お知らせ : ページ 4

中から腐ってきたのが分かります

愛知県のお客様の輸入住宅から引き上げてきたボウウィンドウのケースメントサッシ建具。

輸入窓はマーヴィン(Marvin)のアルミクラッド木製サッシですから、外側はアルミでカバーされて室内側は木で出来ています。

取り外しただけの状態で木部の修復をすると、元の状態に木を加工するのが難しい為、一旦ペアガラスを外して建具枠だけの状態にしてしまいます。

写真がガラス押えの押縁材とペアガラスを外した状態ですが、建具のコーナー部分が黒く腐ってきているのが分かります。これは押縁材とガラスとの接点から雨水が中に入り込んで、建具の底に溜まった雨水が徐々に建具の木部を腐食させていったことが原因です。

こういう状態をそのまま放置すれば、そのうち建具の下枠が腐って脱落するという状況になりますから、そうなったら窓を開けることが怖くて出来なくなってしまいます。

勿論、窓を開けなくても木部の腐りは進行しますから、最後には下枠のアルミカバーも外れて、敷地へ落下するということになってしまいます。

マーヴィンのサッシはガラスを外すようには作られていませんから、この状態にまでするのは相当技術が必要ですが、私たち ホームメイドはサッシの建具構造も理解していますから、慎重な作業と時間があればこのようにペアガラスを脱着出来ます。

ですから、今回のように建具の木部の修復をしたり、結露での曇りや割れが入ったペアガラスを交換したりすることが可能です。輸入サッシの不具合でお困りの方は、いつでもご相談下さい。

<関連記事>: ボウウィンドウには軒がない (2025年3月12日)
<関連記事>: 木部塗装前ですが、いい出来です (2025年4月28日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , |

いくつか破損しているようです

福岡県のお客様から、輸入の掃出しサッシの部品が欲しいというご相談を頂きました。

スライディングパティオドアは、カナダ ヴァイスロイ(Viceroy)の樹脂製サッシ。

写真は、今回お客様から入手出来ないかと相談を頂いたロックレバーですが、クリオネのような可愛らしい形をしています。

掃出しサッシは、古くなると長年の使用でドアの位置が狂ってきて、ドアが傾いたり、下がったりして鍵が掛けづらくなり、ドアの開閉が重くなったりもしてきます。

そういう状態で使い続けていると、鍵も掛けづらくなってきますから、無理にロックレバーを下げてしまい、そのうち中の部品が折れてしまうというトラブルが発生します。

恐らく今回のご相談もそういう状況なのではないかと思いますが、お客様からはロックレバーを複数個欲しいというご希望を頂いております。

掃出しサッシはいくつもあるというおうちはたくさんあるでしょうから、それぞれロックレバーを交換するだけでなく、ドアの建て起こし調整も必要ですから、お近くの専門家や私共に依頼するかして、ちゃんと直して頂くことが大切です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

同じものは廃番ですが、代替なら調達可

三重県のお客様から、輸入のケースメントサッシの部品が欲しいというご相談を頂きました。

輸入サッシはどこの窓メーカーは分かりませんが、樹脂製のものになります。

写真はご相談を頂いたものの一つで、マルチポイント・ロックと言ってこのロックレバーを操作することで数ヶ所のロックポイントで鍵が同時に掛かるという防犯性が高い金物です。

このタイプのものはいくつか製造されているのですが、古いタイプのもののいくつかは製造中止された廃番品になっています。

実は写真のものも同じデザインのものは既に廃番で、取付け穴の位置や二股のフォーク状になっている部分の長さが近いものは代替品が存在します。

お客様にその旨伝え、サッシに付いているものと同じ寸法かどうかを確認してもらっていますが、勝手が分からないのかすぐに返事がありません。

私自身が現地へ伺って調査をすればすぐに分かることなんでしょうが、出張調査となるとその分費用も掛かりますから、経費が出来るだけ少なくなるようにお客様にやれることはやってもらう形にしています。

ただ、単純にロックレバーだけの問題であればいいのですが、その周辺部品にも不具合がないか少し心配です。やっぱり、多少のお金であれば、私が調査に伺った方が早くて確実かも知れませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

修復完了!

