お知らせ

完全に壊れていますね

兵庫県のお客様から、輸入の上げ下げ窓用のバランサーが欲しいというお問い合わせをさせて頂きました。

輸入サッシは、ミルガード(Milgard)製のシングルハング樹脂サッシ。

お客様から頂いた写真を見ると、バランサーの吊りヒモが完全に外れてしまい、それによってバランサーを窓枠に固定する為のフックもなくなっている状況です。

こうしたトラブルの原因は、バネが劣化を起こし、バネの伸び縮みが緩慢になったことで、急に窓を開け閉めする動作にバランサーのバネが付いていけず、吊りヒモが巻き上げ用の滑車から外れてしまったのではないかと思います。

それ以外には、吊りヒモが経年劣化で切れてしまったということも考えられますが、何れにしてもバランサーを15年以上使っているでしょうから全ての部品に消耗が見受けられる状況かも知れません。

バランサーは、上げ下げ窓の両サイドにそれぞれ装着されていますが、どちらか一方だけに不具合が起きても、両方共同様に劣化が進んでいます。

片側だけを交換すると、バネ強度のバランスが左右変わってしまい、開閉に支障が生じるリスクがありますから、2本いっぺんに交換することが大切です。

ここで変にケチってしまうと、またもう1本輸入しなければなりませんのでその分費用も掛かりますから、反って損してしまうことになります。急がば回れで、お金を掛けてでも最善の状況にしてあげるのが、長くおうちを維持する秘訣です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、定期的又はスポット的な現状調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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今年もシロアリの季節になりました

毎年、ツツジやサツキの花が咲く季節になるとご案内をさせて頂いておりますが、この時期になるとシロアリが羽化して巣(コロニー)から飛び出してきます。(尚、花とシロアリは時期が同じですが、無関係です)

飛び出してくるのは何千匹という単位ですから、数匹見かけたというくらいだと巣から遠く離れた場所かも知れません。

こうした現象は、シロアリがコロニーから自立して別の場所にコロニーを増やす為に行われますが、羽アリの殆どはそのまま死んでしまい、巣を作れるのは非常に僅かしかおりません。

またそうしたシロアリたちも建物の中や近い場所で巣を作らない限り、自然環境(お庭の遠い場所や近所の林)にコロニーを作っても問題になることはありませんし、それは逆に生態系上正しいことです。

それよりもこの時期大切なことは、建物内やその近くに巣くった元々のコロニーを見付けて叩くことです。多くの羽アリが飛び出してくるのはこの時期だけですし、そこに巣があると分かるのも年に一度しかないのです。

シロアリは非常に弱い生き物ですから、局所的に薬剤を使うなどして叩いてしまえば、被害がそれ以上広がることはないのです。ただ、叩き洩れや場所の相違があるとその効果はありませんので、敷地全域に薬剤を撒くというのもあまり意味がないことになります。

この時期、大手の駆除業者のTVのCMが多くなります。ちゃんとした業者さんをしっかり見付けて、適正な値段で適切に駆除をするようにして下さいね。

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やり替える以外方法はない?

名古屋市のお客様の輸入住宅で、レンガタイルの外壁の不具合について相談がありました。

新築時の仕様書などがないみたいで、どこのどんな材料が施工されているか分からないということでしたが、タイル下地がウレタンパネルという感じからして、岡本インターナショナルさんがカナダから輸入・販売していたパンブリック(Pan Brick)ではないかと推察されます。

比較的安価で本物のレンガの雰囲気が感じられるということで、結構輸入住宅に取り入れられるケースが多かったように思います。ただ、10年くらい前に岡本さんが廃業されてしまったようで、今は材料も何も手に入れることが難しくなっています。

それにこのウレタンパネルというのが少々厄介で、いわゆる発泡スチロールのようなものですから、太陽の熱などによって素材が縮んで小さくなってしまうというリスクが生じます。

それによって、下地パネルがブリックタイルの重さに耐えられなくなって、徐々に構造から剥がれたり下がったり、パネル同士のつなぎ目に隙間が空いてきたりしますから、壁の中に雨水が浸入するといったトラブルも発生します。

