お知らせ : ページ 193

値上げの春です

輸入資材カタログ

2月の終わり頃から、輸入資材を扱う輸入商社さんから相次いで輸入資材の値上げの案内が入り始めました。

輸入サッシのマーヴィンやシエラパシフィック(旧ハード)といったメジャーな窓メーカーだけでなく、シンプソンのドアやクイックセットのドアノブ等の金物も4月以降大幅に上がる見込みです。

これは、北米の海外メーカー自体が値上げするということもありますが、国内の販売コストの増加や宅配などの物流コストのアップも大きいかも知れません。

また、中国で生産して米国産として販売していたものが、トランプによる輸入関税の見直しなどで製品原価が上がってしまったという可能性も否めません。(アップルのiPhoneも中国製ですからね・・・)

恐らく今回の値上げは、数パーセントといった軽微なものではなく、何十パーセントものアップとなる可能性が高いですから、輸入商社を経由して購入していた住宅メーカーは、住宅価格やリフォーム費用に上乗せする以外に方法はありません。勿論、私たち ホームメイドでもその影響は少なからず受けるはずです。

このトレンドは、輸入住宅だけでなく、国産住宅でも同じように考えた方がよさそうです。それは、建材の多くを国外で製造して調達している為です。

何れにしても、家について新築・リフォーム、修理・メンテナンスを近々計画している皆さんは、出来るだけ早めに注文をしておいた方がいいかも知れませんよ。因みに、値上げ前に注文を受けた分については、納期が4月以降でもメーカーは提示した見積価格で販売してくれるのが一般的です。

今年の秋には消費税の10%へのアップも予定しているようですから、庶民にとっては辛い2019年になりそうです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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デッドロックもドライブイン

ドライブイン・デッドボルト

ドアノブ(ドアレバー)用のラッチ(鍵爪)で、フェースプレートが頭に付いていないドライブイン・ラッチを以前ご紹介しました。

ただ、玄関ドアにはラッチだけでなく、鍵を掛ける為のデッドロック用デッドボルト(ラッチバー、かんぬき)も存在します。

つまり、デッドボルトにもドライブイン・タイプの金物があってもおかしくないと考える方もいらっしゃるでしょう。実際にアメリカのクイックセット(Kwikset)社では、写真のようなドライブイン・デッドボルトが作られています。

今の新築住宅でこのロック金物が使われることはないと思いますが、20年以上前の輸入住宅に取り付けられているケースは、結構多いかも知れません。

ドアノブのラッチが消耗品であるように、デッドロックのラッチバーもいつかは交換が必要になるものです。

私たちはこうした部品を北米から調達していますが、国内で普通に流通しているものではありませんから、付着したゴミや汚れを掃除したり潤滑剤を塗布したり、ドアの建て起こしを調整したりして、デッドボルトが破損しないようなケアを日頃からしておくことが大切です。

そうすれば、こうした金物は壊れることなく、長くお使い頂ける耐久消費財となってくれるように思います。勿論、壊れてしまった時は仕方ありませんから、防犯対策として早めに交換するようにして下さい。

<関連記事>: 古い輸入住宅のドア・ラッチ (2019年2月23日)

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窓のフレームよりも大きなピボットシュー

ピボットシューの交換

昨日、守山区でスパイラル・バランサーの交換作業を行ったと記事に書きましたが、その際に一緒に交換したピボットシューを取り外す様子がこちらです。

輸入樹脂サッシのフレームの中に、新しいピボットシューが装着されていますね。

また、取り外した古いピボットシューも一緒に写っています。

ご覧頂いたように、ピボットシューはフレームに明いたレール溝より幅が少々大きいのです。ですから、レール溝の幅を広げない限り、ピボットシューはその中へ入れることが出来ません。

特別に道具を用意していない修理業者さんにお願いすると、窓のフレームをカッターナイフのようなもので切って、溝の幅を広げます。一度切ったものは元には戻りませんから、窓の見た目はあまりよくありませんね。

ですから、私たちは以前も記事に書いたように、フレームを広げるフレーム・エキスパンダーという特殊工具を用いて、樹脂のフレームを一時的に広げます。塩化ビニールの樹脂は通常は硬いものですが、ゆっくり力を掛けると徐々に曲げられるだけの柔軟性があるのです。

勿論、広げ過ぎると割れたりしてしまいますから、そこは慎重に作業を行わなければなりません。窓フレームの中に新しいピボットシューを入れることが出来たら、後はゆっくりとフレームの幅を元に戻せば、交換完了です。

<関連記事>: スパイラルバランサーとピボットシュー、入荷 (2019年1月21日)

