お知らせ : ページ 145

グリルピンもなくなりますよね

新築から10年以上経ってくると、輸入サッシの木製飾り格子を留めておく為の固定ピンが取れてなくなってしまうなんてことがあります。

プラスチックで出来たつまみ部分に細い針が差さっている程度の簡単なパーツですが、針が曲がってしまったり、つまみの部分が欠損してしまったりして、格子が外れそうになっているおうちも多いのです。

何か別のもので代替している人もいるようですが、いい加減な感じがして見ため的にもよくないかも知れません。

このグリルピンも大きさや種類が様々ありますから、よく確認しないと大きさが合わないといったケースもありますから、そこは慎重に調達したいものです。

こういう部品は、太陽の紫外線や熱で劣化しやすいものでしょうから、出来れば少し多めに購入して頂いて、将来の交換時期に備えておくのもいいかも知れませんね。

こういった細かな部分にまで気が行き届いているおうちって、どこを見てもきちんとしてあります。そういう家は、修理のインターバルも比較的長いですし、あまり酷い状態になっていませんから、時間も費用も然程掛からないんです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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やっぱり、ビスじゃないですね

ご自身でマーヴィン(Marvin)製掃出しサッシ用網戸の取っ手を手配されたという方から、新しい取っ手を取付け出来ないというご相談を頂きました。

取っ手には鍵を掛ける為のロック・ハンドルが付けられているのですが、ハンドルを固定する部品がビスではなくカシメ(リベット)になっています。

以前私の記事でも同様のものを調達した為にリベット打ちの工具をわざわざアメリカから取り寄せたということを書かせて頂きましたが、お客様もこんなものが送られてきて、きっとビックリしたことでしょうね。

お客様ご自身で今後何とかされるのか、他を含めてメンテナンスの作業を行う際に私たちが取付けまでやって差し上げるのか、はっきりしませんが、何れにしてもちょっと面倒なお話です。

ただ、こうした網戸の取っ手は、プラスチックで出来た消耗部品ですから、どの輸入住宅でも何れ交換すべきタイミングがやってきますので、網戸の張替えを行う際は取っ手や戸車といった部品も交換しておきたいものですよね。

<関連記事>: 普通の人じゃ、取付けは無理でしょ~ (2020年6月19日)

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マーヴィンにもバランサーは付いている

マーヴィン(Marvin)社製ダブルハング・サッシの開閉について調子がおかしいというご相談を頂きました。

写真をご覧頂いた通り、サイドジャム内に内蔵されたバランサーのバネが外れて見えています。

また、バネに接続してある吊りヒモも、建具(障子)から外れて伸びています。

上げ下げ窓ではこうした部材は見えない状態になっていますが、露出した状況になっているのはバランサーに不具合があったと考えることが出来るでしょう。

ペアガラスの入った重い建具を手の力だけで持ち上げるのは大変ですし、開けたにしても手を離せば自然と下へ落ちてしまいます。

そうならない為に、どんな輸入の上げ下げ窓でも窓枠の両サイドにバランサーと呼ばれる吊り金物を用いて建具の重さを支えています。

写真のものは、マーヴィンでも比較的新しいタイプのサッシのようですが、不具合が起きるタイミングは一定ではありません。確かに、私たちも15年くらいを寿命の目安にしているのですが、それより長く持つものもあれば、早く切れてしまうものも存在します。

マーヴィンのバランサーの交換は、サイドジャムを外したり、防水処理の施工を手順通りに行わなければいけなかったり、サッシの構造を熟知していないと間違えてしまう恐れもありますから、専門知識を持った人に交換してもらった方が安心かも知れません。

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このサッシのガラス交換は大変です

ペアガラスが曇ってきたということで、いくつかのサッシ建具を現場から持ち帰ってきたのですが、そのうちのいくつかを分解修理しています。

昔、トステムが輸入していたリッチモンド(Richmond)社製の輸入サッシですが、この建具(障子)はアルミクラッドには珍しくペアガラスを建具から外して交換出来るというタイプです。

