お知らせ : ページ 368

シャワー・ブースなんて、アメリカンでしょ

ゴールデン・ウィークに引き渡した愛知県日進市 M邸。ここは、いろいろなことに挑戦しています。そのいろいろについては、また次回以降にもご紹介していきますが、今回はその第1弾。

2階に設置されたシャワー・ブースです。日本人の多くは、湯舟に浸かりたいということで、バスタブは必修と言えるでしょう。勿論、ここM邸の輸入住宅でもバスタブはあります。

ただ、ここは2世帯となっており、家族が少し多めです。また、仕事場も目と鼻の先ですから、汗をかいた時はわざわざバスタブにお湯を張ってからなんて悠長なことはせず、すぐに気持ちよくなれるシャワーの方が便利です。

特にこういった要望は、若い家族の皆さんから多く寄せられるのは想像に難くありません。そこで、このアメリカンなシャワー・ブースを付けてみました。

ダイヤモンド型のベースに大きな強化ガラスのドアや壁が入っています。こんな格好いいシャワー・ユニットは、大手国産メーカーではなかなか手に入らないですよね。

汗を流すくつろぎ空間ですから、それを満足させるだけのデザインと機能は大切です。皆さんもアメリカ人のように、シャワー・ブースのあるおうちに住んでみませんか。

こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

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ドライブ・イン・タイプは、ドア・ラッチだけじゃない

以前、古いドア・レバー(ノブ)に付いていたラッチが、丸い頭のドライブ・イン・ラッチになっていて、日本のどこでも手に入れることが出来ないというお話を書きましたが、実はもう1ヶ所、ラッチを使わなきゃいけないところがあるんです。

北米タイプの輸入住宅の玄関(勝手口)ドアに付けられた玄関ハンドルは、開閉に使うラッチ以外に、もう1つ、ドアをロックする為のデッド・ボルト(デッド・ロックとも言います)というカンヌキ・タイプのラッチを必要とするものを取り付けます。

通常は、こちらの場所もフェース・プレート付のデッドボルト・ラッチを施工しますが、10年以上前の輸入住宅では、フェース・プレートが付いていない丸い頭のドライブ・イン・ラッチが使われていることがありました。

実際、今回錆びたTitan(Kwikset社)のドア・ハンドルの交換をご相談頂いた名古屋市南区のお客様の家が、そのタイプでした。当然、国内にはこんなタイプのデッドボルト用ラッチはありませんから、私たちはわざわざ北米から取り寄せます。

タイタン用のこのデッドボルト・ラッチは、アメリカでもマイナーのようですから、こんなものを在庫に持とうというのは、ホームメイドくらいでしょうね。

困っている方は、いらっしゃいますかぁ~~? そんな人は、お問い合わせ下さい。それにしても、マニアックですよねぇ・・・。

<関連記事>: 輸入ドア・ノブ(レバー)のメンテナンス

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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ここんとこ、メンテナンスの問い合わせが多いなぁ~

連休が明けてから、毎日のようにホームメイドにメンテナンスの問い合わせが来ています。

勿論、輸入住宅に使われている輸入資材・輸入設備に関することなんですが、ほぼ全国から、それもいろいろな案件が舞い込んできます。今回紹介するのは、輸入洗面の水栓金具。輸入の蛇口ってデザインがクラシックで可愛らしいですよね。

愛着も出てきますから、長く使っていきたいというのは人情です。でも、長年使っていると、水量を調整するセラミック・バルブ(国産だとゴム・パッキン)が悪くなったり、排水系が傷んだりします。

今回もそのひとつ。輸入の水栓金具にはポップ・アップと呼ばれる排水口カバーを開閉させる機能が付いています。それは、写真のピボット・ロッドという長い金属棒を動かすことで、右に写っている排水カバーの部品を上下させられるのだが、ロッドの先が腐食してしまい、カバー部品まで届かなくなるというトラブルも多い。

これは、強い洗剤を排水ドレンに流してきたことで、金属のロッドが錆びてしまったことが原因だ。

以前にもこうしたトラブルを書いたことがあるが、水栓金具のメーカーによって、使われている部品に若干の違いがある。だから、その部品を特定して調達するということは、結構大変なことが多い。つまり、時間も掛かるし、経験や知識がないと手も足も出ない。

このお客さんも10年近くこの状態に悩んできたらしいのだが、誰も相談する先がなかったようだ。

幸い私共では、この部品のセットの在庫がありそうだし、この水栓金具のメーカーを特定することが出来た。相変わらず、もの持ちがいい会社ですよねぇ(笑)

多分、これで問題は解決するだろうが、それにしても修理(リペア)といったメンテナンス案件が多いですねぇ。

それくらい多くの人が困っているが、相談する相手が全国には殆どいないということでしょう。いれば、遠くの見ず知らずに問い合わせする必要はないですもんね。

それにしても、こんなことばっかりやってたんでは、新築が仕事の輸入住宅ビルダーにとって仕事やお金になりませんよね(笑) こんなバカは、世の中にいませんでしょうか?

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工や資材調達を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 欠損したピボット・ロッド (2016年3月11日)

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網戸がなくなったら、どうしますか?

とあるお客様から輸入サッシ マーヴィンのスライディング・パティオ・ドア(掃出し窓)の網戸が手に入らないかとの相談を頂きました。

その窓は、25年も前に他のビルダーが施工した古いサッシ。幅も2.4mある大型の掃出しサッシだ。

お客様は直接、マーヴィン・ジャパンに問い合わせを入れたそうですが、既に廃番商品になっており、特注での供給も不可能と言われたそうで、私たち ホームメイドに藁をもすがる気持ちで相談していらした。

サッシを含めて部品というものは、汎用パーツではない限り、製造したメーカーに供給をお願いするのが一番。だって、メーカー毎に寸法や仕様・材質といったものに違いがありますからね。

だから、Marvin本体から作れないと断られたという状況は、非常につらいと思います。でも、マーヴィンは、本来そんなメーカーじゃないんですけどね。

古いサッシへの対応や消耗するパーツの供給は、他の輸入サッシメーカーに比べて、格段にいいメーカーだと思っています。

まあ、マーヴィン自体も余程のことで出来ないと言ったのでしょうが、きめ細かなサービスをすることが難しいと世間に思われることは、企業イメージにとってはあまりいいことではありません。

現在、このサッシの網戸を何とか調達出来ないか、奮闘努力しておりますが、さてさてどうなることやら?

こんなしっかりしたメーカーでも、25年経ったものへの対応が難しくなるのですから、あまた施工された他の輸入サッシは、どうなるんでしょうねぇ。

輸入住宅というものが、一定の評価をされてそれを今後も維持していく為には、リペアやメンテナンスをしていく輸入建材メーカーや我々ビルダーがしっかりしなくてはいけないと思います。部品を交換しながらなら100年以上使い続けられる、そういったポテンシャルの高い住宅だという評価を得る為には、必要なことじゃないでしょうか。

他社のものだから知らないという無責任な対応は、輸入住宅というマーケット自体を壊しかねないということを忘れてはいけません。何れにしても、出来るだけ大切に使いましょうね(笑)

輸入住宅でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: とうとうやりました(2014年6月26日)

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輸入の掃出しサッシのロック・レバーは、よく折れる?

とあるお客様から、輸入サッシの部品が手に入らないかとの相談を頂きました。

その窓は、アメリカのミルガード社の古いサッシ。シングル・ハング・サッシと呼ばれる上げ下げ窓を、窓枠の両側で支えるバランサーという部品が劣化したらしい。

以前にもこのメーカーのバランサーを北米から調達して差し上げたという私の記事をご覧になってお問い合わせを頂きました。

そして、もう1つ劣化したものがあるという。Milgard社のスライディング・パティオ・ドア(掃出し窓)の開閉をロックする内側のロック・レバーが折れてしまったのだ。

写真は、折れていないレバー部品ですが、レバーが少し細めで材質も薄い。だから、長年使っていると、変に力が掛かったりしてポキッと折れてしまうようだ。柔軟性に欠けるという点から考えると、普通の鉄じゃなくて、堅い鋳物で出来ているんじゃないかな?

このタイプは、1994年以前に製造された部品のようです。

で、私たち ホームメイドは、ちゃんとこの部品を探しましたよ。それも互換性のある新しいタイプのレバー部品を。新しくなったということですから、多分問題点も少しは改善されているかも知れませんね。

バランサーと一緒にロック・レバーも調達出来れば、一気に問題解決します。私たちの手助けで長年の悩みに終止符を打てるって、お客さんからしてみれば、本当にうれしいことじゃないでしょうか。普通に暮らせるってことが、実は素敵なことなんです。

それにしても、輸入住宅ブームの時にいろいろなメーカーの輸入サッシが使われましたが、部品が壊れて困っている人は、どんなにたくさんいるんでしょうね。ミルガード以外の窓でも相談に乗りますから、本当にお困りの方はお問い合わせ下さいませ。

尚、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

関連記事: これが、新しいタイプのロック・レバーです(2014年6月25日)

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キッチン・ストッカーって、便利ですよね

奥様にとって悩みの種は、キッチン周りの収納ですという場合が結構ありますよね。

一般的に、国産のキッチンだとI型の2600mm幅のタイプを施工することが多いと思いますが、オーブン・レンジに600mm、食洗機に450mm、レンジ・フードに900mmといったスペースを取られてしまいます。

