お知らせ : ページ 93

今日は疲れました

昨日、今日と決算書類とにらめっこしながら、お役所に提出する届出書を作成しました。

私たちのように大きな金額の住宅を請け負う建築屋には、毎年事業年度が終了した段階で決算状況を県又は国に提示することを建築業法によって義務付けられています。(それだけ責任が重いってことですね)

これは、会社が健全かどうかを確認する上で、非常に大切なもので企業調査を行う会社もチェックをしに役所までやってきます。

とは言え、普通の工務店や大工さんは、簿記などやったこともないという人が殆どですから、士業の方に頼んで作ってもらうというのが一般的です。

でも、ホームメイドは、士業の人に依頼するだけの余分なお金がないということと、経営状況くらい自分で判断出来なきゃ社長をやっている資格はないという理由で、私自身が書類を作成しています。

ただ、最近は修理やメンテナンスで社外へ出てしまうことも多く、なかなか会社でじっくりと腰を据えてデスクワークをするということが難しい状況です。

ですから、ここ4年もの間、届け出することをサボってしまい、これではいけないということで、一念発起して最新の決算までのものを作りました。

売上や工事台帳、入金記録などを見ながら記入していく訳ですが、あの仕事はこうだったなぁとか、あそこにも行ったなぁとか、余分なことまで思い出すので、なかなか先に進みません。

それでも丸2日掛けて、4期分全ての届出書を完成させました。来期もいいお客様と出会えるように願うと共に、もっといい決算になることを期待して、また頑張りますよぇ~。

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結構無理してるのかも・・・

半田市のお客様からオーバーハング式の輸入ガレージドアの部品が欲しいというご相談を頂きました。

ガレージドアのメーカーは分からないそうですが、ドアパネルをつなぐドアヒンジに不具合があって交換したいということでした。

亜鉛メッキされたスチール製のヒンジですが、こうした部品はオーバースライダーのシャッターであれば、部品メーカーから取り寄せることが可能です。

多少種類はあるようですが、ほぼどのドアでも共通した仕様の部品の為、問題なく手に入ると思います。ただ、こうした部品は常に重いドアを引っ張り上げたりしている訳ですから、長年使っているとストレスで金属が断裂してしまうことがしばしばあります。

また、ヒンジ自体が大丈夫でも、ドアに固定する為のボルトの穴が広がって抜けてきたり、ドアパネルが割れたりすることもあります。

その原因は、ガレージドアの左右バランスが狂ってきたり、トーションスプリング(引っ張り上げる為のバネ)が弱ってきたりしていることが考えられますから、5年毎くらいで定期的に調整メンテナンスをすることが大切です。

そういうことを怠って、ヒンジだけを交換するだけでそのまま使い続けてしまうと、ヒンジ以外の箇所でも不具合が発生しますから、あまりお勧め出来ません。機械ものは、調整してこそ調子よく長く使えるはずですから、酷使しないで丁寧に使って頂きたいと思います。

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交換部品があるかなぁ?

埼玉のお客様からハード(Hurd)製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のロックレバーが外れてしまったというご相談を頂きました。

こちらのハンドルロックは、既に生産がされていないタイプのもので、同じハンドルは手に入りません。(ドアそのものは、調達可能です)

ロックレバーの根元に付いている樹脂パーツが劣化して割れてしまったようですが、専用部品ですからこの部分だけを調達することも難しいかも知れません。

取り敢えず、アメリカにあるメーカーに問い合わせをしてみるつもりですが、やはりハンドル全体の交換になるような気がします。ただ、代替のハンドルは、形状も全く違うものだった気がしますので、無塗装の木部が露出してしまうことがあると思います。

まあ、その程度で納まってくれればまだいいようにも思いますが、取付け穴の明け直しといった加工が必要になると、お客様自身での交換はハードルが高いでしょうね。

デザインもいいですし、価格もそれなりに高いハンドルですから、よく壊れる部品だけは出来ればメーカーに在庫で持っていてもらいたいものです。

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<メーカーからの回答後の私共の考え>
メーカーに確認しましたが、やはりこのハンドルに関する部品は既にないとのことでした。

