お知らせ : ページ 246

せっかく塗り直すなら、ここまでやろう!

塗り直した木製玄関ドア

半田市で16年前に新築したという輸入住宅の玄関ドア。

何度かご主人様も市販の塗料で塗り直しをされたようですが、防水面の性能や色の褪色といった点ではあまりいいものではなかったようです。

いっそのことアルミの国産ドアに交換することも考えたそうですが、まだ何とか蘇らせることが出来そうだということで、金物類の交換・ドアのバランス調整、防犯性能の強化、パラペイントのティンバーケアでの塗り直しの実施を提案しました。

まず、ドアのヒンジ(蝶番)やハンドル類を金色から全て黒っぽい色に交換して統一しました。これだけでも重厚感が出るはずですが、ダブルロックの鍵もディンプルキーの防犯強化型のものにした上で、ラッチ・バーを隠すガードプレートを装着してあります。(写真が小さくてよく分かりませんが・・・)

塗り直し前のドア

長年の使用で垂れてしまった重いドアも、建て起こしを修正して敷居に擦らないようにしましたし、ドア枠に装着してあった気密パッキンの古いウェザーストリップも全て交換。お部屋の気密・断熱性もよくなりました。

そして、最後に塗装に入る訳ですが、まずは新しい塗装が馴染むように古い塗装や汚れを除去。その上で着色剤を下塗りした上で、防水塗料のティンバーケアを2回塗ってあります。つまり、この玄関ドアの塗り直しには、3回の塗装が行われているということになります。

ティンバーケアは、2度塗りすれば5年の耐久性がありますから、庇(ひさし)に奥行のある玄関であればもう少し塗り直しまで時間が稼げるように思います。

リフォームを修繕で終わらせるのでは詰まりません。せっかくなら、雰囲気を新たにリノベーションまでしてみては如何でしょうか。

<関連記事>: ドアが下がると鍵が壊れる (2017年3月25日)
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こんなに古くても大丈夫!

ハードのケースメントハンドル

築30年ほどの輸入住宅を購入された岐阜県のお客様から、輸入サッシの網戸が何枚か壊れているので新しい網戸を調達したいというご依頼を頂きました。

当初どこの窓メーカーのものか分からないということでしたが、先日当社に網戸のサンプルをお持ち頂いた際に、横方向に開くケースメント・サッシのクランク・ハンドルも欲しいということで、ハンドルの実物をもってきて頂きました。

そこには、「Hurd」の刻印があるではありませんか。ここをご案内頂ければ、窓メーカーがハードであることはすぐに分かったはずですが、これをメーカーのロゴだとは思わなかったみたいです。

ケースメントのハンドルは、操作する頭の部分が取れてしまったり、オペレーターに差し込む穴のギザギザがなめてしまって、オペレーターのギアが回らなくなったりする不具合があります。

ハンドルの多くは、窓部品を製造している部品メーカーの汎用品であることが殆どですから、メーカー純正品でなくてもすぐに調達することは可能です。

今回ハード社に問い合わせた処、新しいものは若干形状が変わっているものの古いハンドルと互換性のある部品を供給出来るという返事をもらいました。30年も前の古い窓でもこうして部品が手に入るというのは、日本ではあり得ないことですね。

勿論、日本の家は30年もすると壊されてしまうのが現実ですから、そこまで部品のサービスをする意味がないのかも知れませんが・・・。日本の住宅メーカーや建材メーカー、消費者も、家づくりの考え方をもう一度考え直すべき時が来ていると思います。

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コイル・バランサー、無事交換完了です

シュエット・サッシのバランサー交換

今日、大阪府のお客様の処に伺って、菊竹産業のシュエット(Chouette)シリーズのシングルハング・サッシのコイル・バランサーを交換してきました。

窓の手前に洗濯機があって、当初交換作業に相当苦労しましたが、洗濯機を少しずらして場所を確保したら、格段に作業が進みました。

写真は、窓枠に空いた溝を広げて、新しいコイル・バランサーを挿入したところです。特殊な工具を使用して溝の幅を広げなければ、シュエットのバランサーは窓枠には入りません。

