お知らせ : ページ 121

よく確認してから調達を

こちらは、お客様ご自身で手配をされたアンダーセン(Andersen)社のダブルハング用バランサーです。

実はこのバランサーですが、結局交換することが出来ず、余ってしまったものなんです。

交換作業をする技術云々の話もありますが、そうではなくて違うシリーズのバランサーを注文してしまったということでした。

写真は、ティルト・ウォッシュというタイプのダブルハングに取り付けるバランサーで、本来はナローラインのものを付けなければいけなかったらしいのです。

まあ、お客様は素人ですから間違えるのも仕方ないのですが、アンダーセンを輸入販売していたリクシル(旧トステム)のサービスにも問題があったのかも知れません。

何れにしても、このバランサーはどこにも使いようがありませんから、ゴミとして処分する以外方法はないのですが、ちょっともったいない話です。

輸入住宅に使われている輸入資材は、シリーズによっても、メーカーによっても時代によっても変化する場合がありますから、注文や取付けの際は専門家にお願いするか、アドバイスに従って計画を進めるかしないと無駄な出費をしてしまいますから、注意が必要ですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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網戸ピンがないと取付け出来ませんね

マーヴィン(Marvin)社製輸入サッシの網戸には、網戸をサッシに固定する為のピンが付いています。

スクリーンピンとも呼ばれる固定ピンですが、網戸1枚に対し2本から4本取り付けられているのですが、築15年以上経つと劣化して使えなくなります。

殆どはツマミの部分の樹脂部品が割れたりして欠損してしまうのですが、それを結構放置しているおうちも多いようです。

それは、網戸を滅多に外さないということが理由のようですが、網の張り替えも15年くらいで必要になってきますから、そのタイミングで網戸ピンがないことに気付きます。それは、ツマミがないということで、網戸ピンを手で動かすことが出来ず、網戸が外せないということで判明するといった感じのようです。

運よく網戸が窓から外せたとしても、今度は網戸が装着出来ないという問題にも直面します。

マーヴィン以外でも網戸の固定ピンを使っている輸入窓メーカーは多く存在しますので、やはり同様のトラブルで困っていらっしゃるお客様は多いかと思います。

固定ピンのツマミの寿命は15年程度ですから、1ヶ所が壊れたら家の全ての窓のピンを交換する時期でもあります。定期的な交換だと認識して、一緒に交換を進めるようにしたいものです。

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水漏れ、止まりました

朝一番に大府市へ行って、ピフィスター(Pfister)社製キッチン水栓のカートリッジバルブを交換してきました。

写真は外してきた不具合バルブですが、見た目としては特に問題はなさそうです。

でも、僅かな水漏れは目視では分からない程のゆがみや隙間、損傷が原因ですから、いくらきれいな部品でも交換せざるを得ません。

水栓金具を分解しないと、このカートリッジバルブという部品は中から出てきませんが、錆や汚れといったものが付着していますので、なかなか取付けナットが外れてくれません。

そういう時の為にいくつか特殊な工具や材料を用意している訳ですが、武器を持たない一般のお客様では交換作業をするのは相当大変かも知れません。

ワンレバーの輸入のキッチン水栓には、こうした形状のバルブを内蔵しているのですが、メーカーや製造時期が異なると例え似ていてもバルブ自体に全く互換性がありません。今回も、この水栓金具にだけ適合する止水バルブをわざわざアメリカから調達して取り替えました。

カートリッジバルブは半永久的とは言われていますが、道路の水道管の工事によって細かな砂粒が水道内に入り込んだりして、それがバルブに噛んでしまうこともしばしばです。そういう点で、輸入の止水バルブも10~15年くらいでは交換すべき部品のような気がします。

<関連記事>: モダンな水栓でも構造は同じ (2021年2月14日)

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トリプルガラスも割れるんです

こちらは、以前私たち ホームメイドで建てさせて頂いたおうちの輸入サッシ。

最近、誤ってご家族がガラスを割ってしまったということで、交換用のガラスの調達についてご相談を頂きました。

窓メーカーは、プライジェム(PlyGem)。ハーフラウンド窓が付いた2連のダブルハングサッシとなっています。

自然現象でガラスが熱割れを起こすことがありますが、今回は過失によって破損してしまったということで、室内側の1枚だけが割れています。ですから、雨風の侵入や防犯といったことへの心配はないというのは不幸中の幸いです。

プライジェムは、いろいろなサッシ・メーカーを買収して大きくなった会社ですが、樹脂サッシの品質や性能はまずまずですし、アフターサービスもしっかりしています。

今回は、ダブルLOW-E被膜の特殊なトリプルガラスを使っている為、調達には少し時間が掛かるかも知れませんが、窓の品番等の詳細が分かっていますから、メーカー純正のものを手配出来るという点で安心感がありますね。

