網戸がなくなったら、どうしますか?

網戸がなくなったら、どうしますか?

とあるお客様から輸入サッシ マーヴィンのスライディング・パティオ・ドア(掃出し窓)の網戸が手に入らないかとの相談を頂きました。

その窓は、25年も前に他のビルダーが施工した古いサッシ。幅も2.4mある大型の掃出しサッシだ。

お客様は直接、マーヴィン・ジャパンに問い合わせを入れたそうですが、既に廃番商品になっており、特注での供給も不可能と言われたそうで、私たち ホームメイドに藁をもすがる気持ちで相談していらした。

サッシを含めて部品というものは、汎用パーツではない限り、製造したメーカーに供給をお願いするのが一番。だって、メーカー毎に寸法や仕様・材質といったものに違いがありますからね。

だから、Marvin本体から作れないと断られたという状況は、非常につらいと思います。でも、マーヴィンは、本来そんなメーカーじゃないんですけどね。

古いサッシへの対応や消耗するパーツの供給は、他の輸入サッシメーカーに比べて、格段にいいメーカーだと思っています。

まあ、マーヴィン自体も余程のことで出来ないと言ったのでしょうが、きめ細かなサービスをすることが難しいと世間に思われることは、企業イメージにとってはあまりいいことではありません。

現在、このサッシの網戸を何とか調達出来ないか、奮闘努力しておりますが、さてさてどうなることやら?

こんなしっかりしたメーカーでも、25年経ったものへの対応が難しくなるのですから、あまた施工された他の輸入サッシは、どうなるんでしょうねぇ。

輸入住宅というものが、一定の評価をされてそれを今後も維持していく為には、リペアやメンテナンスをしていく輸入建材メーカーや我々ビルダーがしっかりしなくてはいけないと思います。部品を交換しながらなら100年以上使い続けられる、そういったポテンシャルの高い住宅だという評価を得る為には、必要なことじゃないでしょうか。

他社のものだから知らないという無責任な対応は、輸入住宅というマーケット自体を壊しかねないということを忘れてはいけません。何れにしても、出来るだけ大切に使いましょうね(笑)

輸入住宅でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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