輸入の掃出しサッシのロック・レバーは、よく折れる?

輸入の掃出しサッシのロック・レバーは、よく折れる?

とあるお客様から、輸入サッシの部品が手に入らないかとの相談を頂きました。

その窓は、アメリカのミルガード社の古いサッシ。シングル・ハング・サッシと呼ばれる上げ下げ窓を、窓枠の両側で支えるバランサーという部品が劣化したらしい。

以前にもこのメーカーのバランサーを北米から調達して差し上げたという私の記事をご覧になってお問い合わせを頂きました。

そして、もう1つ劣化したものがあるという。Milgard社のスライディング・パティオ・ドア(掃出し窓)の開閉をロックする内側のロック・レバーが折れてしまったのだ。

写真は、折れていないレバー部品ですが、レバーが少し細めで材質も薄い。だから、長年使っていると、変に力が掛かったりしてポキッと折れてしまうようだ。柔軟性に欠けるという点から考えると、普通の鉄じゃなくて、堅い鋳物で出来ているんじゃないかな?

このタイプは、1994年以前に製造された部品のようです。

で、私たち ホームメイドは、ちゃんとこの部品を探しましたよ。それも互換性のある新しいタイプのレバー部品を。新しくなったということですから、多分問題点も少しは改善されているかも知れませんね。

バランサーと一緒にロック・レバーも調達出来れば、一気に問題解決します。私たちの手助けで長年の悩みに終止符を打てるって、お客さんからしてみれば、本当にうれしいことじゃないでしょうか。普通に暮らせるってことが、実は素敵なことなんです。

それにしても、輸入住宅ブームの時にいろいろなメーカーの輸入サッシが使われましたが、部品が壊れて困っている人は、どんなにたくさんいるんでしょうね。ミルガード以外の窓でも相談に乗りますから、本当にお困りの方はお問い合わせ下さいませ。

尚、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

関連記事: これが、新しいタイプのロック・レバーです(2014年6月25日)

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