お知らせ : ページ 239

木製ドアを白く塗り直そう!

塗装が劣化したシンプソンの玄関ドア

輸入住宅の玄関ドアと言えば、シンプソン(Simpson)やノード(Nord)社の木製ドアが昔は定番でした。

国産のアルミドアと比べて、重厚感や高級感が格段にあるのですが、屋外で太陽光や風雨に曝される為、そのメンテナンスに気を付けなければ10年で傷んできてしまいます。

多くの住宅メーカーや工務店は、外部用の木部塗料についての知識が乏しく、適切な塗料が使用されなかったことも、劣化を招く原因でした。

三重県四日市市にあるこちらの輸入住宅でも同様のトラブルが発生し、茶色のペンキで木目を潰した塗装が行われました。一旦木目を潰してしまうと、美しい木目はもう二度と蘇りません。

そういう場合、またこげ茶の塗料で塗ってしまう人が多いですが、薄汚れた感じだけが残って、木製ドアの素敵なデザインは薄れてしまいます。

シンプソンのシャトーミッシェル

そんな時、私たちは真っ白や赤やブルーグレーといった色の水性塗料で塗ることをお勧めしています。今回も下地を目立たなくする為の下塗りを1回塗ってから、パラペイントの上塗り(ツヤあり)を2回塗りました。

以前の汚い茶色の玄関ドアと比べて、明るく清々しく感じられるようになりました。勿論、ハンドルやドア・ヒンジ、ウェザーストリップなどのパッキン材も全て新しいものに交換しています。

玄関は、人間で言えば顔になります。常に美しくいい状態にしておくことこそ、運気を上げるポイントです。

関連ページ:パラペイント

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こちらもミルガードのロックです

ミルガード サッシのクレセント

一昨日にミルガード(Milgard)のアクティブ・アクション。ロックというロック部品について書かせて頂きましたが、同じ引き違いのサッシでもクレセント・タイプのロック部品もございます。

国産の多くの引き違いサッシでは、こうしたクレセントのロックが付いていますが、北米の輸入サッシでも同じようなロックが付けられているんですね。

引き違いだけでなく、上げ下げ窓のダブルハングやシングルハングでも、こうしたクレセント・ロックがマーヴィンやハードなどの有名輸入サッシに見受けられます。

クレセントは、構造が簡単で万一破損しても交換が容易というのが、窓メーカーが採用するポイントかも知れません。

ただ、こうしたクレセントのロック部品も形状が様々ありますから、注意してみないと既存のものと違う部品を調達してしまうことも
あります。そういった意味では、写真と共に手書きの寸法図なども添えてメールして頂けると助かります。

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美しい吹抜け天井

半円サッシと屋根天井

大分のレンガ積み輸入住宅の現場で、セルロースファイバーの断熱材を吹き込む前に張った不織布の様子です。

ここは2階の主寝室ですが、直径1.5mもある大きな半円形の木製サッシとそれを活かす為の吹抜けが重要なデザインとなっています。

屋根は45度の角度で上がる急勾配ですが、そこにも吸放湿作用のあるセルロースの断熱材を入れるのです。(これは、結構面倒で大変な作業なんですよ)

家で一番高い屋根の部分は、暑くて湿気の多い空気が溜まってしまう場所でもありますから、それらを如何にうまく吸収して戸外に放出するかを考えないと、屋根が腐ってくる恐れがあります。

屋根に通気層を設けるだけでも一定の効果はありますが、グラスウールのような無機質な断熱材では水分や湿気を留めてしまい、屋根の構造材を傷めてしまうこととなります。

特に勾配天井を利用した部屋の場合は、石膏ボードでその部分を塞いでしまいますから、腐敗が進んでも気付くことが出来ません。(屋根からの雨漏りと勘違いして、結露に気付くことがあるようですが・・・)

だからこそ、手間や費用が掛かっても、見えない処には高性能で効果的な自然素材を用いることこそ大切だとも言えるのです。

ローコストの住宅は、費用を安くすることが第一目標です。私たちの家づくりは、第一目標がそれではありません。そこに住む人たちが、長く快適に暮らせるだけでなく、メンテナンスさえすれば100年以上住み続けられる価値がある家を目指しています。

自然のものに囲まれ、自然の摂理を利用出来なければ、それらを全て達成することは出来ないと思いますが、如何でしょうか? その技術や財産を後世の日本人に引き継いでいかなければいけない、そう私たちは考えています。

<関連記事の検索>: セルロース断熱材

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シングルハングだけでなく、引き違い窓にも使います

ミルガード社ロック部品

こちらは、ミルガード(Milgard)の引き違いサッシ(スライダー)に使われているアクティブ・アクション・ロック。

このロック部品は、通常シングルハング(下窓だけが可動する上げ下げ窓)に使われることが多いのですが、引き違いのロックにも使われています。

形状的にシングルハング・サッシを90度横倒しにして取り付ければ、引き違いになる訳ですから、両方のサッシに使われていても不思議ではないですね。

このアクティブ・ロックは、レバーの部分を少し動かしてやるだけで、簡単にロックを解除することが出来ますが、このレバー以外ではほぼロックを外すことが出来ません。

勿論、国産サッシでこの形状のロックを採用しているサッシ・メーカーはありませんから、泥棒さんも最初はどうしていいか迷うでしょうね。

今回、このロック部品が壊れたということで、手に入らないか問い合わせがありましたが、何とか手に入れる段取りが出来ました。

小さな部品を細々調達するというのは、結構面倒な作業ではありますが、輸入住宅にお住まいの皆さんにとっては、これが手に入らないと路頭に迷うような不安が生じます。

輸入住宅に関して、何とか修理・メンテナンスの仕事を続けていかなければ、いけないという思いに駆られる今日この頃です。

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何故ゼロにしないのか?

シックハウス原因物質改訂

シックハウス症候群の発症を防ぐ為に以前制定された、室内濃度指針値が改訂になるらしい。

建築基準法で制限しているのは、クロルピリホスとホルムアルデヒドだけなんだけれど、厚生労働省のガイドラインではトルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、スチレンなどの揮発性有機化合物(VOC)について、室内濃度指針値を決めて制限するように求めている。

ただ、これはあくまで指針値であって、何某かの強制力といったものはないらしいから、日本の化学物質に対する取り組みは遅れていると言っても過言ではない。

そんな状況を少しでも改善する為か、それとも内装材の製造メーカーや住宅メーカーがこれくらいならクリア出来ると申し出た為か、今回この指針値の一部を低減したり新たな物質を付け加えたりした。

でもさぁ~、何でそういう危険な物質を一切使わないとしないのだろうか。そこには、国内産業を守るという趣旨があるのだろうが、ゼロにしたらしたで新たな製造方法や産業が生まれるはずだから、反って産業の振興に役立つと思うんだよね。

先日、トランプ大統領が、地球温暖化対策のパリ協定から離脱すると宣言したけど、アメリカのステラなんかは電気自動車で相当伸びているんだから、正しい規制をすればそこに新たな産業が生まれるのであって、悪い状況を野放しにしても何れは淘汰されることになるのは明白ですよね。

まあ、官民協議の上、石橋を叩いて渡るのもいいかも知れませんが、世界よりも先に行くような課題を与えて、メーカーがそれに挑戦していくようにしなければいけないような気がします。