ベース・キャビネットの部分で、オーブン・レンジや食洗機の幅を差し引くと、残りは1550mm。両手を広げた幅より少ないくらいしか収納スペースは取れません。

吊戸棚の部分では、レンジ・フードの幅を差し引くと、残りは1700mm。こちらもほぼ両手一杯くらいの幅。それも高い場所は手が届きにくく、吊戸棚の奥行きは30cmしかありません。

お鍋やヤカン、フライパンといった調理器具だけでなく、ナイフやスプーン、各種のお皿やポットやカップを仕舞い込んだら、もう残るスペースは殆どないという方もいるでしょう。

そんな時輸入キッチンでは、キッチン・ストッカーと呼ばれる大型の収納キャビネットを設置します。奥行きは、ベース・キャビネットと同じ600mm。浅過ぎず深過ぎず、丁度手が届くだけの奥行きになっています。

高さも2mをちょっと越えるくらいありますから、1.8m高の冷蔵庫よりも収納量は格段に多いのです。そして、仕切りの棚板も可動式ですから、入れる物の大きさに合せて、自由に位置を変えられます。

これなら、お客さん用の食器や常温の食料品などを入れるスペースも確保出来ちゃうんですよ。

キャビネットを自由に組み合わせることが可能な輸入のキッチンならではですが、これ以外に洗面で使える大型のリネン・キャビネットなども存在します。(形状は、ほぼキッチン・ストッカーと同じです)

そうすると、タオルや下着、パジャマなどを全部脱衣スペースに収納出来ちゃうんですねぇ。夢のあるキッチン・洗面ですが、機能も充実させられる輸入住宅って、素敵だと思いませんか?

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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まだ市販されていませんが・・・

先日竣工した愛知県豊川市のレンガ積み輸入住宅 N邸にお邪魔してきました。

引っ越してから2週間が経とうとしていますが、まだまだ片付けはこれからという感じです。しっかり片付けが出来るまでおおよそ2ヵ月は掛かりますから、慌てずゆっくりとやって下さいね。

さて、今回お邪魔したのは、カーテンの打合せだったのですが、それ以外に1つミッションを持っていました。それが、この玄関ドア用のガード・プレートの取付け。

私たちが在庫している通常のガード・プレートは、ゴールドのものしかありません。以前は、何色かあったのですが、生産が終了してゴールドのものしか手に入らなくなったからです。

でも、今回メーカーの試作品として、黒いガード・プレートを頂きました。塗装の品質はあまりよくなく、塗料がすぐに剥がれてしまうという問題はありますが、せっかくですからこれを取付けしてあげることにしたんです。

だって、玄関のロック・バーが隙間から丸見えだったら、防犯上あまりよくありませんからね。玄関ハンドルは、ベネチアン・ブロンズという濃いこげ茶色ですが、黒いガードプレートでも十分合いますでしょ。

試作品ですから、まあ特別に無料にしましたよ(笑) それにしても、うちは儲けるのが下手ですよね。だから、製品化された暁には、もう1つのロック用にちゃんと購入して下さいね。市販時期は未定ですが、欲しい方はまたお問い合わせ下さい。

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追伸: (2014年6月19日) この度、金属メーカーにお願いして特別に黒いガード・プレート(ドア・ガード)を製作頂けることになりました。数量限定の特注品ですから、このタイプを販売しているのはホームメイドだけ。ただ、ハンド・メイドですから、黒い塗装に多少の傷やムラがありますので、ご注文前に予めご承知置き下さい。

参考資料: 北米輸入玄関ドア用ガードプレート【PDF】
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<関連記事>: ガードプレート、ブラック・エディション(2014年6月20日)

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こういうものも造れます

輸入住宅の憧れと言えば、暖炉。

木が燃える時の炎の揺らぎや遠くでも暖かさが感じられる遠赤外線。冬の楽しみは、これしかないですよね。

そんな暖炉ですが、壁に埋め込むタイプのマントルピースもあれば、ケトルを載せられるタイプの薪ストーブもあります。今回、愛知県日進市の輸入住宅 M邸では、薪を使うタイプではなく、電気で動くビルトイン・タイプの暖炉を取り付けます。

と言っても、本体はお客さん自身が購入する予定ですので、私たちはそれが入る大きさのほこらを用意するということになりました。それで出来上がったのが、この写真。

真っ白なセミグロスのパラペイントで塗られたマントルピースって、光沢感があっていいですよね。マントルピースの専門メーカーで市販されているような完成度だと思いませんか?

これ、実はうちにある材料を使って、大工さんに作ってもらいました。大工さんの腕もなかなかのものですが、私たち ホームメイドもよくこんな材料を持っているもんですよね。

ただ、このマンテルは、内装に使っているものをいくつか組み合わせて作っているだけで、特別なものと言えば、花柄をあしらった木製の飾りくらいなんです。何でも挑戦する気持ちとプロの技術って、大切ですよね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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さあ、腕の見せどころです!

