お知らせ : ページ 240

大分の現場へセルロースや羊毛の断熱材を運びました

通気スペーサー

サッシの取付けや室内配線が完了したといことで、そろそろ断熱材を入れたいという現場からの要請を頂きました。

そこで、週初めにセルロースの断熱材を壁内に吹き込む為のブローイングマシン(吹き込み機)とセルロース、天然羊毛の断熱材などをトラックに積み込みました。

ブローイング・マシンは200kg近い重さがありますし、断熱材も相当量を積み込みましたから、積載量のほぼ限界で名古屋~大分間を走ってきました。

いい年なのに、ほんとよくこんな大変なことをやりますよね。断熱処理の作業等については、また後日ご案内することとして、その前段階のことについて少しお話をしたいと思います。

自然素材の断熱材は、室内の温度調整を行ってくれるばかりか、湿度の調整をも自動でやってくれるスグレモノです。勿論、解体時にはリサイクルも可能です。こうした機能は、グラスウールやロックウールなどの無機質な断熱材ではあり得ません。

だからこそ、大変な手間と費用が掛かっても、私たちはお客様の家にはこうした断熱材を入れる訳ですが、温度や湿度を最終的にどこかから外に出さなければ、それらが室内に籠ってしまいます。

そうしたものは、上昇気流によって徐々に上へ上へと上がっていき、最後には屋根裏や屋根下地にまで到達します。当然、そこにグラスウールのようなものが張ってあれば、グラスウール等が湿気ってしまい、断熱性能が低下するばかりか、屋根裏結露によって屋根の野地板や屋根垂木が腐ってきてしまいます。

湿気や熱は絶えず下から上がってきますから、単にセルロースや羊毛を断熱として入れただけでは、そのうち飽和状態となってせっかくの自然素材の断熱材も意味をなさなくなってしまいます。

そこで入れるのが、写真のような通気スペーサー。これは、外壁の通気層や軒下換気口から上がってくる空気を、この段ボールの内側にある通気層に通して、最後に屋根の棟から放出する為に施工されます。

(素材の段ボールは、セルロースと同じ木の繊維で出来ています。ですから、木造の構造材との相性は抜群ですし、吸放湿作用性もあります)

その空気の上昇を利用して、自然素材の断熱材を通過した室内の湿気や熱をも外へと逃がすのが、通気スペーサーの役割でもあります。

つまり、家(外壁)の外側の通気層によって家の構造そのものを乾燥させるという役割と、室内の余分な湿気や熱を自然に屋外に出して、室内環境を整える役割を果たしているのです。これって、家やそこに住む人にとっては、相当素敵なことなんです。

自然素材の断熱材を自然な状態のまま入れたり、通気層を形成するように施工したりと、結構な手間・暇・コストが掛かりますから、殆どの住宅メーカーではやっていません。

何故こんないいことをやらないのか? お客様の目に触れないことはやればやるだけ価格競争で不利になるからです。だって、見た目同じで坪単価が高かったら、買ってもらえないと誰しも考えますよね。

それって、お客様のことをほんとに考えた家づくりと言えるでしょうか。だから私は、見積だけで判断する人は嫌いですし、自分が手を抜いて儲けだけを優先することもしたくありません。

<関連記事>: 屋根裏及び屋根裏部屋の結露対策(1) (2007年9月1日)
<関連記事>: 冬場を前に屋根裏を点検しましょう! (2014年10月20日)

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こんな短いバランサーもあるんですね

ミルガードの短いバランサー

神奈川のお客様から、ミルガード(Milgard)のシングルハングのバランサーの糸が切れたので、部品を注文したいという問い合わせを頂きました。

電話でお話を伺い、バランサーに刻印された番号と写真をお送り頂きたいというお願いをした処、番号は一方が「82」、もう一方が「84」という回答がありました。

普通は、「18-4」という感じの数字であるはずなんですが、いつもと全然違っています。また、窓の両サイドに付いているバランサーは、通常同じ長さ、同じ強度であるはずですから、番号が違っているということはあり得ません。

