雨が降るとドアが開かない?

雨が降るとドアが開かない?

お客様から玄関ドアのロックが掛かったまま開けられなくなったという相談を頂きました。

輸入のドアロックは、デッドロック(デッドボルト)と呼ばれる鍵でカンヌキ(デッドロック・バー)が受け金物(ストライク)の穴に差さってロックされるという仕組みです。

その受け金物の写真を頂いたのですが、カンヌキが擦った跡がドア枠から受け金物に掛けて付いています。

よく見ると、それは受け金物の穴の中心に向かっているのではなく、穴の下の方に向かって付いています。こういう場合は、原因はドアの下がりや変形が考えられます。

ドアヒンジが長年の使用で擦り減ってしまい、どの分ドアが敷居の方に下がってしまうケースや、雨や湿気でドアが重くなったり歪んでしまったりして、カンヌキの位置がずれてしまうことが考えられます。

勿論、その両方が重なって鍵が固くなり、解除出来なくなるということもありますから、状況を細かくチェックする必要があります。

今年は梅雨の長雨でしたから、雨に当たりやすい場所にある玄関ドアは、鍵が掛けられなかったり開かなかったりするかも知れません。10~15年に一度は輸入住宅の専門家にお願いして、ヒンジの交換やドアの調整をお願いして欲しいものですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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