お知らせ : ページ 313

屋根も一部張り直しました

ベルックス(Velux)の天窓交換に伴い、カラーベストを張り直した屋根の写真がこちら。

古いトップライトの窓枠ごと屋根から外して新しい天窓に交換する際には、屋根材の下にもぐりこんでいる水切り下地(防水鈑金材)を一緒に外す必要があります。

その為、天窓周りの屋根材を部分的に撤去して、天窓本体や水切り材を外し、屋根下地の防水用アスファルト・ルーフィング(防水シート)を補修したり、新しいものに入れ替えたりします。

そうした一連の防水下地処理を行った上で、屋根材(ここではカラーベスト・コロニアル葺き)を天窓の周囲に張り直すという作業をして完成です。

ただ、古いカラーベストの場合は、既にオリジナルの塗装と違った色で塗られている場合が殆どですから、必要あれば屋根全体を塗り直すか、張り直した一部分のみ色合わせの塗装をするかを選択する必要が生じます。

勿論、色の違いがそれ程気にならないようでしたら、塗装をしないでそのままお使い頂くことも可能です。

こうしたメンテナンスの仕事は、将来の雨漏れが起らないように最大限配慮しなければなりませんから、正しい手順でしっかりと施工出来るビルダーにお願いすることが最も大切だと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンスでお困りの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 新しいトップライトへ交換 (2015年7月31日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

モーティシー・ロックの不具合

あまり日本ではお目に掛かれないカナダ ACAN社製の輸入サッシ。結構お値打ちで品質もまずまずでしたから、この窓メーカーのものはよく使わせて頂きました。

でも、何年か前に突然ACANが事業を止めてしまい、アフターサービスを含めて全く対応が利かなくなりました。まあ、アメリカに限らずどこの国の製品でも、メーカーがなくなればどうしようもない訳ですが、ずっと使っていただけに辛いものがありました。

そんな状況の中、名古屋市守山区のお客様の輸入住宅に取り付けた掃出しサッシのロックがバカになったという案内を頂きました。見させて頂きましたが、恐らくロックセットの中に仕込まれた小さなバネが飛んでしまったような感じです。

取り敢えず、ロックも手動で出来るという状態のようですから、急ぎどうにかしなければならないということはなさそうですが、セキュリティを考えれば早めに交換手配をしなければなりません。

(モーティシー・ロックは、ロックが掛かった状態では、泥棒さんでも外からこれを解除することは至難の業です)

細かな寸法や形状を確認したら、アメリカの部品メーカーに問い合わせて、同じロック部品を代替として調達する予定です。サッシ・メーカーがなくなっても、窓の部品が汎用品ですからこういうトラブルの際は国産窓よりも何とかなる気がします。

まあ、アメリカとのやりとりや調達する面倒を除けばですが・・・。

輸入サッシのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

アーチにすれば、崩れない

1個当たり3kgもある大きなレンガ。

これが10,000個積まれて、レンガ積み外壁の輸入住宅が造られるのですから、外壁の重量は30トンとなるんですね。

でも、このレンガ積み外壁は建物の構造体には直接負担が掛からない構造ですから、外壁の重さがどれだけあってもおうちは軽いままという不思議な状態になるんです。(詳しいことは、下記の関連記事をお読み下さい)

さて、そんな本物のレンガ積みですが、玄関ポーチのような開口部のある場所では、大きなL字鉄筋を梁(ハリ)にしてその上にレンガを載せて積んでいきます。

でも、開口部をアーチ状にしてレンガを積むと、鉄筋を入れずに開口部を形作ることが可能なんですね。めがね橋と同じ原理で、丸く積まれたレンガはお互い押し合ってバランスを保つので、上から大きな重さが掛かってもビクともしないという訳です。

こうした状態を100年も持たせる為に、私たちは硬く焼かれた高品質なカナダのレンガを使います。価格も高くつきますが、それに伴う性能や耐久性、美しさも他のレンガやスライス・ブリックの追随を許しません。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>:建物にとって、レンガ積みの外壁は軽い (2012年4月15日)
<関連記事>:何故、コストが高いカナダ製レンガを使うのか? (2011年4月14日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: レンガ積み外壁 | タグ: , , , , , |