お客様側で何か間違えがあるような気がしましたので、写真で寸法や番号が分かるようなものを送って下さいとお願いしたのですが、写真をメールで送るというのがあまり得意でないのか、実物を郵送頂くということになりました。

そこで、受け取った不具合品の写真がこちら。バランサーの長さが、全長で25㎝程度しかありません。普通は、50㎝程度のものであるはずですが、半分しかないバランサーです。

確かにこれなら、「8-4」とか「8-2」というのも分かります。こんな短いチャネルバランサーもあるんですね。ビックリしました。

今回は、「8-4」で統一して同じ仕様のバランサーを2本調達して差し上げようと思います。長く輸入資材のメンテナンス部品の調達をしていると、いろんなことがありますねぇ。

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ガラスの中も汗を掻きます

ハードのペアガラスの内部結露

先週、愛知県大府市にある輸入住宅のメンテナンスに伺ってきました。

こちらのおうちを建てた工務店は、既に輸入資材で家づくりをしておらず、修理を依頼する専門業者がいなかったそうです。

そこで私共が呼ばれてメンテナンスに伺った訳ですが、その際別の案件の修理についてもご相談がありました。

それが、このペアガラスの内部結露。アメリカ ハード(Hurd)社の輸入サッシなんですが、ガラスの中が薄っすら曇っていました。

陽が当たる昼間、それも暑い夏場は水分が蒸発して結露は起こりにくくなります。(但し、気体になっているだけで、水分自体はペアガラス内に滞留しています)

にも拘わらず、ペアガラスが曇っているのは、相当な量の水分が中に入り込んでいると考えていいでしょう。きっと、寒い冬場や梅雨時などは、もっと顕著に結露が発生していることでしょうね。

ペアガラスをよく見ると、ガラスとガラスの間にもう1枚ガラスのような薄いものが確認出来ました。

お客様はトリプルガラスではなくペアガラスだとおっしゃっていますから、2枚のガラスの中間にあるものは断熱・遮熱効果を更にアップさせるヒートミラーの薄膜であることが分かりました。

この時代、ヒートミラーはペアガラスの3割増しくらいの金額だったように思いますから、お客様も相当頑張ったと思います。ただ、こうして内部結露をしてしまったアルミクラッド・サッシは、窓の建具ごと交換する以外にはありません。

サッシの外部に防水コーキングをちょっと打つだけで、こうしたトラブルの多くはリスクを減らすことが出来たんですけどね。

輸入住宅にお住まいの皆さん、今からでも遅くないですからご自身でも是非サッシのコーキング処理をやってみて下さい。勿論、国産サッシをお使いの家でも、やればそれなりの効果はあるはずですよ。

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バランサーの糸切れを起したダブルハング

糸切れしたアンダーセンのダブルハング・サッシ

アンダーセン(Andersen)社製ナローライン・シリーズの2連のダブルハング・サッシ。

窓枠や建具枠が細く繊細に出来ているので、そう呼ばれている訳ですが、輸入住宅ブームの頃には本当にたくさん施工されたサッシだと思います。

その頃から20年近く時間が経ってきて、窓のメンテナンスもそろそろ必要になってきたようです。

こちらのサッシは、窓枠の両側に見えるバランサーの吊り糸が切れて、サッシの開閉に支障をきたす状態になったようです。

アンダーセンのダブルハングは、ペラ(Pella)と同様上から吊り糸で建具を持ち上げているという構造ですから、糸(紐)が片側でも切れてしまうと窓の建具が落ちてきてしまいます。つまり、窓を上げようとしても自然と下がってきてしまう状況となります。

こういう場合、吊り糸を内蔵している左右のバランサーを交換することとなる訳ですが、この交換は結構力やコツが必要ですから、一度にたくさん直すことには無理があります。慣れた私たちでも、一日に5ヵ所くらいの窓を直すと腕や手の筋肉がブラブラになってきます。

そうは言っても、お客様の時間的な制約もありますから、出来るだけ一度にやれるように頑張るのですが、家の全部がダブルハングというおうちは一日では到底施工は完了しません。

一般の皆さんもご自身で交換された方もいらっしゃるでしょうが、その苦労はなかなかのものだったと思います。交換すればまた元の通りに動くようになりますから、是非10年毎にバランサーの交換をするようにして下さいね。

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夏は、バネが切れやすい?