接着剤で留めるという方法もありますが、樹脂は種類も多くプラスチック系の接着剤であればどれでも留められるというものではありませんので、いくつかテストしながら接着するものを選ぶ必要があります。(私共では部品の樹脂の種類までは分かりませんので、・・・)

ただ、乾燥後に固くなる接着剤は、振動や衝撃に弱くまた割れる可能性がありますので、その点は理解しておくことが大切です。

ハンドルを別のものに交換する方法もありますが、穴の位置が違う為、私共でも木部に穴明け加工することは注意が必要で躊躇してしまうくらいですから、素人の皆さんが作業するのはまず無理だと思います。

ドアを取り換えるということも考えられますが、ロックレバーだけの問題でドアを交換するのはちょっと費用が掛かり過ぎると思いますので、それは将来考えてもいいかも知れません。(但し、メーカーが適合するドアを製作してくれなくなるという恐れもありますから、そうお考えなら決断は少し早めがいいでしょう)

一番簡易で安く防犯を考える方法は、ドアを閉めた状態で下枠レールに長い棒状のものを入れて、つっかえ棒にすることです。それでドアを開けられなくすれば、鍵を掛けたのと同じ効果がありますので、ロックレバーが使えなくなった時はお試し下さい。

(見栄えが気になる方は、アメリカで売られている防犯製品をご紹介しますのでご相談下さい)
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<関連記事>: ハードの掃出しサッシ用ハンドル (2020年5月16日)
<関連記事>: 無事、リベンジ出来ました (2020年12月23日)

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とうとう交換出来ました

あま市のお客様から温水器の交換をご依頼頂いたのが、昨年の12月。

ご存知の通り半導体不足が世界中を駆け巡り、車だけでなく給湯器や温水器といったものも全て生産がストップしたような状況の昨今、どうしたものかと日々過ごしてきましたが、ようやく新しい電気温水器を入手しました。

パナソニック製の高圧型470リットルタイプで、同社のシリーズの中ではこれが一番いいものです。

NETの買い物サイトでも、未だに「納期は追ってお知らせします」としか表示されない状況の中、よく手に入ったものだと思います。職人さんや問屋さんを経由して注文手配を掛けると、やっぱり違いますねぇ。

価格はNETかも知れませんが、緊急事態での融通やきめ細やかな施工を考えると、昔ながらの流通ルートに分があるのは明白です。昨日はあいにくの雨模様でしたが、職人さんも一生懸命仕事をしてくれました。

1ヶ月以上温水器のお湯が使えず不便していたお客様も、お陰で昨夜はゆったりとお風呂にも入って頂けたようですし、キッチンでもふんだんにお湯を使って洗い物をして頂けました。資本主義もいいですが、人情が感じられる日本的な商売は大切ですね。

<関連記事>: この時期、非常に辛いです (2021年12月25日)

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ちゃんと開閉しないのは、システムの問題?

東京のお客様から輸入のオーニングサッシの開閉がおかしいので、修理したいというご相談を頂きました。

サッシ・メーカーは不明ですが、アルミクラッドの木製サッシですから輸入サッシであることは間違いありません。

こちらのサッシには、スイッチで窓が開閉する電動の開閉システムが取付けられています。

このシステムは、「Sentry 2000」という製品のようで、既存のものは既に廃番になっているようです。ただ、代替になりそうな新しいバージョンの製品はあるようですから、互換性があるようなら、交換することが可能かも知れません。

ただ、スイッチを押しても作動しないとか、動くは動くが開閉の動作を繰り返すといった症状もあるということで、電子基板やモーターの問題だけでなく、サッシそのものの調整不足といった問題があることも考えられます。

つまり、開閉する建具自体の水平・垂直が取れておらず、歪んだ状態で開閉している為に金物が引っ掛かった状態になっていたり、金物も歪んでしまっていたりしている恐れもあります。

サッシが付いている場所が、吹き抜けのような結構高い場所にあるらしいので、普段掃除をすることもなく、ホコリやゴミが開閉に影響している可能性もないとは言えません。

何れにしても、もう少し原因を調査して、正常な状態に戻せるように頑張ってやってみる必要があります。(本当でしたら、一度現場調査を実施して、原因箇所がいくつあるか特定したいのですが、遠く離れた東京なのである程度経験則で考えるしかありませんね)

<関連記事>: 電動開閉サッシの修理 (2022年7月31日)

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破損したのは、ロックレバーだけ?

