お知らせ : ページ 314

窓の遮熱は、結構効果的です

梅雨も明けて、名古屋でも連日猛暑日が続いています。そんな中、毎年やっている窓ガラスの遮熱対策を行いました。

うちの事務所は倉庫の一角にありますから、冬は寒く夏は暑い。当然、アルミサッシの窓ガラスはペアガラスではありませんので、何も対策をしなければエアコンもフル稼働。

でも、これでもう安心。農業用の黒いシートは、太陽の熱を吸収しますし、粗い編み込みになっていますから空気も中に溜まりません。それに意外と室内は暗くならないので、いいことづくめ。

まあ、あとは見た目の問題だけでしょうが、これは人によって意見が異なるかも知れませんから、ご判断下さいませ。そうそう、エアコンの室外機の上にもこのシートを張っています。

簡単な対策なんですが、熱効率は相当改善しますから是非古いアルミサッシのおうちの方は真似してやってみて下さい。それにしても、事務所に比べてうちで建てた輸入住宅は、何もしなくても高性能ですよね。

輸入住宅の新築・リノベーションをご希望の方は、ご相談下さい。

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ドライブイン・ラッチの問い合わせ

ドライブインと言っても、国道沿いの休憩施設ではありません。ドアレバー(ドアノブ)に取り付けられた筒状の丸いラッチのことをドライブイン・ラッチと呼ぶのです。

今回も相当古いドアレバーのラッチが破損したようです。昔の輸入住宅は、このラッチが付いたドアが多かったですよね。ドアノブ・メーカーは分からないということですが、ラッチの形状からしてKwikset(クイックセット)社製だと思われます。

このドアレバーには内鍵のサムターンが付いていますから、トイレのように内側から鍵を掛ける場所に付いていたんでしょう。

それにしても、ゴールドのドアレバー本体はなかなかいい味出してますねぇ。使いこなされると少しアンティークがかって見えるのが、輸入のドアノブのいいところです。

15年くらいすると、国産でも輸入ものでもラッチが壊れてくるものですが、これさえ換えれば結構長く使えるものです。勿論、私たちはこのラッチも交換用に在庫しています。

ただ、たまにドアレバーのバネが切れてブラブラになることもありますから、その時は本体ごと交換ですよ。どんな住宅でもちゃんと手入れをすれば、長く使えるのですから根気よくおうちに付き合ってあげて下さいね。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 輸入ドア・ノブ(レバー)のメンテナンス (2014年2月1日)

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種類が多くて、・・・

どこの輸入サッシ・メーカーか分からないが、網戸のコーナー材が破損してしまったので、何とか調達出来ないかという相談を頂きました。

網戸のコーナー材は、多くの場合プラスチックで出来ていますから、風雨や強い日差しに曝されて経年劣化を起します。

あまり網戸を触らないという人はそれ程気にしていないと思いますが、掃除とかで窓からよく外すという人は、この小さな部品が割れて網戸が壊れてしまうというトラブルに見舞われることが多いのです。

プラスチックが弱くなっているところに、外す時の強い力が掛かってパキッと割れてしまう訳です。

ただ、このコーナー材は、同じような大きさで似たようなデザインの部品がいくつも存在します。それもそれぞれが網戸フレームのサイズや形状に応じて微妙に違いますから、似たようなものでもうまく網戸のアルミ枠に入らないなんてこともあるかも知れません。

網戸のフレームや不具合のあるコーナー材の形状や寸法をしっかり確認した上で私たちにご相談頂けると、よりスムースにお探し出来ると思います。そうしないで適当に注文してしまうと、あとでコーナー材を自分たちで加工しなければ取付け出来なくなりますよ。

まあ、全く同じ部品が北米になくて、加工を承知で注文しなければいけない時もありますけどね。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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アルミの輸入サッシは、珍しい

お問い合わせを頂いたのは、上げ下げするタイプのシングルハング・サッシのバランサー。

吊りヒモの糸は切れていないようですが、それを巻き付けておくプラスチック製の滑車の部分が経年劣化で壊れてしまったらしい。まあ、ここまでは古い輸入サッシでよくある話なんですが、サッシの枠部分を見ると枠の素材は何とアルミではないですか。

アメリカのミルガード社製のサッシなんですが、アルミのタイプはほんと珍しいですね。以前、オーニング・タイプの窓でロック・レバーが折れたというご相談を頂いた時以来、アルミの輸入サッシについては何らお問い合わせはありませんでした。

Milgardと言えば、樹脂製を思い浮かべるのが一般的ですが、断熱性で不利なアルミ・サッシは樹脂製が作られる随分前の製品ですから、お客様が現在まで大切に使われていた様子が窺い知れます。