今日、とあるお客様から家のリノベーションのお願いを頂いた。10年くらい前に購入されたという輸入住宅だが、外装、内装、そのほぼ全てに手を入れる。

輸入サッシが施工されているのだが、そのメーカーは既になくメンテナンスの世話をしてくれる輸入住宅ビルダーも近くにいない状況で、不具合の生じたハーフ・ラウンド付きの輸入トリプル・サッシ(三連窓)を国産の和風な引違いのサッシに交換せざるを得なかったという。

また、一体成型されていたハーフ・ラウンドの窓も引違い窓から引き離されて別個に配置されてしまった。輸入住宅についての知識や技術、センスもないという状況は、街のリフォーム屋さんならば仕方のないことではあるが、やはりどうしても気になっていたというのが本音だったようだ。

私たちは、この窓を含めた問題のある窓全てを、ファイバー・クラッドの木製輸入窓に取り換えて、この家のデザインを再生させて頂くつもりです。メーカーこそ違いますが、以前の美しさはきっと甦るはずです。

また、外装の塗り替えには外装用パラペイントを用い、カナダの美しい色で塗装します。そして、内装のクロス張りは、破れや剥がれを補修した上で、内装用のツヤなしPara Paints「エリート・スウェード」で上塗り仕上げを実施します。

これだけでも、このおうちのグレード感は見違えるように上がるはずですが、更に既存の国産照明を最新の輸入照明に入れ替えることをやろうと考えています。

ここまでやれる輸入住宅ビルダーは、名古屋地区には存在しないでしょうし、北米のような本物のリノベーションを実現しようなんていう馬鹿なことを思い付かないでしょうね。

もしホームメイドが、自社の利益を追求するだけの企業だったら、安いビニール・クロスを張り替えて、安いサッシを使い、手間を掛けずに利幅を稼ぐなんて仕事をしているんでしょうね。まあ、そうなったら、何のポリシーもなく、安売りのリフォーム屋さんや建売り住宅会社と全く同じです。

そんな会社に誰が大切な輸入住宅を託すでしょうか。私たちは、修理をするだけではなく、デザインやセンスで家の価値を上げて差し上げられるからこそ存在価値があるはずです。

住宅産業は、もっと胸の張れる仕事をしなければダメになります! 輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<この家の作品紹介>: リノベーションで美しく ~H邸~

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壁照明の光で遊ぶ

私たちが輸入住宅で施工する輸入の照明器具は、様々な美しいデザインのものが存在します。

その中でもブラケットと呼ばれる壁付けの照明器具は、廊下や洗面・トイレといった比較的狭い場所に使ったり、寝室やリビングのサブ照明としてアクセント・ライトに用いたりします。でも、これがなかなかのくせものというか、楽しみというか、いろいろな表情を見せてくれるのです。

おおよそ壁に付ける照明器具は、床から2mの高さに電気配線を出すというのが一般的。丁度、窓やドアの高さが床から2mであるところから、その位置で揃えると綺麗に見えるということでその位置にすることが多いのです。

でも、輸入の照明器具は、配線を接続する台座の中心よりも随分高い位置にランプ・シェードの上端がきてしまったり、逆にシェードが下向きの場合は中心点よりも低くシェードの下端が来ることもあるのです。

それは、取付けする向きや、照明器具自体の大きさやデザインによって、シェードの位置が変化するということに注意しないと全然トンチンカンなインテリアになってしまうことを意味します。

まず上の写真は、床から2mの高さに台座の中心をもってきた場合の照明器具です。シェード自体が比較的高い位置に来ていますね。

ここの室内の天井高は2.4mですから、シェードと天井との距離は、20cmあるかどうかです。そうすると、光は丸く天井に映り込むんですね。これはこれで可愛らしいかも知れません。

次の写真は、床から1.8mの高さに台座の中心をもってきた場合の照明器具です。シェードは天井から少し距離があるのがお分かりでしょうか。

隣に見える窓の高さが2mですから、標準より20cmくらい下の方に取り付けしてあるのです。また、照明器具も先程のものよりシェードの位置が台座から離れていないという点も見逃してはいけません。

そうすることで、光が扇状に広がって、壁に美しいフォルムを作り出すのです。ほんの少しの取付け位置や照明器具のデザインの違いで、こんなに雰囲気が変わるんですねぇ。

照明器具の価格の差で、雰囲気や光のデザインが決まる訳ではありません。どれをどこに取り付けるかという綿密な計画やどう見えるだろうかということへのちょっとした気遣いが、インテリアを豪華に見せたり、ムードを演出したりする基なんです。

勿論、壁や天井のドライウォールに塗られたパラペイントの表現力も非常に大きく影響していると思います。デザインの全てを理解するという総合力が、ビルダーの力量なのかも知れませんね。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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