お知らせ : ページ 127

無事、リベンジ出来ました

月曜に埼玉県桶川市のおうちに伺って、ハード(Hurd)社の掃出しサッシのロック金物を交換してきました。

以前記事に書かせて頂きましたが、このロック金物はラッチを出し入れする為のロックレバーを差し込む穴が、標準的な斜め45度のタイプではなく、90度の角度で明いています。

メーカーから供給された金物は45度のタイプだったものですから、先回その際現場で装着が出来ず、引き返してきたという苦い経験がありました。

今回は、メーカーから供給は出来ないとの回答がありましたので、直接部品メーカーから適合する部品を調達して、再度交換に伺いました。

当然ながら、今回はちゃんとロック金物の交換が出来て、写真のようにきれいに納まっています。その後、ドア自体の傾き調整とラッチの位置調整を行って、正しくロックが掛かるようになりました。

恐らくロック金物が壊れたのは、こうした様々なディメンションのずれでロックを掛ける際に金物にストレスが掛かった為だと思われます。

多くの業者さんの場合、壊れた金物を交換してそれで終わりだと思いますが、それではまた破損してしまいます。破損した原因を考えて、その根本原因を直してこそ正しい修理が完了します。

遠く桶川まで2回出掛けた訳ですが、余分な時間と費用が掛かって損をしたと考えるのではなく、また更なる経験(ノウハウ)を積むことが出来たとポジティブに捉えるべきかも知れません。

そうそう、以前にお話ししましたが、このドアハンドルは既に廃番ですから、大切に使って下さいね。交換は可能ですがデザインや納まりが変わりますよ。

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冬季休暇のお知らせ

12月30日(水)~2021年1月6日(水)の間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは冬季休暇を頂きます。

休暇前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせリンクよりご連絡下さい。再開後にお返事させて頂きます。)

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年末に間に合いました

一昨日、リッチモンド(Richmond)社製の輸入アルミクラッドサッシの建具等の取付けに静岡県熱海市まで行ってきました。

ボウウィンドウの大きなケースメント建具が5枚、ダブルハングサッシの上下建具合わせて4枚。合計9枚の建具を取り付けてきました。

こちらの建具は、雨当たりの多い場所にあって、ガラスと建具枠との境目から雨水が建具内に侵入して、木部が腐ったりペアガラス内が内部結露したりした為、全ての建具を分解して補修すると共にペアガラスを交換しました。

曇っていたガラスが美しく光って見えるのが、写真でも分かります。トステムが輸入・販売していたリッチモンドのサッシですが、今では輸入をされていませんから、新しく建具を取り寄せて交換するということは出来ません。

ですから、建具をパーツ毎に分解して、既存のガラスの実寸サイズを計測して全く同じペアガラスをオーダーで製作しました。また、LOW-Eガラスにしていますから、通常のガラスよりも断熱性能や耐紫外線性能が格段によくなっています。

建具を分解したと簡単に言いますが、これを破損させずにきれいに外し、ガラスを交換した後にまた組上げるのは、相当な労力と時間、そして特殊な工具が必要となります。

勿論、専門知識もないと中途半端にしか修理が出来ませんから、普通のサッシ屋さんやリフォーム屋さんでは歯が立たないと思います。

また、ガラス交換だけでなく、輸入のグリルピンを交換したり、網戸の固定ピンも付け替えたりしていますから、新築時のオリジナルな状態に近い状況にまでもっていっています。こういう芸が細かいことが出来るのも、私たちくらいかも知れません。

それにしても、1枚30kg以上もあるボウウィンドウの建具は、脱着するのに本当に苦労しました。

そうそう、ボウウィンドウの建具には、ロックが上下に2つ付いています。こういう場合下側のロックだけしか掛けないというお客さんもいますが、それでは上側の建具が十分に引き込まれず隙間が生じてしまいます。(その場合よく見ると、建具が傾いて窓枠内に納まっているのが分かります)

そこから雨漏れしたり木が腐ったりしますから、必ず全ての窓のロックを閉めておくように習慣付けて下さいね。

<関連記事>: 輸入サッシの建具を外してきました (2020年6月23日)

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これが壊れると結構大変です

沖縄のお客様からキャラドン(Caradon、CWD)社のダブルハングの不具合についてご相談を頂きました。

ダブルハングサッシの両サイドには、サイドジャムと呼ばれる樹脂製のレール部材が付いているのですが、そこに割れが入ってきてしまったというものでした。

写真のように割れてしまうと、恐らく下窓を上げ下げする際に引っ掛かってきて、建具の可動がスムースに行かなくなっているのではないかと思います。

取り敢えず、このくらいなら使えるだろうとは考えていらっしゃると思いますが、この割れが酷くなると建具の固定が不安定になったり、上げ下げに支障をきたしたりする恐れがありますから、放置するのは危険です。

ただ、キャラドンというメーカーは、既に存在していませんし、そこを吸収合併したプライジェム(Ply-Gem)というサッシメーカーもアフターサービスは基本してはくれません。

サッシメーカーが存続している状況であれば、ジャムだけを交換部材として取り寄せることも可能ですが、今回はそうは行きません。

違うサッシメーカーのものを装着するというのは、建具の形状がメーカーによって違うので不可能ですから、シエラ・パシフィック社のアップグレード・キットを使って、ジャムと建具とを一緒に交換する以外に方法はありません。

また、この場合窓枠そのものはそのまま使いますから、その窓枠に入るように詳細寸法を調査・計測する必要があります。でも、それが出来るのは日本でもホームメイドだけだと思いますので、沖縄に名古屋から出張しない限り修理・メンテナンスは難しいというのが現実です。

ただ、それを行うと見栄えは変わらず、窓の開け閉めも新築時と同じように出来ますから、お金を掛けてやるだけの価値はあるはずです。

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泥棒も侵入を諦めたようですが・・・

本日、ペラ(Pella)ウィンドウ製ダブルハングの建具交換及び網戸の張り替え作業を行いました。

何でも泥棒が侵入しようとガラスを割ったはいいが、ペアガラスだった為ガラスを建具から全て取り外すことが出来ず、途中で諦めて帰ってしまったとのことでした。

国産サッシのシングルガラスと違って、ガラスの周囲が接着されているペアガラスだった為、割れ残ったガラスをサッシ枠から簡単に抜くという訳にはいかなかったようです。

まあ、そういう点で輸入サッシは、泥棒や空き巣に入られにくいとは言われていますが、そこで気を抜いてはいけません。輸入のサッシや玄関ドアでも、何某かの一工夫を実施することで、更に抑止力となりますから、防犯対策を検討してみて下さい。

今回は、上げ下げ窓の下窓の建具だけをアメリカから取り寄せて、室内側の木部の防水塗装と屋外側のガラスの周囲を防水対策してから取付けました。

破れた網戸は、グラスファイバー製のスクリーンを張って、劣化していた取っ手部品も手持ちの部品で交換しました。本来、網戸の修理依頼は張替えのみだったのですが、引っ張れば千切れてしまう程の状態でしたから、取っ手もサービスで交換してあげました。

普通のサッシ屋さんであれば、グラスファイバーの網も取っ手も在庫していないでしょうから、こういうのはホームメイドならではかも知れません。

何れにしても、完璧に元通りになりましたから、お客様も満足されていたと思います。(ただ、コロナの影響もあって、海外からの納期は余分に掛かりました)

年末年始は空き巣も多くなります。皆さんも十分にお気を付け下さい。

<関連記事>: どんどんこなします (2020年12月1日)

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今日は、バランサーと一緒に建具交換

未明に降った雪が朝方にも残った状況でしたが、少し陽が高くなってくるのを見計らって、大垣市のお客様のおうちに修理へ伺いました。

今回は、アンダーセン(Andersen)のダブルハングの下窓が腐ってきたということで、新しい下窓建具を6枚用意していきました。

勿論、木部の防水塗装や屋外側のガラスの周囲を防水処理した状態で持ち込みました。(メーカーから出荷されてくる時は、木部は無塗装ですし、防水処理も十分かどうか分からないので、こちらでも作業を行います)

このおうちのサッシは、すぐ下にアルミ製のベランダの床が接していて、これでは台風のような強い雨風の時は雨が吹き上がって、サッシに直撃してしまいます。そういう設計上の問題もあって、下窓や窓枠への漏水がひどく、今回建具を交換することとなりました。

また、窓6ヶ所のうち、2ヶ所についてはバランサーのヒモが切れて窓が開かない状態になっていましたので、バランサーも交換しました。アンダーセンのバランサーは、やはり20年くらいが寿命のようで、以前にもこちらのおうちのバランサーを交換したことがあります。

建具やバランサーの交換だけでなく、窓枠の下端も腐ってきている状態でしたから、余分な仕事ではありますが、防水コーキングを使って簡易に漏水対策も行いました。何れにしても、外壁等を塗り替えする際にでも抜本的な窓周りの防水対策を行う必要がありますね。

<関連記事>: 下窓6枚仕上げます (2020年11月27日)

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メーカーが分からないと探せない

こちらは玄関ドアのハンドル用ドアラッチ。

ハンドルは、屋外側だけでなく室内側にも同じものが付いているタイプで、それぞれのハンドルに心棒が付いていて、それがこのラッチの両側に差さっているというものだそうです。

心棒を差す穴が途中で仕切られているのは、それぞれの心棒が独立して動作するようにする為で、それぞれが右回転して開くという特殊なラッチです。

現在北米で販売されているドアハンドルは、通常外側がハンドルで、室内側はドアレバーかドアノブが付いているタイプになります。それに心棒はラッチ穴を貫通していて、ハンドルとレバー(又はノブ)とをつないでいるのが一般的。

そういった点で、どこのメーカーのものを探しても、同じタイプのものは見付けられないのが実情です。せめてドアノブ・メーカーの名前だけでも分かれば、交換部品を探せるかも知れませんが、品番や品名など全く分からないという製品の部品は探しようがありません。

新築時にどういったものを使って家づくりをしたか、仕様書や図面、見積書などの記録を残しておくことって、本当に大切なことです。

勿論、全く違う新しいものに交換するというなら、記録の必要性も少ないとは思いますが、取付け穴や取付け寸法などが合わないと施工は大変になるかも知れません。

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このハンドルは、手に入りません

お客様から破損したので交換したいという相談を頂いたハード(Hurd)社製スライディング・パティオドア用のロックハンドル。

無理に操作したら割れてしまったということで、窓メーカーに交換部材の供給を問い合わせしました。

でも、このハンドルは、既に廃番になっているとのことで、同じものは供給出来ないという返事。

調べてみると、形状の違うロックハンドルであれば入手可能ということでしたが、大きさ・形状が違うということは、取付け穴の位置も違いますし、ハンドルの周囲の塗り直しもしなければ、きれいに納めることが出来ません。

お客様は単純に部材を調達して自分たちで交換すれば直せるだろうと考えていたようですが、取付け穴を明け直したり既存の穴を塞いだり、ドアの塗装をしたりと専門業者でないと出来ない仕事が必要となります。

ただ、現場は福島県ということですから、愛知県からとなると出張旅費が相当掛かってしまいます。勿論、これをちゃんと直せるビルダーは、国内でも限られているでしょうから、私たちにご依頼頂くかそのまま放置するか二者択一です。

国産サッシのようにサッシを交換する以外直しようがないという訳ではありませんが、工夫や加工が要るという点では少々面倒な案件ですね。

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やはり、年末に網戸メンテナンスですね

最近、網戸の固定ピン(スクリーンピン)についての問い合わせが多くなってきたように感じられます。

マーヴィン(Marvin)やハード(Hurd)といったメーカーは、網戸を窓枠に固定する際に写真のようなピンを使います。

この写真をお送り頂いたお客様は、この固定ピンをマーヴィン用とご案内頂いていますが、古いものの多くは長いシャフトが樹脂製のものだったようにも思いますから、窓メーカーはよく分かりません。

ただ、こうしたスクリーンピンは、規格的には同じサイズであることが多いですから、どこのサッシ・メーカーでも私たちが在庫しているもので大丈夫です。

ただ、私たちのものはシャフトが樹脂製ですから、アルミ製をご希望される場合は取り寄せとなりますので、納期が少々掛かります。(写真のピンは、シャフトが鋳物で出来ているようです)

でも、以前記事に書かせて頂いた通り、スクリーンピンで経年劣化を起すのはシャフト部分ではなく頭のつまみ(写真では白い部分)ですから、アルミ製に拘る必要はありません。

また、アルミシャフトはつまみ部分の挿入には不向きで、かなづちで強く叩かないとつまみを装着出来ないという不便さもありますから、私たちは樹脂製のものに拘ります。(樹脂製のシャフトは、指で押し込むだけでつまみが装着出来、滅多に抜けてしまうこともありません)

皆さんも新しい年を迎えるに当たり、古い輸入網戸をメンテナンスして家を気持ちよくしておきたいですよね。

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ローラー部分が外れちゃうんですよね

お客様から収納折れ戸として使うバイフォールドドア用の部品が破損したので、調達出来ないかというご相談を頂きました。

その部品はピボットと呼ばれる部品で、折れ戸を支える軸部分であったり、扉を開閉する際にレールの中を走る機能を果たしたりします。

今回のものは、頭の部分にローラーが付いたローラーピボットなんですが、こちらはレールを走る方に使用して、20年以上前の輸入住宅ではよく使われた部材です。

ただ、長年使っていると、カシメで固定した部分が割れて、ローラー部分が脱落してしまうという不具合がしばしばあります。まあ、プラスチックで出来ていますから、経年劣化は仕方ないですよね。

今、このタイプのピボットは殆ど日本には入ってきていません。現在すぐに入手出来るものは、ローラーが付いていないタイプのものになっていて、それは比較的破損が少ないように思われます。

でも、それはローラーが付いているものと互換性はありませんから、ローラーピボットが破損したら、国内で販売してくれる業者は殆どいないといった状況です。

また、この部品もサイズが違うものがありますから、アメリカから取り寄せるにしてもちゃんとデザインが同じものを調達しないと、ドアに装着出来ないなんてことになってしまいます。

私たちは、そういうことにも気を遣って調達するように心掛けていますから、余程間違えることはありませんが、お客様側で早合点して注文をされた場合はその限りではありませんから、注意して下さい。

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