勿論、ウレタンパネルが変形すれば、タイルの接着剤も効かなくなりますので、壁のタイルが脱落するという不具合も起こってしまいます。

最も簡易で安価に直すとすれば、下地パネルをパテやモルタルで平らに均しておいて、その上に脱落したタイルを張り直すというやり方になりますが、またパネルが痩せてしまえば再度修理を行わなければなりませんし、それが何度も起きる可能性が高いと思います。

勿論、脱落したタイルが全て再利用出来るという前提でないと、張り直したはいいが、途中で足りなくなるということが一番危険です。しかしながら、既存のタイルや下地を全部剥がしてやり直すとなると、その手間や材料からして結構な費用と時間が掛かります。

また、ウレタン材とタイルを合わせた外壁材の厚みが結構あるでしょうから、それと同程度まで厚みを持たせないと、タイルを張っていない部分の外壁や屋根の軒との取り合いがきれいに納まらないと思います。

どうやってこれをきれいに納めて、将来同じようなトラブルが起こらないようにするかは、一度現地へ調査に行って考えるしかないように思います。

パンブリックの外壁材で不具合があるというおうちのご相談に乗らせて頂きますが、費用と時間が必要だということを予めご理解下さいね。

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ロックを外すと再施錠が難しい

新潟県のお客様から、輸入のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の鍵の調子がよくないというご相談を頂きました。

輸入サッシは、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッド木製サッシ。

写真がそのロックケース(ロック金物)ですが、ハンドルに付いているレバーを下げると、ロックケースからフック状のロックラッチが飛び出します。

それが受け金物に引っ掛かって鍵が掛かるという仕組みですが、こちらのものは鍵が掛かったままの状態でその鍵を解除してしまうと、再度鍵を掛けようとしてもうまく鍵が掛かってくれないということのようです。

この場合、レバーを動かしてもロックラッチの飛び出しが十分出来ないというトラブルの場合と、鍵が掛かる位置がずれてしまって鍵が掛けづらくなっているという場合、またその2つの不具合が複合的に重なっている場合の3通りの問題が考えられます。

そのケースにしても、このままにしておけばそのうち鍵が掛かったまま外せなくなるとか、逆に鍵が常に出来ない状況になるとかということになれば、生活上又は防犯上の心配が生じますから、早急に問題解決する必要があるように思います。

ただ、お客様自身がロックケースを交換することが出来ても、鍵の調整やドアの建て起こしの調整をするということまで出来るかどうかは少々ハードルが高いかも知れません。

勿論、お客様からの要望があれば、部品のみの供給も可能ですが、状況からして単純な交換で直る問題ではないような気がしますから、また追って調整作業をご依頼頂くことになるかも知れません。

確かに、遠くまで伺う出張旅費はもったいないように思われるかも知れませんが、これからの家のメンテナンス方法を教えてもらったり、これ以外の気になる問題を質問したりする機会はそうそうないと思いますから、私共のような輸入住宅の専門家におうちを見てもらうということは、費用以上のものがあるかも知れません。

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インテグリティのバランサー

愛知県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、ダブルハングサッシに装着されたバランサー(吊り金物)の交換を行いました。

輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)製のインテグリティ(Integrity)ファイバーグラス・クラッド(アルトレックス Ultrex)木製サッシ。

マーヴィンが日本から撤退した今、なかなかバランサーも入手しづらい状況になっていますが、古いインテグリティ用のバランサーを調達して今日ようやく作業してきました。

写真は、サッシの側枠にある溝に埋め込まれているバランサーの様子です。室内側のバランサー(下窓用)は、屋外側のもの(上窓用)に比べてバランサーの長さが若干長くなっています。

それは、下窓建具はサッシの下側に来る為、バランスチューブが短いと下窓を一杯まで下げた時にバランスチューブの端が見えてしまい、見た目の納まりがよくありません。その為、バランサーを少し長くして、下窓建具がバランスチューブに少し被るようにしているのです。

(尚、上窓建具は常にサッシの上の方にあるので、バランスチューブは建具に隠れて見えない状況となります)

マーヴィンのサッシは、いろいろなシリーズがありますし、旧製品と現行品とでも使われている部材が違います。

同じマーヴィンのダブルハングサッシでも、バランサーはそれぞれ違うものとなりますから、適合するバランサーをちゃんと選択した上で、建具のサイズや重さに合わせて長さやバネ強度も考える必要があります。

また、バランサーの取り付け・取外しは、結構経験がないと難しい作業ですから、経験のないお客様がいきなりやろうとしても無理があるかも知れません。

バランサーの交換は、どんなメーカーのサッシでも15~20年を目安に行う必要がありますが、まずは私共のような専門家に相談してやってもらうことをお勧めします。

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トップガイドがないとバランサーが固定出来ない

名古屋市のお客様の輸入住宅にお邪魔して、上げ下げ窓のバランサーの交換を行いました。

輸入サッシは、メーカー不明の樹脂製シングルハングサッシ。

バランサーは無事に交換を完了したのですが、建具の両サイドに付いている樹脂製のトップガイドという部品が割れて一部なくなっていました。

このトップガイドと呼ばれる部品は、サッシの両サイドに装着される長い金属製のバランサー(吊り金物)を建具の横から飛び出さないように固定しておく為の大切な部品です。

つまり、これがなくなったり部分的に欠損してしまったりしていると、バランサーを固定出来ず、窓の開閉が出来なくなってしまいます。

今回は、何とかバランサーが建具に引っ掛かって辛うじて固定することが出来ましたが、近い将来何かの拍子にバランサーが上に飛び出してくるかも知れません。

(因みに、トップガイドの上には建具の上端(トップガイドのストッパー)があるはずなんですが、古いバランサーが上に飛び出した際に、ここを突き破ってしまったみたいです)

トップガイドは種類も大きさも様々ありますが、こちらのものは幸いアメリカから調達することが出来そうです。バランサーと同様に15~20年くらいで交換が必要なトップガイド。出来れば、一緒に交換メンテナンスをしておきたいものですね。

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薄い破片が落ちています

岐阜県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシや輸入ドアの修理調査を行ったという話の続きです。

こちらは、メーカー不明の輸入の樹脂サッシなんですが、格子入りのペアガラスの中にたくさんの薄い破片が落ちています。

これは、ペアガラスを接着している気密スペーサーと呼ばれるものが劣化して細かく剥離したものなんですが、ペアガラスの中に雨水や湿気が入り込んで、内部結露を起こしたことが不具合の原因です。

こうなると、ペアガラスを元通りにすることは出来ませんから、ペアガラスを交換する以外に修理する方法はありません。勿論、このまま不具合を放置していると、ガラスとガラスとの接着が失われそれぞれのガラスが動いてくる恐れがあります。

サッシの建具を分解して、ペアガラス全体を露出させた上で、ガラスの正確な寸法を計測することが第一です。その寸法で新しいペアガラスが出来上がったら、ガラスを交換して屋外側の防水処理を行えば、修理は完了です。

ただ、一連の修理には特殊な工具や輸入の補助材料も必要となってきますから、私共のような専門家に依頼して施工してもらうことが大切です。

でないと、場当たり的に適当にガラスを交換することになり、またガラスが防水不良を起こしたり、ガラスが建具にしっかりと固定されなかったりしますので、後々問題となるかも知れません。今回は、こうしたガラスが3ヶ所ありましたので、それぞれ修理を行う予定です。

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ペアガラスの採寸終了

神奈川県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入ハメ殺し窓のペアガラスの採寸調査を行いました。

輸入窓は、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッド木製サッシ。

窓のペアガラスの室内側のガラスが熱割れで割れが入ってしまったようで、ペアガラスが装着された建具を交換するというのが常道ですが、メーカーが交換用の建具を供給してくれない状況になっていました。

ですから、ペラが推奨する建具全体の交換ではなく、ペアガラスのみを交換する為に外装のアルミカバーを慎重に外して、ガラス全体を露出させました。

写真がその様子ですが、薄いアルミカバーを変形させることなく、建具の木枠やペアガラス全体が確認出来るようになりました。

その際、アルミカバーの下に隠れていた建具の木枠に、雨染みの跡が若干付いていましたので、ガラス交換した後に外装の防水処理をしっかり行うことも忘れてはいけません。そうしないと、今度は雨漏れで建具の木が腐ってしまうなんてことになりますから、注意が必要です。

そして、交換用のペアガラスを用意する為には、ガラスの幅や高さだけでなく、ペアガラスの奥行(厚み)も計測しなければならないので、巻き尺だけでは採寸は出来ません。

ただ、採寸の為にペアガラスを建具から外してしまうのは、雨漏れリスクの問題が生じる可能性が大きくなりますので、調査段階では行いません。

私たちはペアガラスの厚みを計測する為の特殊な道具を持っていますから、ガラスを外すことなくペアガラスの寸法を確認することは可能です。

新しいガラスが出来次第、またお邪魔して交換・復旧のお仕事をさせて頂くことになりますが、同様に輸入サッシのペアガラスの破損でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

<関連記事>: 分解出来るかなぁ~ (2026年2月26日)

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見た目は大したことなくても、中は空洞

岐阜県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシやドアの修理調査を行いました。

メーカーについてははっきりした情報がないのですが、使われている材料や部品については特定が可能ですから、修理は問題なく出来ると思います。

写真は、調査を行った両開きの木製フレンチドアの吊元です。外壁の塗り替え工事中だそうで、外に足場が立っていてあまりドアを開けることが出来ませんでしたが、ドアの下框と横框のつなぎ目や横框の下部に黒ずみや欠損が見受けられます。

欠損はドアが下がってきた為に敷居にドアが当たっていることで、開閉の際に欠けてしまったのですが、木製の框材の中は空洞が出来ています。

これは、木製のドアに雨が継続的に当たり、ドアに入ったガラスの周囲から雨水が木の框の中へと浸入していったことで、中から腐りが発生したものです。

こうした腐りは木の内部で起こり、それが表面に現れるまでには時間が掛かります。そして、黒くなった雨染みが目に付くようになった頃には、中の木は補修出来ないくらいに腐っているという状況になります。

今回のおうちはログハウスですから、セトリングと呼ばれる建物の沈み込みによってドアの開口が圧し潰される状況になっていますから、構造の変化に合わせてドアの高さを僅かにカットする必要があります。

それを行うと同時に、ドアの下端の木を取り替えるということを行う予定です。ただ、こういう案件が最近多く、仕事が混み合ってきていることから、ダブルドアの修理に取り掛かるには少々お待ち頂く必要があります。

お急ぎの方も多いとは思いますが、ご相談頂いた順番に直していきますので、お時間についてはご容赦頂きたいと思います。

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摩耗すれば、ドアが下がります

愛知県にお住まいのお客様から、輸入住宅の玄関ドアをメンテナンスしたいというご相談を頂きました。

木製の玄関ドアが下がってきていて、ドア下の敷居に擦るばかりか、鍵の調子も悪くなってきているとのことで、鍵部品が壊れる前にドアの調整をして欲しいということでした。

写真は、玄関ドアを支えているドアヒンジですが、蝶番同士が噛み合う部分が摩耗して金属が減っているのが分かりますでしょうか。

こうなると、ドアを開いたり閉じたりする時に敷居にドアが引っ掛かるようになり、ドアが下がった分ドアラッチ(鍵爪)やデッドボルトバー(カンヌキ)の位置が、ドア枠側の差し込み穴(ストライク)の場所とずれてしまい、ラッチやバーがうまく穴に入らなくなります。

無理に穴へ入れようとすると、今度は穴から抜けなくなったり、鍵が壊れたりしますから、ご自身で何とかしようとするのは危険です。

まずは、私共のような輸入住宅の専門家に相談をして頂き、適合する輸入ドアヒンジを調達した上で、交換・調整作業をお願いするのが一番安心です。

またその際は、周囲のドア枠に付けられているウェザーストリップ(気密パッキン材)も新しいものに交換したり、木製ドアの防水塗装を一緒に行えば、尚更修理はベターです。

勿論、DIYで自分でやるということは素晴らしいことですから、出来るだけやって頂きたいと思いますが、ご自身でやる前に専門家がどうやるかを見ながら学習して、その次に自分でトライするというのが基本です。

特に、ステンドグラス入りの木製ドアは、重さが60~80kg程度ありますので、自分だけで支えながら作業するのは、相当ハードルが高いですから注意して下さい。

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