切れたトーションスプリング

昨日も輸入住宅のメンテナンスについて、いろいろ問い合わせを頂きました。

その中で特に多くなってきているのが、ガレージドアの修理です。

電動のオープナーの交換も毎週のようにあるのですが、写真にあるようなトーション・スプリングが切れたというトラブルも全国の方からたくさんご相談があります。

こちらは、メーカーが分からないガレージドアなんですが、幅が4.9mもあるダブルサイズのガレージドア。

普通、ダブルサイズ(車が横並びで2台分)のドアとなると、重さ100kgを超えるくらいとなりますから、トーション・スプリングは2本付くのが一般的。でも、写真では少し長めのバネが1本だけ。こんなんでドアが持ち上がるのかと思いきや、ドアは67kgしかないそうな。

素材はきっとアルミ製の薄板なのかも知れませんが、ここまで軽いのは初めてです。(この重さは、幅2.4mのガレージドアくらいです)

こちらのお客様は、奈良県に程近い三重県にお住まいですから、職人が名古屋から行くか関西から行くか、悩みますねぇ。何れにしても、車を通勤の行き帰りにご利用とのことですから、出来るだけ早めに修理をしてあげなければなりません。

でも、今日は日曜日。いろいろな手配は週明けの月曜になりますが、それまで少々お待ち下さいね。

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透明色のつまみが割れていますね

アンダーセン用網戸ピン

アメリカ アンダーセン(Andersen)社の輸入サッシに取付けられている網戸固定ピン。

つまみの上側の方に少しヒビが入っているらしく、頭が下がった感じになっています。

このつまみの部分が一番太陽光に曝されていますから、プラスチックの劣化が著しくなっています。

このつまみの先に棒状のシャフトが付いているのですが、シャフトは網戸フレームの中に隠れていますから、金属でも樹脂でもあまり劣化はしないと思います。

私たちは、マーヴィン(Marvin)社から調達している網戸の固定ピンを在庫していますが、アンダーセンやハード(Hurd)のものも全く同じ網戸ピンが使われています。

今回、関西のお客様からアンダーセン用のピンの問い合わせを頂いたのですが、私共の在庫のものを20セット程注文頂きました。

ここに挙げた輸入サッシ以外でもきっと同じ網戸ピンを使っているでしょうから、もし新築から10年以上経っている輸入住宅でしたら、一度点検しては如何でしょうか。

数に限りはありますが、数件分のおうちのメンテナンスでしたら在庫のものを供給可能です。これからの台風シーズン前に、網戸の修理も是非お願いします。

<関連記事>: 網戸の固定ピン、劣化していませんか? (2010年9月28日)

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アメリカ ノード社のダブルハング

ノード社ダブルハングサッシ

室内側が木製、屋外側がアルミの枠で出来たアルミクラッド・サッシ。

マーヴィンやアンダーセン、ハードなど、いろいろな輸入サッシ・メーカーがこの種の窓を作っています。

そんなアルミクラッド・サッシですが、カナダのウィルマーなど既にメーカーがなくなってしまったものも存在します。

こちらは、ノード(Nord)社製のアルミクラッド・サッシですが、やはり窓やドアの製造はしておらず、日本国内での流通も10年以上前に終了しています。

ノードは、ドアの製造がメインでサッシの供給については然程多くないですが、それでも時折施工された輸入住宅を見掛けます。私の印象としては、雨仕舞に少し弱点がある感じがして、建具の木部が腐ってくるリスクがあるかも知れません。

と言っても、20年近く前のアルミクラッド・サッシの多くは、雨仕舞がいいというサッシは少なかった気がしますし、その後改善されたと言っても過言ではありません。そういう点では、この時代特に悪かったということではないと思います。