また、今回は建具(障子)を外すのにも苦労しました。バランサーを交換するに当たり、まずはバランサーに差し込んであるピボット・バーを建具から外そうとしたのですが、ドライバーが入らない位置にビス留めしてあり、ピボット・バーが外せません。

これが外れないと、バランサーを交換するどころではありません。試行錯誤をしながらこれを何とかクリアして、バランサーを露出させることに成功しました。

ここまで来れば、もうお手の物。窓枠の溝からバランサーを外し、新しい部品を挿入してからそれを固定しました。

そうそう、両サイドにあるバランサーのうち、片方のバランサーは切れて断裂していましたが、もう片方には不具合はありません。普通の人なら問題ない部品はそのままにして作業を完了するのでしょうが、私たちはそんなことは致しません。

ゼンマイのようなステンレスのバネは、何も問題がないように見えても長年の使用に伴う金属疲労があるものです。もしそのまま交換せずに建具を取り付けたら、建具の左右のバランスが微妙にずれて、バランサーに内蔵されたコイルがそのうち断裂します。

面倒ではありますが、正常と思われる方も必ず交換しておくことこそ、将来の不具合を防ぐ大切な作業なのです。

今回は、1ヶ所のサッシのみの交換作業でしたが、ここのおうちは他に10ヶ所以上シングルハング・サッシがあるそうです。これから何回こちらに伺うことになるのかを考えると、頭がクラクラしてきそうですぅ(笑)

<関連記事>: Chouetteのシングルハング用バランサー (2017年6月19日)

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Hurdのバランサーは、ジャムごと交換

Hurdのジャムライナー

17年前に施工されたハード(Hurd)社のダブルハング・サッシ。

20年近く経つと、木製サッシは色も濃くなって、味が出ていますねぇ。

今回は、静岡県のお客様からの相談で、窓を持ち上げているバランサーが不具合を起したり、バランサーが内蔵されている両サイドの樹脂製ジャムライナー(建具がスライドする為のレール)が割れてしまったりするので、交換部品が欲しいということでした。

写真の白っぽい部分がそのジャムライナーですが、よ~く見るとバランサーのバネが内蔵されているのが見えるのですが、写真が小さすぎてよく分かりませんね。

今回、ハード(現シエラパシッフィック)社に対しジャムライナーとバランサーの単体とを供給してもらえないか依頼したのですが、ジャムライナーとバランサーは一体で供給している為、バランサーだけでは販売出来ないと言われました。

確かにジャムライナーとバランサーは一体で供給されるのが普通ですが、外して分解も出来ますからバランサーのみの供給をして頂いてもOKのように思うのですが、そういう訳にはいかないみたいです。

まあ、17年も経てば太陽光で樹脂も劣化してきているでしょうから、ジャムライナーごとバランサーを交換してもいいように思いますが、もう少し柔軟に対応してくれるとよりユーザー・フレンドリーな気がします。

今回ご相談頂いた方は、ジャムライナーの交換などをしたことがおありのようですが、こうした部品を交換したことがない人にとっては結構厄介な作業ですから、慣れがいるかも知れません。

でも、素人のお客様でも交換にチャレンジ出来る部材で輸入サッシは作られていますから、是非DIYで交換をして欲しいものです。

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羽アリは、これくらい大量に出てきます

床に散乱した羽アリ

九州のお客様から、シロアリの相談を頂きました。

20年近く前に新築した家だそうですが、何年か前にシロアリ予防の為に薬剤を施工したそうです。

ところが、今年ご覧のように床一面に散乱するくらい羽アリが大量発生してしまったらしいのです。

シロアリ業者とはこの件で揉めているそうで、私に意見を聞きたいということで連絡を頂いたという訳です。

今回、私は写真をメールでお送り頂いただけで、実際の現場を見た訳ではありませんから、写真やお客様の話から判断するしかありません。

シロアリ業者曰く、保証の対象は建物の床又は床下からの侵入であり、今回はサッシの水抜き穴やコーキング処理された窓枠のコーナー部分が侵入箇所と考えられるので、外壁や窓からの侵入は保証対象外と言っているそうです。

ただ、基礎はベタ基礎ということですから、構造的に床下からの侵入はあり得ません。そんな状況で床下だけを保証するというのは、変な話ではあります。それから、サッシの水抜き穴は通常のサッシの構造であれば、侵入路にはなり得ません。

