お知らせ : ページ 144

スコールのような大量のシャワーとアロマ・セラピー

今日記事でご紹介させて頂くのは、スコールのような体全体に降り注ぐシャワーとアロマ・オイルでリラックスさせてくれるシャワー水栓です。

これは、モエン(Moen)社が最近販売を始めたリラクゼーション・シャワーで上からのお湯が大量に落ちてくるというスグレモノ。

赤く見えるのがアロマ・エッセンス・オイルの入ったカートリッジで、これを交換することでシャワーと共にいろいろな香りが楽しめます。

また、カートリッジが付いた部分のシャワーは、マグネットで装着されていますから、取り外してハンド・シャワーとしても使えますし、目を瞑っていても磁力によって簡単に元の場所へ戻すことも可能です。

また、レバーの切り換えによって、マッサージ・シャワーやリンス・シャワーといった複数の吐水に変えることも可能です。こういう大型のシャワー水栓って、日本のユニットバスは元より高級ホテルでも見掛けることはありませんから、贅沢ですよね。

輸入住宅好きの皆さん、北米のリラクゼーション・シャワーをご自宅に導入してみては如何でしょうか?

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

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ドア調整に伺ったら、ハンドルも壊れていました

尾張旭市のお客様から玄関ドアが閉まったまま開かなくなったというご相談があったという記事を書きましたが、本日ヒンジの交換及びドアの高さ調整に伺ってきました。

この猛暑の中、汗でベトベトになりながら、何とか無事に作業を終えることが出来ました。

ここまではよかったんですが、お客様から玄関ハンドルの調子も悪いという話が最後に出てきました。

何かと思ったら、ハンドルの屋外側に付いている開閉用のレバーを上下に動かしても、ドアラッチが出たり入ったりしないのです。そう、全く連動しなくなっている状況です。

これでは、誰かが帰ってきても玄関ドアから家に入ることは不可能なんですが、ラッチがストライクの穴に入らないように穴を塞いでいた為、ドアがブラブラな状況だったようです。

勿論、デッドロックは普通に機能していますから、そこをロックしてしまえば、鍵が掛かりますので支障はなかったとのこと。それにしても、それではちょっと防犯上気になりますよね。(デッドロックバーはガードプレートで外から見えなくなっていますから、その点はいいのですが・・・)

取り敢えず、クイックセット(Kwikset)製のハンドルセットを新しいものに交換するように手配しようと思いますが、この形状のハンドルセットは既に廃番となっていますから、塗装がしていない部分やハンドル下の取付け穴の位置などがきれいに納まらないかも知れません。

まあ、それは後で考えることにして、まずはハンドルの交換を優先させましょう。

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Titan製ドライブイン・ラッチも交換可

大阪市のお客様から輸入玄関ドアのハンドルセットに付いているドアラッチが破損したので、交換したいというお問い合わせを頂きました。

形状等を確認する為にお送り頂いた写真が、こちら。

古いタイタンのハンドルセットやドアノブに取り付けられているラッチですが、フェースプレートが付いていない頭が丸いものは、国内ではあまり見掛けなくなりました。

尚、玄関ハンドル用のラッチは、室内ドアの空錠タイプと同じものが付いています。(キーでロック出来るドアノブ用は、鍵付き用のラッチとなります)

こうしたデザインのラッチを交換出来る業者は少なくなりましたが、私たちは、こうしたドライブイン・ラッチでもフェースプレート付きのドアラッチでも調達することは可能です。

古いから部品が手に入らないと諦めるのではなく、私たちのような輸入住宅専門ビルダーに問い合わせてみると意外と調達出来るかも知れませんよ。

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錆びるとどうしても動きが固くなります

ローウェン(Loewen)のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)をお使いのお客様から、網戸の戸車がおかしいので交換したいというご相談を頂きました。

こちらがその戸車ですが、ローウェンの網戸のものは結構しっかりしたものが付いています。

ですから、破損して交換が必要というケースは少ないようですが、ローラーの車輪も鉄で作られていますから、各所に錆びが出てしまい、動きが悪くなる傾向にあるようです。

こうしたパーツは、車輪の部分だけをナイロン製にしたものも増えてきているようですが、丈夫な鉄にするか、錆びないナイロンにするかは、好みの問題かも知れません。

勿論、ナイロンで出来たものの用意がないケースもありますから、一概にナイロン製をお勧めする訳ではいきませんが、サッシの下枠に隠れてしまう戸車ですから、紫外線に当たらなければ劣化もあまりありません。

今後は、樹脂で出来た戸車部品も徐々に増えていくかも知れませんね。

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高温多湿では、玄関ドアが開かなくなります

尾張旭市のお客様から玄関ドアが閉まったまま開かなくなったというご相談がありました。

ステンドグラスが入った重いスチールドアで、築20年近い状況でドアの高さ調整は一度もしたことがないといった状態です。

10年に一度はメンテナンスをして欲しいところですから、調整作業が必要なことは明らかですが、梅雨の長雨とその後の猛暑でドアの中に入っている木製の下地材は膨張しまくりといった状況でしょう。