昨日の夜から朝に掛けて長野県は大雪でした。

今日、木部の腐りを修復した観音開きのマーヴィン(Marvin)製フレンチドアを持って、お客様のおうちへ伺う予定でしたが、これでは延期も止む無しという状況でした。

今日の取付けは諦めて、現場近くの旅館まで行くという旅程に変更して会社を10時過ぎに出発。中央道も取り敢えずノーマルタイヤでも行けるという状況で、陽が上がれば道の雪も融けるだろうという安易な考えで車を走らせました。

そうした不安を抱えながらの車旅でしたが、現場に近づくに連れて今日は取付けに行けそうだなという気持ちに変わりました。そう、雪融けが思ったよりも意外に早かったのです。

現場に到着したのが午後2時。日が暮れるまで4時間余り。重い2枚のドアを車から降ろし、窓開口を塞いでいる耐水合板の養生を効率よく外して、建て起こしを見ながら慎重にドアを取り付けていきました。

その後、ドアレバーやデッドロックといった金物を取り付けて、鍵の調整も行いました。そして、修復したドアの取付けが完了した様子が、この写真です。

見事に元通りの状態にまで戻りましたでしょ。今まで養生の合板で窓が塞がれて暗かった部屋に陽の光が入り、明るく快適になりました。

<関連記事>: ようやく取付けに伺えます (2025年3月7日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , |

止水バルブはあるんですが・・・

昨日に引き続き、古い水栓金具の水漏れトラブルです。

輸入水栓は、やはり50年前に施工されたコーラー(Kohler)製のバスタブ水栓。

写真のように片側のハンドルノブが欠損しており、もう片方も取付けビスを隠す為のカバーがなくなっている感じです。

吐水口から水が落ちるということですから、カートリッジバルブを交換してやれば直ると思いますが、お湯・水のバルブの方は何とか手に入りそうです。ただ、それ以外の周辺部品となると、入手が少々怪しくなります。

50年も前の水栓金具で交換部品があるというのは、日本人からするとあり得ないことなんですが、それでも製造がない部品も存在します。

手っ取り早いのは水栓金具を全交換することなんですが、それをやろうとすると浴槽上のタイル壁を壊さなければなりませんので、お金も時間も掛かります。

勿論、こんなレトロな美しいタイルが張れるかどうかも分かりません。いろいろ調べることがたくさんあるのですが、何とかしてあげたいというのは人情ですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

珍しい高級輸入水栓

愛知県のお客様から、洗面に取り付けられた輸入の水栓金具の吐水口から水がポタポタ落ちるというご相談を頂きました。

洗面水栓は、フランス Porcelaine De Paris というメーカーの高級品。

施工も50年前ということですから、驚きの長寿命です。

ペデスタルの洗面台も同じ柄の絵が描かれていますから、コーラー(Kohler)社の高級洗面製品とも見まがう程の豪華さです。

こういう場合、止水バルブであるカートリッジバルブを交換してやれば元通りになるのですが、既にメーカーはこういった水栓を作っていないようで、交換部品を手に入れることが難しいといった状況です。

こういう場合、如何せん適合するバルブを見付けることは至難の業ですから、もったいないですが水栓金具ごと交換する以外直す方法はありません。

取り敢えず、このペデスタルの洗面に合う水栓金具をご提案するようにしたいと思いますが、最近はクラシック・デザインの輸入水栓も減ってきていますから、少し時間を頂いて探さないといけませんね。それにしても、50年間使い続けてこられたというのは素晴らしいですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

これは相当古いタイプです

神奈川県のお客様から、スライディングパティオドア(掃出しサッシ)のロックが掛かったままになって、ドアが開けられないというご相談を頂きました。

輸入窓は、築38年のおうちに取り付けられたペラウィンドウ(Pella)のアルミクラッド木製サッシ。

輸入住宅がブームになる前に建築されたということですから、サッシも相当クラシックなものが施工されています。

写真は鍵が掛かったまま開かない状態のドアですが、お客様もご自身で何とかしようとしたのか、ハンドルが取り外されてロックレバーだけが写っています。

他社の輸入掃出しサッシの場合、可動するドアが室内側にあり、ハメ殺しのドアは屋外側に設置されているのですが、ペラウィンドウは古いものでも屋外側に可動するドアが取り付けられている状況です。

こういう構造の引き違いサッシは、ロック金物が破損している状況で鍵が解除されてしまうと、ドアを閉めたままするに方法がないですから、安易にロック解除を行わない方が得策です。

まずは、この古いタイプの掃出しサッシに適合するロック金物が手に入るかどうかを確認して、その上でメーカーに鍵の解除方法を確認したり、サッシの調整をしたりという段取りをすることになります。

国産であれば40年も前のサッシなんて、修理しようにも部品なんて全く存在しないでしょうから、サッシそのものを替える以外方法はないと思いますが、輸入サッシであれば何某かの対処方法があるケースが多いという点で、メリットは大きいかも知れません。

ただ、私共のような専門家に巡り合わなければ、そういう対処も不可能になりますから、経験のある業者さんと長くお付き合いしていくことが本当の家づくりなんでしょうね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

