お知らせ : ページ 238

網戸を固定しておくクリップです

網戸の固定部品

お客様曰く、インシュレート(Insulate)社製の樹脂サッシだとおっしゃられますが、はっきりとは分からない為、窓メーカーは不明の状況ですが、窓部品の相談を頂きました。

内側に網戸が付けられていますから、オーニングかケースメントのサッシだと思いますが、網戸の固定用クリップが欲しいとのことでした。

写真をご覧頂いた通り、樹脂が少し黄ばんできており取っ手となる部分も欠落している感じです。

まあ、樹脂ですし窓には紫外線も当たりますから、劣化は致し方ないところだと思います。

ただ、こんな小さな部品でも大きさや形状によって部品の種類が異なります。ですから、お客様には部品の形状や寸法を確認して頂いて、ようやく海外の部品メーカーへ見積依頼をすることとなります。

それでも、何十年も前の部品類でも探せば手に入る状況というのは、北米の輸入サッシならではのことだと思います。手間や費用は少々掛かりますが、ちゃんと直せる輸入住宅って素敵だと思いませんか。

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レンガ積みの荷物を運びます

レンガ積み用の荷物

何やらトラックにゴミを積んで捨てに行くように見えますが、実はこれら全て外壁のレンガ積みをする際の道具や材料なのです。

自転車は、カナダのレンガ職人が宿泊先から現場まで通う為に必要ですし、モルタル・ミキサーはレンガを積む際の目地を練るのに使います。

また、この中にはラダーと呼ばれる横鉄筋や目地のモルタルや水を運ぶバケツ、レンガを切る為の電動カッターなども積んであります。

いつもだったらこれらを近くの現場へ持っていくだけなので、一度に全部運ぶことはありませんが、今回は遠く大分の現場ですから気合いを入れて全て積み込まなければなりません。忘れ物はないか、ちゃんとチェックしたつもりですが、もし忘れたら現地調達しかありません。

今晩これらを積んで名古屋を出発して、明日のお昼頃には大分市の現場に到着出来る予定です。その後荷物を降ろして、大北空港までレンガ職人たちを迎えに行きます。

翌朝には現場で仕事の段取りを打合せして、少し仕事を見たらミッション終了。16日の遅くか17日の未明には、名古屋に帰ってくるつもりです。

あとは、強い台風18号の状況次第です。因みに、外壁のレンガ積みの施工はこれから1ヶ月間続きます。その様子は、逐次報告しますね。

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バランサーが露出したら、交換が必要

脱落したミルガード用バランサー

昨日に引き続き、ミルガード(Milgard)の樹脂サッシについてのご相談です。

今回は豊明と瀬戸にお住まいの方からなんですが、どちらも上げ下げ窓のシングルハング・サッシに不具合が生じました。

写真をご覧頂いた通り、両サイドの窓枠内にバランサーが露出しています。本来バランサーは、建具(障子)の両側に装着されていて、建具が上下するのと一時に上下しますから、その姿は通常見えません。

でも、10年程度使っていると、バランサーに内蔵されたバネが弱くなったり、建具を吊っている糸(ヒモ)が切れたりして、その機能が損われます。そうなった時、建具からバランサーが外れて、下に落ちてくるという訳です。

こうなる前に何らかの兆候はあったとは思いますが、お客様によっては気付かないなんてこともあるでしょう。何れにしても、こうなったら窓を開け閉め出来ませんから、バランサーの交換を早めにするようにして下さい。

通常輸入サッシの部品は、国内には在庫がありませんから、北米から取り寄せるにしても2ヶ月程度は掛かってしまいます。その間、窓は閉めたままとなりますから、あまり気持ちのいいものではないですよね。

勿論、バランサーを新しいものに交換すれば、新築時と変わらない開け閉めが可能となりますから、また清々しい外気が入ってきますよ。因みに、こうした不具合は、他の輸入サッシ・メーカーでも同じです。

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これを手に入れるのに、1年以上掛かりました

ミルガード用ウェザーストリップ

こちらの写真は、昨日入荷してきた輸入サッシの気密パッキン材であるウェザーストリップ。

参考にとお客様から提供頂いた既存品のウェザーストリップと断面を比較しても全く同じです。

このウェザーストリップは、ミルガード(Milgard)のケースメントやオーニング・サッシの建具(障子)に装着されていたものなんですが、窓メーカーでは古いタイプのウェザーストリップの供給はしないと断られ、部材メーカーをいろいろ当たっていました。

20年も前に施工されたサッシの部品ですから、供給出来ないというのも分かりますが、どこで手に入るかくらい教えてくれてもいいと思うんですけどね。

何れにしても、いろいろな処を当たってやっと見つけたのが、このパーツ。でも、メーカーは大量のロットで購入しないと売らないということで、お客様にもご迷惑をお掛けしました。

最初に相談頂いてから1年以上の時間が経ってしまいましたが、見つかっただけでもラッキーでした。この量なら、30年以上消耗品の交換には困らないかも知れません。どうぞ大切に使って下さいね。

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バネが弱ったら、交換しましょう

下がり気味のドアレバー

こちらは、名古屋市にお住まいのお客様の処にあるリビングドアですが、長くお使い頂いたようで少しドアレバーが下がってきています。

開け閉めした際のレバーの戻りも悪くなってきていて、恐らくドアレバー内部のスプリングが弱ってきている感じです。

ドアレバーは、丸いドアノブに比べて常に重さの負荷が掛かります。その分バネへの負担も大きいですから消耗も早いかも知れません。

こういう場合、内蔵されたバネだけを交換したいという問い合わせの方がいらっしゃるのですが、ドアノブ・メーカーはバネだけを供給してくれることはありません。

メーカー曰く、長年の使用でバネ以外の部品も経年劣化を起している為、バネを交換してもその他もすぐに悪くなる状態だから、ドアノブ自体を交換すべき時期にあるとのこと。

勿論、ドアレバーだけでなく、ドア・ラッチと呼ばれる爪を出し入れする部品のバネも定期的に交換が必要ですから、本体と一緒に交換するのが基本です。

こちらの製品は、クイックセット(Kwikset)社のコモンウェルス(Commonwealth)というものですが、私共でも少し在庫をしていますから、比較的簡単に交換手配をすることは可能です。

ドアノブ・メーカーによってはすぐに手に入らない製品もありますが、早めに相談頂ければ支障が出る前に交換が出来ますので、放置しないで連絡をして欲しいと思います。

輸入住宅の資材の多くは、修理や交換をすれば直るものばかりです。高品質な家を長く愛する為にもしっかりと手直しをして下さいね。

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バランサー交換に岡山へ

岡山の吉備津神社

インシュレート(Insulate)社製樹脂サッシのバランサーを交換・修理する為に、日帰りで岡山に行ってきました。(とは言っても、帰ってきたのは次の日の午前1時過ぎ・・・トホホ)

当初は、窓のバランサーのみをお客様に宅配でお届けするというお話だったんですが、バランサーを外せたはいいが、どうやって新しいものを取り付ければいいか全く分からないといことで、急遽それを持って取り付けに伺うことになったのでした。

名古屋から岡山までは、高速を直行で約4時間。でも、所々で渋滞もあれば、トイレや食事の休憩、ガソリンの補充も必要です。その為、到着までには6時間以上を要することとなりました。

お客様は地元の工務店さんだったのですが、輸入住宅のリフォームを頼まれた際に輸入サッシの不具合も直して欲しいと言われて、ようやく私共を探し当てたという感じだったようです。

ですから、下請けのサッシ業者さんも大工さんもサッシの構造や施工方法について全く分からず、下手なことをして失敗することがあれば、それこそ大変ということで施工までお願いされたのでした。

輸入サッシを熟知した私共なら、バランサー以外に必要となるかも知れないパーツや道具なども事前に準備して施工することが可能ですが、やったことがない人ではいざとなって何があるか分かりません。

そういう意味では、私たちのような専門家に任せて頂くことは賢明ではありますが、あとは時間や距離があっても仕事をしてくれるという私たちのような変わり者がいるかどうかです。

でも、全国には今回のように困っていらっしゃるお客様がたくさんいらっしゃるでしょうから、費用と時間を覚悟頂けるのであれば、何とかしてあげたいというのは人情ですね。

写真は、作業が終了した後、参拝させて頂いた吉備津神社の拝殿前。さすがに国宝ということもあって、素晴らしいケヤキの柱でした。(桃太郎にもゆかりのある有名な神社です)

こんなふうに、長く愛されるような輸入住宅が少しでも残っていってくれることを願ってお参りさせて頂きました。

<関連記事>: チャネル・バランサーは、糸が命

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意外に使えそうです!

ダブルハング用ピボットバー

以前ノード(Nord)社のアルミクラッド・ダブルハング・サッシに付いているピボットバーの破損の相談があったという記事を書かせて頂きました。

その代替の新しい部品は、形状こそ似ているけれど、寸法に多少の違いがあるので取付けが大丈夫だろうかと心配していましたが、その部品が昨日届きました。

そこで、早速破損した古いピボットバーと比べてみました。新しい部品の方にカメラが近かったせいか、古い部品が小さく見えるかも知れませんが、ほぼ似たようなサイズと言っていいでしょう。

一番キーとなる寸法は、部品の底盤から突起までの高さ。それから、突起部分の先端の形状です。結論から言えば、どちらの寸法もほぼ同じ。

これならこのピボットバーを建具に装着しても、窓枠までの距離は同じに保てますし、窓枠側のコイル・バランサーにもうまく挿入出来ると思います。

建具にビス留めする為の穴の位置は微妙に違いますが、それ自体は然程問題にはなりません。だって、ビスの位置を変えるだけですから。国内の金属加工業者さんにお願いして、特注で同じものを作ってもらうことも考えましたが、これなら十分代替え可能ですね。

古い部品が手に入らなくて困っていらっしゃるお客様も多いかと思いますが、私たちなら代替えになるパーツを探せるかも知れません。輸入住宅を諦めないで、どうぞ修理・メンテナンスをしていって下さい。高品質な家を、きっと長く愛せるはずですから・・・。

<関連記事>: 製造ロットの不良かも・・・? (2017年7月5日)
<関連記事>: 交換用のコイル・バランサー (2017年9月18日)

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ロウリュも可能なサウナ用電気ヒーター

北欧製電気ヒーター

サウナ・ストーンに手酌で水を掛けて、サウナの体感温度を一気に上げるロウリュは、サウナ好きにはたまらないですよね。

ヒーターによっては、水を掛けないで下さいという注意書きがあるサウナもあるようですが、あの熱い蒸気がないとサウナに入った気がしないという人も多いはず。

現在、静岡県の方とお話を進めているシダー製の樽型サウナでは、薪式のストーブ以外に北欧製のこの電気ヒーターの設置も検討頂いております。

電気であれば、通常水は大敵なんでしょうが、このヒーターは水を掛けることを前提に作られていますから、全然平気です。また、ヒーターの背面や底部分は、然程熱くならない構造となっている為、木に近い場所への設置も大丈夫。

ヒーターの中にはサウナ・ストーンが15kgくらい入りますから、熱量的にも十分な力を発揮します。ヒーターには、スイッチの他に温度調節やタイマーも内蔵していますから、サウナに入りながら自分に合った環境に調節することも可能です。

水を掛けても壊れない耐久性の高い北欧製の電気ヒーターを使って、皆さんの家でもファミリー・サウナを楽しんでみては如何でしょうか。屋外設置の樽型サウナだけでなく、室内型のサウナの施工も可能です。

<関連記事>: 屋外サウナは如何でしょうか? (2015年5月12日)

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玄関ドアが閉まらない、鍵が掛からない!

輸入玄関ドアのストライク

輸入住宅の玄関ドア・勝手口ドアに限らず、国産のアルミドアでも鍵が固くなったり鍵が掛からなくなったりするトラブルは発生します。

新築時にはちゃんと閉めることが出来たのに、最近はコツがいるようになったとか、季節によって状況が違うとかありませんか?

多くの場合そうしたトラブルは、ドアの重さによって徐々にドアが傾いてきたことによって、ラッチの位置がストライク(ラッチを受ける側の金物)の穴の位置とずれてしまったことにあります。

また、重量のあるドアを一日に何度も開け閉めしますから、その開閉を支えるドア・ヒンジ(蝶番)も徐々に擦り減っていきます。それがひどくなるとドア自体が下がっていきますから、同様にラッチの位置が変わってしまい、鍵が掛からなくなることもあるんです。

今回名古屋市名東区で相談頂いたこのお宅の写真をご覧頂くと分かりますが、デッドボルト(デッドロックとも言います)のロックバーによって付いた傷の位置が、ロックラッチのストライクの穴の位置の中心ではなく、随分下の方に寄っています。

現在、ロックバーは穴の縁に擦っている状態で、穴にはバーが辛うじて刺さるようですが、相当力を入れないとロックの開閉が難しくなってきています。

これをこのまま放置すると、ロック・シリンダーに無理な力が加わってロックが破損してしまったり、ロックバーが穴に全く入らなくなったりしますから、防犯上大きなリスクとなりかねません。

勿論、ロックラッチだけでなく、ドアハンドルのラッチも掛からなくなってくれば、ドアラッチも破損してしまいます。

こういう場合簡易に直すのであれば、ストライクの位置をラッチの位置に合わせるという調整方法がありますが、ドア枠側をノミで削らなければいけませんから、傷が見えてしまうことを覚悟しなければなりません。

ただ、これはあくまで短期的な調整ですし、何度も繰り返すことは出来ません。ドア枠を傷めずに修理する為には、擦り減ったヒンジを新しいものに交換すると共に、傾いたり下がったりしたドアを正しい位置に戻してやることが必要です。

もしラッチやハンドルも消耗しているようであれば、輸入ドアの専門家に一緒にお願いして交換・調整してもらうようにして下さい。

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木製ドアを白く塗り直そう!

塗装が劣化したシンプソンの玄関ドア

輸入住宅の玄関ドアと言えば、シンプソン(Simpson)やノード(Nord)社の木製ドアが昔は定番でした。

国産のアルミドアと比べて、重厚感や高級感が格段にあるのですが、屋外で太陽光や風雨に曝される為、そのメンテナンスに気を付けなければ10年で傷んできてしまいます。

多くの住宅メーカーや工務店は、外部用の木部塗料についての知識が乏しく、適切な塗料が使用されなかったことも、劣化を招く原因でした。

三重県四日市市にあるこちらの輸入住宅でも同様のトラブルが発生し、茶色のペンキで木目を潰した塗装が行われました。一旦木目を潰してしまうと、美しい木目はもう二度と蘇りません。

そういう場合、またこげ茶の塗料で塗ってしまう人が多いですが、薄汚れた感じだけが残って、木製ドアの素敵なデザインは薄れてしまいます。

シンプソンのシャトーミッシェル

そんな時、私たちは真っ白や赤やブルーグレーといった色の水性塗料で塗ることをお勧めしています。今回も下地を目立たなくする為の下塗りを1回塗ってから、パラペイントの上塗り(ツヤあり)を2回塗りました。

以前の汚い茶色の玄関ドアと比べて、明るく清々しく感じられるようになりました。勿論、ハンドルやドア・ヒンジ、ウェザーストリップなどのパッキン材も全て新しいものに交換しています。

玄関は、人間で言えば顔になります。常に美しくいい状態にしておくことこそ、運気を上げるポイントです。

関連ページ:パラペイント

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