相談するなら、必要な情報提供を

相談するなら、必要な情報提供を

昨日、ギノー(Gienow)製スライディング・パティオドアの下枠に付いているドアレール及び網戸レールが欲しいというご相談を頂きました。

ギノーはそれ程メジャーという訳ではありませんでしたが、輸入住宅ブームの際にはそこそこ知られた輸入サッシ・メーカーでした。ただ、現在は国内で販売している資材会社はなく、カナダや北米でもサッシの供給をあまりしていない印象です。

今回レール部品が欲しいということで、写真をお送り頂いたのですが、レールのどの部分が欲しいのか、どこまでが一体となっている部品なのか、詳細が全く分かりません。

金属製のドアレールが削れてレール下地が露出していたり、網戸用の樹脂製レールが割れたりしているとのことですが、頂いた写真では分かりません。

ご自身で部品を交換されるとのことですから、一旦これらの部品を外して頂いて、部品の形状や大きさ、寸法などを部品図としてお知らせ頂けると必要な部材を探せるかも知れません。

部品が外せず、正確な形状・寸法も分からないということであれば、部品を手に入れたとしても交換することは出来ませんから、詳細情報の提供が部品調達の試金石とも言えると思います。

本当に修理メンテナンスをしたいとお考えであれば、調達を依頼する先に必要な情報を的確に提供してこそ、その可能性が広がるはずです。

でなければ、私たちも部品がどういったものか分かりませんから、調達可能かどうかも含めて部品をご案内することは叶いません。

勿論、私たちが現場に伺って詳細を調査することも可能ですが、その場合は交通費・宿泊費を含めた出張調査費をご負担頂かなければなりません。

尚、窓メーカーがしっかりしたサービスをしている処であれば、ある程度の情報で交換部材を特定出来ることもありますが、それは今でもメジャーな会社に限られます。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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