こちらは、東京のお客様からご相談頂いたケースメントサッシのロックレバーの写真です。

正常なロックレバーと破損したものとが並んでいるので、状況がよく分かりますね。

このサッシは、サーティンティード(CertainTeed)製のものなんですが、ロック金物本体に付いているはずのレバーが根元から折れてなくなっています。

こうした不具合は、鍵が固くなった状態で無理にロックを掛け続けた結果起こるケースが多いですが、錆によって金属が劣化したことによって起こる場合もあるかも知れません。

お客様はこの部分だけの不具合と考えているのか、この写真だけしかご提供頂いておりませんが、こちらのロックはマルチポイント・ロックと呼ばれるもので、いくつかの部品が連動して鍵を掛けるシステムになっています。

幸い窓は開いた状態でロックが掛けられないという不具合のようですから、窓を開けて頂いて、ロックに関係する部材全体が写るように写真を撮って頂くことが可能なようです。

私たちがロックレバー部分だけを持って修理に伺ったら、他の部品も壊れていたとなっていたら、また日を改めて出直しということにもなりかねませんから、ご面倒でもちゃんと調べて頂かないと適切な修理・メンテナンスは出来ません。

そういう細かな気遣いやサッシに対する知識・経験がないと、逆にお客様にご迷惑や無駄な出費をお願いしなければなりませんから、注意が必要ですね。

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キッチンって、湿気が多いのかなぁ

こちらは、輸入キッチンのキャビネットの中を撮った写真です。

排水目皿(ストレーナー)から水漏れしたということで、キッチンシンク下のキャビネットをチェックしに来ました。

輸入キッチンは、アメリカのメリラット(Merillat)製。

品質的には定評があるメーカーですが、排水や床下からの湿気なのかキャビネットの底板が撓んで柔らかくなっています。シンク下の底板だけでなく、コンロや引き出し用のキャビネットの底板もシンク下程ではないですが同様に撓んでいる状況です。

キャビネットの箱自体は、12.5mm(1/2インチ)厚のMDF板(木くずを圧縮して板状にしたもの)を使っています。

表面は塗装によって防水処理をしてあるのですが、カットした部分の木口はそのままの状態ですから、そこから湿気や水分が入り込んだのだろうと思います。

MDFは国産のキッチンでも使われることがありますが、国産のものは比較的薄いベニヤ板が箱材として用いられています。

どちらがいいかと言われても、どちらも湿気には弱い素材ではあるので、何とも言えませんが、多少厚みのあるMDFの方が多少いいかも知れません。

何れにしても、このままではよくありませんので、底板を新しいものに交換して、湿気にも強い無垢木製の板材に交換しようと思います。勿論、板の塗装は木部専用防水塗料パラペイント ティンバーケアを使いますよ。

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冬の時期にメンテナンス

一宮のお客様からお預かりした輸入サッシの網戸の張り替えを行っています。

サッシは、キャラドン(Caradon)というカナダのメーカーのものですが、メーカー自体はもうありません。

ですから、メーカーに交換用の部品類を供給してもらうことも出来ないのですが、部品メーカーから直接パーツを調達して修理を行います。

写真は、網を張り替える前の網戸ですが、プラスチックで出来たコーナー部品の一部が欠けてしまっています。耳のような部分が付いた特殊なフレームに対応するように出来たコーナー材ですが、こういった部品も調達した上で、網の張り替えを行います。

網戸のメンテナンスを行う際は、網や網押さえのゴムだけでなく、フレームのコーナー部品、網戸固定用の部品(ピンやバネ)、取っ手といった部品に不具合がないかもチェックします。

樹脂等が使われている部品は、長年の紫外線によって劣化してしまう可能性が高いですから、そういった部品を予め準備しておかないと、適切な修理・メンテナンスは出来ません。

今回は、おうちの殆どの網戸を取り外して、会社に持ち帰って修理をしますから、網戸の必要がない冬のシーズンに作業を行います。今日は外が雪模様ですが、会社の中なら少し寒いくらいであまり影響はありません。

慌てず慎重に作業を進めますが、数が多いと終了まで何日も掛かりますので、お届けまで少々お待ち下さいね。

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輸入資材は、何故高くなったのか?

最近、どんなものも値上げ、値上げという話が続いている。

それは、食品でもガソリンでも建築資材でも同様である。

20数年前、輸入住宅ブームが起こり、輸入住宅は安くて高品質、尚且つアメリカナイズされたデザインは戸建てを夢見る夫婦の憧れでした。

今では輸入住宅は影を潜め、真四角のシンプルモダンな家が多く建つようになりましたが、それでもアメリカンな家が好きという人には多くの支持を頂いているように思います。

勿論、新築自体が減ってしまった昨今、私共 ホームメイドでも輸入住宅のメンテナンスやリフォームを行う仕事の方が主体となっていますから、新築のように大きなお金が動くことは皆目なくなっている状況です。

ただ、メンテナンスをするにしても、材料は北米から調達しなければなりませんから、その手間は結構掛かるというのが実情です。

そういう世の中ですが、私たちも輸入サッシやドアの交換材を調達する時、昔よりも随分高くなったなぁと感じることがしばしばあります。私たちですらそうですから、お客様はもっとそれを感じているかも知れません。では、そんな価格の高騰は、どうして今起きているのでしょうか?

例えば、輸入サッシが20年前500米ドルで買えたとしましょう。それもその時は円高でしたから、1ドル80円というレートであれば、4万円で購入出来ましたし、その消費税は3%でしたから総額41,200円で手に入ったのです。

ただ、日本はその後景気が悪く物価も下降するかほぼ横ばいという状態でしたが、アメリカは毎年上がり続けました。年4%で20年上がったとするとどのくらい上がると思いますか?

最初を100とすると、何と219になりますから、2.2倍に価格が上昇します。それだけで500ドルのものは1,100ドルになりますが、為替レートは現在115円。ドルを円に換算すると126,500円になってしまいます。

そこに10%の消費税も掛かりますから、139,150円が購入価格となってしまうという訳です。つまり価格は、おおよそ3.4倍になったのです。

更に、昨今は原油の高騰やコロナの影響、ウッドショックもあって、船賃や製造現場の人件費、木材の相場も高くなっていますから、価格が下がるはずはありません。

輸入住宅ブームの際は、輸入材が飛ぶようにたくさん売れましたから、メーカーも価格を抑えて薄利多売が出来ましたが、10分の1も売れない昨今は、利益率を上げてカバーしないと日本へ輸出する意味がありませんから、その分の上乗せもあるでしょう。

これが、今輸入資材が高騰している主な理由なんですが、日本人の所得が諸外国と比べて実質下がってしまっているということも、高いと感じる大きな要因です。

輸入住宅に限らず、国産のものでも素材や部品・製品を輸入していないものはありません。家を維持していく為には、ちゃんとした資金計画や人生設計がなければいけないということをお分かり頂けると思います。

だからこそ、いいものを使って20年前に造られた輸入住宅を、何世代にも亘って使い続けていくことが、最も効率的な財産維持になるのではないでしょうか。逆に、景気がそこそこな時に輸入住宅ブームでお値打ちに買えたことは、ラッキーだったと考えるべきなのかも知れませんね。

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ここまで錆びたら交換ですね

大分のお客様からシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のバランサーを調達したいというご相談を頂きました。

サッシは、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。

同じ窓3ヶ所に不具合があるとのことで、合計6本のチャネルバランサーを入手したいとのことでした。

これは、実際のバランサーの写真ですが、建具を吊っているヒモ(糸)が切れてなくなっていますし、金属部分も全体的に錆びています。相当湿気の多い場所にあった窓だと思いますが、ここまでになっていると寿命も短くなってしまいます。

こうならない為には、窓を常に開けて乾燥させることが大切ですが、サッシに付いた水分や結露を雑巾等で拭いておくことも忘れてはいけません。

また、古いサッシの場合は、バランサーだけでなく建具の両サイドの上端に付いている樹脂製のトップガイドも交換しておいた方がいいでしょう。(トップガイドが破損していると、バランサーを固定出来ず、サッシにうまく装着することが出来ません)

上げ下げ窓が開けられなくなった時に注目されるのは、バランサーだと思いますが、小さな部品のトップガイドも一緒に交換するようにしたいものです。

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