目地押さえの道具 Jointer

目地押さえの道具 Jointer

以前、モルタルの目地を押さえることで、レンガ積み外壁の強度も美しさも増すというお話をしましたが、ジョインターと呼ばれるこんな道具を使っているのです。

そう、ただのアルミの棒です。太さも目地の幅に合わせたものになっています。これで、余分なモルタルを削りながら、足りないモルタルをくっつけながら、目地を一定の深さで丸くならしていきます。そうすることで、モルタル目地に雨が溜まる恐れが少なくなります。つまり、レンガ外壁の耐久性・防水性も高まるのです。

カナダのレンガ職人の道具は、どれも本当に単純・簡単です。これなら、使っていてどんなに減っても大丈夫。鉛筆のように折れることもないですし・・・・。

あと、この「Cortes」というHanson社のレンガは、欠けなどが入っていて表情豊かでしょ。わざとアンティークな感じに仕上げてあるのが、この写真だとよく分かります。

日本では、なかなか見ないデザインですよね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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