ちょっとログハウスみたいでしょ

ちょっとログハウスみたいでしょ

中折れ屋根

急勾配の屋根が、途中で折れ曲がって緩い勾配の屋根に変化するデザインの中折れ屋根。

カナダでは、ルーフデッキ(屋根付きのウッドデッキ)付きのログハウスなどで使われる手法ですが、日本ではあまり見かけない屋根ですよね。

途中で折れ曲がっている形状ですが、それでも屋根は一体のものとして繋がっていますから、国産のカラーベストのようなコンクリート板の屋根材や瓦では曲がりの部分の納まりがきれいに出来ません。

それに引き換え、北米のアスファルトシングル葺きは、柔らかなグラスファイバー入りのアスファルトで成型された薄い素材で出来ていますから、簡単に曲げることが可能です。だから、こんなに美しいデザインの折れ屋根が出来るという訳です。

勿論、屋根材は上から下まで連続して施工されていますから、防水性でも弱点はありません。ただ、折れ屋根で気を付けたいのは、緩い勾配にする時の防雨性能。あまり緩すぎる勾配だと、強い雨風が吹き上げた際に中に雨が侵入してしまう恐れがあります。

ですから、勾配は最低でも3.5寸(長さ10に対して高さ3.5の比率で上がっていく)勾配にしなければなりません。

屋根瓦に比べて格段に軽く地震にも安全ですし、条件はありますが一生保証という屋根材は、私たちが使うアスファルトシングルしかありません。(将来の屋根の塗り替えも、基本不要です)

こうして私たちのレンガ積み輸入住宅(大分市)は、出来ていきます。

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