お知らせ : ページ 133

竜の落とし子みたいです

こちらは、先日入荷したミルガード(Milgard)製オーニングサッシ用のロックレバーです。

建具の下側が外に開いていくオーニング窓ですが、ミルガード以外のメーカーでもこのロック金物は多く使われています。

このレバー・ロックは、写真のような状態で固定されていなければならないのですが、古くなると固定が緩くなってレバーが自然と下がってしまうという状態が起ります。

レバーが下がると鍵が掛かる状態になりますから、いざ窓を閉めようとした時にロックのラッチ部分が建具に当たってしまい、窓が完全に閉まりません。

手で写真のようなロックを開けた状態にしたままにすればいいのですが、このロックが窓の両サイドに付いている場合、開閉ハンドルを手で回しながら2つのレバーを同時に持っているということは出来ませんから、最低2人で操作しないといけなくなるのです。

これって、家を守る主婦にとっては、相当面倒なことになります。ですから、最近固定が緩くなってきたなと感じたら、ロックレバーを交換するということをお考え下さい。

この部品は交換しさえすれば、全く支障なく窓の開け閉めが出来るようになりますから、サッシのどこかを調整するという作業は必要ありません。ただ、このロックレバーも似たようなものがありますから、間違えないように同じものを調達して下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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全く同じハンドルはないようです

愛知県にお住まいのお客様から、窓メーカーが分からない輸入サッシのハンドルが破損したので交換出来ないかという相談を頂きました。

こちらのハンドルは、ドア内部にロックケースが内蔵されたタイプではなく、ハンドル自体にロック金物が入っている外付けロックという珍しい形状です。

こういうタイプはアメリカでもあるのですが、国内に入ってきている輸入サッシではあまり存在しない状況です。また、ガラスがアメリカでは滅多にない網入りになっている状況からすると、日本の防火規定に対応する為にオーダーで製作されたサッシだと思われます。

そこで、このハンドルロックをいろいろ探してみたのですが、全く同じものはどこにもない状況で、多少の違いがありますが似たようなものは存在しました。

でも、微妙に違うということは、取付け穴の位置や取付け方法が異なるということでもありますから、ドアの穴を明け直して位置を変えたり、受け側のストライクも何らかの加工が必要かも知れません。

何れにしても、部材を調達すればだれでも簡単に取り換え出来るという代物ではなさそうですから、私共が部材を調達してお客様に取付けをして頂くという方法は取れない状況です。

勿論、私たちも写真だけではどう納めたらいいかがはっきりしませんから、実際に現地に伺って状況を把握しないと、どの部材が一番納まりがいいかを把握出来ないと思います。

こういうイレギュラーな案件に対応出来てこそ、輸入住宅専門ビルダーの面目躍如ではないでしょうか。それにしても、これだけ破損が酷い状況だと、ドアの調整をしてやらないとまたハンドルに大きな負担が掛かるでしょうね。

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網戸を外す時、邪魔にならないんですよね

先日、お客様からの要望で取り寄せた輸入ケースメント&オーニングサッシ用のクランクハンドル。

お使いのものが固定式のもので、それだとサッシから室内側に出っ張ってしまい、カーテンなどに引っ掛かって気になっていたそうです。

そこで、この可倒式のクランクハンドルが欲しいということで、手配をさせて頂きました。

ハンドルの根元の所に小さな丸いものが見えますが、ここを軸にハンドルが立ち上がったり寝たりするという仕組みです。窓の開閉をしたい時は、ハンドルを立ててスムースに回せるように出来ますし、開閉の操作が完了したら倒してコンパクトにすることが可能です。

ほんのちょっとした工夫ですが、毎日のこととなると使い勝手がいいものが欲しくなるというのは人情です。

但し、このハンドルを使える開閉金物とそうでないものがありますから、私たちのような専門家に相談して、確認してから購入するようにしたいものです。色は、白以外にコゲ茶のブロンズ色や黒、ベージュなど様々あります。

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テラスドアのロック解除

エクセルシャノン製のテラスドアがロックしたまま、ドアが開けられなくなったということで、岐阜県大垣市のお客様の処に伺ってきました。

田園地帯が広がる場所にある輸入住宅ですが、輸入住宅を修理・調整出来る業者がいないということでお声が掛かりました。

製造番号や年代も特定出来たので、マルチロックの金物を一式メーカーから調達していざ鍵の解除をスタートさせました。

輸入住宅の勝手口ドアやテラスドアは、防犯性が高く鍵も強固に作られていますから、解除するのも至難の業。それは、エクセルシャノンだけでなくローウェン(Loewen)やハード(Hurd)などの輸入サッシでも同様です。

ただ、今回はハンドル等を触った時に何か簡単に外れそうな感じがして、ラッチの掛かり具合を音や手の感覚で想像しながら動かしてみました。そうしたら、何と見事にロックが解除されて、ドアを開けることに成功しました。

今まで何度となくドアのロック解除をしてきた経験とは恐ろしいもので、やってみると何とかなるものですねぇ。お客様はその瞬間、「おぉ」と声を上げてビックリされた様子でした。

ただ、今回用意してきた新しいロック金物は、既存の金物と形状が違っていて使いものになりませんでした。

ただ、不具合があると思っていた古い金物は、錆びて動きが渋くなっていたことと、付けられていた部品類が外れたり引っ掛かっていたりしていただけでしたので、それらを調整して組み付けたらちゃんと機能するようになりました。

新しいロック金物は無駄になりましたが、もしこれを準備しないで作業をしたら、交換が必要な時には何ともなりませんから、保険の意味でも準備しないでいくことは出来ません。

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水漏れ修理、完了!

本日、アメリカンスタンダード(American Standard)社製洗面水栓のメンテナンスに伺いました。

レバーを回してお湯を止めても、ポタポタと蛇口から水滴が落ちてくるということで、アメリカから純正の止水バルブを取り寄せました。

幸い建築時期と水栓の品番の記録がありましたので、写真で水栓の形状を確認しながら、適合するバルブ(止水パッキン材)を特定することが出来ました。

お客様は当初地元の水道屋さんにお願いしたそうですが、輸入品は手に負えないとのことで断られたとのこと。そこで、私が交換部品を持ってお邪魔してきたのですが、バルブのネジが錆び付いて、固くて全く動きません。

そこで、ご主人様と協力して、バルブのネジをようやく回すことが出来ました。15年もずっとそのままですから、そりゃ取付け部分も固着しちゃいますよね。

ここで無理に回したりすると、下の水道配管の方を傷めてしまいますから、作業には慎重さと注意が必要です。これで水道管も水漏れしたなんてことは、洒落になりませんからね。

今回不具合があったのはお湯側の方だけでしたが、正常な水の方も経年劣化してきていましたから、両方同時に交換しました。これでまた10年程度は問題なくお使い頂けると思いますが、半永久的な輸入の止水バルブでも長年の使用で不具合が起きますから、定期的に交換することをお勧めします。

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古いタイプですが、まだ手に入ります

ちらは、岡山のお客様のバイフォールドドア(折れ戸)を修理する為に取り寄せたドアストッパーです。

折れ戸の上に付いている開閉金具の突起をバネとバネとの間に入れて、開閉時に突起に掛かる力を分散させて、折れ戸が静かに閉まるようにする部品です。

こちらは左右引き分けの4枚折れ戸に使う為、左右それぞれにこのストッパーを用います。

このパーツを使ったバイフォールドドアは、20年近く前によく使われていたのですが、最近日本の輸入住宅では見なくなりました。ですから、この部品を含めて、これを使った折れ戸の金物を国内で調達することは難しいのですが、北米では普通に使われています。

欧米の製品は本当に息が長いものが多いのですが、これもそのうちの一つです。ただ、国内流通がないものですから、古い輸入住宅にお住まいの方はメンテナンスで相当苦労されているかも知れません。

私たちは、国内で昔流通していた輸入部材を今でも手に入れるルートがありますから、余程のものでない限り調達することが可能です。

勿論、デザインが少し変わってしまったというものもあるかも知れませんが、既存のものに適合する形状やサイズのものもありますから、その点でも安心出来るかも知れません。

但し、部品を交換してもドアの調整を一緒にしないと開閉はスムースになりませんから、専門家に調整を含めてお願いするのが一番です。

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開けた窓の下からバランサーが・・・

東京都の住宅会社さんから、お客様の家の浴室の輸入窓が破損して開けなくなったので修理して欲しいというご相談を頂きました。

当該サッシは樹脂製の上げ下げ窓で、開けた建具の下から切れた吊りヒモやチャネルバランサーの下端が顔を出しています。

浴室に取り付けられた樹脂製のシングルハングは、窓そのものは温度や湿度・水分に対して強い素材ですが、そこに付属している開閉金物やロック金物、網戸といった類のものは、劣化が進みやすい傾向にあります。

それは鉄などの金属が使用されている為ですから、日頃から雑巾で水分を拭き取ったり、ゴミや汚れを除去したりすることが大切です。

当初、このサッシのメーカーがどこかは不明でしたが、窓に付いていたマークなどからミルガード(Milgard)の製品であることが分かりました。バランサーのサイズやデザイン、製品に付いている刻印などを確認して、交換部品の特定が完了しました。

あとは、お客様からのオーダーを待って、部材の調達及び取替・取付けを行うといったプロセスになりますが、最近の修理依頼は遠くからが多いですねぇ。

まあ、それだけ私の仕事が広く皆さんに認知されてきているということでしょうし、丁寧な仕事をしてくれるという期待感があるのでしょうね。そういった意味では、その期待に応えなくてはいけませんし、出来ればそれ以上の仕事を目指すという使命があると思っています。

