Hurdのバランサーは、ジャムごと交換

Hurdのバランサーは、ジャムごと交換

Hurdのジャムライナー

17年前に施工されたハード(Hurd)社のダブルハング・サッシ。

20年近く経つと、木製サッシは色も濃くなって、味が出ていますねぇ。

今回は、静岡県のお客様からの相談で、窓を持ち上げているバランサーが不具合を起したり、バランサーが内蔵されている両サイドの樹脂製ジャムライナー(建具がスライドする為のレール)が割れてしまったりするので、交換部品が欲しいということでした。

写真の白っぽい部分がそのジャムライナーですが、よ~く見るとバランサーのバネが内蔵されているのが見えるのですが、写真が小さすぎてよく分かりませんね。

今回、ハード(現シエラパシッフィック)社に対しジャムライナーとバランサーの単体とを供給してもらえないか依頼したのですが、ジャムライナーとバランサーは一体で供給している為、バランサーだけでは販売出来ないと言われました。

確かにジャムライナーとバランサーは一体で供給されるのが普通ですが、外して分解も出来ますからバランサーのみの供給をして頂いてもOKのように思うのですが、そういう訳にはいかないみたいです。

まあ、17年も経てば太陽光で樹脂も劣化してきているでしょうから、ジャムライナーごとバランサーを交換してもいいように思いますが、もう少し柔軟に対応してくれるとよりユーザー・フレンドリーな気がします。

今回ご相談頂いた方は、ジャムライナーの交換などをしたことがおありのようですが、こうした部品を交換したことがない人にとっては結構厄介な作業ですから、慣れがいるかも知れません。

でも、素人のお客様でも交換にチャレンジ出来る部材で輸入サッシは作られていますから、是非DIYで交換をして欲しいものです。

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