とうとうやりました

とうとうやりました

先日、輸入サッシ・メーカーのマーヴィンが、古いスライディング・パティオ・ドア(掃出し窓)の網戸(Screen Door)を供給してくれないというお話を書きましたが、その案件の続報をさせて頂きます。

Marvin社製のそのスライディング・パティオ・ドア(WRPDR8068)は、Safe-T-Plus Patio Door というタイプのドアで、幅が8フィート(2.4m)、高さが6フィート8インチ(2m)もある大型のサッシでした。

ただ、こうした大きさは、他のシリーズなら普通にラインナップされているサイズで、破損等で使えなくなってしまった場合、十分再製作可能だろうとお客さんだけでなく、私たちも考えました。でも、このドアの網戸だけは、他のシリーズより若干大きく、特殊であるという理由で、マーヴィン・ジャパンでは注文を受けてもらえませんでした。

そういった状況では、普通のビルダーなら諦めてしまうのでしょうが、私はそうではありません。そう、偏屈ですからね。

北米からの輸入業務をやって頂いている知り合いを通じて、現地のマーヴィン代理店に働きかけ、マーヴィン本社にクレームを言ってもらえるように、別ルートでも粘り強く交渉しました。

アメリカ人相手の交渉は、道理や正論だけではうまくいきません。ある時は強く主張し、ある時はなだめ、ある時は譲歩も必要です。へそを曲げて、一旦ダメと言われてしまえば、それこそ一巻の終わり。今までの努力が無駄になるばかりか、期待して頂いたお客様にも迷惑が掛かります。

いろいろな方向から可能性を探り、力のありそうな人たちを介してどう結果までもっていくかという商売の道筋やセンスは、大手商社で働いていたサラリーマン時代に磨いてきました。

こういうことがいつもうまくいくとは限りませんが、今回網戸の再製作をしてもらうことにマーヴィン本社から了承を得ることが出来たのは、ラッキーという他ありません。いや~、やってみるもんですねぇ。

実際に商品が到着するまで、ぬか喜びする訳にはいきませんが、まずは大きなハードルを1つクリア出来たという感じです。私の思いに共感頂き協力してもらったブレーンの皆さんや、いろいろと現況を調べて頂いたお客様には、本当に感謝です。

世の中、何を言ったかより、誰に言ったか、誰が言ったかで得られる成果が変わるんですね。それは、家づくりでも同じということです。修理やメンテナンスの仕事は大変なことばかりですが、だからこそ輸入住宅業界に於いて私の存在価値があると思っています。

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<その後に頂いたお客様からのメール>
9月6日の夕方に、現場でたしかに拝受いたしました。スクリーンは、望んでいたとおりの仕様のもので、早速、窓枠に装着、調整し、問題なく機能することを確認しました。別途追加注文させて頂いたクランクハンドルもスムーズに使用出来ております。

当日の〇〇湖は、夕方から雨模様でありましたが、お陰さまで、樹海の中に秋夜の雨の匂いを愉しむことができました。

今回は突然のお願い事でありましたにもかかわらず、村瀬様はじめ皆さまからのご尽力を賜わり、ありがたいことと恐縮しております。今後とも何かとご相談を差し上げることがあるかと存じますが、どうか、これにお懲りにならず、末長くお付き合いくだされば幸甚です。

このたびは、まことにありがとうございます。とり急ぎ、御礼とご報告を申し上げます。 2014年9月8日
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輸入住宅でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 網戸がなくなったら、どうしますか?(2014年5月15日)

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