あと、このサッシの問題としては、バランサーと建具とを連結する鋳物のピボットバーが破損するということがありました。

内蔵しているコイル・バランサーは消耗品ですから、そのうち交換を余儀なくされるのですが、ピボットバーは壊れることをあまり想定していない部品ですから、調達するのは少々厄介です。(このピボットバーは、全く同じ形状のものが北米でも見つかりません)

まあ、いざとなったら国内で特注生産してもらうということも可能ですから、何とかなると思いますがそれなりの費用は掛かります。何れにしても、美しい輸入住宅をお客様が維持していく為に、私たちも力を貸していきたいと思っています。

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リビング上のロフト空間

ロフト・スペース

大分市で建築中のレンガ積み外壁の輸入住宅、U邸。

構造体を造る建方工事が完了し、次はサッシ付けという段階になっています。

屋根は、矩勾配(かねこうばい)と呼ばれる45度の急角度で上がっています。

その角度で家を造ると、2x4工法では屋根裏空間が広く取れます。

それは、日本の在来工法だと屋根梁(ヤネバリ)と呼ばれる大きな屋根の支えがいくつも必要となりますが、2x4の木造工法だと屋根が構造の一部とならない為構造材が屋根裏空間を潰してしまうことはないからです。

屋根裏部屋って、山小屋のような感じがして何故かワクワクしてきませんか?そして、こちらはロフトという形で造りますから、下にあるリビング空間を見下ろすことが出来るようになっています。

リビングの上にもう1つ三角屋根の部屋がある感じですから、リビングはより広く見えますよね。こじんまりした間取りでも、それなりに広く感じるようにするのは、こうした仕掛けが隠されている為なんですね。

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白だけでなく、黒もあります

ミルガード用ロックレバー

樹脂サッシで有名だったミルガード(Milgard)。

現在は、日本でサッシ自体を販売していませんが、昔は樹脂サッシの他にアルミサッシもたくさん施工されていました。

そんなミルガードですが、アルミサッシの窓をロックする為に使われていたロック・レバーが経年劣化で壊れることがあります。

そういうトラブルを抱えたお客様からロック部品の調達をご依頼頂くことがあるのですが、今までお問い合わせを頂いたのは白いロック・レバーでした。

アメリカ製のサッシと言えば白いサッシが定番ですから、それも道理だと思うのですが、今回調達したのは黒いロック・レバーでした。色が違うだけで、形状やサイズは全く同じ。でも品番は違うんですよ。

こうしたロック・レバーは、右用のライトハンドと左用のレフトハンドが存在しますから、それも発注前にちゃんと確認しなければなりません。

ミルガードのアルミサッシも20年くらい前に施工されたという輸入住宅が多いですから、こんな古い窓のパーツが壊れて防犯をどうしようと困っているお客様はいらっしゃるように思います。北米ではまだ部品を手に入れることが出来ますから、安心して下さいね。

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糸を交換すればOKというものではありません

糸切れしたチャネルバランサー

輸入のシングルハング・サッシ(下窓が可動する上げ下げ窓)に取り付けられているチャネル・バランサー。

これが正常でないと、窓を開閉することが出来ません。

多くの場合、不具合の原因は建具を持ち上げている糸が切れてしまうというものですが、お問い合わせを頂くお客様の中には、糸だけを交換したいという要望の方もいらっしゃいます。

確かに不具合のあるバランサーを見てみると、糸が切れている以外特に不具合がないように見えますから、そう考えるのは道理かも知れません。

でも、糸がつながれていたバネも長年の使用で引っ張り強度が落ちてきていますし、糸を巻き上げる小さな滑車も動きが悪くなっている場合が多いのです。こういう時、糸を換えたからといってまた10年使い続けられるという訳にはいきません。

また、左右のバランサーが、正しい糸の長さで作られていなければなりませんから、適当に糸を付けてしまうと窓の左右バランスが崩れてしまいます。

勿論、DIYでメンテナンスをすることはいいことですが、部材がどんな意図で作られているか、どう修理するのが道理に合っているかをお考え頂きたいと思います。どんなバランサーでもいろいろな部位が悪くなってきていますから、基本は左右同時にパーツごと10年くらいで交換して下さいね。

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