マーヴィンやアンダーセン、ペラといったアルミクラッド・サッシは、何れもガラスのみの交換は出来ず、建具ごと交換しなければなりません。

そういった意味では経済的なサッシですが、ペアガラスを外すには相当の手間と道具が必要です。

写真は、建具の三方のアルミカバーを外して、残すカバーは下枠の1枚となったところです。ここまでアルミカバーを撤去するには半日程度の時間を使いました。

ただ、下枠の片方の木部が、既に相当な腐敗を起していますから、木部を修理・再生しないとこのままでは使えません。

最後の白い下枠カバーをこれから外す訳ですが、このままでは外すことは出来ず、木枠に加工を施してから撤去に取り掛からなければなりません。

それにしても、もう少しやりやすい方法を予め考えて欲しかったですよね。だって、まだ何枚も修理すべき建具が残っているのですから、嫌になります。

こうやって、ペアガラス全体を露出させたところで、ガラスの実寸を計測して、オーダーで輸入のペアガラスを作ってもらいます。

ガラスを装着した後も単に元に戻すだけでなく、防水施工や塗装作業といった工程も行いますから、その労力は大変なものですよ。多分、余程の暇人かマニアでなければ、修理はやれませんね。

<関連記事>: 丸裸にしたところです (2020年9月25日)
<関連記事>: あの腐った木製建具が、この通り (2020年11月20日)

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バランサーだけ交換しても直らない

何年か前にミルガード(Milgard)社製シングルハング・サッシのバランサーを交換させて頂いた輸入住宅があるのですが、バランサーが建具から飛び出してきて、窓の開け閉めが出来なくなったというご相談がありました。

そのサッシ建具(障子)の両サイドに隠れるように装着されているはずのチャネルバランサーの頭が、ご覧のように見えるではありませんか。

通常、ここを覗き込めばちょっとだけ見えるものなんですが、ここまで見えることはありません。

建具を窓枠から外して、バランサーの状態を見ましたが、交換して然程時間が経っていませんから、特に問題はありません。

ただ、バランサーを建具の脇に抑え込んでおくトップガイドと呼ばれるプラスチック製の部品が欠損してなくなっていました。

この部品がないと、バランサーは建具に引っ掛かりませんから、飛び出してしまうのは当たり前で、当然開閉も出来なくなります。

バランサーを交換した際は、まだ問題なかったパーツでしたが、西日のせいかこの数年のうちに劣化が進んでしまったようです。

ミルガードのトップガイドは、今は手に入りませんが、代替となるものがいくつかありますから、そうした部品を装着したいと思います。

ですから、チャネルバランサーをお使いの皆さんは、バランサーだけでなく、ガイド部品も交換が必要かどうかチェックしてみて下さいね。

<関連記事>: チャネルバランサー交換時には一緒に交換 (2019年7月4日)

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ロックレバーが壊れました

先日ミルガード(Milgard)の掃出しサッシのロックが掛かったまま外れなくて困っていらっしゃるお客様のことを書かせて頂きましたが、昨日無事に鍵を解除してきました。

ミルガードのものは丈夫なロックケースですから、なかなか壊れることがないのですが、外してみたら見事に壊れて動かなくなっていました。

新しいロックケースに交換した上で、ドアの調整も行いましたから新築当時のようにスムーズに開閉するようになりました。

そうこうしているうちに、次は同じミルガードのハンドル・ロックのレバーが欠損して困っているというご相談がありました。

普通は、室内ハンドルの横からレバーがちょこっと飛び出して付いている状態なんですが、写真のようになくなっています。

恐らく鍵が掛からなくなってきたか、鍵が開かなくなってきたかした為に、無理にロックレバーを上げ下げしたんだと思います。

レバーは鋳物で出来ていますから、無理に力を掛けると折れてしまうんです。

お客様はロックレバーのみ欲しいというご希望ですが、本当はレバーが壊れた原因を究明して、根本から解決してあげないとまた同じ不具合が生じますから、安易に考えてはいけません。

勿論、私たちはロックレバーだけの供給も可能ですが、・・・。

<関連記事>: 鍵のトラブルには、必ず兆候があります (2020年7月14日)

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雨が降るとドアが開かない?

お客様から玄関ドアのロックが掛かったまま開けられなくなったという相談を頂きました。

輸入のドアロックは、デッドロック(デッドボルト)と呼ばれる鍵でカンヌキ(デッドロック・バー)が受け金物(ストライク)の穴に差さってロックされるという仕組みです。

その受け金物の写真を頂いたのですが、カンヌキが擦った跡がドア枠から受け金物に掛けて付いています。

よく見ると、それは受け金物の穴の中心に向かっているのではなく、穴の下の方に向かって付いています。こういう場合は、原因はドアの下がりや変形が考えられます。

ドアヒンジが長年の使用で擦り減ってしまい、どの分ドアが敷居の方に下がってしまうケースや、雨や湿気でドアが重くなったり歪んでしまったりして、カンヌキの位置がずれてしまうことが考えられます。

勿論、その両方が重なって鍵が固くなり、解除出来なくなるということもありますから、状況を細かくチェックする必要があります。

今年は梅雨の長雨でしたから、雨に当たりやすい場所にある玄関ドアは、鍵が掛けられなかったり開かなかったりするかも知れません。10~15年に一度は輸入住宅の専門家にお願いして、ヒンジの交換やドアの調整をお願いして欲しいものですね。

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レバーが下がったままではないですか?