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上げ下げ窓や引き違い窓のロックも壊れます

週末、埼玉県桶川市のお客様のおうちに伺って、ハード(Hurd)のサッシを修理・メンテナンスしてきました。

掃出しサッシのロックについては、一昨日お伝えした通り、部品の違いで取付けを断念したのですが、ダブルハングについては無事交換を終えることが出来ました。

単なるロック金物(クレセント)の交換なら、お客様自身でも出来るとお考えの人もいらっしゃると思いますが、破損するからには原因というものがあります。

その原因を解決しない限り、すぐにまた同じトラブルで部品交換をしなければならなくなります。そうなると防犯上も心配ですよね。写真をご覧頂くと分かりますが、鍵を掛ける回転ラッチの上端とそれを受ける側の台座部分に金属の削れが発生しています。

この両者は多少当たることはあっても、力を入れなければ鍵が掛けられない程動作が固いということはありません。

こういう場合は、建具自体に歪みがあって、噛み合わせの位置がずれているというケースと、これらのロック金物の取付け施工が悪く、ずれた位置にそれぞれを装着してしまったというケースの2つが考えられます。

それを是正する為に、建具の開閉状況を確認したり、ロック金物の状況を確認したりして、その原因を探ります。今回は、ロック金物の噛み合わせ位置が1mm程度ずれていたことが問題でしたから、それを修正して修理完了。

見違える程スムースにロック出来るようになりましたが、ビス穴の位置を1mm以下で変えるのって素人の皆さんでは難しいかも知れませんね。

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メーカーも間違えます

今日、埼玉県のお客様のおうちにお伺いして、ハード(Hurd)社の掃出しサッシのロック金物の交換作業を行いました。

順調に作業は進み、最後に作動チェックをする段になったのですが、ロック・ラッチが完全に引っ込まず、正常な動きをしてくれません。

これは何か取付け方を誤ったかと思い、再度ハンドルやロックのシステムを分解し、やり直すこととしました。

そこで撮った写真が、こちらです。ロック・ラッチが出た状態で、不具合のある既存のロックケースと新しいロックケースを比べてみました。

ほぼ同じように見えますが、ロックレバーのバーが差さる鍵穴の角度が違っています。その違いは、45度。本来、90度の角度の中でロックの開閉をする仕組みですが、そのうちの45度分が自由に動かないという状態でした。

実は、モーティスロックのこのタイプは、水平から垂直へ動くものと上斜め45度から下斜め45度の間で動くものの2種類があります。

サッシ・メーカーから届いたものは、このうちの斜め45度に明いた穴のタイプでした。ハードには、施工時期とハンドル形状を確認出来る写真を送っていましたが、それでも既存のロックケースがどういったものか分からなかったみたいです。

まあ、水平から垂直へ動くタイプものは、比較的採用数が少ないとは言え、メーカーがそれを間違えるというのは、ちょっとどうかと思います。

だって、私はこれを取り付ける為に、わざわざ名古屋から埼玉まで車を走らせて来ている訳ですから、その分のコストが無駄になってしまいます。

まあ、私にとっては、ハンドル構造や修理の手順を勉強するいい経験になりましたけどね。また、リベンジに伺いますよ!

<関連記事>: 垂直穴のモーティスロック (2020年10月27日)
<関連記事>: 無事、リベンジ出来ました (2020年12月23日)

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大変な仕事は、勉強になります

今日、福井県のお客様の処に伺ってミルガード(Milgard)社製の掃出しサッシのガラス交換をしてきました。

以前お伺いした際に、ペアガラスの採寸をさせて頂いておりましたので、今回は交換するだけと思っていましたが、そうは問屋が卸してくれません。

最初の難関は、可動側ドアの取外し。採寸調査の際も外せなかったので今回再挑戦したのですが、サッシのマグサが下がっていて開口部の高さが十分ではありません。

その為、やはりドアをサッシ枠から外すことが叶わず、可動ドアをサッシに嵌めたままでFIX側のペアガラスを外さなければなりません。

FIXドアと可動ドアとは重ねの部分がある為、ガラス押えが半分可動ドアに隠れています。そんな状態ではガラス押えは外すことが出来ませんから、そこを外さないで割れたペアガラスのみを外すという作業をしなければなりません。

苦労をして何とかガラスを外すことが出来ましたが、今度は新しいペアガラスを入れる際に可動ドアが邪魔になります。

召し合わせ部分の隙間を埋めるパイル・ウェザーストリップも、古いものは外れ掛かっていますから、そのままペアガラスを装着することは出来ません。

そういうハードルを全てクリアして、ようやくペアガラスを装着出来てもガラス押えを全て装着するのは至難の業。そして、最後にガラスの周囲を防水処理して、掃出しサッシがスムースに開閉するように調整して完了です。

勿論、帰る前には片付けや掃除、割れたガラスの引上げもしましたよ。この記事で何を言っているか分からなかった人は、やってみるとその大変さが分かるかも知れません。

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