お客様の家には木が腐ったウッドデッキが隣接していたようですから、そこを伝ってシロアリが蟻道を作り、カルチャード・ストーンの割れ目や目地のクラックから壁の中に侵入したか、外壁の下端に付けられた鈑金水切りの隙間から侵入したのではないかとも推測されます。

そういった箇所からシロアリが侵入すれば、外壁の内部に巣を広げたり、床下へも蟻道を延ばす恐れもあります。ただ、家の中央部あたりの床下にシロアリの形跡があったというお客様の話もありますから、それがどのようにして侵入したものかを検証する必要がありますね。

写真の羽アリは、窓の周囲に回された飾り枠の木製ケーシングに明けられた小さな穴から飛び出してきたようです。

こういう場合、壁の中の状況把握や修理が必要でしょうから、外壁のカルチャード・ストーンやウッドデッキを一旦撤去して、構造を復旧すると共に下地にコンクリート製サイディングを張るなどして、シロアリの侵入に対処すべきと思います。

それにしても、外壁からのシロアリの侵入は保証しないというのは、お金を掛けて予防する意味が全くないと思いますが、そういうものなんでしょうかねぇ?皆さん、そういうことを知ってましたか?

<関連記事>: 外壁(外装)材の直貼りは、リスクが高い (1) (2013年8月31日)
<関連記事>: 薬剤でのシロアリ予防はあり得ない。最高の予防は目視! (2013年1月4日)

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誰かが調整したのかなぁ~?

古い玄関ドアのヒンジ

19年前に施工したという輸入の玄関ドアに付けられたドア・ヒンジ。

新築してから一度もメンテナンスをしたことがないらしいのですが、ゴールド色のヒンジの表面にバッテンが打ってある。

よ~く見ると、バッテンが付けられたビスの頭のネジ山が、少し潰れてなめているようだ。これでは、ビスを外すのは一苦労でしょうね。

恐らく×の印は、お客様が最近チェックした跡のような気がしますが、ネジ山の潰れは誰かが後で回したのか、最初取付けした時かも知れません。

今回、名古屋市にお住まいのお客様から玄関ドアの下端が、敷居であるボトムシルに擦っているので、ドアの調整をお願い出来ないかというものでした。

2枚のヒンジのつなぎ目を見ても、ご覧のように随分減ってガタガタしてきています。長年重いドアを開閉していたでしょうから、ヒンジの金属が減るのも無理はありません。

勿論、ヒンジの劣化だけでなく、ドアが重みで垂れてきているということもありますから、ドアの建て起こしも調整する必要があります。そして、当然気密パッキンのウェザーストリップもヘタってきていますから、これらも交換の対象です。

あと気になるのは錆びてしまったドアハンドルですが、写真で見ただけでは状況が分かりませんから、ドア調整に伺った際にチェックするしかありません。まあ、相当錆びている状況ですから、新品と交換して気持ちのよい玄関まわりにしておくこともいいかも知れませんね。

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Chouetteのシングルハング用バランサー

シュエット用コイルバランサー

以前静岡県沼津市でアイエムエス(IMS)カナダ社製のシングルハング・サッシのメンテナンスに伺ったことがありますが、そこで交換したのがコイル・バランサー。

ゼンマイのようなバネが巻き上がる力を利用して、窓の開閉をスムースに行うというバランサーです。

それと同じデザインのものが、菊竹産業のシュエット(Chouette)というシリーズのシングルハング・サッシにも採用されています。

IMSカナダも菊竹産業も、カナダの輸入サッシの技術を導入して国内で樹脂(PVC)サッシを生産していたのですが、両社とも既にサッシの製造はしていません。そんな状況ですから、今回もシュエット用のコイル・バランサーを窓の大きさや重さに合わせて独自に調達しました。

本来であれば、製造したサッシ・メーカーから消耗部品を取り寄せるのが普通でしょうが、メーカーがなければ面倒でも仕方ありません。ただ、このコイル・バランサーを手に入れたとしても、ノウハウのないお客様や地元のサッシ屋さんでは交換することは出来ないかも知れません。