先日、インシュレート(Insulate)の4枚開きの掃出しサッシの開閉が重いので、困っていらっしゃるという浜松の輸入住宅に調整メンテナンスへ行ってきました。

4枚ドア(中央の2枚が引き分け)ですから、サッシの幅が3mを超える開口の為、鴨居が中央で下がってきていますから、ドアをサッシ枠から外すことが出来ません。

ジャッキアップして、サッシ枠を上げてやるという方法も考えられますが、樹脂で出来ている為安易に行うと、枠が破損してしまう恐れもあって危険です。

ですから、ドアの高さ調整を実施した上で、潤滑剤を使って戸車等の動きをよくすることで、女性でも開閉が出来るようになるまでにメンテナンスをやりました。

その後、帰る間際に玄関ドアのハンドルセットも見て欲しいということで、撮った写真がこちらです。屋外側のハンドルが錆びて茶色に変色していることは当たり前ですが、室内側のドアレバーもご覧のように下がってしまっています。

これは、レバー自体に内蔵されているバネが弱っているか、破損した為と思われますが、ドアラッチ(鍵爪部品)のバネも機能しなくなっているはずです。

こういう場合、バネだけを交換すれば直ると考える人も多いようですが、メーカーはバネ部品を単体で販売はしてくれませんし、バネ以外の部品も消耗していますから、ハンドルセットそのものを交換することが望ましいと思います。

今私たちが調達しているものは、ゴールドのハンドルが殆ど錆びないという高品質な仕上げのものですから、昔のものとは全然違いますよ。

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ここまでやると開閉が楽になります

国産サッシでもそうですが、掃出しサッシを長年使っていると、大きな輸入網戸は動きが悪くなってきます。

そういう場合でも、普通の人はそのまま無理やり使っていますが、それをすると網戸自体を傷めることになりますから、あまりお勧め出来ません。

今回、桑名市のお客様のご依頼で、カナダのキャラドン(Caradon)社製スライディング・パティオドアの網戸の修理をしていますが、戸車がうまく動かず交換をすることとなりました。

また、この戸車の高さ調整をする機能が、網戸のコーナー部品に付いているのですが、その部品も写真のように劣化が進んでいましたから、同時に交換をしました。古いコーナー部品や戸車は鉄の鋳物で出来ているのですが、長年雨風に曝されているので、どうしても錆びて悪くなってしまいます。

戸車は、ローラー部分が樹脂製に新しくなったものを採用しましたから、結構長持ちしてくれるものと期待しています。(戸車はフレーム内に隠れてしまう為紫外線に直接当たらず、樹脂でもあまり劣化しないですし、金属レールとの相性も抜群です)

網戸なんて一生持つものだなんて思っている人も多いと思いますが、実は輸入網戸の修理・メンテナンスで困っているお客様は結構いらっしゃるんですよ。

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サッシだけの問題ではなさそうです

神奈川のお客様からマーヴィン(Marvin)の出窓や勝手口ドアに雨漏れがあるので、交換したいというご相談を頂きました。

確かに、ガラスの周囲から雨水が侵入したような箇所もあったのですが、それだけではなさそうな感じです。

こちらの写真のように、台形出窓(ベイウィンドウ)の木製フレームやボトムカウンター辺りにも雨漏れの痕跡がありました。

赤茶っぽい色をしているのは、お客様が雨漏れ対策に柿渋を上から塗ったからのようですが、枠の中から染み出している水を室内側から防水しても中に水が溜まってしまうだけですから、反って危険かも知れません。

通常雨漏れは建具(障子)のガラス付近から発生するはずですが、この写真を見る限り、建具の問題だけではなさそうです。

サッシだけでなく外観の写真もお送り頂いて、原因の一端が分かってきました。それは、この台形出窓の上に伏せてある屋根。その写真は、次回の記事でお見せしようと思いますが、屋根が出窓とほぼ接する形で軒の出もなくつながっている状態です。

つまり、出窓の上に降った雨は、そのままサッシに伝わって下へと落ちていくという感じです。確かに、横殴りの雨がサッシに当たるという時もあるでしょうが、上から降る雨でも常にサッシに伝ってくるというのは、異常な納まりです。

このような状態で同じサッシを入れ替えても、またすぐにトラブルが発生するだけですから、欠陥のある設計自体に手を加えて納まりを改善することが必要です。

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