お知らせ : ページ 108

古くなると粉を吹いてきます

兵庫県のお客様からメーカー不明の輸入サッシに付いている網戸のコーナー材がいくつか破損している為、交換用の部材が欲しいという相談を頂きました。

相当に時間が経っている網戸のようで、グラスファイバー製のスクリーンも白化していますし、網押さえのゴムからも外れてきています。

また、プラスチックで出来たコーナー部品も同様に劣化が進み、粉を吹いてポロポロ欠けてきている状態です。

こうなるとコーナー材が割れてきますから、いつアルミのフレームから外れてもおかしくありませんね。

網戸としての状態は非常に悪い感じですが、フレームは特に問題なさそうですから、コーナー材とグラスファイバーの網、網押さえのゴムと取っ手や固定金具を交換してやれば、元通りお使い頂けるようになるはずです。

今回は、お客様からコーナー材のみの調達をご依頼頂きましたが、それ以外の部材に関しても供給は可能ですから、追加でご相談を頂きたいと思います。このお客様のように、ご自身で輸入住宅の修理・メンテナンスをやってみるというのは非常にいいことです。

ただ、それには材料や適切な道具、施工手順も必要ですから、難しい場合は私たちのようなプロにお願いして、次回は自分でやってみるというのも賢いと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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会社の顔ですからね

2005年に付けた事務所兼倉庫の看板。16年経って、随分劣化が進みました(写真左下)

そりゃ、東向きだから陽も当たるし、風雨にも曝されますから、よくこれまで頑張ってくれました。

そこで、経営の勉強会の仲間である伊勢さんにお願いして、新しい看板に付け替えてもらいました。(と言うか、上から新しいのを張ってもらったのですが・・・)

以前のものよりも耐久性がアップしたものを、お値打ちに付けてもらいいい感じになりました。持つべきものは友ですし、いつまでも見苦しい状態をそのままにしないで済んで、本当によかったです。

次回、また看板を付け替える時もお願いしたいと思いますし、それまで会社を存続させることが出来れば、嬉しい限りです。勿論、会社をより発展させることが出来ればいいとは思いますが、身の丈に合った経営をすることこそ大切だと感じる今日この頃です。

今後も輸入住宅のメンテナンスに困っている皆さんのお役に立てるようしっかりやっていきますから、どうぞお願いします。

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割れたトリプルガラス

近くのお客様からプライジェム(Ply-Gem)製のダブルハングサッシに付いている下窓の建具をお預かりしました。

トリプルガラスの中に小さなゴミが入ったものが入荷したが、このままでは取り換えが出来ないという記事を先般書かせて頂きました。

ただ、ガラスが割れたままでは冬になると寒いので、取り敢えず正常なガラスが入った建具を仮に付けてもらえないかということで、割れたガラスのものを引き揚げてきました。(プライジェムのガラスは、接着剤が周囲にべっとり付いていますから、建具から外すのは結構大変です)

ガラスは一番外側のガラスが粉々に割れていますから、何かが屋外側から当たったのかも知れませんね。

現在、交換用のトリプルガラス又はガラスが入った建具を再度調達すべくメーカーに依頼していますが、日本のちょろいビルダーなんか相手にしてられないようで、なかなか返事も来ない状態です。

こういうこともよくある話ですから、根気強くメーカーに連絡しなきゃいけないのが、輸入住宅を扱う人間の使命です。日本の商売が普通だと思っている人が多いと思いますが、世界では私がやっているやりとりの方が普通なんですよ(笑)

<関連記事>: う~ん、これはちょっと厳しい (2021年8月6日)
<関連記事>: やっと交換出来ました (2022年12月4日)

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メンテナンスは春になってから

長野県に別荘をお持ちのお客様から20数年前に建てたノルディスカヒュースの建物をメンテナンスしたいという相談を頂きました。

先日、三重県四日市のお客様で同社のサッシ・メンテナンスを行いましたが、今回も木製サッシの防水パテが劣化しているようです。

頂いた写真のものは、屋外側のガラス面に木製格子が付いたタイプで、格子の周囲も全部パテを打ち直ししなければなりませんから、この窓だけで普通のサッシの3倍近い作業量や気遣いが必要です。

こうした格子付きの窓は、ノルディスカヒュースの家では2階部分に取付けられていることが多いようで、建具を取り外すにも慎重な作業が要求されます。

私たち ホームメイドは、スウェーデンから専用パテをわざわざ輸入して窓の防水処理を行いますが、そんな材料を知らない日本の建築業者さんは、木製サッシの塗装のことを考えて変成シリコンのコーキングを使うかも知れませんが、変成シリコンは基本ガラス面には使ってはいけない材料です。

そうしたことを知らないで施工してしまう業者さんも少なくないと思います。(きっと、商品の注意書きを読んでいないんでしょうね・・・)

では、普通のシリコンコーキングではどうかというと、ガラス面には使えますが、木枠に付いてしまうと後から行った塗装を弾いてしまいますから、これも相当厄介です。

塗装をしてからシリコンコーキングを打つという方法も考えられますが、木部専用の防水塗料を使わなければ、すぐに塗膜が木枠から浮いて剥がれてきますから、大して長持ちしない状況になるかも知れません。

そういった点で、塗装が可能なスウェーデン製専用パテを施工して、その後でパラペイントのティンバーケアのような塗料をパテの上からサッシ全体に塗るのが一番だと思います。(パテの上から塗装をすれば、ある程度パテの劣化も防げます)

ただ、平地よりも寒い場所ですから、パテや塗装が乾くまでに時間も掛かりますし、雪でも降った日には車が上れなくなりますから、ちゃんとした施工をするなら、春になってからがよさそうですね。

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久し振りに天然スレートの問い合わせ

以前ブルースフローリング用のWAXをご購入頂いた福島のお客様から屋根の葺き替えについてご相談を頂きました。

現在の屋根は、コンクリートの薄板に塗装を施したカラーベスト。

10年毎に塗り直しをすれば、60年程度は持つという屋根材ですが、永遠に耐久性があるという素材ではありません。

そこで、ルーブル美術館やモンサンミッシェルといったヨーロッパの歴史的建造物の屋根や赤レンガの東京駅にも使われている天然スレートを使いたいというご希望でした。

天然スレートとは、何万年も前に形成された地層から採掘した粘板岩で薄い板状に剥がせるという特徴があり、その分軽量で耐久性が高い屋根が施工出来るというスグレモノです。

その寿命は120年とも200年とも言われていて、その間何もメンテナンスが必要ないというのは、他の屋根材を凌駕していると言ってもいいでしょう。

日本でもいろいろな天然スレートが販売されていますが、写真のものはその一つ。断面の部分を見ると本物の石であることがお分かり頂けると思いますし、それが層になっている感じも見て取れます。

こちらの天然スレートのサイドには水切り材が付けられていて、隣り合った屋根材の間から雨が入らない仕組みになっています。

また、屋根材が上下で重なる部分にはライン状に防水ゴムが付いていますから、吹き上がるような強い雨でも中に雨が侵入しない工夫もされています。

屋根材の固定は、天然スレートの上に明けられた穴にビスを入れて留めることをしますから、ガッチリと屋根材が固定されます。

なかなかよく考えられたシステムですが、以前にも記事に書かせて頂いたように、屋根材そのものは下地に施工された防水材のアスファルルーフィングを太陽光から保護するカバーでしかありません。

アスファルトルーフィングがしっかり施工されていれば、屋根材の隙間から雨が中に入ってきても然程問題ではありませんし、心配も無用です。ですから、水切りや防水ゴムで更に雨の侵入を防ぐ必要はありません。

勿論、侵入しないことに越したことはありませんが、それよりもアスファルトルーフィングの施工の正確さや万一の屋根材の交換・補修が比較的やりやすいことの方が大切な気がします。

何れにしても、天然スレートの屋根は現在考え得る最高の素材であることは間違いないですし、その分高価であることも念頭に置くようにして頂きたいものです。皆さんのおうちでも新築・リノベーションに如何でしょうか?

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水漏れしたアメリカンスタンダード製の洗面水栓

こちらの水栓金具は、アメリカンスタンダード(American Standard)の洗面水栓です。

止水バルブのセラミックカートリッジに不具合が起きたらしく、蛇口の先から水がポタポタ落ちるようになったとのこと。

こちらのお客様は、施工した際の取扱説明書を大切に保管されていらしたようで、水栓のメーカー名や品番もはっきりしています。こうした情報から、水栓金具自体の調達は元より交換パーツの手配も可能ですから、お客様にとってはラッキーかも知れません。

勿論、交換作業も私共 ホームメイドがさせて頂く予定ですので、お伺いした際には水栓金具だけでなく輸入住宅全般のメンテナンスについてもアドバイスをさせて頂くつもりです。

アメリカンスタンダード自体は、北米でもメジャーなメーカーですから、製品寿命も長く交換部品の在庫も然程心配ではありませんから、その点もよかったと思います。

輸入住宅の材料の選択は金額ばかりに目が行きますが、信頼のおけるメーカーであることや新築時の詳細仕様書・部材の取扱説明書が大切に保管されていること、おうちの修理・補修に十分な知識と技術があるビルダーと巡り会うことの方が、後々の為には重要な気がします。

まあ、輸入資材ですから、アメリカからの輸送期間が少々掛かるのは玉にキズですが、10年以上経っても部品が手に入るのは魅力的ですね。

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雨仕舞といった納まりも悪そうです

石川県のお客様からウェザーシールド(Weathershield)製の輸入サッシが腐ってきたので、補修をして欲しいというご相談を頂きました。

その一つが、こちらのサッシ。

台形出窓と呼ばれるベイウィンドウですが、出窓の下端が腐ってきているようです。恐らく、建具のガラスの周囲から雨が中に侵入したものが、サッシの下枠へと落ちてきたのだろうと思います。

また、この写真にはないですが、別の写真ではサッシの屋外側に木枠が使ってあるようで、側枠も同様に腐ってきています。そういうことが複合的に重なって、サッシの下端も腐ってきているのだろうと思います。

ここまで来ると表面上の腐りではなく、窓の構造部分も相当腐ってきているでしょうから、出窓自体を交換しないといけないかも知れません。(下手をすると、建物の構造部分にも被害がある可能性があります)

出窓は建物の外壁よりも外へ飛び出しているものですから、基本的に雨が当たりやすいものです。ですから、ある程度軒が出た屋根(ヒサシ)を窓の上にしっかりと載せてあげるといった施工や、極力外部には木を使わない(木を露出させない)といった工夫が必要です。

定期的なガラスの防水メンテナンスをしたりすることも大切ですが、サッシの納まり自体を正しくしないと、いくら補修しても根本的な解決をすることは難しくなります。

施工者である工務店や基本的なデザインを考える設計士も、雨が多い日本でどういう施工が必要なのかをしっかりと考えてもらいたいものです。でないと、せっかく高級な輸入木製サッシを取り付けても、20年もしないうちに交換しないといけなくなりますよ。
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追伸:
ウェザーシールドのアルミクラッドサッシについて、2009年以前に製造された窓の代替品及び交換パーツのオーダーは、2019年1月で全て受け付けを終了した旨メーカーより案内がありました。

よって、修理・メンテナンスが必要な場合は、部品メーカーからの直接購入や既存のものの部分的な取り換え・加工、他社サッシへの交換等の対応にて実施することとなります。(2021年10月19日追加)
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相当な力で壊しましたねぇ~

マーヴィン(Marvin)のケースメントサッシが破損したので、見て欲しいというご相談がありました。

頂いた写真がこちらですが、開閉金物のオペレーター本体が木枠の部分を境にして2つに分かれてしまっています。

木枠の外側にある部分をビス留めしてオペレーターを窓に固定しているのですが、その部分と内側の部分とが割れて離れてしまっています。こうなると、オペレーターを固定することは出来ませんから、サッシの開閉はスムースに出来なくなります。

オペレーターは鋳物で作られていますから、継続的に無理な力を掛けて窓の開け閉めをしていないと、こんなことにはならないはずです。相当丈夫に作られていますから、こんなことになったものは見たことがありません。

単に部品の交換で直ると思っていらっしゃるかも知れませんが、力を入れないと窓が開けられないということの原因を解決しないと、また同じ不具合が起きますし開閉が重いという不具合は解消されません。

皆さんのおうちでも開閉金物が重いとか、ロックが掛けづらいとかという問題があったら、メンテナンスのサインですから専門家に相談するようにして下さいね。

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これは、酷くなったら交換です

先日、アンダーセン(Andersen)の4枚引き分け掃出しサッシのドアを交換したという記事を書かせて頂きましたが、このおうちにはそれ以外の窓にもアンダーセンが使われています。

それらの窓は、新築以来何もメンテナンスをしていないとのことで、ペアガラスの周囲等からの雨漏れのリスクが生じています。

そこで、外部足場を組んで、高い位置の窓を含めてガラスの防水処理を行うこととなりました。

今回ガラスの防水処理を行っている最中に、ペアガラスの中が汚れているのを発見しました。恐らく長年お使い頂いている間に、このサッシだけガラスの周囲から雨が入り込んで少しずつ汚れが広がってきたのだと思います。

幸いこのサッシ以外にはそういった不具合は見受けられませんでしたが、やはりガラスの防水処理は必修ですね。

取り敢えず、屋外側のガラスの周囲やガラス押えのつなぎ目などの防水処理を行いましたから、これ以上雨が悪さをすることはないと思いますが、今後も気にして頂く必要はあると思います。

不具合の程度は然程でもない状況ですので、取り敢えずこのまま様子をみて頂いて、何年か経った後に汚れや曇りが相当酷くなってきたら、ガラスを含めた建具の交換をするようにしたいと思います。

皆さんのおうちも、国産・輸入を問わずペアガラスにはこうした弱点がありますので、気を付けるようにして下さいね。

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ドアラッチを隠しても仕方がない

空き巣や泥棒に玄関から入られるというおうちは、意外に多く存在します。

窓からだと開口部が狭く入りづらいですし、掃出しサッシからでは目立ってしまうからかも知れません。

2階のベランダからの侵入も多いと言われていますが、やはり登っている状態は人目が気になり、死角にならない状況ではやりづらいと思います。

そういった点で、玄関は門の奥にあったり、壁などで囲われた独立空間だったりしますから、道路から見づらかったりするかも知れません。玄関ドアの防犯対策を考える場合、やはり一番重要なのは鍵の周囲の防犯強化でしょう。

まずは、鍵を掛けた時に出てくるデッドロックバー。これがカンヌキの役目を果たし、ドアとドア枠とがガッチリ外れないようにしてくれます。

ただ、ご覧のようにドアとドア枠との間には、隙間が空いているものですから、この隙間に金ノコを差し込んでデッドロックバーを切断してしまうという泥棒もいます。

それを防ぐ為に、この隙間を隠す硬いステンレス製の「ガードプレート」を装着することが最も効果的だと思います。私たちが輸入住宅用に調達しているものは、金属の厚みが3.4mmもありますから、大きなバールで壊そうとしても短時間で破壊することは不可能です。

そして、ピッキングを防止する為に、キーシリンダーを通常のものからディンプルキーのシリンダーに交換するのも効果的です。

マイナスドライバーを鍵穴に突っ込んで、穴を破壊するといった犯罪にも対応しますから、この2つの対策でほぼ玄関ドアからの侵入を諦めるかも知れませんね(更なる対策は、こうした対策をしたデッドロックをもう1つ追加してダブルロックにする方法です。勿論、もっといろいろ対策はありますが、それは当社まで直接ご相談下さい)

因みに、ドアを開け閉めするドアラッチも隠さなくてはいけないと勘違いをしている人がいるようですが、普通のラッチにはロック機能はありませんので、ガードプレートの装着の有無に係らずハンドルレバーを下げればドアは開いてしまいます。

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