8月に入って暫く経った時に、お客様に状態を伺いましたが、その際はドアが開けられるようになってきたということでした。

やはり、少し水分が抜けてドアも収まってきたという感じだと思いますが、また同じトラブルにならないとも限りませんから、メンテナンスをしておいた方が得策です。

特に、ドアヒンジは毎日の開閉で随分摩耗してきていますから、ドアを上げて下端が敷居(ボトムシル)に擦るのを防ぐ為にも新しいものに交換しておくことが必要です。

この夏、何件も玄関ドアの調整メンテナンスをしましたが、自然素材で出来た重量のあるドアは、10~15年毎に部材の交換と調整作業をして頂けると調子よくお使い頂けるのではないでしょうか。

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お風呂場の窓は、水気を拭いて

こちらのロックレバーは、アライド(Allied)ウィンドウ社製オーニングサッシに取り付けられているものです。

鋳物や樹脂で出来たレバー部品が、カビで真っ黒な状態です。

通常の室内でこうなることは少ないですが、湿気や湯気が充満する浴室となると、こういった状況になることがよくあります。

ここまでになっている窓となると、レバー部品だけでなく、サッシのフレームや網戸、開閉金物、防水コーキングに至るまで、全てのパーツがカビだらけになっていると思います。

当然健康にもよくないですし、カビや汚れに更に水分が付着しますから、樹脂や鋳物そのものを傷めてしまったり、金物類は錆びて使いものにならなくなる恐れが生じます。

特にお風呂場という場所は、湿気が溜まりやすいところですから、窓を開けて乾燥させることが重要ですが、開け閉めが出来なくなるという悪循環を誘発します。

全てのものは、手入れ次第で長持ちするかどうかが決まります。浴室の窓やその周囲は、お風呂に入り終わったら、すぐに雑巾等で随分を拭き取って清潔に保つことが求められます。

このおうちのケースでは、ロックレバーを新しいものに交換する方向となりますが、同じ暮らし方だとまた同様の不具合が起りますから、生活スタイルそのものを変えるきっかけにして下さい。

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レバーの戻りが悪いボールドウィン製ハンドルセット

こちらのハンドルセットは、キーでのロックが可能な玄関ドア用を室内ドアに使っているものです。

ハンドルレバーが少し垂れてきている感じですが、バネが弱くなった為か、レバーの戻りがよくないとのことでした。

ボールドウィン(Baldwin)製のこのタイプは、内蔵されたロックケースに防犯用の機能がいくつか付いていて、他社のものよりも大きく複雑です。

ラッチも逆爪のものが中央部に仕込まれていますから、ロックされたら簡単には解除出来ないというスグレモノ。

勿論、こうした防犯性が高いロックケースを室内ドアに使う必要はないとは思いますが、この重厚感やデザインをリビングの入口に採用したかったというのは分かる気がします。

ただ、このロックケースは、左右の使い勝手が決められており、種類も年代やシリーズによって違うようですから、交換部材を調達するのはちょっとだけ厄介かも知れません。

また、高級ドアノブ・メーカーのボールドウィンだけあってこれだけのロックケースですから、値段も結構な金額になると思います。

因みに、他社の場合、レバーアクション用のバネは、レバーの台座部分に仕込まれていますが、ボールドウィンの場合はレバー部品にバネ構造が存在しませんから、ロックケース自体を交換する必要があります。

ボールドウィンは高価なだけあって、非常にいいもので出来ていますが、その分メンテナンスにも費用は掛かりますので、その点注意が必要です。そういった意味でも常に手入れを怠らないようにしたいものです。

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ベルックス製トップライト周囲の雨漏れ

先日、瓦屋根の雨漏れについて記事を書かせて頂きましたが、その原因と思しきトップライトの周囲の防水処理を確認すべく、瓦を外してみました。

トップライトは、ベルックス(Velux)製のしっかりしたものですから、天窓本体に異常はありませんでした。

問題は、天窓周囲の鈑金作業。トップライトと屋根瓦との間には当然隙間が生じます。

その隙間から天窓本体へ雨水が侵入しないようにすることと、その雨水が瓦の下に入ってしまわないように天窓の周囲を鈑金材で固めて、鈑金の上を流れる雨水を瓦の上に自然に排出するといった雨仕舞が必要となります。

天窓の横には黒いウレタン材が鈑金の家に張り付けてあって、これが天窓と屋根瓦との間に出来た隙間から入った雨を外側(横方向)へ出さないようにする堤防の役割を果たさなければなりません。

ただ、瓦を留める為に横に走っている瓦桟が、ウレタン材の一部を壊してしまっているようです。これでは堤防の役目を果たせず、外(横)へと雨が出て行ってしまいます。

それを更に防ぐ為の防波堤が、鈑金材の端にある立上りです。ただ、これも瓦桟によって押し潰されているようで、大量の水が流れてくる状況となるとそこを越えてしまうと思います。