非常に特殊な取り付け方法でしか装着出来ない部品ですから、遠く大阪狭山市へ私共が交換に伺うこととなりました。きっとカナダでは誰もが簡単に交換出来るパーツなんでしょうが、日本では滅多に使うことのないものですから、交換方法が一般化していないという点で厄介なんですね。

まあ、だからこそ私たち ホームメイドの存在意義があるとも言えるのですが・・・。

<関連記事>: 来週にでもバネの交換に伺います (2017年6月14日)
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大きな網戸を張り替えました

キャラドン(CWD)社サッシの網戸

米国のプライジェム(Ply Gem)社に吸収されたカナダのキャラドン(Caradon、CWD)社製サッシの網戸2枚を張り替えました。

幅70cm、高さ160cmもある大きな網戸です。

網戸の網(スクリーン)は、いつも使うグラスファイバー製の丈夫なものでしたが、網押さえのゴムは劣化していて、引っ張るとプツプツ切れてしまいます。

また、ゴムの太さも通常のものよりも太いタイプでしたから、わざわざ通常と太さの違う新しいものを調達しました。

アルミ枠のコーナー部品はプラスチックで出来ていますから、もうそろそろ使用の限界に来ている感じですが、まだ何とか使えました。外に開くケースメント・サッシの場合、網戸は環境が厳しい屋外側ではなく、材料にやさしい室内側に取付けされているものです。

ですから、20年も経つ網戸であれば、いろいろ交換が必要な部品もありますが、材料の劣化のスピードは比較的遅くなっていたと思います。何れにしても、スクリーンと網押さえの糸ゴムは交換しましたから、また窓を開ける際にお使い頂けると思います。

網をきれいに張るには多少のコツが必要ですが、作業がしやすい広いスペースと材料や道具さえあれば誰でも簡単に交換出来ます。暑い夏がやってくる前に、輸入住宅にお住まいの皆さんも網戸の張り替えに挑戦してみては如何でしょうか。

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挑戦的だよなぁ~!

Dハウスの見学会

会社の向かいにあった賃貸アパートが解体されて更地になっていたのですが、Dハウスさんがその土地を利用して建売り分譲を始めたようです。

テントやテーブルを置く為に、わざわざ盛り土してあった処を削り取って砕石を敷いてあります。

そこに昨日見学会用の備品を置いて、営業マンたちは去っていったようですが、今朝から誰も来ていないようです。

お客が来ないから営業マンも来ないのか、お客が来る時間にしか営業マンは来ないのか、実に不思議なお向かいです。それにしても、土地の向かいが同業の会社の事務所だってことを分かってわざわざ設営したんでしょうかねぇ?。

ライバルとして全く見ていないのでしょうかねぇ?。何とも挑戦的なDハウスさん。まるでマイク・タイソンみたいです。

まあ、ネームバリューも資金力も全然比べ物にならないですから、相手にしていないということなんでしょう。見ていて下さい、そのうちアッと言わせてやりますから・・・(笑)

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外引きドアは、今のトレンド

バーンドアレール

北米タイプの輸入住宅で多く使われる引き戸は、ポケットドア。

丁度壁の中をくり抜いた感じで、部屋のドアが壁の中に入っていく。

ドアが壁の中に入ってしまうので、スペースも取らず見た目もきれいということで、アメリカやカナダの家では一般的です。

ただ、最近日本では、ドアを敢えて露出させてインテリアの一部にしてしまおうという試みが流行し始めているようです。それが、写真にある外引き用の上吊りレール、バーンドアレール。

ツヤを抑えた黒いアイアン・タイプのレールに、ドアを吊る大きなブラケットが2つ付けられています。このバーンドアレールは、私共が資材を調達しているところから商品紹介として写真をお送り頂いたものですが、ロートアイアン好きの方には持ってこいという感じでしょうか。

上で吊っているだけでは、ドアが前後に揺れてしまいますから、何らかの揺れ留めのストッパーが下に付いているものと思いますが、なかなか面白いデザイン提案だと思います。

家づくりには、コンサバティブなデザインを踏襲することで、いつまでも飽きのこない生活スタイルを維持していくことが大切ですが、何か自分だけの新しいアクセントを付け加えることが必ず隠し味として活きてくるとも思います。

不易流行、皆さんの新しい家づくりにもその考え方を取り入れてみては如何でしょうか。

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