伸縮が緩慢になって、このように鍵爪が十分アクションしなくなるという不具合を起こします。

取り敢えず、この状態でも鍵を掛けたり解除したりすることは可能なんですが、近い将来バネが切れてしまったりすると、鍵が掛からなくなったり、最悪鍵が掛かったままドアが開かなくなったりします。

鍵が掛からなければ防犯上の心配がありますし、解除出来なければ外に出ることが出来なくなります。少し調子が悪いけどまだ使えるというふうには考えずに、完全に壊れる前にロックケースを交換するようにしたいものです。

因みに、このロックケースは汎用の窓部品ですから、アメリカの部品メーカーから取り寄せることが可能な為、窓メーカーが不明でも交換は可能です。勿論、交換の際はドアの建て起こし調整や開閉調整をして、調子よくお使い頂けるようにメンテナンスを行います。

年末も近いですから、皆さんのおうちのサッシも一度チェックしてみては如何でしょうか?

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ハンドルの付属品ではありません

埼玉県のお客様から以前ケースメントサッシのクランクハンドルをご購入頂いたのですが、最近またケースメントのオペレーターを交換したいというご相談を頂きました。

輸入サッシは、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッド木製サッシ。

木製のサッシ枠に固定されているオペレーターから、回転軸が抜けてハンドルと一緒に抜けてきているのが分かります。

本来回転軸はオペレーターの一部であって、ハンドルはそこに差し込んであるだけという形です。勿論、ハンドルを操作している時に外れてはいけませんから、小さなビスでハンドルを回転軸に固定してあります。

今回のケースは、オペレーターの回転軸が折れて、回転軸が固定してあったハンドルの方にくっついて外れてきたという感じです。

オペレーターの回転軸が折れる原因は、サッシの建具の開閉が重くなったのを無理矢理ハンドルを回して開閉しようと繰り返し操作したことだと思います。そうなると、オペレーターに負荷が掛かって、それが元で回転軸が途中で折れてしまうというトラブルが発生します。

多くのお客様は、これをハンドルが壊れてオペレーターから外れてしまったと考えるようですが、ハンドルが壊れたのではなくオペレーターの方が破損したというのが本当の不具合です。

こちらのお客様も、当初ハンドルが壊れたと思い込んでハンドルのみを調達されたのだと思いますが、それでは直せなかった為にオペレーターの交換をしたいということになったのだと思います。

こういう場合は、単に部材を交換するだけでなく、建具の調整を行わなければ直りませんし、オペレーターをカバーしている繊細な木枠を外すには細心の注意が必要です。

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全く同じものですが、違って見えますよね

愛知県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入の玄関ドア用ハンドルセットを交換してきました。

ハンドルセットは、クイックセット(Kwikset)製のホーソン。

古くなって、室内側のドアレバーが下がったままの状態になってきたのと、キーを1本どこかで落としてきてしまったということで、ハンドルセットごと交換することになりました。

キーをなくしただけのことであれば、新しいクイックセットのシリンダーはキーの鍵山をメモリーしているのを解除することが出来ますから、新しいキーの鍵山を覚え込ませれば、古いキーが使えなくなります。

これは、スマートキーと呼ばれる仕組みなんですが、これを利用すればダブルロックの2つの鍵を同一キーで開け閉め出来るようにもなります。

ただ、今回はレバーのバネもヘタってきたということですので、ハンドル自体も新しいものにしたいということになりました。

古いものも新しいもののアンティーク・ニッケルと呼ばれる色なんですが、古いハンドルは随分錆びてしまい、金属の光沢が殆どなくなっています。

まあ、これはこれで味があると言えばそうなんですが、金属で出来た機械ものですから、それなりに部品の錆びや劣化は生じます。

新しいハンドルは見ての通り黒っぽい銀色で、ニスを塗ったように光っているのが分かります。

勿論これも、20年もすれば錆びて時代が付いてくるのでしょうが、長く変化を楽しめるのが輸入住宅のいい所ですよね。

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破損すると、ドアが勝手に開きます

埼玉県のお客様から収納用折れ戸のバイフォールドドアの部品を調達したいというご相談を頂きました。

ドアの上枠に装着されているガイドレールの中を走る部品で、バネが内蔵されたスライドガイドと呼ばれるものです。

ドアを閉めた際、バネが押されることでドアが固定されて動かなくなります。(普通押されると開いてしまうように思うのですが、逆にドアが開かなくなるという仕組みは、日本にはない発想ですね)

もしこれがないと、ドアを閉めても勝手にドアが開いてしまい、収納の中にしまってあるものが見えてしまいます。

小さな部品ですし、ドアを閉めていると普段は見えづらい場所にあるものですから、あまり気にしていない人も多いかと思います。折れ戸の調子が最近おかしいと感じて初めて気が付くくらいのものですが、壊れる前に部品を手に入れておきたいものですね。

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水染みはWAXの剥がれや汚れの付着

神奈川県のお客様から輸入住宅のオーク無垢材で出来たフローリングをメンテナンスしたいというご相談を頂きました。

床材は、今は懐かしいブルース(Bruce)製。昔は、ロビンス(Robbins)なんてメーカーのものもありましたねぇ。

こうしたメーカーのフローリングは、1枚板の厚さ19mmのものでしたから、今から考えると随分贅沢な素材でした。

無垢材のフローリングでも2種類あって、人気だったのはツヤがないワックス仕上げのタイプで、水拭きなどが可能なウレタン塗装仕上げのタイプは、ツヤがある為安っぽく見えるという理由で選ばれる人は少ない感じでした。

ただ、申し上げた通り、ワックス仕上げの床材は表面に水が付くと、ワックスがそこだけ浮いてしまい、水染みが出来てしまいます。すぐに水を拭けば問題はないのですが、放置すると床材に付いていた汚れも水垢として付着してしまい、写真のように斑模様になってしまいます。

染みが酷くない場合は、細かな紙やすりを使って丁寧に表面を削るなどしてから、再度ワックスを塗ることで徐々に元に戻ってくれると思いますが、ある程度は天然木の味として考えることが大切です。

ブルースのWAXは、成分的に室内汚染を引き起こすかも知れないということで北米で随分前に製造中止となっておりますが、Dura Sealという代替のWAXをお勧めしております。

<関連記事>: ブルース・フローリング用ワックス、入荷! (2015年2月26日)

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