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交換前のスパイラル・バランサー

交換前のスパイラル・バランサー

こちらは、昨日修理作業を実施したメーカー不明の輸入樹脂サッシ。

下窓だけが可動するシングルハングという上げ下げ窓が、重くて窓が開けられなくなったということで、開閉を手助けするバランサー等の金物類を交換する作業でした。

写真は、下窓の建具を外して、バランサーやピボットシューを露出させた状態です。

こちらのバランサーは、スパイラル・バランサーと呼ばれるもので、金属製のチューブの中に螺旋状の長い棒が仕込まれていて、それが回転しながら上下することで窓の開閉を支えています。

この螺旋状の棒に錆やゴミなどが付着したり、内蔵されたバネが弱くなったりして、バランサーの動きが悪くなったのが、窓が開けづらくなった原因です。また、建具とバランサーとをつなぐピボットシューにも毛玉や油汚れなどが付いていましたから、こちらも交換することになりました。

ただ、このスパイラル・バランサーやピボットシューを交換する為には、特殊な工具が必要となります。ですから、こうしたバランサーを交換したいとお考えでしたら、専門知識や道具を備えたプロに相談すべきだと思います。

輸入住宅で15年近く経ったおうちは、あちこちメンテナンスが必要となりますから、家全体の点検・メンテナンスを行うことをお勧めします。

<関連記事>: 最近多いスパイラル・バランサーの相談 (2019年1月14日)
<関連記事>: 窓のフレームよりも大きなピボットシュー (2019年3月5日)

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ロックが壊れたまま放置してはいけませんよ

ミルガード製オーニング・サッシ用ロックレバーハンドル

こちらは、ミルガード(Milgard)社製オーニング・サッシのロック・レバーハンドルです。

このタイプのロック金物をオーニングやケースメントにお使いの古い輸入住宅ユーザーの方は結構多いようで、年に数回部品調達のお問い合わせを頂きます。

この部品は、硬い鋳物で出来ているのですが、窓がうまく閉まらなくなると、このレバーを無理に回そうとして、割れたり折れたりするトラブルが発生します。

勿論、経年劣化で金属疲労を起こしているということもあるでしょうが、輸入サッシの金物類は力を入れなくても簡単に操作出来なくてはいけないのです。力を入れて操作をしなければならない状態は、どこかに不具合が隠れていると考えるべきですから、その時は専門家に相談して見てもらうようにして下さい。

あと、このロックレバーは、右勝手と左勝手の2種類が存在します。オーダーする際は、どちらの勝手のものをいくつ欲しいかということを希望の色と一緒にご案内下さいね。

また、将来のメンテナンスの為に、予備として少し余分めに購入すると、いざ壊れたという時でも安心ですよ。だって、ロック部品が壊れたら、防犯上はちょっと困りものですから・・・。

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これも種類が多いんですよねぇ

ローウェン社掃出しサッシ用網戸の取っ手

先日、輸入サッシの網戸に付いている戸車(ローラー)について書かせて頂きましたが、今回は網戸の取っ手(把手)です。

単に網戸を開閉する為に使う持ち手の場合もあれば、簡単なロックが内蔵されていて、外からは開けられないという取っ手もあります。

写真のものは、カナダ ローウェン(Loewen)社の掃出しサッシに使われているものですが、室内側のものは屋外側よりも大きくなっています。その大きめのハンドルの中央には、上下にスライドするロック・タブが付いていて、これで鍵を掛けることが出来るのです。

ただ、これもプラスチックで出来ていますから、そのうち劣化して割れたり欠損したりしてしまいます。ですから、15年くらいしたら状況をチェックして、悪くなっていたらスクリーンと一緒に交換した方がいいでしょう。

網戸の取っ手は、窓メーカーによって多種多様。サイズや形状の他に機能も違うことがありますから、皆さんの網戸に合ったものを探さなくてはいけません。また、昔と形状が若干変わっているというものもありますから、輸入部品を調達するプロに相談して頂くことをお勧めします。

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輸入網戸の戸車

ローウェンの掃出しサッシ用網戸の戸車

国産でも輸入でも掃出しサッシに付いている大きな網戸には、レールを走らせる為の戸車と呼ばれるローラー部品が付いています。

掃出しサッシのドアほど重量はありませんから、この戸車が傷むということは少ないですが、一番外側に付けられているという点ではゴミの付着や劣化の問題があるようにも思います。

今回調達したのは、ローウェン(Loewen)社のスライディング・パティオドアの網戸に装着するステンレス製の戸車です。

これが、上下に2個ずつで合計4個。バネが内蔵されていて、窓枠のレールに密着するように作られていますから、網戸を持ち上げただけでは外れないようになっています。

ローラーは、ナイロンの樹脂で出来ていて、網戸を左右に開閉する時ソフトでスムースな動きをするようになっています。確かに耐久性という点では、金属製のものの方が上という意見もあるでしょうが、通常は網戸の枠に隠れて見えない戸車ですから、紫外線や雨による劣化も少ないはずです。

逆に金属で出来ている方が、錆などの問題が発生しますから、ナイロン製にはメリットもある気がします。最近、網戸がスムースに開かないと感じていらっしゃる皆さん。一度戸車を点検・交換してみては如何でしょうか?