でも、消耗品であるバランサーは、正常に機能しているものでも順次壊れてきますから、予め予備のものを調達するなどの対処をしておくと、いざという時に安心です。この機会に、是非他のサッシの分も購入をご検討下さいね。

ミルガードに限らず、インシュレートやサーティンティードなどの輸入サッシ、輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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さあ、いよいよ交換です

先日、ベルックスの古い天窓が内部結露を起し、木部も割れて交換しなければいけないという記事を書きましたが、昨日交換用の新しいトップライトが倉庫に到着しました。

30年も前のGGLというタイプの天窓(中央の軸を中心に回転する窓)だったのですが、このタイプは順次廃番になっていく為、オーニングのように下側が開く新しいタイプのトップライトに装換することとなりました。

人の背丈ほどもあるダンボールの箱に入っていますから、結構な大きさだということがお分かり頂けると思いますが、急勾配の屋根に取付ける為慎重に屋根まで上げなければいけません。

また、この天窓には日除けのブラインドも装備します。ここは、屋根裏部屋なので日差しが強くブラインドは必修です。

新築時にはブラインドを取付けしないケースもあるんですが、住んでみてやっぱり欲しいなんてことが多くありますから、天窓を付ける際に一緒に取り付ける方が合理的です。

さあ、来週これを取付けるのですが、後は天気の心配だけですね。因みに来週は、ずっと晴れる予想です。でも、夏場70度以上になる屋根の上での作業は、過酷なんですよ。

あと、トップライトの修理・交換では屋根材との取り合いや防水処理をしっかり考えなければなりませんから、業者選びは慎重に!

Veluxは多少サイズの異なる他社製の天窓とも交換可能ですから、ガラスの曇りや雨漏れでお悩みの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: ペアガラスが曇ったら、修理をしよう (2015年7月15日)
<関連記事>: 新しいトップライトへ交換 (2015年7月31日)

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建て替えか、保存か?

2015年7月23日付のダイヤモンド・オンラインで、「再生へ向かう前衛マンション」という記事が掲載されていた。

そのマンションは、東京・銀座に建つ1972年竣工の「中銀カプセルタワービル」。設計は、かの有名な黒川紀章である。2本のシャフトにカプセル型のワンルームの住戸が取り付けられた一風変わった形状をしている。

既に老朽化がひどく、2007年には建て替えの決議がされているのだが、権利関係が複雑で費用もかさむ為未だに解体工事も始まっていないという。ただ、ここ何年かの間に少し事情が変わってきたらしい。それは、この変わった建物を修繕しながら残していこうという住人たちが表れてきたというのだ。

給湯は全館で停止しているし、給水も一部の住居に限定され、エアコンも個別に対応するしかない状況の中でも、この建物に愛着を感じている人が引っ越してきたりもするらしい。

さて、こういうシンボリックなマンションでは、こんな面白い現象がみられる訳だが、一般の古いマンションはどうだろうか?既に老朽化が進み、建て替えや修理の必要性に駆られている状況の中、殆ど前に進んでいないというのが実情だろう。

ここでも問題のキーワードは、「愛着や熱意」だと思う。

一戸建てにしてもマンションにしても、愛着の湧かない建物は、廃墟化するか解体されるしか道はない。その為には、素材だけでなくデザインやセンスというやつが、非常に大切だと私は思います。

そういう建物しか、これからの日本には残っていかない。そう思うのは、私だけでしょうか。美しい輸入住宅のデザインをご希望の方は、ご相談下さい。

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爪が出ないドライブイン・ラッチ

クイックセット(Kwikset)社製の内装用ドア・レバーが付いた白いドア。

このレバーに装着されているラッチ(バックセットとも言う)は、ラッチの先が丸いタイプのドライブイン・ラッチです。

輸入・国産を問わず通常のドアノブのラッチには、フェース・プレートと呼ばれる長方形の金属板が付いていて、それをドアに固定するという方式を取るのですが、ドライブイン・ラッチは丸い頭をラッチ用の穴に差し込むだけという手軽さから、古い輸入住宅の多くに採用されました。

でも、このドライブイン・ラッチという商品は、国内では殆ど見かけなくなりました。どうしてそうなったかは不明ですが、メーカーサイドでもドライブイン・ラッチを前面に出して宣伝することはないと言っても過言ではありません。

ですから、ラッチが壊れて修理に困っている輸入住宅ユーザーは潜在的にたくさんいらっしゃるように思います。

輸入ドアノブのラッチ購入でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 輸入ドア・ノブ(レバー)のメンテナンス (2014年2月1日)

