ドアの下がりや枠への干渉を調整しよう

ドアの下がりや枠への干渉を調整しよう

ドア調整した輸入の木製玄関ドア

昨日、浜松の輸入住宅へ伺って、ミルガード(Milgard)製アルミサッシのバランサー交換とマーヴィン(Marvin)の建具交換を行ってきました。

また、木製の輸入玄関ドアも長年の使用で、ドアが敷居に当たってきたり、ドアがドア枠に干渉するようになってきましたので、その調整も行いました。

元々、開口部の寸法が適正でなかったという状況で、ドアを削って開口寸法に無理やり合わせたような跡もあり、ドアとドア枠との間に十分なクリアランスが取れていなかったということが根本的な問題でした。

ですから、ドアが重さでハンドル側に倒れ込んでくる状態になると、すぐにドアの上端がハンドル側のドア枠に当たってきます。また、ドアヒンジも擦り減ってくると、ドア下が敷居に当たってきてしまいますから、ドア全体の建て起こしを調整する必要が生じていました。

こうしたことは、自然の摂理で起こることですから、どんなドアでも起こることですし、そうした状態を放置すればドア自体が損傷するだけでなく、ドアの開閉や鍵の施錠にも問題を生じます。

今回、ヒンジを交換しながらドアの水平垂直を適切に調整しただけでなく、ドアの位置もヒンジ側に少し寄せるということを実施しました。

また、気密パッキン材であるドア枠のウェザーストリップも交換して、冬場の冷たい外気が室内に入らないようにメンテナンスしました。

家というものは生き物ですから、周囲の環境や暮らし方によって常に動き変化します。そういう変化を手入れをしながら常にチェックしていれば、大きな問題に発展する前に対処することも可能です。

10年毎の定期的なメンテナンスとは別に、毎日1ヶ所簡単な手入れをしてやることで、きっと家は長持ちすると思いますよ。

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