洗面用 壁出し水栓

カナダ モエン(Moen)社製の洗面水栓。

鏡からニョキッと出てきたようなデザインは、クラシックなようでもありますが、逆に新鮮で新しいと感じます。

また、鏡があると奥行きが感じられますから、鏡の向こうでも水が出ている感じがして不思議です。ただ、鏡に穴を明けて取付けをしなければなりませんから、施工者側としてはそこがちょっと不安です。

また、水垢や水が垂れた時の鏡の汚れなんてことを考えてしまうのは、やっぱり貧乏性なんでしょうかねぇ。いつもちゃんと綺麗にしていればいいだけなんですが・・・。

でも、鏡は繊細ですから、水栓金具に強い力を掛けるのは以ての外。ガラスに割れが入ったり、鏡の中が曇ったりする恐れがありますから、気を付けて下さい。

緩やかなアーチを描くこんな水栓金具は、国産ではなかなかないでしょうから、個性を求める方は楽しいでしょうね。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , |

輸入サッシの網戸

ちょっとレトロな感じのする写真ですが、これは先日お問い合わせを頂いたお客様から頂いたもの。

北米のハード(Hurd)社のケースメントとダブルハングの窓に付いている網戸を手に入れたいということでした。

網戸の網(スクリーン)自体は、グラスファイバーの糸で出来ていますから、なかなか破れることはないのですが、網戸のフレームは薄いアルミ素材で作られていますから、曲がったり折れたりしてしまうかも知れません。

窓は、20年くらい前に施工されたとのことですから、そこそこ網戸にも傷みがあるのでしょう。全部で10枚を調達して欲しいというご依頼でした。サッシのメーカー名や品番もしっかり分かっていますから、余程でなければ代替の網戸の製作は可能だと思います。

これが、窓メーカーが倒産していたり、メーカー名や品番が分からなかったりすると、窓枠の細かなサイズを計測してオーダーで作らなければならなくなりますから、時間も手間も掛かります。

でも、北米には網戸のパーツを作っている部品メーカーがありますから、何とかなるというのが素晴らしいですね。因みに、輸入網戸のスクリーンも在庫していますよ。

輸入住宅の新築やメンテナンスをご希望の方は、ご連絡下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 輸入サッシ、網戸の網の交換は10~15年 (2012年11月18日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

ナチュラル系の照明は如何?

シンプルで明るい感じのする照明器具です。

Kichler社の輸入照明と言えば、どちらか言うとゴージャスで装飾の多いものを思い浮かべる方も多いと思いますが、すっきりしたデザインの照明器具もいろいろあるんです。

このシリーズの照明器具は、3つのライトを組み合わせたミニ・シャンデリアの他に、1つのライトだけのペンダント照明もラインナップされていますから、写真のようにスポットライトとしても使えますし、バーやキッチン・カウンター用でも大丈夫です。

ミニ・シャンデリアの方は、角度や高さを変えることが可能ですから、使いたい場所に応じて変化させることが可能です。こうした機能は、思っている以上に効果を発揮するはずですから、どの部屋でどう使うかをイメージしてみて下さい。

私だったら、IKEAのような北欧系のインテリアに合わせたり、ログハウスのような木に囲まれた空間なんかに使ってみたいですねぇ。勿論、写真のように真っ白なインテリアにも持ってこいです。

こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , |

ケースメント・サッシの不具合

輸入サッシの開き窓には、開閉をスムースにする為の部品がいろいろ取り付けられています。

そうした部品の多くは、鉄を防錆処理したもので出来ていますが、10年以上使っていれば環境条件によって自ずと錆びたり、劣化したりする場合もあります。

輸入住宅に取り付けられたこの樹脂製ケースメント・サッシも雨や結露などで金物が錆び付いてしまい、至る処外れたり欠損したりして自由に開閉が出来ない状態になっています。

サポート・アームやヒンジ、オペレーターやオペレーター・トラックといった部品は、窓の大きさに合わせて適正なものが取り付けられているのですが、その多くは部品メーカーの汎用品です。(いろいろな窓メーカーが、同じ部品を使っていることも少なくありません)