国産でも輸入でもサッシのガラスは永久ではありません。万一割れた場合でもちゃんと相談出来る専門家を見付けておけば、それ程慌てる必要はありませんから、長くお付き合い出来る人を探しておきましょう。

そういう相談先を確保することで、家づくりの8割が決まると思います。

<関連記事>: う~ん、これはちょっと厳しい (2021年8月6日)

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ミルガードのクレセント・ロック

熊本のお客様からミルガード(Milgard)社の引き違いサッシについて、鍵の金物が壊れたというご相談を頂きました。

引き違いサッシは、上げ下げ窓を横に寝かせたような構造の為、ロック金物自体上げ下げ窓と同じものを使用している窓メーカーが多くあります。

こちらの金物は、随分使い古されているようで、表面の塗装も所々剥がれてきているのが分かります。

塗装が剥がれていても特に問題はないのですが、長年強くレバーを回して鍵を掛けていると、レバーの根元がぐらついてきたり、回転式ラッチの金属が摩耗したりしてきます。こういう場合、金物の位置調整をしたり、潤滑剤を使って動きに負担が掛からないようにしたりすれば、破損することは少なくなります。

ただ、多くの場合、無理してそのまま使い続けてしまいますから、金物を交換する以外修理出来る方法がなくなってしまうのが現実です。サッシ部品自体は、アメリカの部材メーカーから調達することは可能ですが、調達にはそれなりの時間が掛かります。

セキュリティーの面から考えても、破損する前に輸入部材の手配をしたり、樹脂サッシのメンテナンス等をすべきかも知れませんね。

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無理に下げて折れたようです

こちらは、豊田市のお客様からご相談を頂いたヴァイスロイ(Viceroy)社のスライディング・パティオドア。

ハンドルやロックレバーが特徴的なヴァイスロイですから、すぐに部材の特定が可能です。

ただ、このメーカーは、既に会社がありませんから、部材を供給してくれる部品会社も限られているのが現状です。

今回は、ドアハンドルにあるロックレバーが折れてしまったとのことで交換を希望されていますが、鍵を掛ける際に無理をして折れたそうですから、ドアの建て起こしやロックの掛かりの調整をする必要があります。

また、ドアに内蔵されているロックケースが大丈夫かをチェックした際、ビスが取付け出来ない状態になったとのことで、それも復旧する必要があります。幸いロックケースやハンドル自体は問題ないそうですから、交換するものはロックレバーのみになりそうです。

クリオネのようなデザインのレバーは、今となっては貴重なものですので、修理後は大切にお使い頂きたいと思います。部材が届くのは約1ヶ月後ですが、春先にはちゃんと修理が出来ますから、それまで少々ご不便をお掛けします。

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サッシの雨漏れは、ガラスからだけじゃない

先日、マーヴィン(Marvin)社製ベイウィンドウについて、ケースメントサッシの建具(障子)交換を行ってきたという記事を書かせて頂きました。

建具の下枠部分が腐って黒くなっていたのですが、私たちは数年前にこのサッシのガラスの周囲を防水処理して対策を打っていました。

ですから、こんなふうに木枠が腐ってくるなんて、想定外だったのです。

そこで、外してきた古い建具について、どこから雨が入ってしまったのかを検証してみました。まずは、防水処理をしたガラスの周囲。建具を横に寝かせて、ガラスの上に水が溜まるように水道の水を流してみました。

その結果、水はずっとガラスの上に溜まったままで、ガラスの周囲から建具の中へ染み込んでいくことはありませんでした。季節の温度変化や湿度の変化で木枠やアルミカバーが動いて、ガラスの周囲に何らかの隙間が出来たのかと考えましたが、そうではないようです。

今度は、建具を上下逆さまにして、腐って穴が明いたところから水を流してどこから出てくるかを見てみました。そうしたら、建具の最上部の木と木のつなぎ目から、水が出てくるではありませんか。

建具の上から下まで1.2m程度あるのですが、その途中どこからも水が抜けてこないで、雨が建具の下まで落ちていたということです。ご覧のように防雨や気密の為のウェザーストリップを越えて、雨が木部にまで達していたという状況や木枠のつなぎ目に隙間が明いていたということが原因だったと考えられます。

今後はガラスの防水だけでなく、建具の上部をもチェックして万一つなぎ目が開いているような場合は、そこも防水処理を行おうと思っています。また、木部には防水塗装を施す必要があることを確信しました。

やはり、どうして木が腐ったのかを後で検証してみるということは大切ですし、こうした経験が多くの輸入サッシの不具合を未然に防ぐということにつながるはずです。

輸入サッシの雨漏れは、建具枠にダメージを与えるだけでなく、ペアガラスの内部結露も引き起こしますから、早めに防水対策を行わなければいけません。

<関連記事>: オペレーターも一緒に交換 (2021年2月16日)