因みに、全て自然素材で家づくりをすれば、こんな指針も何も必要はないんですけどね。そうすれば、変なものを造らなくてもいいのにねぇ・・・。

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バレルサウナの寸法図です

木製バレルサウナ

静岡県のお客様からカナダのバレルサウナ(樽型サウナ)を設置してみたいというお問い合わせを頂きました。

先般、オーシャンズという雑誌に取り上げられて以来、お問い合わせがいくつか来ていますが、日本人はやっぱりサウナが好きなんでしょうか。

写真は、メーカーからの透視図。全長は3.6m、直径は2m。入口の屋根付きポーチには休憩用のベンチがあり、入口を入ると奥行1.2mの着替えスペースがあります。

その奥にあるドアを開けると、長さ1.8mのサウナ・スペースが広がりますが、板壁となっている一番奥にはバブル・ウィンドウと呼ばれるスモーク・レンズの丸い球形出窓が取り付けられます。それを含めると、全長は約4.2mに達する大きなサウナとなります。(小さめのものもありますが・・・)

カナディアン・シダー(杉)のアロマな香りで癒されると共に、薪又は電気式のヒーターによって健康的な汗をかく。そんな素敵な時間を、最大6名で楽しむことが出来るなんて楽しいですよね。

バブル・ウィンドウには、小さなテーブルも付けられますから、簡単な飲み物やフルーツ、本などを置いておくことも可能です。

サウナの傍らには、同じシダーで出来た樽型の水風呂も設置する予定ですから、そこで汗を流してまた熱いサウナに入るなんてことも出来ますね。まだ計画の段階ではありますが、実行段階に入りましたらその様子をご案内します。

もしかしたら、今流行りのグランピングでサウナなんていうのもいいかも知れませんね。

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その名も螺旋です

Spyra

今日は、久しぶりに輸入のシーリングファンをご紹介しましょう。

暑い夏や寒い冬に、室内の冷暖房の空気は上や下に集まってしまい、せっかくの空調がうまく機能しないこともしばしば。

そんな時役に立つのが、シーリングファン。サーキュレーターとして室内の空気を緩やかに撹拌し、部屋全体の温度を一定に保ってくれます。

写真は、2階の天井部分まで吹抜けとなっているLDK一体型のリビングに設置されたシーリングファン。

梁(ハリ)や柱の形からすると、この建物はコンクリートのRC造のマンションを改造(リノベーション)したものかも知れません。日本では耐震の問題から、これだけ大胆な改築は難しいかも知れませんが、アメリカ人は考えることが違いますねぇ。

70年代風にデザインされたインテリアに合うように、シーリングファンもちょっと宇宙的な感じがしませんか。このシーリングファンは、キチラー(Kichler)社製のスパイラ(Spyra)という製品で、スパイラル(螺旋)をデフォルメした切れのいいデザインをしています。

その流線形に合うように埋め込まれた照明器具も、主張し過ぎていない感じがいいですね。こういう照明付きのシーリングファンの場合、どの高さに吊るすのがいいのか悩むところですが、やはり脚立を上って手を伸ばせる位置がいいように思います。

そうすれば、電球が切れても自分で交換出来ますからね。高過ぎても低過ぎてもダメですよ。そこはセンスと実用をバランスさせてこそのインテリアです。私たちのようなプロに相談することをお忘れなく。

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ちょっとログハウスみたいでしょ

中折れ屋根

急勾配の屋根が、途中で折れ曲がって緩い勾配の屋根に変化するデザインの中折れ屋根。

カナダでは、ルーフデッキ(屋根付きのウッドデッキ)付きのログハウスなどで使われる手法ですが、日本ではあまり見かけない屋根ですよね。

途中で折れ曲がっている形状ですが、それでも屋根は一体のものとして繋がっていますから、国産のカラーベストのようなコンクリート板の屋根材や瓦では曲がりの部分の納まりがきれいに出来ません。

それに引き換え、北米のアスファルトシングル葺きは、柔らかなグラスファイバー入りのアスファルトで成型された薄い素材で出来ていますから、簡単に曲げることが可能です。だから、こんなに美しいデザインの折れ屋根が出来るという訳です。