因みに、この戸車を取り付ける際に使うステンレス製の専用ビスも調達可能です。

<関連記事>: スチール製からステンレス製へ (2022年6月2日)

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お金が掛かってますが・・・

コルビー&コルビーのケースメントサッシ

こちらは、高級輸入サッシ コルビー アンド コルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)のステンドグラス入りケースメント(縦辷り窓)です。

ペアガラスの中に金モールのステンドグラスが入れられていますから、20年前の当時は相当凝った造りの輸入住宅だったろうと思います。

ただ、当時新築したビルダーは既になく、窓もずっと閉めっ放しという状態だったのか、メンテナンスらしいメンテナンスは全くされていない感じがします。

そういう状況ですから、屋外側のアルミ枠とペアガラスとの間から雨水が入り込んで、室内側の建具木枠を腐らせてしまいました。また、木枠を伝ってペアガラスの内部にも水や湿気が入ってしまい、ステンドグラスを曇らせてしまっています。

コルビー アンド コルビーというサッシ・メーカーは、名前を変えて今でもサッシを作っているようですが、古いサッシの交換建具を製作してくれるかどうかは直接聞いてみないと分かりません。また、お願い出来るにしても、納期や金額はそれなりになってしまいます。

ですから、今回私たちは、ガラスはそのまま使わせて頂いて、木枠の一部のみを加工・製作して元の姿に戻す形を取るようにします。

当然、木部の防水塗装やガラスの周囲などの防水処理も取り換える前に作業を実施するつもりです。(既存の塗料は、内装用のニスで全く防水効果はありませんし、外回りも新築以来そのままの状態でした)

ただ、ペアガラスについては、そのうち交換するタイミングが来るでしょうから、その時は改めて建具をメーカーに再製作してもらうか、全く新しいアルミクラッド・サッシを窓枠ごと施工するか、どちらかやらざるを得ません。

その時期を少しでも遅らせる為に、不具合のない他のサッシについても防水塗装や防水処理をすべきだと思います。

<関連記事>: 加工の為に取り外しました (2019年4月12日)
<関連記事>: 冬の間に窓修理 (2019年11月27日)

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美しい輸入の排水ドレイン管

輸入洗面水栓の排水ドレイン

こちらは、輸入の洗面水栓金具に使う排水ドレインのセットです。

排水のポップアップ用のフタや棒、それを作動させる為の部品などいろいろ組み合わさって出来ています。

こうした部品は、銅や真鍮といった素材が使われていますから、金色にピカピカしていて美しいですよね。

洗面ボウルの下に隠してしまうのが、惜しくなるくらいです。

ただ、こうした美しい部材には、弱点があります。それは、強い洗剤に対しては金属が溶けてしまう恐れがあるということです。

ですから、そういうことを知らずにお使い頂いていると、管に穴が開いたり断裂したりすることがありますし、ポップアップの棒が欠損して排水のフタが動かなくなったりします。

そういう場合には、こうした排水ドレインのセットを調達して交換することとなりますが、なかなか国内では売られていないのが実情です。北米からの調達には少々時間とお金が掛かりますから、使う洗剤に気を付けて、万一水漏れの兆候があった時には早めに専門家に相談するようにしたいものです。

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これもなかなか手に入らない

ヴァイスロイ社掃出しサッシ用ロックレバー

最近、ヴァイスロイ(Viceroy)社の掃出しサッシのロックについて記事を書かせて頂きました。

会社がなくなり、ロックの金物部品も彼らから直接手に入れる方法がなくなってしまった昨今、部品を供給してくれる部品メーカーを探すのが生命線となりました。

今回、このヴァイスロイの掃出しサッシに使われるロックレバーを見付けることが出来ました。このロックレバーやハンドルセットも、あまり他の窓メーカーでは採用しておらず、なかなか調達するのが困難でした。

形は、丁度クリオネのようにヒラヒラが付いたような可愛らしいデザインになっています。

ヴァイスロイのサッシは、大手輸入住宅メーカーのセルコホームさんだけでなく、いろいろな工務店さんでも施工されていただけに、今後のメンテナンスが大きな問題になるかも知れません。そういう将来の修理・補修の為にも、何とか入手ルートを確保しなければなりませんね。

私たちは、ロックレバーだけでなくでなく、ハンドルセットといった部材も北米から調達可能ですが、部品メーカーからの供給がなくなる前に、必要な方は予備の購入をして下さい。

<関連記事>: ヴァイスロイはもうないかも・・・ (2019年2月22日)
<関連記事>: 同じものがなくても代替えは手に入るかも・・・ (2017年11月8日)
<関連記事>: 久しぶりの問い合わせです (2019年11月24日)

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