ロックは、両方掛けて下さい

愛知県のお客様から、ケースメントサッシのロック部品が欲しいというご相談を頂きました。

輸入窓は、ローウェン(Loewen)のアルミクラッド木製サッシ。

サッシの高さが1.2mくらいある比較的立ちが高い窓は、写真のようなロック金物が上と下の2ヶ所に付いています。それは、防犯性を高めるという意味だけでなく、気密性や防雨性を高くするという機能も果たしてくれます。

今回、そのうちの片方だけが破損したということで、交換を考えているそうです。この金物は、樹脂製のロックを引っ掛ける部分が中に付いているのですが、樹脂が劣化するか、引っ掛かりが甘くて鍵を強く閉めた際に樹脂が割れるかして鍵が掛けられなくなってしまいます。

そうした問題をなくす為に、新しい交換用のロック金物は樹脂部分が改良されて、それに対応する受け金物(キーパー)も形状が変えられました。

ですから、このロック金物を交換する際は、受け金物も一緒に交換が必要で、尚且つ窓の開き勝手が左右ありますから、そういった開き勝手に対応出来るように部材を調達しなければなりません。

このおうちは、上下2ヶ所のロック金物のうち、1ヶ所が壊れたということなんですが、その場合窓を閉める際の建具に引き込み具合が上側と下側で違っているのではないかと思います。

つまり、建具が斜めに傾いた状態で窓が閉まる為、しっかり引き込まれた方は鍵が簡単に掛かり、もう片方は鍵が掛かりづらく無理にロックを掛けなければ鍵が閉まらないという状態だったかも知れません。

ですから、ロック金物を交換する時は、建具の建て起こしの調整や開閉の調整をしてやらないと意味はありません。

また、こういう状態の時、よくやりがちなのは、鍵が掛かりやすい方だけ鍵を掛けて、掛かりづらい方は面倒なのでロックしないという手法です。そういうことをいつもやることによって、建具はどんどん斜めに変形し、どんどん鍵が掛けづらくなるというものです。

ロック金物が2ヶ所に付いている窓の場合は、建具の変形を防ぐ為に必ず2ヶ所共鍵を掛けて建具が真っ直ぐの状態で閉まっていることが大切です。

もし斜めに引き込まれるようになってきたら、破損する前に早めに専門家に依頼して、建て起こしやロックの調整をしてもらうようにして下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

鍵が掛からないと不安ですね

東京都のお客様から、掃出しサッシ(スライディングパティオドア)の鍵が壊れたというご相談を頂きました。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のアルミクラッド木製サッシ。

既に新築から20年が経過しているとのことで、部品の劣化や調整不足が出てきているようです。

最近ロックの調子がおかしいなとは感じていたそうですが、ある日ロックレバーがハンドルから外れてしまったそうです。

その時は元の穴に戻して使えたそうですが、そのうちロックレバーの心棒が折れてしまい、ドアに内蔵されているロックケースとレバーが連動しなくなってしまったそうです。

マーヴィンは既に日本へのアフターサービスの提供を行わないと通知してきていますが、幸いこれらの部品はアメリカの部品メーカーから調達することが可能です。

こういう場合、ロックレバーがセットになっているハンドルと共に、金属疲労が進んできているロックケースも交換することがお勧めですが、交換だけでなく鍵の調整やドアの高さ調整・傾き調整といったことも一緒にやらないと根本的な問題解決にはなりません。

今回は現場が遠いということで、お客様自身で部品の交換をされるということですが、調整作業まで出来ないでしょうから、修理としては半分という感じになってしまいます。

再度破損が起こらないうちに何とかお近くの専門家に相談して、調整・メンテナンスをして頂けると今後も長くお使い頂けます。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

日本では珍しいが・・・

茨城県のお客様から、輸入のドアレバーの部品が欲しいという相談を頂きました。

ドアレバーはテイモア(Taymor)製で、それに使用する空錠タイプのドアラッチが必要とのことでした。

写真はそのドアラッチですが、日本でよく使われているクイックセットのものと比べると、回転軸を差し込む穴の形状が四角いことくらいで、その他は大差がありません。

輸入のドアラッチの多くは、ドアに明けられた穴の位置の違いで、ラッチの長さを変えることが出来るという機能を持っています。

輸入のドアは、ドアの幅にいくつか種類があって、大きなドアの時と小さな幅のドアの時ではドアノブの穴の位置を変えて、バランスのいい位置にドアノブが来るように調整します。その為、ドアラッチも長さが変えられるようになっているという訳です。

先程、ドアラッチに明けられた穴が四角いということを書かせて頂きましたが、こういう穴のドアラッチはアメリカでは多くのドアノブ・メーカーが採用しています。クイックセットのものはキノコのような形の穴をしていますが、アメリカではイレギュラーと言えるかも知れません。

テイモアのように四角い穴のドアラッチは、国内の輸入住宅で見掛けることが少ないかも知れませんが、アメリカではこちらの方がメジャーだと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |