お知らせ : ページ 310

こんなガードプレートもあるんですね

輸入玄関ドアのガードプレートについてお問い合わせ頂いた方から、今付いているガードプレートの写真をお送り頂きました。

上側がデッドボルト(デッドロック)で、下側がハンドル・レバー。キーを使って鍵を掛けるのがデッドボルトであり、ドアの開け閉めの為に使うドア・ラッチが付いているのがハンドル・レバーです。

つまり、ハンドル・レバーには鍵(ロック)の機能は付いていませんから、外側のドアハンドルを握ればラッチが動いて誰でも開け閉め出来るんです。まどろっこしい言い方で分かりにくいかも知れませんが、この場合デッドボルトだけをガードプレート(ドアガード)でカバーすれば、防犯性が確保されるということです。

下側のドア・ラッチは、何らカバーする必要はないんです。

このガードプレートを作ったメーカーがどこかは分かりませんが、どこを隠せば大丈夫なのかをしっかり確認してから製作するようにしないといけません。まあ、見栄えが悪いだけで、両方カバーしても不具合はないと言えばそれまでですが・・・。

あと、ビスが1つ付いていないのも気になりますねぇ。

輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 新しい玄関・勝手口ドア用ガードプレート、発売! (2015年8月28日)

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ガレージ・モーターの調整作業

愛知県豊田市のお客様から、電動モーターの不具合からか、輸入のビルトイン・ガレージの開閉が思うように出来ないという相談を頂きました。

リモコンのスイッチを押すと、モーターに通電していることは確認出来るのですが、モーターやギアが回転していないといった状況でした。そこで、上げ下げ時のモーターの出力を上げてみて、再びスイッチを入れてみたところ、ガレージ・ドアの開閉が出来るようになりました。

また、ガレージ・シャッターの停止位置が微妙にずれていたので、ドアが開いた時の上限と閉まった時の下限の位置も調整しました。

通常、このモーターは、ドアを持ち上げるという仕事をするのではなく、単にドアを引っ張ったり押したりするだけをするものです。だから、0.5馬力しかないのですが、ガレージ・ドアのバランスが崩れたり、トーション・スプリングのバネ強度が落ちたりすると重いドアを持ち上げるという力がモーターに必要となります。

恐らく、そこまでの力を発揮するような設定になっていないモーターだったので、モーター自体が大きな負荷を認識して動くのを止めてしまったのだと思います。調整の結果動くようにはなりましたが、本来掛かることのない負荷がモーターに掛かっていますから、数年以内にドアのバランス調整やトーション・スプリングなどの交換をした方がいいでしょう。

直ればOKということでなく、何故そうなったかを考えて原因となっている問題を解決することが根本治療なんですね。まあ、普通の人は、ここまで深く考えないかも知れませんが・・。

輸入住宅の新築やオーバースライダーのメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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格子入りのペアガラスは、厄介です

こちらの輸入サッシは、ミルガード(Milgard)社の樹脂窓なんですが、ペアガラスの内部に湿気や水分が入り込んで、結露を起してしまった上に、ガラスまで破損してしまいました。

ペアガラスの内部に入った湿気が、温度変化で水に戻りガラスの周囲を覆っているスペーサーと呼ばれる金属の気密材を錆びさせてしまいました。

こうなると、ペアガラスを交換しなければいけないのですが、そこのガラスが割れてしまったというのは、どちらにしても交換が必要なので諦めも付きやすいかも知れません。

こういう場合、私たちならガラス屋さんに頼んで製作してもらうのが普通なんですが、割れていない窓ガラスとの色の違いやデザインの違いが受け入れられないとのことで、北米にあるミルガードに頼んでペアガラスを作ってもらおうと思います。

特にお客様が一番気になるのは、ペアガラスの中に入れてある格子(Grille、グリル)の大きさや形状です。国産のガラスでは、全く同じ格子を入れることは出来ませんし、割れたガラスから格子を外して新しいガラスに付け替えることも出来ません。

それは、自社の格子部品でないものを入れた時に、万一不具合が発生しても責任を負えないという理由からなんです。

10年も前のサッシですから、窓やガラスの詳細寸法を慎重に確認してミルガードにオーダーすることになりますが、この作業に時間が掛かるんです。だって、ここを間違えたら、苦労が水の泡ですから・・・。

こんなことまでやれる輸入住宅ビルダーは、他にはいないでしょうね。

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バランサーは、片方切れても両方交換

日本でもメジャーな輸入サッシ、アンダーセン(Andersen)社のダブルハング。

ダブルハングとは、上げ下げ窓の上側と下側の建具(サッシュ)が、両方共開閉出来るタイプを言います。それとは違って、上側は固定、下側が可動するタイプをシングルハングと呼ぶのです。

さて、今回岐阜のお客様からご相談頂いたのは、1995年に設置した窓だそうで、もう20年が経過しています。ですから、建具(障子とも言います)の可動を軽くする為のバランサーという部品の糸が切れて、交換が必要となったのです。

10~15年で交換が必要な窓部品ですから、よく長持ちした方ではないかと思います。

バランサーは窓の左右に付いていて、バランスよく両側を引っ張り上げるのに用いられますが、通常同時に糸が切れるということはありません。どちらか片方が不具合を起すので、左右のバランスが崩れて建具の開閉が出来なくなります。

そういう場合、壊れた片方のバランサーだけを交換すればいいと考えがちですが、そうではありません。正常なもう片方も既に寿命がそこまで来ていますし、バランサーに仕込まれた巻き上げ用のバネも伸びてきています。

ですから、片方を新しいものに交換してもすぐにもう片方も糸切れを起してしまいますし、古いバネのバランサーと新しいバネのバランサーを左右一緒に付ければ、窓のバランスが崩れて開閉がスムースにいきません。

正常なものを交換するのは、もったいないかも知れませんが、何度も交換に来る為の作業工賃を考えれば、その方が反ってお値打ちになることを忘れてはいけません。

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半永久的とは言え、交換すべきです

輸入住宅のキッチンや洗面の蛇口に使われる輸入水栓金具。

こうした水栓には、ゴムパッキンの代わりに、セラミック・バルブ(カートリッジ・バルブ、セラミック・カートリッジ)というパッキン部品が使われる。

この部品は、半永久的に使えると言われていますが、長年使っていると金属の部分がどうしても錆びたり、劣化したりしてきます。また、バルブの部分に異物が噛んでバルブが破損したり、隙間が出来るとどうしても水漏れを起こす原因となります。

輸入の水栓金具は、デザインも美しく長く使えるものではありますが、こうした止水バルブは定期的に交換した方がいいかも知れないですね。人間の作るものに、ノーメンテナンスで永久に使えるものなどありません。日頃から調子をみながら、おかしいと感じた時は早めに対処するようにしたいものです。

ただ、このバルブは、メーカーや製品によって様々な形や大きさのものが使われますから、水栓に合ったバルブを確認しましょう。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。

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ピーチツリー社製勝手口ドアの不具合

昔、勝手口ドア(バックドア)と言えば、ピーチツリーのドアが定番でした。

その頃のものは、表面がスチール製だったように思いますが、上げ下げ窓(シングルハング。サッシ)の付いた白いドアは、輸入住宅のキッチンや洗面のアイテムの一つだったはずです。

ただ、そのピーチツリー社も随分前になくなってしまい、一部の部品を除いてメンテナンス用のパーツは手に入らなくなっています。アメリカでは、窓やドアの補修部品はおおよそ汎用の部品メーカーで調達出来るのですが、このピーチツリーだけは専用部品のようなものも多かったように思います。

今回も、ドアに付いた上げ下げ窓の建具(サッシュ)を固定しておく為のプラスチックのラッチ・バーが欠損してしまい、その固定部品だけを調達出来ないかというご相談を頂いておりました。いろいろメーカーを当たったのですが、やはり部品はどこにも見当たらず、窓ごと交換しなければならない状況と判明しました。

防犯上、こうした固定部品がない状態は不安でしょうから、何とか窓を交換して差し上げなければいけないと思いますが、他のドアメーカーに代わりのものをオーダーで作ってもらい、それを輸入して取付けるとなると、サイズの合う輸入ドアを新しく付け直した方がいいくらいの値段になってしまいます。

小さな固定部品が手に入らない為に、窓やドアを交換するのって経済的じゃありませんが、今でも交換出来るというだけでも凄いことと気付いてくれる人が何人いることでしょうか。

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<関連記事>: ここが壊れると、窓ごと交換かも? (2015年7月7日)

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スウェドアの鍵交換

先日、鍵(キー)をなくしたというお客様のお話を書きましたが、昨日交換用の新しいキーシリンダーが到着しましたので、早速本日交換してきました。

交換前と交換後のロック・シリンダーですが、やっぱり新しいと気持ちいいですよね。ただ、新しいタイプは、交換方法が少し違っていたので、交換に少々時間が掛かりました。

さて、今回は、泥棒さんや空き巣に入られたという訳でなく、単にキーをどこかで1本失くしてしまったので、用心の為に新しいキーのシリンダーに交換したいというものでした。ですから、古いシリンダーには何ら問題はありません。

スウェドア(スウェーデン・ドア)に付いているロックセットは、モーティシー・ロックと呼ばれる鍵で、通常の鍵とは頑丈さが全然違いますし、キー自体がディンプル・キーですからピッキングやこじ開け等をしようとしても相当難しいのです。

そう、キーがなければこの玄関ドアは開けられないと言っても過言ではありません。(但し、ドアを破壊するなどの手荒な手口では、どうすることも出来ませんので、絶対大丈夫ではないですよ)

まあ、取り敢えず、これでどこかでキーを拾って空き巣に入るなんてことは不可能になりましたから安心ですね。

スウェドアに限らず、レクサンドーレンやシンプソン、ノードなどの輸入住宅のドアの調整やセキュリティ対策でお困りの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 鍵を失くしたら・・・? (2015年8月14日)

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新しい玄関・勝手口ドア用ガードプレート、発売!

突然、製造メーカーが生産を中止してしまい、調達が不可能となった外部ドア用のガードプレート。

そこで今回、違うメーカーに依頼して装いも新たに北米輸入ドア用のガードプレートを販売することとなりました。

今までは金属厚が1.5mmでしたが、新しいものは3.4mm。倍以上の板厚にしましたから、防犯性も大幅にアップ。ただ、その分ドアとドア枠との隙間が狭いようなところには、装着出来なくなってしまいましたからご注意下さい。

そして、今回は隙間をカバーする爪が23.8mmの親子・ダブルドア用のタイプと、爪が13.4mmと小さめのシングルドア用の2種類を用意しました。シングルドア用は加工が難しい為、少々お値段も高くなりますが、もし親子・ダブルドア用が装着出来る玄関シングルドアでしたら、お値打ちにお使い頂けます。

尚、ドアの納まりによっては、取付け出来ない場合もあります。ご注文前に現況に合うかどうか、寸法図で取付け可否をご確認下さい。色は、ゴールド・アンバー・シルバーの3色です。

少量ロットでの生産ですから、在庫が切れている場合は少々お時間を頂戴しますので、予めご諒解の上お問い合わせ下さい。

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こんなドアなら、家宝でしょ

この豪華な玄関ドアは、北米のジェルド・ウェン社製。

90cm幅の大きなドアがダブルで付いているだけでなく、その両サイドにはサイドライトと呼ばれる子扉まで付いています。ですから、このドア全体の横幅は、何と2.5mにも達します。

金のモールで縁取られたカットガラスのステンド・グラスと純白のドアとの組み合わせは、本当にエレガントです。

また、大きな半円形のガラスが、ダブルドアの中央で一つの円になるデザインは、まさに朝日が地平線から昇ってきたようなイメージですから、風水的にも縁起がいいですよね。

この玄関ドアは、ファイバーグラスで作られていますから、ドアの歪みや劣化が起こりにくく、高い断熱性も確保されています。

さて、気になる価格ですが、ドアの枠も込みで税別約400万円。両脇のサイドライトなしのダブルドアなら、260万円です。(価格は、2015年8月現在)

こんなドアを施工している輸入住宅は、きっと日本にはないでしょうね。まさに、邸宅と言うに相応しい玄関です。このドアは、白の塗装だけでなく、マホガニーなどの木目にすることも可能ですから、どうしてもこのデザインの輸入住宅が欲しいという方は、ご相談下さい。

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メーカー不明のドア・ラッチ

どこのドアノブ・メーカーのものか分からないが、私が以前書いた記事の写真とそっくりなラッチなので、ホームメイドから新しい部品を購入することは可能でしょうかというお問い合わせを頂いた。

そこで、ラッチの形状を確認する為に送って頂いた写真がこちらです。

メールを頂いて、すぐにこのラッチがクイックセット(Kwikset)社のドアノブに付いていたものだと分かりました。現在のものとは全然形状が違うように見えますが、基本的な寸法は今も昔も全く変わりません。

ただ、今のものと異なるのは、ラッチの頭にフェースプレートと呼ばれる金属板が付いていないこと。このラッチは、ドライブイン・ラッチという円筒形の頭をしているラッチ(バックセット)なのです。

このラッチが使われているということは、恐らく15年以上前に建てられた輸入住宅に住んでいらっしゃるのでしょうね。勿論、このラッチの交換部品はうちで在庫していますから、今でもちゃんとご購入頂けます。

輸入住宅の部品や修理でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 輸入ドア・ノブ(レバー)のメンテナンス (2014年2月1日)

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