お知らせ : ページ 439

水性アクリル塗料は、寒さに弱い?

室内の壁を、私たちはクロス貼りに代えて塗装壁であるドライウォールにしているんだけど、それに使う塗料もカナダから輸入している。

水性アクリル100%の高級塗料「パラペイント」がそれだ。

無公害だから、安全でにおいも殆どしないんだけど、全くの水性だから、0度くらいで凍ってしまう。3回凍結と解凍を繰り返すと、アクリル塗料はゼリー状に固まってしまうのだ。国産の水性アクリル塗料には、揮発性の有機溶剤も含まれているので、氷点下になっても凍らない。

それがどうした?って言われそうだけど、実はこれが大きな問題なのだ。

冬場、カナダや経路になるベーリング海は、氷点下の世界になる。ということは、11月くらいまでにカナダから出荷されないと冬場の凍結リスクが高くなる。丁度、ギリギリのタイミングで出荷してもらったんだけど、トロントからバンクーバーまでの列車が止まって一週間くらい足止めされた。

そして、到着後、塗料の中身を確認したら、写真のようにフルーチェのようなプリンのような固体が塗料に混じったようになってしまった。

いや~、やられました。前にも一度そういうことがあって、気を付けていたんだけど、またやってしまいました。自然の摂理には、逆らえませんねぇ。

だからといって、有機溶剤のような有害なものが入った塗料に変えるつもりもありません。在庫のリスクもありますが、面倒を覚悟でこうした資材を使うには訳があります。

安全性と美しさ。これを両立させるのがドライウォールであり、PARAなのです。

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羽アリが飛ぶのは、さつきが咲く頃

シロアリの羽アリを見たことがあるだろうか?

普通の黒いアリをか細くして、長くて薄い羽を付けた感じなんだが、飛ぶ時はいっせいに数千匹が宙を舞う。そして、数日もしないうちに殆どが死んでしまう。だから、死骸が大量に落ちていることが多いのだ。

私のお客さんのところにも、数年前に出た。室内にも屋外にも発生したが、その時は様子を見ることで落ち着いた。そしたら、今年また大量に出たので見に来て欲しいと連絡があった。

お客さんが自ら石膏ボードをはがして、中を確認した。そしたら、この状態だ。シロアリ自体は、既にどこかに行ってしまったのか、発見出来なかったが、外部から土を持ち込んで蟻道という自分たちの通り道を作って、そのまわりの木を食べていた。

防蟻処理を施した柱材や構造用合板でも全く気にせず食べてある。勿論、そんな木を食べたらシロアリは死んでしまう。だが、次から次へと産まれてくるから死ぬことなんて恐れない。

外回りには全くシロアリの形跡がないので、スラブ・コンクリートを打ったの床下から入った可能性が高い。

まだ、この地方はヤマト・シロアリだからこの程度だが南方のイエ・シロアリや北米のアメリカ・カンザイ・シロアリなんてぇのが来たら、もっとすごいことになる。

だから、地球温暖化は恐ろしいのだ。それにしても、やつらはどこに行ったのか?お困り・ご心配な方は、お問い合わせ下さい。

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4月25・26・29日、以前レンガ積み施工をお見せした家の完成見学会を催します!

2月に3人のレンガ職人が外壁レンガ積みをした日進市のY邸がようやく完成します。ここのところ暑い日が続きますが、そんな初夏の陽気でも室内は涼しくさわやか。
それは、90mmもの厚さのレンガが太陽の日差しをシャットアウトしているばかりか、ファイバー・クラッドの木製窓に取り付けられたペアガラスが高度な断熱ガラスになっていたり、室内のセルロースファイバー断熱材が調温・調湿してくれるナチュラルなドライウォールのインテリアになっていたりするからなのです。

勿論、これ以外にもパウダー・ルームには、豪華なペデスタル・タイプのカナダ製洗面台が取り付けられていたり、キッチンはパイン材の木製キャビネットだったりと見どころ満載です。
ご興味のある方は、是非この機会をお見逃しなく!!

日時:4月25日(土)・26日(日)・29日(祝)午前10時~午後5時
現場住所:愛知県日進市藤枝町奥廻間1238-219

現場地図はこちら
地図も掲載された完成見学会のチラシ

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ハウジング&リフォームあいち2009 にカナダ領事館ブースで出展します

3月13日(金)・14日(土)・15日(日)に、名古屋市千種区にある吹上ホールでハウジング&リフォームあいち2009 が開催されます。
今回、名古屋にあるカナダ領事館からブースを準備するので、出展しないかというご案内を頂き、急遽私たちが参加させて頂くこととなりました。新築ばかりでなく、おしゃれな輸入資材を使ったリフォームの提案もしたいと考えております。この機会に是非足をお運び下さい。(入場無料)

尚、15日(日)15:30~16:10 に、私が講師となって、セミナーを開催させて頂きます(場所:セミナースペースA)。講演内容は、「今は輸入住宅がチャンス!! ~リフォームもおしゃれに!~」です。私たち カナダ領事館ブースは、「セミナースペースA」の正面にあります。
地図等詳細は、ハウジング&リフォームあいち2009 のサイトをご覧ください。
ハウジング&リフォームあいち2009 のサイト

場所:吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)
名古屋市千種区吹上2-6-3 TEL: (052)735-2111
名古屋市営地下鉄桜通線「吹上」駅5番出口より徒歩5分

開催日:3月13(金)・14(土)・15日(日)
開催時間:10:00~17:00

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日経のWEB SITEに・・・!

1ヶ月前、外壁用の透湿性防水シートについて、日経の記者さんから取材を受けたのですが、その時私が書いた「この不況下こそ、輸入資材を使った住宅建築はチャンスだ!」という資料をお見せしました。

この暗い建築業界にあって、こういう前向きな話は面白いとおっしゃって頂き、今回そのことが2ページの記事として日経のサイトに掲載されました。手前味噌ですが、お時間のある方は是非ご覧下さい。

尚、ページの最後に「読者の評価」というコメント欄がありますので、そちらにも投稿をお願いします。(ヤフオクと同じで評価が上がるといいみたいです( ^▽^)

日経BP社 建材・設備ガイドに掲載された私(村瀬)の記事:住宅会社が試算「今なら家が1325万円安く建つ」(2009年2月23日)

あと、外壁用の透湿性防水シートの問題点についても今後、WEBと雑誌に掲載頂けるということですので、またその際は、お知らせさせて頂きますね。

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気遣いは、デザインの命

最近、レンガ積みのことばかり書いてきましたので、同時進行していたドライウォールの仕事についてお話します。

以前、本物のドライウォーラーは、貼り方ひとつ違うというお話をしていたと思いますが、この吹抜けのある部屋でどのように貼っているかをご覧頂きます。

まず、私たちが使うのは、4x8フィート(1.2mx2.4m)の石膏ボード。それもテーパーボードと呼ばれる、ジョイント・テープがしっかり美しく貼れるボードを使用します。(テープを張ることを考えて、少しエッジがえぐれた形状をしています)

それと引き換え、日本のメーカーは、3x8フィート(0.9mx2.4m)のもので、尚且つベベルド・エッジという、殆ど角が真っ四角のボードを使用するのです。

大きさからお分かりのように、幅が狭ければボードの数は自然と増えます。ということは、ボードとボードとのジョイント・ラインも増えるということです。強度としては、ジョイント部分が一番弱いところですから、3x8のボードを使えば弱点が増えるのがお分かりでしょう。

また、テーピングに適さないボードですからジョイントの強化も出来ません。

じゃあ、何故そんなボードを使うのか?

それは、大工が持ちやすいからなのです。幅が1.2mもあるボードでは、取り回しするのが大変なのです。また、テーピングの手間やパテもほとんど要りません。要は、お客さんのことでなく自分の都合を優先しているだけなのです。効率という言葉で、本来の施工を割愛しているんですね。

また、横方向に長く貼ったボードは、レンガ目地のように互い違いに貼りますから、垂直方向にジョイントが通りません。つまり垂直圧縮の力が掛かっても、まっすぐ割れが入るリスクが少ないのです。

しかしながら、日本の大工の仕事は違います。垂直方向に長く貼りますので、上から下までジョイントが通ってしまいます。

また、2.7mの高さの吹抜けのようなところは、長さ2.4mのボードでは長さが足りませんから、2F床を組んである厚さ30cmくらいの部分(青い斜線部分)を継ぎ足して貼ります。

2F床組みと1F壁との接合部に、丁度ボードのジョイントも持ってくるのですから、更にこの部分にクラックが生じるリスクが大きくなるのです。

本場のドライウォーラーは、この部分にジョイントがくるのを避けて、1F壁の腰あたりに高さ30cmのボードを足していきます(赤い斜線部分)。そうすることで、少しでもクラックのリスクを減らそうとしているんですね。

あなたなら、ドライウォーラーと大工、どっちに仕事を頼みますか?いつまでも美しい壁と割れやすい壁のどちらがいいでしょうか?

家づくりの仕事は、何でも気遣いと工夫です。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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目地押さえの道具 Jointer

以前、モルタルの目地を押さえることで、レンガ積み外壁の強度も美しさも増すというお話をしましたが、ジョインターと呼ばれるこんな道具を使っているのです。

そう、ただのアルミの棒です。太さも目地の幅に合わせたものになっています。これで、余分なモルタルを削りながら、足りないモルタルをくっつけながら、目地を一定の深さで丸くならしていきます。そうすることで、モルタル目地に雨が溜まる恐れが少なくなります。つまり、レンガ外壁の耐久性・防水性も高まるのです。

カナダのレンガ職人の道具は、どれも本当に単純・簡単です。これなら、使っていてどんなに減っても大丈夫。鉛筆のように折れることもないですし・・・・。

あと、この「Cortes」というHanson社のレンガは、欠けなどが入っていて表情豊かでしょ。わざとアンティークな感じに仕上げてあるのが、この写真だとよく分かります。

日本では、なかなか見ないデザインですよね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: レンガ積みの目地は、太すぎてはダメ (2012年8月16日)
<関連記事>: 目地形状で、レンガは雨にも強くなる (2012年8月17日)

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遊んでいる訳じゃありません

カナダのレンガ職人は、おおよそ4つある建物の壁を一つずつ仕上げていきます。一面全てを積み上げたら、次の面へと進んでいく訳ですね。

全周ぐるりと1段ずつ積んでいくという方法もあるでしょうが、その場合グルグル何度も家のまわりを回って積むことになります。それだけで、総移動距離も長くなって時間も掛かるし、効率も悪くなります。

だから、レンガ職人は、1面毎に積むことで早くて美しい施工を実現する訳です。

さて、そんな時、積まれていない面はこんな感じになっています。建物のコーナーをちょっとだけ折り返したところまでレンガが積んであるのですが、何やらレンガが挟んであります。カナダ人が、ちょっと遊んで挟んだような感じがしますが、実は意味があるのです。

察しのよい方ならお分かりかもしれませんが、こうやって少し斜めに挟むことによって施工した直後のレンガが下に垂れないようにしているのです。

また、水平を出す為の道具も、木の切れ端のようなものに糸を結び付けたようなものを使います。勿論、これもカナダ製。こうした単純な原理を利用した道具だから、すばやく正確な仕事が可能となるのです。

それにしても、ビシッとまっすぐ積まれたレンガは、かっこいいですよ~。カメラマン(私)が悪いので、写真は壁が斜めです(笑)

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ボトム・シルの裏側

先日、友人のフレーマーさんが日進 Y邸の現場を見に行ってくれた際に、窓のボトム・シルの水切りの細工を写真に撮ってきてくれましたので、ご覧に入れます。

ただ一本、浅い溝(アンダーカット・ラインと呼びます)を掘ってあるだけですが、雨だれ防止にはこれが威力を発揮するんです。ものごとは単純な方が、長続きするし壊れない。

ピラミッドやローマの遺跡が残っているのも、石器時代の洞窟壁画が残っているのも、それは素材や技術が素朴で単純だったからなのです。レンガ積み外壁もボトム・シルの溝も、素材や原理が単純だという点で、同じだと思いませんか。

私たちの輸入住宅は、歴史的建造物のように100年以上の耐久性を目指しています。だから、こういう部分にもこだわるのです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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Window Bottom Sill

レンガを積む時、窓の下にレンガを縦に並べてアゴのように出っ張らせます。

その時、並べたレンガに少し傾斜を付けるんです。そうすることで、窓に付いた雨がボトム・シルの先端から下に落ちることとなり、外壁に雨だれのシミが付かなくなるんだなぁ。

今回は、レンガを縦に置くのでなく、専用のボトム・シル材をカナダから輸入してみました。レンガの黄なびた色とボトム・シルのグレーがコントラストを生むので、窓周りも締まってみえますし、豪華です。

なかなか手の込んだ仕事でしょ。ホームメイドの家づくりも、日々進歩を続けます。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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