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ガレージ・オープナーのギアは、消耗する

先日、あるお客様からガレージ・ドアの電動モーターの部品が破損したので交換したいという相談を頂いた。

写真が不具合のあるギアの部品なんだが、樹脂製のギアの山が摩耗してしまっている。

このガレージ・モーターの会社はリフトマスター(LiftMaster)というメーカーだが、北米でも日本でもメジャーな製品です。

でも、ここの部品はプラスチック製ということもあって、結構交換が必要になることが多いようです。まあ、金属製にしたところで、ギアというものは何れ摩耗するのが必然ですが・・・。実際に何年も前に、古いお客様からギア等の交換をお願いされたことがありました。

恐らくこのトラブルの原因は、経年劣化だけでなくモーターに必要以上の負担が掛かった為ではないかと思います。トーション・スプリング(ドアを吊り上げる為の強力なバネ)が弱くなったことによる引き上げ力の低下や引き上げワイヤーの伸び、ガレージドアの左右バランスの不均衡、ドアのガイド・レールの歪みなどを定期的に点検・調整することでトラブルを少なくすることが可能なんですが、お客様は殆ど無関心というのが実情です。

電動オープナーは、新しいタイプに切り替わるのが比較的早い製品のように思いますから、古い製品に不具合が発生しても部品だけの交換が難しく、モーター全体を交換する必要があるかも知れません。

でも、オープナーの施工時期やメーカー名、品番等の詳しい情報を予め収集しておくと、代替の部品をアメリカで探せる可能性は大きくなります。ガレージ・シャッターを含めて、機械ものは必ず点検・修理が必要となります。その時に備えて、住宅メーカーとの連携や情報共有をしておくことは、大切な家づくりだと思います。

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アメリカの街並みへの憧れ

最近、トヨタのハイブリッド・カーのCMに「トヨタウン」と称する街並みが出てきますよね。

よーく見ると、古きよき60年代のアメリカを彷彿とさせる明るく美しい街並みが車のバックに映ります。敷地の周りには柵もなく、美しく手入れされた芝生がずっとつながっているかのような景色です。

既に戦後という時代は終わり、21世紀になったというのに未だに日本人はあの強かった頃のアメリカに憧れを抱いているんですね。かく言う私も、アメリカン・ドリームの時代である50年代から60年代のアメリカは、潜在意識の奥底に染み付いているような気がします。

一番活発でお洒落な文化は、今なお色褪せていないと感じます。だからこそ、50年も前のアメリカの景色を背景にして、トヨタが自動車の販売CMを作っているんです。

エルヴィス・プレスリーやマリリン・モンロー、JFKやアメリカン・グラフィティ。どれを取っても私たちの心のどこかに、懐かしさや憧れを感じさせてくれるものばかりです。そういう気持ちを日本人が持ち続ける限り、私たちが手掛ける北米タイプの輸入住宅も、廃れることなく残っていくのではないでしょうか。

因みに、今流行りのシンプル・モダンの建築もヨーロッパからアメリカに渡ったものが、日本にも来ているんです。アメリカやヨーロッパの日本への文化的影響というものは、計り知れませんね。

こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

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日本人って、マニアックなことが好きな民族です

昨日、とある経営の勉強会の一泊研修で、滋賀県長浜市にある黒壁スクエアという商業エリアを訪れました。

日曜ということもあり結構な人出でしたが、私はこんな場所があるなんて全然知りませんでした。東京や大阪でなく、こんなに都会から遠い処に、それもこんなにたくさんの人がやってくる場所があるというには、やっぱり訳があるんですね。

その一つが、海洋堂フィギュア・ミュージアム。

何か変な人が、北斗の拳の「ケンシロウ」の前で戦いを挑もうとポーズを取っていますが、こういう人もやってくる言わば聖地なんですね。アニメ・オタクであり、フィギュア・オタクである私の子供に聞いたら、やっぱり知っていましたねぇ。

施設の中には、これから発売されるフィギュアなどが処狭しと並べられていて、それも相当凝った造りになっています。そこには、造り手の想いやこだわりといったものの他にこういうものを造りたい、こういうものを世の中に見せたいという「大好き」という気持ちが感じられるんですね。

モノづくりというものは、やっぱりお客さんに金額以上の驚きや感動を与えられないといけないのかも知れません。私たちのような小さな中小零細ビルダーに至っては、そこしか生きる道はないと思います。

知る人ぞ知る海洋堂フィギュア・ミュジアム。こんな存在が私たち 輸入住宅ビルダーの進むべき方向を教えてくれているのかも知れません。まあ、私がどこまで輸入住宅でマニアックになっているかは、輸入住宅オタクの皆さんの判断にお任せしますが・・・。

こうした私の考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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