勿論、屋根材は上から下まで連続して施工されていますから、防水性でも弱点はありません。ただ、折れ屋根で気を付けたいのは、緩い勾配にする時の防雨性能。あまり緩すぎる勾配だと、強い雨風が吹き上げた際に中に雨が侵入してしまう恐れがあります。

ですから、勾配は最低でも3.5寸(長さ10に対して高さ3.5の比率で上がっていく)勾配にしなければなりません。

屋根瓦に比べて格段に軽く地震にも安全ですし、条件はありますが一生保証という屋根材は、私たちが使うアスファルトシングルしかありません。(将来の屋根の塗り替えも、基本不要です)

こうして私たちのレンガ積み輸入住宅(大分市)は、出来ていきます。

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大分のお客様から頂きました

大分のお土産

先週トラックに断熱材と機材を積んで、大分市へトンボ返りしてきたのですが、その際に施主であるお客様からお土産を頂きました。

大分の銘菓「ざびえる」や地元高級レトルトカレーの数々。

いや~、めっちゃ嬉しいですぅ。

お菓子は会社でおやつに頂いたり、お客様がいらした際にお茶請けとしてお出ししようと思います。

カレーについては、家族全員前世はインド人だったというくらいカレーが大好きですから、じっくり家で味わいたいと思います。(と言っても、すぐに全部子供に食べられてしまうでしょうが・・・)

こうやって、いろいろお気遣いを頂けると、私でなくても自然と仕事に力が入るものですよね。性格が単純ということかも知れませんが、家づくりはやはり人と人との関係や気持ちが大切な仕事だと思います。

私たちもそういう気持ちをいつも持って、素敵な輸入住宅を建てていきたいと思います。

そうそう、私も名古屋土産に味噌煮込みうどんや赤味噌、ビール、黒酢、リンゴ酢を持っていきましたよ。(一部は、地元の大工さんたちにもお裾分けをしました)

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まるでお布団です

自然素材の断熱工事

昨日、屋根の通気スペーサーの素晴らしさについて書きましたが、今日は自然素材であるセルロース・ファイバーの断熱工事について書かせて頂きます。

小学校の理科でも習った通り、セルロースとは植物の細胞壁を形作る繊維ですが、私たちはセルロースを固めて作った紙を再度粉砕して家の断熱材に使います。

セルロースは、元々木の繊維ですから、木造の柱材と素材的には全く同じ。そういう点でも全てが木に囲まれている家になる訳です。

セルロースを施工する為には、まず不織布という空気を通す布を張らなければなりません。布を張らずに壁に吹き付ける方法もありますが、化学物質の入った糊を混ぜて壁に布着させますから、せっかくの自然素材が台無しです。

だから、少々手間は掛かりますが、壁全面に不織布をたるみなく張っていきます。ピンと張った不織布に太いホースを入れる為の穴を明けて、そこからブローイング・マシンで細かな綿状のセルロースを吹き込みます。

ご覧のように壁の中に隙間なくセルロースが入りますから、グラスウールのように断熱欠損が生じることも心配ありません。勿論、あまり多く入れ過ぎると、その上に張る石膏ボードも膨れてしまいますから、その加減が絶妙でないといけません。

写真のように、不織布が少しだけ膨らんだ感じは、まさにお布団のような感じです。でも、実際に触ってみると、フワフワした感じではなく、結構しっかり固い感じがして安心感があるんですよ。

石膏ボードを内装に張ってしまえば、断熱材は全く見えなくなってしまいますが、見えないところこそ本当は大切なんです。

そうそう、断熱工事が終わって石膏ボードを張る前には、普通ビニールシートのべーパーバリアを湿気除けに張りますが、壁自体を呼吸させるセルロースや羊毛の断熱壁では不要です。ビニールで家を覆うなんて、家自体を窒息させる以外何ものでもありませんよね。勿論、ビニールクロスも論外です。

<関連記事>: 木の細胞繊維であるセルロース断熱材 (2006年12月25日)

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