特殊な網戸でも最善を尽くします

特殊な網戸でも最善を尽くします

今日は、輸入網戸の修理を行いました。

窓メーカーは不明ですが、網戸のフレームが曲がってしまい直したいというご相談を頂きました。

幅が1200mm、高さが700mmという横長の網戸です。

横に長い大きな網戸なんですが、中央に樹脂製の小さな持ち手が1つだけ付いていて、中央に補強のフレームも入っていない為、持ち手を引っ張ると網戸が湾曲してしまいます。

そりゃ、長さが1200mmもある細いフレームの場合、中央を指で押しただけでも曲がってしまう感じなのに、掃除の度に網戸を脱着していれば、そのうち網戸も歪んできますよね。

そこで、今回はセンターフレームを1本追加して、中央部に力が掛かってもこのフレームが補強の役目を果たすようにしたいと思います。次に、1個だけだった持ち手を2つに増やして、脱着時の力を半分に分散させようと思います。

そうすれば、大きな網戸であっても無理なく脱着出来ると思っています。ただ、曲がってしまった箇所は、どうしても強度が落ちていますから、いくら曲がりを矯正してもそこのリスクは残ります。

とは言え、この網戸のフレームやコーナー材は非常に特殊な仕様・サイズで出来ていますから、私たちが標準的に使うフレームと形状が違います。今回はお値打ちに仕上がるように修理をすることでお願いされましたから、全く新しく作り直すのに比べて、多少のリスクは存在します。

でも、写真のようにほぼ真っすぐに四方のフレームを修正しましたから、ある程度長くお使い頂ける状態に出来たのではないでしょうか。

<関連記事>: 輸入網戸の修理、完了! (2021年4月25日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ:   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。