どの部品が必要なのかを調べるのには時間が掛かりますが、それが分かればちゃんと北米から部品を調達出来るというのも輸入サッシのいいところ。

壊れたからと放っておかないで、どんな大きさでどんな形状の部品が使われているかを早めに確かめて、私たちのようなビルダーに調達・取付けを依頼するようにして下さい。そうすれば、高性能な輸入サッシを、より長く使えるようになりますよ。

輸入サッシのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

新しいトップライトへ交換

先日、ベルックス社の新しい天窓が当社の倉庫に到着したという記事を書きましたが、昨日不具合のあった古いトップライトと無事交換しました。

ノルディスカヒュースという住宅会社で建てたこの輸入住宅は、新築から既に30年以上経っていますから、屋根下地の黒いアスファルト・ルーフィング材も相当くたびれてきています。

天窓を差し替えるに当たり、周囲のカラーベストの屋根材もある程度撤去しましたから、その部分については新しいアスファルト・ルーフィング材を下に十分差し込んで、雨漏れしないように配慮しながら施工する必要が生じます。

勿論、天窓の周囲も防水テープやコーキング、鈑金材を入れて仕上げることも忘れてはいけません。

急勾配な上にこの猛暑での作業でしたから、職人さんたちも結構大変だったと思いますが、きれいに仕上がった処を見て頂いたら、お客さんもきっと喜んでくれると思います。

今日は、カラーベストを張り直して、最後に再度防水チェックをしたら施工終了です。名古屋・東海地区でVeluxのトップライトの新設・交換、他社天窓からの取替えでしたら、ホームメイドにお任せ下さいね。

家の新築・メンテナンスをご希望の方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: さあ、いよいよ交換です (2015年7月25日)
<関連記事>: 屋根も一部張り直しました (2015年8月7日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , |

パロマ製ビルトインコンロに関するお知らせ

2013年8月~2014年7月の期間に株式会社パロマが製造したビルトインコンロで、きわめてまれにではあるが、ガスが微量に漏れる可能性があることが判明。現在までに製品事故の発生はないが、安心して使用できるよう部品の無償交換を行なう。

対象製品を使用している方や使用中に異常を感じる場合、すぐに器具の使用を中止し、器具名・製造番号を確認して問い合せ先へ連絡するよう呼びかけている。交換作業は対策部品が整う7月下旬以降に順次実施する。(リコール+ 編集部)

<パロマからのお知らせ>: ビルトインコンロに関するお知らせ (2015年7月15日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。

| カテゴリー: ご案内・注意情報 | タグ: , , |

ドア木部の腐り

メーカーが不明のアルミクラッド・フレンチドア。

両開きのアウト・スイングのフレンチドアは、輸入住宅好きの方であれば一度は使ってみたいと考えるのではないでしょうか。

このおうちは、17年前に建てられたということですが、新築した住宅メーカーは既になく、メンテナンスの相談先に困っていたそうです。そんな中、うちの会社を見つけご連絡を頂きました。

ドアの室内側の木部がこのように腐ってきたのは、ドアの下とドア枠とが接する部分に雨や結露が溜まってしまったのが原因です。

こういう場合、原因がドアの構造にあることが考えられますが、構造的にそうならないドアやドア枠に交換するとなると、外壁などを触る必要があり、結構大掛かりな工事になります。

(メーカーが分からず、同じ大きさのドアを探すのが困難な為、不具合のあるドアだけを新しいものに交換することは不可能です)

今回、お客様にもその旨説明し、選択肢とそれぞれのケースのメリット・デメリットをご案内しました。そしてお客様が選択したのは、完璧とは言えないまでも腐った木部を切り取って、そこに新しい木を入れて修復するという方法でした。

パラペイントのティンバー・ケアで防水塗装を行うつもりですが、常にドアを乾かしておく習慣を付けない限り、また同じトラブルが発生することは心しておく必要があります。

まあ、完璧な施工をしたいのは、私たちビルダーのエゴかも知れませんから、お客様の選択の中でよりベターな方法で修理することは大切なことじゃないでしょうか。ただ、お客様も問題点をしっかり把握して、その後の対処を忘れずにやっていって下さいね。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 修理を終えたフレンチドア (2015年10月18日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , |