お知らせ : ページ 167

今日も一日修理三昧

ガラス交換中のミルガード・サッシ

今日は、愛知県扶桑町の輸入住宅で、いろいろお願いされた修理や防犯対策をやってきました。

防犯対策は、玄関ドアにデッドボルトをもう1個追加してダブルロックにしたり、勝手口ドアにガードプレートを装着したりという仕事でした。

その他にもたくさんの作業を行ったのですが、その中の一つが輸入サッシのガラスと開閉金物の交換でした。

ペアガラスを交換したのは、ミルガード(Milgard)社のボウウィンドウに付いているケースメント・サッシ。ペアガラスの中が曇って、周囲には錆びも出てきています。

ガラス押えを慎重に外して、ガラスが割れないようにペアガラスを取り外した様子が、この写真。建具枠の中に溜まった砂や汚れを丁寧に掃除して、いざ装着という状態になった建具はなかなかきれいでしょ。

この後、雨が入らないようにいくつかの防水処理を施してから、建具に新しいガラスを装着した上で、更に屋外側のガラスの周囲にも防水処理を実施します。単純にガラスを交換すればそれで終わりという訳ではありませんから、結構手間・暇が掛かります。

また、これを窓から一人で外し、一人でまた装着するのって、結構な重労働ですし、サッシを落下させでもしたら大変なことになりますから、慣れや経験は重要です。

<関連記事>: 建具枠に隠れていた部分のガラス (2019年8月3日)
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ようやくお届け出来ます

台風被災地への出荷

千葉県を襲った台風15号の強風で半円窓のガラスが割れたという記事を以前書かせて頂きました。

当初は、ペアガラスのみの交換で対応しようと考えていたのですが、ガラスを窓枠に固定する為のエッジの部分が大きく破損していた為、サッシそのものを交換すべきということになりました。

保険会社から保険金が下りるという確約が出て、そこでサッシを手配するという形になりましたので、被害を受けてから発注までの時間が少々掛かってしまいました。

新しいサッシの大きさは、ほぼ既存のサッシと同じ。半円窓の下にあるコンビネーション・ウィンドウは、シングルハングにしましたから、フレームの入り方も多くなり、風にも少々強くなった気がします。

ただ、半円窓自体は大きな一枚ガラスを二重にしたペアガラスですから、風の影響をこれからも受ける可能性が高いかも知れません。

ただ、今回サッシのガラスの周囲には、防水コーキングを少し多めに打っておきましたので、窓枠とガラスとの接触は強固になったと思います。

人間が作るものですから自然には勝てませんし、今後同じような台風が来ても耐えられるかどうかは分かりません。でも、そういった状況でも自然に立ち向かい、またおうちを復旧させるという熱意があるのが人間です。

今回お客様の元に出荷したこの大きなサッシにも、どうか頑張ってもらいたいと思うばかりです。

<関連記事>: 台風被害の輸入サッシ (2019年10月16日)
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ドア枠を少し削りました

玄関ドア枠の加工

輸入住宅の玄関ドアの防犯対策として、ドアにガードプレートを装着することを推奨しておりますが、ドアの飾り枠であるブリックモールディングがガードプレートの爪に干渉してくることがあります。

ブリックモールディングの取付け位置が、ほんの少し外側であれば問題はないのですが、そうでない場合が結構あります。

こちらのお宅は、以前ガードプレートを装着したのですが、ドア枠との隙間が殆どなく、ギリギリ当たらないといった状態でした。

ただ、数年経ってドアが若干傾いてきたせいか、ガードプレートが飾り枠に擦るようになってきましたので、今回飾り枠を数ミリだけカットしてガードプレートがドア枠に当たらないように加工しました。

ドアヒンジを交換してドアの位置を調整する方法もあるのですが、ギリギリ当たるか当たらないかといった状況ですから、湿気の多い時期や雨がドアに当たった次の日などは、どうしてもドアが膨張して当たってくるかも知れません。

そこで、今回はドア枠の方を削ることで、そうした気候にも対応出来る状況にしたという訳です。今回、ドア等を塗装する予定ですから、削った場所も一緒にきれいに塗装します。

日頃からこうした調整やメンテナンスをすることで、輸入住宅の使い勝手を改善したり、防犯対策を強化したりすることが出来ますから、数年に一度は手を入れたいものですね。

<関連記事>: そろそろ年末の防犯対策を! (2017年11月29日)

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輸入サッシのロックハンドル

輸入サッシ用カムロック

こちらの写真は、先日入荷してきたロックハンドルです。

横に開いていくケースメントサッシや下が開くオーニングといった窓に取り付けるロック用金物ですが、お客様のおうちに施工された輸入サッシがどのメーカーかは分かりません。

まあ、サッシメーカーが分からなくても、汎用部品が多く使われる輸入サッシですから、その部品だけが特定出来れば問題なく調達することは可能です。

今回もデザインやサイズ・色をお客様に確認頂き、同じものをアメリカから取り寄せることが出来ました。アメリカの窓パーツは、20年経っても同じものが作られていますから、ほんと便利ですよね。

でも、調達先がないというお客様や住宅メーカーにとっては部品の確保は至難の業ですから、どうしていいか途方に暮れるのも分かります。

何れにしても、ロックが出来ない状況はこのご時世では不安ですから、出来るだけ早めに交換部材を手配するようにしたいものです。年末は泥棒や空き巣が増えるシーズンということも、懸念材料です。

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久しぶりのお休みでした

愛岐トンネル入口

昨日、公開が最終日となった愛岐鉄道トンネル群を見に行ってきました。

友人から先週はまだ紅葉していないとの情報がありましたので、丁度いい頃合いだろうと思っていましたが、なかなかいい感じでした。

ただ、写真の場所は、日当たりがいいせいか紅葉している木が写っておらず、赤や黄色の葉っぱがあまりないのはご勘弁を・・・。

大正時代に整備され、60年程度で廃線となった鉄道ですが、線路があったところを歩いていると靴底は真っ黒になり、何故か鼻の中も黒いススが付いておりました。廃線から50年も経っているのに、まだ蒸気機関車の黒いススが付くなんてすごいですね。

トンネルは比較的小さなレンガを5重にも丸く積んで出来ているそうですが、多少の劣化はあるものの殆ど傷みがない状態で、レンガ積みの耐久性をしみじみ感じました。

それにしても、トンネル群というだけあって、いくつものトンネルが連なっている訳ですが、これを造った当時の人の技術と労力には頭が下がります。これをうまく利用して、遊歩道やサイクリング・ロードにしたら、結構流行るように思いますが、どうなんでしょうね?

その後、JRに乗って家の方に向かう途中、守山にあるアサヒビールの工場見学に参加して、隅田川ペールエールという限定ビールを試飲させて頂きました。

名古屋で作っているのに隅田川って、ちょっと変ではありますが、アサヒの創業地が隅田川周辺ということだそうです。あ~、美味しかった。

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ウェザーストリップが劣化した木製ケースメント

ウェザーストリップが劣化した木製ケースメント

サッシ・メーカーは分かりませんが、ログハウスに設置された輸入の木製サッシのウェザーストリップが破れてきました。

クランクハンドルを回すと開いていくケースメント・サッシですが、柔らかな樹脂で出来ている為、どうしても劣化してきます。

柔軟性を利用して隙間を埋める気密パッキン材ですから、どうしても柔らかな樹脂に頼らざるを得ません。

ウェザーストリップは、15年程度で交換すべき消耗品ではありますが、あまり気に留められることが少なく、気が付いた時には劣化が進んでいるといったケースが殆どです。

ただ、こうしたウェザーストリップは、窓メーカーによって全く違うものが取り付けられており、種類も様々な為サッシ・メーカーから調達出来ないという状況では、手に入れるのが難しいかも知れません。

勿論、どうしても同じでなければいけないということではありませんが、サッシの形状に合ったものでなければ、機能や耐久性が十分発揮されないこともあります。

ウェザーストリップは、気密以外に防雨・防水・防風といった機能もありますから、出来るだけいい状態に保っておきたいものですから、日頃から注意しておくことが大切です。

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お部屋や玄関にあると便利かも・・

シェルフ付きミラー

こちらの鏡は、ハンドペイントされた輸入のシェルフ付きミラー。

幅は約60cm、高さは約40cmと小ぶりではありますが、小さな棚が付いていて、化粧品を並べたり、鍵やタオルを引っ掛けたりすることも出来て便利です。

ちょっと小さめですから、自分の部屋に付けて化粧を整えたり、玄関先で身だしなみのチェックをしたりと重宝すること間違いなし。

こうした輸入のミラーで、少しおうちをオシャレにしたいというお客様にはピッタリかも知れませんね。

アメリカからの送料を入れても2万円(税別・国内送料別)程度で手に入りますから、インテリアのアクセントに如何でしょうか?。

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プラスチックだから割れますよね

割れたサッシュ・ストップ

こちらの写真は、昔国内で生産されていたボレアル・ウィンドウのダブルハング・サッシ。

今はこの会社もありませんから、なかなか交換部材を手に入れるのは大変ではありますが、大阪のお客様から壊れた部品が手に入らないかという相談を頂きました。

壊れたものは、サッシュ・ストップと呼ばれるもので、建具が許容範囲を超えて降りないようにする為のストッパーです。

サイドレールの溝にはめ込んで装着するだけの簡単な部材ですが、意外と丈夫で長く壊れることはありません。ただ、プラスチックで出来ていますから、何か物が当たったりすると衝撃で割れてしまう場合もあるようです。

こうした部材は、部品を製造している海外メーカーでもなかなか販売していないことが多く、手に入れるのが厄介な品物です。私たちは、全く同じものを調達ルートを通じて手に入れることが出来ましたが、破損しないように注意頂くことが必要です。

でも、こんなものでもないと困ってしまいますから、こうして入手出来たのはラッキーかも知れませんね。

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ドアの下がりや枠への干渉を調整しよう

ドア調整した輸入の木製玄関ドア

昨日、浜松の輸入住宅へ伺って、ミルガード(Milgard)製アルミサッシのバランサー交換とマーヴィン(Marvin)の建具交換を行ってきました。

また、木製の輸入玄関ドアも長年の使用で、ドアが敷居に当たってきたり、ドアがドア枠に干渉するようになってきましたので、その調整も行いました。

元々、開口部の寸法が適正でなかったという状況で、ドアを削って開口寸法に無理やり合わせたような跡もあり、ドアとドア枠との間に十分なクリアランスが取れていなかったということが根本的な問題でした。

ですから、ドアが重さでハンドル側に倒れ込んでくる状態になると、すぐにドアの上端がハンドル側のドア枠に当たってきます。また、ドアヒンジも擦り減ってくると、ドア下が敷居に当たってきてしまいますから、ドア全体の建て起こしを調整する必要が生じていました。

こうしたことは、自然の摂理で起こることですから、どんなドアでも起こることですし、そうした状態を放置すればドア自体が損傷するだけでなく、ドアの開閉や鍵の施錠にも問題を生じます。

今回、ヒンジを交換しながらドアの水平垂直を適切に調整しただけでなく、ドアの位置もヒンジ側に少し寄せるということを実施しました。

また、気密パッキン材であるドア枠のウェザーストリップも交換して、冬場の冷たい外気が室内に入らないようにメンテナンスしました。

家というものは生き物ですから、周囲の環境や暮らし方によって常に動き変化します。そういう変化を手入れをしながら常にチェックしていれば、大きな問題に発展する前に対処することも可能です。

10年毎の定期的なメンテナンスとは別に、毎日1ヶ所簡単な手入れをしてやることで、きっと家は長持ちすると思いますよ。

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冬の間に窓修理

雨漏れしたコルビーアンドコルビーのケースメントサッシ

こちらの写真は、コルビー & コルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)社のケースメント・サッシの建具(障子)です。

ご覧のように木枠の一部がビスで留められた状態になっていて、以前何らかの加工・修理が行われたことが分かります。

お客様曰く、随分前に雨漏れがあって、木が腐ってきた為にその部分を外して、新しい木を加工して継ぎ足したとのことでした。

確かにその時は建具が直ったと思われたのですが、雨漏れの原因である屋外側の防水処理がなされないままで修理を完了した為、また同じように木が腐ってきてしまいました。

写真の部分は建具の下枠のところで、ペアガラスの隙間から入った雨がこの枠の中に溜まってしまいます。ですから、木枠の中から腐ってきます。表面が黒ずんだり、柔らかくなってきたりした時には、既に枠材はボロボロになっている状態です。

このサッシ・メーカーは、今もアメリカに存在しますが、体制が以前のままではないようですし、建具を新しく作ってもらう為には相当な費用も掛かることから、木枠を加工・防水塗装をして修理することを選択しました。

勿論、ビスを露出させた状態で木枠を組んだり、屋外の防水処理をしないで修理を完了するなんてことはやりません。出来るだけ以前の美しい状態に近い処まで持っていって、雨漏れのリスクが少しでも軽減されるようにして差し上げたいと思います。

ただ、建具の構造的な欠点まで直すことは出来ませんから、これからもガラスの周囲などの点検を怠らないようにして頂きたいと思います。(原則は、メーカーに新しい交換建具を用意頂くのが一番です)

雨が少ない冬場は、サッシュを外して修理する絶好のタイミングです。輸入サッシのメンテナンスが必要な方は、是非このシーズンに直しておいて下さいね。

<関連記事>: 木が腐っていたとは思えないでしょ (2019年5月26日)
<関連記事>: 防水処理したケースメントサッシの建具 (2020年1月11日)

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