来週にでもバネの交換に伺います

来週にでもバネの交換に伺います

上げ下げ窓の Chouette

大阪の方から、国産の樹脂サッシのメンテナンスについてご依頼を頂きました。

そのサッシは、菊竹産業という窓メーカーが製造していたシュエット(Chouette)のシングルハング(上げ下げ窓の下窓だけが開閉する窓)。

写真のように下窓を持ち上げているコイル・バランサーのバネが切れて、丸まってしまいました。

こうなると、窓を開けようとしても下へ落ちてきてしまい、開いた状態で固定しておくことは出来ません。ですから、こういう場合は切れたバネを新しいものに交換して、建具(障子)がバネの力で上がるようにしてやらなければいけません。

ただ、シュエットというサッシは、既に生産がされていない窓ですから、部品を手に入れるのも大変ですし交換にも特殊な道具や作業手順を用いなければなりません。

そんな状況ですから、なかなかこのサッシを修理出来る業者さんが見付からなかったのでしょう。はるばる大阪から愛知県の私たちにご依頼を頂きました。今週末か来週にはバランサーの部品が入荷しますから、その後お客様の都合に合わせて交換作業に伺う予定です。

たった1つのサッシの不具合の為に、遠くホームメイドに依頼するのは非効率とお考えになるかも知れませんが、どうしても直したい、誰にも直せない、という状況を解決してくれるなら、それはお金や時間には代えがたいものがあるのです。

浴室の換気扇があっても浴室の窓が開かなかったら、皆さんも喉の奥に骨が挟まった感じになりますよね。そういうことを解決すれば、生活する上で精神衛生上もポジティブになれるはずです。

<関連記事>: コイル・バランサーが破損した樹脂サッシ (2015年10月25日)
<関連記事>: Chouetteのシングルハング用バランサー (2017年6月19日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容が更新されている場合がありますので、出来るだけ新しい記事を参照下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ:   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。