お知らせ : ページ 2

装着完了!

今日、岐阜県のお客様の輸入住宅に伺って、修復した輸入サッシの建具を取付けしてきました。

輸入窓は、ローウェン(Loewen)のアルミクラッド木製サッシ。

ケースメントサッシの建具の下枠が腐ってしまい、それを修復した後屋外側の雨漏れ対策を施して、室内側の木部も防水塗装を行い、いよいよ取付けする段階になりました。

写真が窓枠に取付けした様子ですが、何事もなかったかのようにきれいに建具が装着されています。建具の下枠は、全く新しい木で加工したんですが、両サイドの側枠や上枠と見比べても全く違和感がないでしょ。

修理をすると、どうしてもそこだけ新しい感じになってしまうのが普通ですが、それだと取って付けた感じになってしまい、如何にも修理しましたって感じになりますよね。美しい仕事は、どこを直したのかご家族さえも気が付かないというのが理想です。

勿論、美しいだけでなく、将来同じようなトラブルが起こらないように万全の対策を行うこともプロの仕事です。窓にピッタリはまって開閉も以前よりもスムースで軽いって、気持ちいいですよね。因みに、ロック金物も破損していたので、こちらも交換しました。

<関連記事>: 枠が腐っていたとは思えないでしょ (2025年6月22日)

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穴を明ける人、結構います

名古屋市のお客様から、トイレドアとして設置した輸入ドアをメンテナンスしたいというご相談を頂きました。

室内用の輸入ドアは、メーカーこそ分かりませんが、中が空洞になったHDFで出来たハローコア・ドアと呼ばれる安価なドアです。

日本だとフラッシュ・ドアといった言い方をされるドアですが、アメリカではホームセンターなどでも簡単に手に入れることが可能です。

この手のドアは、デザインも数種類に限られていますし、サイズも規格化されていますから、どこのドア・メーカーで作られたものでも既存のものと同じデザイン、同じ寸法で手に入りますので、既存のドア枠にピッタリ適合します。

今回は、ドアに何かをぶつけたか、誰かが蹴飛ばしたか、その原因は不明ですが、ドアに大きな穴が明いています。こうなってしまうと、穴を埋めるという訳にもいきませんから、ドアごと交換になってしまいます。

ただ、比較的安価ですから、多分補修をするより交換した方が簡単で安く上がるかも知れません。

ドアを交換する際は、ドアヒンジ(蝶番)の取付け位置やドアレバーの取付け穴の位置、ラッチ用の穴明けなどが必要ですし、ドアも仕上げの塗装をしなければなりません。(入荷するタイミングでは、ドアは下塗り塗装のみ)

こういう場合、建具屋さんや大工さんにドアの吊り込みや金物類の取付け調整をやってもらうことになりますので、本体代よりもそういう費用の方が高いくらいだと思います。

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中から腐ってきたのが分かります

千葉県のお客様から、輸入サッシの腐った建具を修理したいというご相談を頂きました。

輸入窓は、ペラウィンドウ(Pella)のアルミクラッド木製ダブルハングサッシ。

写真がその不具合の様子ですが、お客様が手に持っていらっしゃるのが腐って外れた木製建具の下枠です。

写真では表面的には何も問題はなさそうですが、裏返しにすると木はボロボロだと思います。それは、その下枠が付いていた場所の状況を見れば分かります。

10年以上前から雨漏りをしていたのでしょう。ペアガラスが完全に露出した状態になっていますし、木枠が粉々に小さく砕けています。

こういう場合、私たちは木枠を加工して修理を行うよりも、ペラに依頼して新しい下窓建具(障子)を作ってもらうことをお勧めしています。(マーヴィンのようにメーカーが建具製作をしてくれない場合は、修理する以外にはありませんが・・・)

一見木枠を修理した方が安く上がるようにも思いますが、それを行う為には現場へ伺って不具合のある建具を引き取ってこなければなりません。

ということは、私たちが持ち帰って修理をしている間、窓がない状態になりますから、その開口部を養生して防雨・防犯対策を行う費用が必要です。

また、建具の修理が完了したら、また現場に伺って養生を撤去し、建具を装着しなければなりませんので、現場へは2往復することになり、その分の交通費や宿泊費も掛かってしまいます。

そういう状況だと、修理しても建具を新しくしても然程費用が変わらなくなってしまいますから、新しいものに外部の防水処理を施し、木部に防水塗装をしてやった方が窓そのものの寿命も延びてメリットがあるのではないでしょうか。

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地下水は止められない

名古屋市のお客様から小さな門柱や塀を修理したいというご相談を頂きました。

写真はそのうちの門柱部分ですが、急な下り坂になった道路の脇に2つ並んで立っています。

中身はブロックかコンクリートで出来ていて、その表面をジョリパットと呼ばれる塗り壁材で仕上げてあります。

ご覧のように、門柱の最下部のジョリパットが剥がれてきているのが分かります。また、高い方の門柱もつなぎ目らしき部分に、石灰分(カルシウム)の染み出しが見受けられます。

ただ、この表面を剥がして単純にジョリパットを塗り直しても、また同様の不具合が起こる可能性が高いと思います。それは、この門柱があることで、上から流れてきた地下水が堰き止められ、門柱の中に水分が過度に入り込んでいることが原因だからです。

地下水と言っても殆どは浅い場所を流れる雨水なんですが、地面に染み込んだ水は徐々に低い方に移動していきます。

こういう場合は、門柱を一旦撤去して、そこを防水材で囲うなどして、流れてきた水が門柱に入り込まないようにしてやる必要があります。(行き場を失った水が、流れていける場所を作る必要があります)

ただそうなると、一旦敷地や階段に張られた石材を剥がさなければなりませんから、結構な工事となってしまいます。そこまでして完璧に直すか、それとも不具合が生じたら都度こまめに直すか、その判断はお客様に相談するしかありません。

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一度腐朽菌が入ると、ダメですね

岐阜県のお客様の輸入住宅に伺って、輸入サッシの上窓建具を交換してきました。

輸入窓は、アンダーセン(Andersen)の木製ダブルハングサッシなんですが、随分前に雨漏れで腐った下窓建具を交換しています。

今回はそのサッシの上窓建具が腐ったということで、交換することになりました。

下窓建具を交換した際、実は上窓建具の屋外側のガラスの周囲をちゃんと防水処理しておいたのですが、今回それが腐ったということで少々ショックを受けました。

現場で腐った上窓建具(障子)を外してその状態を見たのですが、ガラスの防水処理自体は汚れこそあれ目立った損傷はありませんでした。

ただ、上窓建具の木製の下枠が脱落し掛っており、明らかに中が腐ってきてるという感じでした。恐らく、前回下窓建具を交換した際は、上窓建具の方は少し表面が黒っぽい感じだけだから、防水処理をして様子を見ましょうということにしたと思います。

でも、今回その仏心が仇になった気がします。既に下窓が腐っているということは、上窓にも強い雨が当たっており、雨漏れしている状況は同じと考えるべきでした。また、表面が黒くなっていたということは木枠の中が腐ってきている証拠だと思うべきでした。

お客様に余分な負担を掛けたくないということで、下窓建具だけの交換をした訳ですが、一旦腐朽菌が木の中に入ってしまうと、それがなくなることはありませんから、防水処理をした処でその進行を緩やかにするだけで、腐るのを完全に止めることは出来ないと考えるべきでした。

今回、下窓同様、上窓建具を新しいものに交換して、外はガラス防水、室内は木部専用外部防水塗料のティンバーケアで塗装しましたから、将来同じことが起こるリスクは少なくなったと思います。

年々輸入部材の値上がりが激しくなってきている昨今、ダメだと思ったらちゃんと交換しておく方が後々の心配や負担も減らせるかも知れません。

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張り替えだけでは直りません

愛知県のお客様の築30年近い輸入住宅で、窓周辺の補修と防水処理のメンテナンスを行ってきました。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のアルミクラッド木製サッシ。

弓なりの形をしたボウウィンドウと呼ばれる4枚ケースメントサッシですが、ボウウィンドウが張り出している場所で外壁材のコンクリート・サイディングが塗装と共に薄っすら剥離しました。

こういうトラブルの場合、中から外の方に水がじわじわ染みてきて、その水がどうにか外に出ようとしてサイディング表面と塗装を剥がしたということだと考えられます。

張り替えを行う際に、一度サイディングを剥がしてみたのですが、やはり中の木材や構造用合板にも雨が染みておりました。

まだ交換する程ではありませんでしたが、このまま新しいサイディングでフタをするだけだと、また雨が浸入して中まで腐らせてしまうかも知れません。

では、この雨水はどこからサイディングの裏に回ってしまったのか?それは、サッシの窓枠のつなぎ目や隙間からだと判断出来ます。

一見サッシには何も問題がないように見えますが、それが正しい判断を出来なくする要因です。私たち ホームメイドは、こうした窓枠の弱点箇所を防水処理すると共に、窓の建具のガラスの周囲も念の為防水処理を行いました。

漏れに対処するのが本来の仕事ではありますが、将来必ず起こるであろう建具からの雨漏れによる木部の腐りやペアガラスの内部結露を未然に防いであげるのも大切な役目です。

お客様からはその分の費用を頂いてはおりませんが、それを知らぬ振りでやらずに帰ってしまうのは、私の良心に反します。

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足元に付いています

滋賀県のお客様から、輸入のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の部品が欲しいというご相談を頂きました。

輸入窓は窓メーカー不明ですが、まずはどんな部品か写真を送って頂きました。

掃出しサッシのロックは、通常ハンドル部分に付いているケースが多く、こちらのサッシもドアハンドルにロックレバーが付いていますが、それとは別にドア下の召し合わせ部分にこちらの補助ロックが付いています。

ドアレールの処に穴が明いていますが、そこにロックバーが差さってドアを動けなくするという仕組みです。こういった補助の鍵は、アメリカでも後付け用として販売がされていますが、製造時に付けられていることも珍しくありません。

輸入の掃出しサッシは、ペアガラスが強化ガラスで出来ていますし、ハンドルロックもモーティスロックと呼ばれる防犯性が高い鍵が付いていますから、空き巣が侵入するのは難しくなっています。

更にこうした補助ロックが目に入りづらい場所に付いていると、なかなか部屋への侵入は大変かも知れません。(但し、何でも壊されればそれを防ぐことは出来ませんから、過信は禁物です)

今回ご相談頂いたロック部品は、まだサイズや数量などの詳しい内容を伺っていませんので、調達可能かどうかは分かりませんが、汎用タイプの補助ロックのようですから、何とか手に入るように思います。

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どちらもそろそろ交換です

名古屋市のお客様から、輸入ドアのドアラッチが欲しいというご相談を頂きました。

ドアラッチは、クイックセット(Kwikset )のドアレバーに装着されている頭部分にフェースプレートが付いていないドライブイン・ラッチと呼ばれるものなどでした。

写真は、そのドライブイン・ラッチですが、鍵爪部分が僅かに飛び出しているだけで、完全には出切っていない状態です。また、ドアレバーも水平の位置になく、先が少し下がった状況ですので、内蔵されているバネが弱ってきている感じです。

丸い頭のドライブイン・ラッチからすると、このドアレバーは20年以上前に施工されたもののように思いますから、そろそろ全部を交換するタイミングかも知れません。

使用頻度や日頃の手入れにも拠りますが、基本的にドアレバー(ドアノブ)は20~25年程度で定期的に交換する消耗品です。ドアラッチも、15年程度で経年劣化してくるかも知れません。

取り敢えず、ドアレバーは少しバネが弱っている程度ですから、すぐに交換が必要という訳ではありませんが、ドアラッチはもう限界だと思います。私たちが古いタイプのドライブイン・ラッチを海外から調達することは、今でも可能です。

ただ、このデザインのドアレバー(コモンウェルス)は、既に廃番になっていますので、違う新しいデザインのものに順次交換していく必要があります。

<関連記事>: このタイプは、もう寿命です (2025年7月6日)

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枠が腐っていたとは思えないでしょ

昨日のブログ記事に引き続き、岐阜県のお客様からお預かりした輸入サッシの建具修理について書かせて頂きます。

輸入窓は、ローウェン(Loewen)製アルミクラッド木製サッシのケースメント。

昨日はアルミの外装側を防水処理した様子をお伝えしましたが、今日は室内側の木部を塗装した様子をお見せします。

木部は木目が薄っすら透き通ったようなグレーのフロストカラーで塗装をされていましたので、加工して新しくした白木の部分を如何に古い木部と馴染ませるように塗装するかが課題でした。

勿論、防水塗装にしないと意味がありませんから、白いティンバーケアに色の顔料を混ぜて、グレーの色を調色しました。写真が塗装を終えた様子ですが、塗装が美しく仕上がっているのが分かりますか。

分かりづらいですが、下地の木目も薄っすら見えて、ちゃんとフロストカラーになっています。

ただ、今回全面に防水塗装を施しましたので、薄汚れていた部分や塗装が剥げていた部分も全てきれいに塗り直せています。ですから、建具は新築時に匹敵するくらいに仕上がっていると思います。

お客様のおうちから引き揚げてきた時は、建具の下枠部分が中まで完全に腐っていましたから、こんなにちゃんと出来ているとお客様もビックリされると思います。将来同様のトラブルが起きないように、手間暇掛けて仕上げていますから再度窓枠にこれを装着するのが楽しみです。

<関連記事>: 残すは、特殊な木部塗装 (2025年6月21日)
<関連記事>: 装着完了! (2025年7月1日)

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残すは、特殊な木部塗装

岐阜県のお客様の輸入住宅から修復の為預かってきたケースメントサッシの建具修理も佳境に入って参りました。

輸入窓は、ローウェン(Loewen)のアルミクラッド木製サッシ。

写真は、修理の為に外してあった既存のペアガラスを、修復を終えた建具に再装着した様子です。

ガラスの脱着には、室内側の木製押縁材(ガラス押え)を外さないと出来ませんが、ガラスを割らないように、そして木の細い押縁材を折らないように、作業を進めないといけないので、緊張と慎重が要求されます。

その作業をうまくクリアした後、今度は屋外側のガラスの周囲等を防水処理するのですが、ガラスの周囲には黒いパッキン材が付けられているので、クリアの防水材ではなく防カビ剤入りの黒い防水材を使用しました。

ただ、白いアルミカバーのつなぎ目も防水処理をしないといけないので、そこまで黒い防水材を使ったのではデザインがおかしくなってしまいます。ですから、そこの部分は黒い防水材が乾いた翌日に、クリアの防水材を使って目地込めしました。

手間は余分に掛かりましたが、オリジナルの見た目を壊すことなく、黒い縁取りでガラスが引き締まったように見える美しい仕上がりとなりました。

最後は霜が降りたようなグレーのフロストカラーで木目防水塗装をしたら、サッシに装着する前の作業は完了です。その様子は、またご紹介させて頂きます。

<関連記事>: ローウェンもきれいに直せます (2025年6月13日)
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