ただ、それを越えなかった雨水が下へと流れて、瓦の上へと放出される手前で鈑金の立上りが終了していて、そこには瓦の裏へと水が入ってしまう水の道が出来ていました。

これでは、せっかくの立上りが何の役目も果たしていませんし、瓦で隠れている場所で起こった出来事ですから、お客様も全く気付かないということになりますね。

家づくりは目に見える部分も大切ですが、見えない下地処理を如何に丁寧に施工するかが一番大事だということがお分かりでしょうか。

こうしたことは、如何に有名な建築家でも、大手の住宅メーカーであっても問題を防ぐことは出来ません。実際に施工する職人の技術や知識が如何程かが、勝負の分かれ目となるのです。

<関連記事>: 瓦屋根の雨漏れ (2020年8月10日)

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今度は、ケースメントサッシを解体しました

先日、リッチモンド(Richmond、販売元:トステム)製のダブルハングサッシの建具枠を取外して、ペアガラスの実寸法を計測したという記事を書かせて頂きました。

そして、今回は5連のケースメントが組み合わさったボウウィンドウの内部結露したガラスを交換する為に、ダブルハング同様四方の建具枠を外しました。

写真は外し終わった処ですが、一体となったアルミ枠と木枠も分離させました。

それは、ペアガラスの片面がアルミカバーに接着していて、もう片面が木枠の溝に接着している為、分離させないとガラスの両面に付いた古い防水テープ(グレージング・テープ)を取り除いて、新しいものを貼るという作業が出来ないからです。

アルミクラッドのサッシを解体するなんて、普通じゃあり得ないことですが、解体方法の知識と道具さえあれば、こんなことも出来るんですね。

ただ、枠を取り外して分かることですが、リッチモンドのサッシは一旦雨がサッシの中に侵入すると、それが外に抜けるような仕組みがありませんし、水が滞留することで木を腐らせてしまったり、ペアガラスを曇らせてしまったりというリスクのあるサッシだと思います。

勿論、どの輸入の木製サッシでも同様のリスクは少なからずあるのですが、その割合が少々高めかも知れません。やはり、ガラスの周囲やアルミカバーのつなぎ目等については、コーキングなどでしっかり防水処理を行うことが必修です。

それを定期的にやりさえすれば、いつまでも美しくて快適な窓を保つことが可能ですから、どうぞ皆さんもご用心下さいませ。

<関連記事>: 2重構造の建具枠 (2020年11月21日)
<関連記事>: 輸入サッシの建具を外してきました (2020年6月23日)

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瓦屋根の雨漏れ

アンダーセンのサッシの修理・交換をご依頼頂いた輸入住宅で、現在屋根やベランダからの雨漏れについても工事を開始しております。

今日、長い梅雨で遅れていた屋根工事をスタートしたのですが、問題がありそうな付近の屋根瓦を外した様子がこちらです。

アスファルト・ルーフィングと呼ばれる屋根用の防水紙の上を雨が放射線状に伝ったことが、ルーフィングの汚れや瓦桟の損傷から見て取れます。

また、横に走っている瓦桟(桟木)が腐っていますが、雨による腐りの他に菌類(キノコ)による腐敗も大きいようです。

発泡ウレタンの断熱材のような薄い黄色をしたフカフカした菌類ですが、雨が流れるのを桟木で留まらないようにする通水用の隙間をも、菌類が繁殖して埋めてしまった為に桟木の上で雨が溜まってしまう状況を作り出した感じです。

勿論、そこに溜まった水が、桟木を留めている又釘(ホチキス)の穴からルーフィングの下に入り込み、野地板を腐らせたり室内に雨漏れを発生させたりしていました。

この雨漏れの原因は、写真一番上のトップライト(ベルックス製)の右側に施工された鈑金防水の施工不良だと考えられます。

天窓の鈑金の上の雨は、瓦の上へと導かれないといけないのですが、瓦の下へ落ちるような施工をしてしまったらしいのです。

多少のことであればいいのでしょうが、形状が南面の大屋根だった為に大量の雨や湿気・高温で瓦の下は酷いことになってしまいました。

一つの施工ミスが、様々な不具合をもたらす見本のような現場です。建築会社の人間が全てプロだと勘違いしていると、酷い目に遭わされるかも知れませんね。

見積金額や見た目に踊らされることなく、どんな仕事をしてきたのか、どんな情報発信をしているのか、そういったことが施工業者を決める決め手と言えるのではないでしょうか。

因みに、最近は木製の桟木ではなく、腐らない樹脂製のものもあるようですが、10年もしないうちに油分が抜けてボロボロになるらしいですから、油断は禁物です。

<関連記事>: ベルックス製トップライト周囲の雨漏れ (2020年8月12日)

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