デッドロックもドライブイン

デッドロックもドライブイン

ドライブイン・デッドボルト

ドアノブ(ドアレバー)用のラッチ(鍵爪)で、フェースプレートが頭に付いていないドライブイン・ラッチを以前ご紹介しました。

ただ、玄関ドアにはラッチだけでなく、鍵を掛ける為のデッドロック用デッドボルト(ラッチバー、かんぬき)も存在します。

つまり、デッドボルトにもドライブイン・タイプの金物があってもおかしくないと考える方もいらっしゃるでしょう。実際にアメリカのクイックセット(Kwikset)社では、写真のようなドライブイン・デッドボルトが作られています。

今の新築住宅でこのロック金物が使われることはないと思いますが、20年以上前の輸入住宅に取り付けられているケースは、結構多いかも知れません。

ドアノブのラッチが消耗品であるように、デッドロックのラッチバーもいつかは交換が必要になるものです。

私たちはこうした部品を北米から調達していますが、国内で普通に流通しているものではありませんから、付着したゴミや汚れを掃除したり潤滑剤を塗布したり、ドアの建て起こしを調整したりして、デッドボルトが破損しないようなケアを日頃からしておくことが大切です。

そうすれば、こうした金物は壊れることなく、長くお使い頂ける耐久消費財となってくれるように思います。勿論、壊れてしまった時は仕方ありませんから、防犯対策として早めに交換するようにして下さい。

<関連記事>: 古い輸入住宅のドア・ラッチ (2019年2月23日)

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