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何とかなるかも・・・

こちらは、先日破損調査に伺ったイーグル(Eagle)社のダブルハング。

ペアガラスの外側のガラスにヒビが入っているのですが、外装の塗り替えをした際に誤って割ってしまったのか、熱割れによって自然に割れたのか、定かではありません。

何れにしても、元の形に復旧しなければなりませんので、方法を検討している最中です。

方法としては3つあるのですが、第一は建具からガラスを外してガラスのみを交換する方法。通常アルミクラッドの木製サッシの場合、建具からガラスを外すということが出来ないものが殆どですが、こちらはアルミカバーを外せる可能性があり、やれるかどうかはトライしてみないと分かりません。

次は、メーカーに依頼して古い仕様で新しい建具を製造してもらう方法です。ただ、イーグルは既に他社に買収されており、当時の仕様通りに製作することが可能かどうかを慎重にやりとりする必要があります。

最後は、他の窓メーカーのリプレースメント・サッシ・キットを使って、イーグルの窓枠内に他社の建具を入れ込むという方法です。この場合、他社の交換キットがイーグルの窓枠に適合するように出来るかどうかが問題となります。調査の際に必要な採寸を行ってきましたが、イーグルは少し特殊な形状をしているので可能かどうかはやりとり次第です。

このうち何れの方法でやるかについては、それぞれの選択肢の可能性を確認して、費用と成功確率・難易度や期間等で考えることとなります。ただ、最低2つくらいはやれる目途を付けておかないと、万一1つがダメという時に次がなくなってしまいますから、判断は材料が揃ってからになると思います。

まあ、それでも3つのうちのどれかで修理は出来るはずですから、現状悲観的には考えてはおりませんが、海外メーカーとのやりとりにはそれなりの時間は必要です。

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バイフォールド・ドアのメンテナンス

こちらは、千葉のお客様からご相談を頂いたバイフォールド・ドアの固定金物部品です。

バイフォールド・ドアとは、収納用クローゼットの折れ戸として用いられるものですが、これの調整が出来ていない輸入住宅が結構あります。

使っているうちに、折れ戸が走る上枠レールが歪んでしまったり、上にローラーが付いたピボット部品のローラーが外れてしまったり、最悪は折れ戸自体が傾いてしまい、ドアを開けられなくなったりしているといった具合です。

今回もバイフォールド・ドアの各部品が破損してしまっているようで、いくつものパーツを調達して欲しいというご依頼でした。ただ、こうした部品を購入頂いても、ちゃんとした取付けやドアの建て起こしといった位置調整が出来なければ、すぐにまた不具合を起こしてしまうかも知れません。

バイフォールド・ドアの金物は、大きさや種類がいろいろありますから、それぞれのおうちに合ったものを調達する必要があって結構面倒ですが、取付け調整はドアの補修をしながらの作業となりますから、調達以上に大変なことも多いのです。

10年に一度くらいは、輸入住宅の専門ビルダーにお願いして、建付け調整や部品の交換をしておくと長く使えるかも知れません。因みに、バイフォールド・ドアの構造自体は単純なものですから、破損等をしていなければ調整は然程大掛かりではありませんよ。

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一般では分からない仕様の違い

このドアレバーは、どちらもクイックセット(Kwikset)社のドアレバー、コモンウェルス(Commonwealth)。

どちらも同じに見えますが、ゴールドの風合いが若干異なっているのが分かりますでしょうか。

写真左が通常の金メッキ仕様、右が錆の出にくい錆防止仕様の金メッキ。どちらも鍵が付いていない空錠と呼ばれるドアレバーなんですが、両方比べなければぱっと見仕様は分かりませんね。

ただ、こうしたドア金物を屋外に面したドアに取り付ける場合、通常の金メッキでは雨ですぐにドアノブ(ドアレバー)が茶色く錆び付いてきます。私たちは、通常錆の出にくい錆防止仕様の金メッキのドアレバーをお客様に供給しますが、購入先によっては通常の金メッキ仕様のものを提案してくる業者もいると思います。

輸入のものは、こうした仕様の違いだけでなく、純正品か互換品かの違いやメーカーによって僅かな形状の違いがあることがしばしばです。こういう時は適材適所の判断が素人では付きにくい場合もありますから、価格だけで購入先を決めずに、信頼がおける専門家から調達することを優先する方が失敗しないかも知れません。

そういった点でも輸入住宅を相談出来るプロとつながりを持つことは、家づくりにおいて大切なことだと思いませんか。

<関連記事>: どんな住宅会社もプロだということではない (2021年1月11日)

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